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第六章
第二百九十三話 ピアノと女神の再会
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時は少し遡る。フォルティシモとクレシェンドが己が策をぶつけ合う中で、聖マリア教おいて女神が降臨されると言われる神前の間に、二つの人影があった。
一つは異世界ファーアースの先住民であるというデーモン種の真実を聞き、この場を訪れたピアノ。
もう一つの影こそ、聖マリア教が信仰する女神マリアステラである。
ピアノは彼女を見て美しい、と思った。輝くような金髪に、どんな景色よりも美しい虹色の瞳、染み一つない真っ白な肌、芸術のような造詣。
ピアノの前に現れた少女はリアルワールドでピアノが死亡した時、奇跡によって語り掛けてきた、あの美しい少女そのままだった。何もかもを見通す虹色の瞳にピアノが映っている。
「こうして会うのは、転移、いや私は死んだから転生になるのでしょうか? それ以来ってことで良いんですか?」
ピアノの前に現れた虹色の瞳を持つ少女、女神マリアステラはオーバーリアクションで笑って見せた。
「んー、どっちだろうね? 私はジャンルに拘らないし、楽しければそれでオッケーだから、どっちでも良いと思うけど」
「本当のことを言うと、私はずっと、あなたに会うのが怖かったです」
「私が語り掛けに答えて降臨したことを、不思議に思わないの?」
ピアノはキュウと仲が良い。少なくてもピアノ側からは、キュウと良好な関係を築けていると思う。
ピアノのリアルは指一本自由に動かせない、ベッドに寝たきりの現代の奇病患者だ。けれどももし普通に学校へ通っていたら、キュウみたいな友人と楽しく過ごせたら良いと思うくらいには仲が良好だ。だからキュウが女神マリアステラと出会った時の話を、キュウの記憶が許す限り細部漏らさず聞くことができた。
「何よりも、まず、私はあなたに尋ねたいです」
「せっかくログインしたんだし、良いよ。何が聞きたい?」
「どうして私を救ってくれたんですか?」
フォルティシモが様々な神戯参加者の情報を得て、戦い、勝ち進む中で、ずっと不思議だった。
ピアノ以外の神戯参加者は、少なくともどこかで神戯に参加するかどうかを意思確認がされている。フォルティシモが受信したメールなんて、その最たるものだった。
ピアノだけが他に選択肢がなく、リアルワールドで死亡したから異世界ファーアースへやって来たのだ。もちろん最初は他にもピアノと同じ事情のプレイヤーがいると思っていたけれど、フォルティシモが異世界ファーアースで活躍すればするほど、ピアノと同じ境遇の神戯参加者は見つからなかった。
その理由は、女神マリアステラしか考えられない。
「そんな理由、一つしかないでしょ? もう分かってるくせに質問するなんてね。簡単だよ。魔王様の動画を見ていた時、一緒に映っていたあなたを見た。その時、私と共に戦っている未来も一緒にね」
女神マリアステラはすべてを視る女神。キュウがすべてを聴くのに対して、すべてを視るらしい。
キュウは耳に意識、彼女によれば魔力を集中させることで異次元の聴力を発揮する。しかしキュウの聴力が何でもかんでも聞き取っていたら、キュウはあっという間にノイノーゼになってしまうだろう。
だから女神マリアステラの視力も、無制限に何もかもを見通せる訳ではないはずだ。
もしも未来や過去を完全に見通せるのだとしたら、それはもう、全知に限りなく近い至高の存在ということになる。戦うという概念そのものが成立しない。
「何だろうって思ってたんだけど、キュウが覚醒した時に分かったよ」
女神マリアステラは指を突き出して、ピアノを指し示した。
「私とキュウの勝負、その勝負に勝つには、魔王様を打倒するプレイヤーが必要。ファーアースオンラインで唯一魔王様に肉薄したプレイヤーピアノ、私と一緒に魔王様とキュウに勝とう!」
ピアノにとって女神マリアステラの返答は、想像通りのものだった。
キュウと女神マリアステラの勝負が成立したと聞いた時から、思っていたのだ。どんな敵だろうが、フォルティシモを、あの最強の男を打倒するなんて不可能だと。
あの最強の男を打倒できるとしたら―――自分しかいないと。
ピアノはどこか自嘲を含んだ笑みを浮かべて、口を開いた。
「“到達者”って言うのも、私のことですか? 他の神戯参加者はみんなアバターのままなのに、私だけはリアルの姿です。これは“到達者”って言うのだからですか?」
「んー、惜しい! それは違うよ! あなたが産まれたままの姿なのは、私が呼んだから。だからマウロもそうだったでしょ?」
フォルティシモが戦った神戯参加者にして死神へ至ったマウロについては、後から話を聞いただけで詳しい容姿までは知らない。
「そこは予想が外れました。ですが、私は、フォルティシモを倒そうって言う気持ちはありません」
ピアノは自分の考えをハッキリと伝えた。
これによって女神マリアステラの不興を買って、せっかく異世界転生して健康な身体を手に入れたのに、それを奪われるかも知れない。
それでも悔いはなかった。
ピアノは異世界ファーアースへやって来て健康な身体で太陽の下を歩き、大勢の人と関わり、楽しいことも辛いこともあったけれど、ピアノのリアルから考えたら絶対に経験できない素晴らしい時間を歩めた。
ここで親友フォルティシモを殺すために、女神マリアステラに協力するつもりはない。
超絶廃課金フォルティシモはプレイヤーたちから嫌悪されていた。
同時に究極廃人ピアノも、毛嫌いする者、嫌悪する者、見下す者などに晒されていたのだ。
難病の検査の時間以外、ずっとログインしてゲームをしているピアノに対して、周囲のプレイヤーの目は厳しいものだった。最初は長いプレイ時間で、いつでも遊べる相手だからと嬉しがるのだけれど、少しずつピアノが強くなっていくと、プレイヤーたちはピアノに言うようになる。
いつも遊んでるから。
ニートだから。
自分たちは仕事があるから。
ピアノだって健康な身体があったら、と反論することもできない。
そんな中で、フォルティシモだけは違った。
VRMMOファーアースオンラインの中の能力だけでピアノを見て、そのピアノに勝つため、リアルワールドで大きな価値のある“課金”を用いて対抗してきた。
これは暗い感情でもあった。
フォルティシモが課金で用意した障壁を、一つ一つ超える度に、ピアノは自分の価値を実感できた。健康な身体を持つ彼らが一所懸命に働いて稼いだ“お金”という力を、難病で寝たきりのピアノが破る。
その究極廃人ピアノと超絶廃課金フォルティシモの戦いは、お互いが持つすべてを賭したからこそ楽しかった。
フォルティシモがピアノを親友だと思っていてくれたように、ピアノもまたフォルティシモを親友だと思っていたのだ。
両親にこれ以上の負担を掛けたくなくて生命維持装置を外すように頼んだピアノは、心の底から親友と呼ぶフォルティシモを殺すくらいなら、喜んで自死を選ぶ。
「私は、フォルティシモに生きていて欲しい。それだけは、あんな私が抱けた、願いなんです」
ピアノは心の中で願う。
フォルティシモへ。
神戯に勝ってくれと。
コミュ障で最強厨で本当にどうしょうもないと思う時もあるけれど、お前は最強で誰にも負けないと。
そしてフォルティシモとゲームで遊ぶのは楽しかったぞ。お前は私の―――俺の最高の親友だったと。
一つは異世界ファーアースの先住民であるというデーモン種の真実を聞き、この場を訪れたピアノ。
もう一つの影こそ、聖マリア教が信仰する女神マリアステラである。
ピアノは彼女を見て美しい、と思った。輝くような金髪に、どんな景色よりも美しい虹色の瞳、染み一つない真っ白な肌、芸術のような造詣。
ピアノの前に現れた少女はリアルワールドでピアノが死亡した時、奇跡によって語り掛けてきた、あの美しい少女そのままだった。何もかもを見通す虹色の瞳にピアノが映っている。
「こうして会うのは、転移、いや私は死んだから転生になるのでしょうか? それ以来ってことで良いんですか?」
ピアノの前に現れた虹色の瞳を持つ少女、女神マリアステラはオーバーリアクションで笑って見せた。
「んー、どっちだろうね? 私はジャンルに拘らないし、楽しければそれでオッケーだから、どっちでも良いと思うけど」
「本当のことを言うと、私はずっと、あなたに会うのが怖かったです」
「私が語り掛けに答えて降臨したことを、不思議に思わないの?」
ピアノはキュウと仲が良い。少なくてもピアノ側からは、キュウと良好な関係を築けていると思う。
ピアノのリアルは指一本自由に動かせない、ベッドに寝たきりの現代の奇病患者だ。けれどももし普通に学校へ通っていたら、キュウみたいな友人と楽しく過ごせたら良いと思うくらいには仲が良好だ。だからキュウが女神マリアステラと出会った時の話を、キュウの記憶が許す限り細部漏らさず聞くことができた。
「何よりも、まず、私はあなたに尋ねたいです」
「せっかくログインしたんだし、良いよ。何が聞きたい?」
「どうして私を救ってくれたんですか?」
フォルティシモが様々な神戯参加者の情報を得て、戦い、勝ち進む中で、ずっと不思議だった。
ピアノ以外の神戯参加者は、少なくともどこかで神戯に参加するかどうかを意思確認がされている。フォルティシモが受信したメールなんて、その最たるものだった。
ピアノだけが他に選択肢がなく、リアルワールドで死亡したから異世界ファーアースへやって来たのだ。もちろん最初は他にもピアノと同じ事情のプレイヤーがいると思っていたけれど、フォルティシモが異世界ファーアースで活躍すればするほど、ピアノと同じ境遇の神戯参加者は見つからなかった。
その理由は、女神マリアステラしか考えられない。
「そんな理由、一つしかないでしょ? もう分かってるくせに質問するなんてね。簡単だよ。魔王様の動画を見ていた時、一緒に映っていたあなたを見た。その時、私と共に戦っている未来も一緒にね」
女神マリアステラはすべてを視る女神。キュウがすべてを聴くのに対して、すべてを視るらしい。
キュウは耳に意識、彼女によれば魔力を集中させることで異次元の聴力を発揮する。しかしキュウの聴力が何でもかんでも聞き取っていたら、キュウはあっという間にノイノーゼになってしまうだろう。
だから女神マリアステラの視力も、無制限に何もかもを見通せる訳ではないはずだ。
もしも未来や過去を完全に見通せるのだとしたら、それはもう、全知に限りなく近い至高の存在ということになる。戦うという概念そのものが成立しない。
「何だろうって思ってたんだけど、キュウが覚醒した時に分かったよ」
女神マリアステラは指を突き出して、ピアノを指し示した。
「私とキュウの勝負、その勝負に勝つには、魔王様を打倒するプレイヤーが必要。ファーアースオンラインで唯一魔王様に肉薄したプレイヤーピアノ、私と一緒に魔王様とキュウに勝とう!」
ピアノにとって女神マリアステラの返答は、想像通りのものだった。
キュウと女神マリアステラの勝負が成立したと聞いた時から、思っていたのだ。どんな敵だろうが、フォルティシモを、あの最強の男を打倒するなんて不可能だと。
あの最強の男を打倒できるとしたら―――自分しかいないと。
ピアノはどこか自嘲を含んだ笑みを浮かべて、口を開いた。
「“到達者”って言うのも、私のことですか? 他の神戯参加者はみんなアバターのままなのに、私だけはリアルの姿です。これは“到達者”って言うのだからですか?」
「んー、惜しい! それは違うよ! あなたが産まれたままの姿なのは、私が呼んだから。だからマウロもそうだったでしょ?」
フォルティシモが戦った神戯参加者にして死神へ至ったマウロについては、後から話を聞いただけで詳しい容姿までは知らない。
「そこは予想が外れました。ですが、私は、フォルティシモを倒そうって言う気持ちはありません」
ピアノは自分の考えをハッキリと伝えた。
これによって女神マリアステラの不興を買って、せっかく異世界転生して健康な身体を手に入れたのに、それを奪われるかも知れない。
それでも悔いはなかった。
ピアノは異世界ファーアースへやって来て健康な身体で太陽の下を歩き、大勢の人と関わり、楽しいことも辛いこともあったけれど、ピアノのリアルから考えたら絶対に経験できない素晴らしい時間を歩めた。
ここで親友フォルティシモを殺すために、女神マリアステラに協力するつもりはない。
超絶廃課金フォルティシモはプレイヤーたちから嫌悪されていた。
同時に究極廃人ピアノも、毛嫌いする者、嫌悪する者、見下す者などに晒されていたのだ。
難病の検査の時間以外、ずっとログインしてゲームをしているピアノに対して、周囲のプレイヤーの目は厳しいものだった。最初は長いプレイ時間で、いつでも遊べる相手だからと嬉しがるのだけれど、少しずつピアノが強くなっていくと、プレイヤーたちはピアノに言うようになる。
いつも遊んでるから。
ニートだから。
自分たちは仕事があるから。
ピアノだって健康な身体があったら、と反論することもできない。
そんな中で、フォルティシモだけは違った。
VRMMOファーアースオンラインの中の能力だけでピアノを見て、そのピアノに勝つため、リアルワールドで大きな価値のある“課金”を用いて対抗してきた。
これは暗い感情でもあった。
フォルティシモが課金で用意した障壁を、一つ一つ超える度に、ピアノは自分の価値を実感できた。健康な身体を持つ彼らが一所懸命に働いて稼いだ“お金”という力を、難病で寝たきりのピアノが破る。
その究極廃人ピアノと超絶廃課金フォルティシモの戦いは、お互いが持つすべてを賭したからこそ楽しかった。
フォルティシモがピアノを親友だと思っていてくれたように、ピアノもまたフォルティシモを親友だと思っていたのだ。
両親にこれ以上の負担を掛けたくなくて生命維持装置を外すように頼んだピアノは、心の底から親友と呼ぶフォルティシモを殺すくらいなら、喜んで自死を選ぶ。
「私は、フォルティシモに生きていて欲しい。それだけは、あんな私が抱けた、願いなんです」
ピアノは心の中で願う。
フォルティシモへ。
神戯に勝ってくれと。
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