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第八章
第三百七十一話 超天空座 後編
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領域『超天空座』の中空に、巨大な黒球が出現する。正確に言えば球体ではなく、光さえも脱出不可能な超重力空間だった。
キュウがつうやセフェールの授業を受けた知識からすると、こんなものが地上に出現したら、その瞬間に地上どころか星そのものが崩壊してしまいそうだ。
それがこうしてキュウの魔術で発生するのは、あくまでも『異世界ファーアースの法則』だからである。故にこの究極の魔術を受けても、エンジェルの男性は死んでいないだろう。
キュウの予想通り、超重力空間が消えた後にもエンジェルの男性の姿があり、キュウを睨み付けていた。
エンジェルの男性も無事ではないようで、片手片足が潰れているし、全身の骨格も歪んだ形になっている。
「星の力を操るというのかっ! どこまでも不遜!」
虫の息である言葉は、キュウ以外だったらほとんど聞き取れなかっただろう。
エンジェルの男性はこれ以上戦える状態ではないはず。今なら彼を殺さずに『イベント空間』から脱出できるかも知れない。
「私は、マリアステラ様とお話がしたいだけです。マリアステラ様は私のことを知っています。取り次いでさえ頂ければ、それだけで良いんです。まずは、この領域を解いてくれませんか?」
「まだ言うか! 背神者が!」
エンジェルの男性は身の丈ほどある槍を虚空から取り出し、満身創痍のままキュウへ向かって突撃して来た。
「天駆」
だがキュウは、エンジェルの男性の攻撃をまるで事前に分かっていたかのように、準備していた魔術で回避する。
エンジェルの男性が驚くのが分かる。
「な、なんだ、この力、まるで、偉大なる―――」
エンジェルの男性が突如、頭を抱え慟哭し始めた。
「不敬! 私は何を思った!? まさか、この卑しい獣と、偉大なる星の女神を比べようとした!? ああ! お許し下さい! 今すぐに浄化いたします! この身のすべてを以て、不浄を消し去る所存でございます!」
エンジェルの男性が何かをしたのか、領域『超天空座』全体が震動を始める。
領域が消滅しようとしているのだ。それは領域、イベント空間を発動させた存在と、その中に取り込まれた者を一挙に消滅させる自爆技。
このままでは内部に居る者は死体さえ残らず消滅してしまう。
キュウは知らないはずだが、知っている知識でそう判断した。
里長タマは『記憶領域を他の神と共有し、完全なコミュニケーションを図る』と言った。もちろんキュウは神ではない。しかしキュウの耳には、この状況で『神々の共通記憶領域』の音が聞こえて来た気がする。
聞こえてしまえば、それが起点となる。
「理斬り」
そして自ら、世界の法則を切り裂く魔技を、神技へ到達させた。
キュウの斬撃は領域『超天空座』を切断する。
気が付いた時には、サンタ・エズレル神殿に戻っていた。
キュウと<青翼の弓とオモダカ>は全員が無事にいるし、つう、セフェール、リースロッテも傍にいる。
そしてエンジェルの男性も、五体満足のままサンタ・エズレル神殿の床に両膝を突いていた。
「戻って来られた? キュウちゃん! 大丈夫か!?」
「はい、私は大丈夫です!」
キュウがカイルたちの無事を確認すると、リースロッテがすごい勢いで近付いて来て、キュウの尻尾を鷲づかみし、ぶんぶんと振り回す。
「い、痛いです、リースさん」
「おかえりなさい。みんな無事で良かったわ」
「いやぁ、本当に無事で良かったですよぉ。キュウに何かあったらぁ、フォルさんが何をするか分からないですからねぇ。太陽神を超える魔王神になってぇ、世界を破壊したりぃ」
キュウはつう、セフェール、リースロッテたちの顔を見回す。彼女たちはキュウを信じて待っていてくれたのだ。彼女たちであれば、すぐに主人へ連絡も出来たのに、それをしなかった。
しなかった?
この中で少なくともリースロッテは、キュウに何かあれば真っ先に主人へ連絡するのではないだろうか。そうしたら主人が飛んで来て、最低限この場に居るはずだ。だからキュウは主人への謝罪の言葉を考えていた。
いや、この考えはキュウの自惚れかも知れない。キュウがちょっと危機になったから、すぐに主人が飛んで来てくれるなんて、主人にとても大切にされていると言うようなものだ。
だからこの状況に違和感なんてない。三人はキュウを信じて待っていてくれただけのはず。
「ば、馬鹿な、一体、何が………?」
エンジェルの男性がふらふらと立ち上がる。
セフェールが<青翼の弓とオモダカ>の全員を一瞬にして治癒してくれていたようで、今度は全員がキュウとエンジェルの男性の間に立ち塞がった。この場にはセフェールがいるので、<青翼の弓とオモダカ>が全滅しても構わないという布陣だ。
キュウとエンジェルの男性の視線が交錯する。
「ひっ!」
エンジェルの男性が後退り、その表情に怯えの感情を浮かべた。
「恐怖? 馬鹿な、何故、恐怖を? 覚えるはずがない。有り得ない!」
「私はっ」
「しゃ、しゃべるな、獣め!」
> キュウ、そこまで“聞かせ”なくても、聞こえているよ
遙か天上からの神託に、キュウとエンジェルの男性の身体が硬直した。
「あ、ああ、ああああああ!」
エンジェルの男性は床に座り込んで頭をこすりつける。それ以上は何も言葉を口にしないし、一切の行動を取ろうとしなかった。
それはもう自死さえもできない、自由意志を完璧に奪われた―――否、すべての意志を偉大なる星の女神へ捧げた者の行為だった。エンジェルの男性は【隷従】を受けた奴隷以上に、心までも星の女神へ捧げている。
「マリアステラ様、でしょうか? 突然の訪問、申し訳ありません。私は、マリアステラ様へお尋ねしたいことがあるんです」
> 良いよ。入って
キュウはエンジェルの男性を見る。彼は微動だにしない。息をしているのかさえ怪しい。王様の前で許可なく頭を上げてはならないように、偉大なる星の女神の前では許可なく反応することさえ許されないのだろうか。
キュウは首を傾げている皆へ女神マリアステラから声を掛けられたと説明し、エンジェルの男性の動向へ気を配りながら、『神前の間』の扉を開いた。
そうしてやって来たのは、上下左右の全面が水晶で作られた部屋『神前の間』である。
キュウが初めて女神マリアステラと邂逅した場所で、今回の目的地の一つ。
「すごっ、こんな部屋があったんだ」
怖いもの知らずなのか、あるいは怖いもの知らずになったのか、誰よりも先にサリスが『神前の間』に入って周囲の状況を確認する。
他の場所と違って『神前の間』には魔物が入った様子が一切なく、埃の一つも積もっておらず、かつてキュウが入った時のように美しい光に包まれていた。
まるでこの部屋だけ、ありとあらゆる物理現象の影響を受けていないようだった。
「『神前の間』は聖マリア教でも高位の者にしか入ることが許されません。私も入ったのは初めてです」
「信徒じゃない俺たちでも、足を踏み入れるのが恐れ多いって気持ちが沸いてくるよ」
「カイルはお祈りもサボってたでしょ。私なんて、身が引き締まるくらいよ」
キュウはカイルとエイダの仲良さそうなやりとりを聞きながら、『神前の間』の中央へ歩いていき、天井にある太陽を象ったクリスタルを見上げる。
キュウは頭と尻尾を振った。
「マリアステラ様、私の声が届いていますか? 部屋へ入りました」
> マリアステラがログインしました
キュウがつうやセフェールの授業を受けた知識からすると、こんなものが地上に出現したら、その瞬間に地上どころか星そのものが崩壊してしまいそうだ。
それがこうしてキュウの魔術で発生するのは、あくまでも『異世界ファーアースの法則』だからである。故にこの究極の魔術を受けても、エンジェルの男性は死んでいないだろう。
キュウの予想通り、超重力空間が消えた後にもエンジェルの男性の姿があり、キュウを睨み付けていた。
エンジェルの男性も無事ではないようで、片手片足が潰れているし、全身の骨格も歪んだ形になっている。
「星の力を操るというのかっ! どこまでも不遜!」
虫の息である言葉は、キュウ以外だったらほとんど聞き取れなかっただろう。
エンジェルの男性はこれ以上戦える状態ではないはず。今なら彼を殺さずに『イベント空間』から脱出できるかも知れない。
「私は、マリアステラ様とお話がしたいだけです。マリアステラ様は私のことを知っています。取り次いでさえ頂ければ、それだけで良いんです。まずは、この領域を解いてくれませんか?」
「まだ言うか! 背神者が!」
エンジェルの男性は身の丈ほどある槍を虚空から取り出し、満身創痍のままキュウへ向かって突撃して来た。
「天駆」
だがキュウは、エンジェルの男性の攻撃をまるで事前に分かっていたかのように、準備していた魔術で回避する。
エンジェルの男性が驚くのが分かる。
「な、なんだ、この力、まるで、偉大なる―――」
エンジェルの男性が突如、頭を抱え慟哭し始めた。
「不敬! 私は何を思った!? まさか、この卑しい獣と、偉大なる星の女神を比べようとした!? ああ! お許し下さい! 今すぐに浄化いたします! この身のすべてを以て、不浄を消し去る所存でございます!」
エンジェルの男性が何かをしたのか、領域『超天空座』全体が震動を始める。
領域が消滅しようとしているのだ。それは領域、イベント空間を発動させた存在と、その中に取り込まれた者を一挙に消滅させる自爆技。
このままでは内部に居る者は死体さえ残らず消滅してしまう。
キュウは知らないはずだが、知っている知識でそう判断した。
里長タマは『記憶領域を他の神と共有し、完全なコミュニケーションを図る』と言った。もちろんキュウは神ではない。しかしキュウの耳には、この状況で『神々の共通記憶領域』の音が聞こえて来た気がする。
聞こえてしまえば、それが起点となる。
「理斬り」
そして自ら、世界の法則を切り裂く魔技を、神技へ到達させた。
キュウの斬撃は領域『超天空座』を切断する。
気が付いた時には、サンタ・エズレル神殿に戻っていた。
キュウと<青翼の弓とオモダカ>は全員が無事にいるし、つう、セフェール、リースロッテも傍にいる。
そしてエンジェルの男性も、五体満足のままサンタ・エズレル神殿の床に両膝を突いていた。
「戻って来られた? キュウちゃん! 大丈夫か!?」
「はい、私は大丈夫です!」
キュウがカイルたちの無事を確認すると、リースロッテがすごい勢いで近付いて来て、キュウの尻尾を鷲づかみし、ぶんぶんと振り回す。
「い、痛いです、リースさん」
「おかえりなさい。みんな無事で良かったわ」
「いやぁ、本当に無事で良かったですよぉ。キュウに何かあったらぁ、フォルさんが何をするか分からないですからねぇ。太陽神を超える魔王神になってぇ、世界を破壊したりぃ」
キュウはつう、セフェール、リースロッテたちの顔を見回す。彼女たちはキュウを信じて待っていてくれたのだ。彼女たちであれば、すぐに主人へ連絡も出来たのに、それをしなかった。
しなかった?
この中で少なくともリースロッテは、キュウに何かあれば真っ先に主人へ連絡するのではないだろうか。そうしたら主人が飛んで来て、最低限この場に居るはずだ。だからキュウは主人への謝罪の言葉を考えていた。
いや、この考えはキュウの自惚れかも知れない。キュウがちょっと危機になったから、すぐに主人が飛んで来てくれるなんて、主人にとても大切にされていると言うようなものだ。
だからこの状況に違和感なんてない。三人はキュウを信じて待っていてくれただけのはず。
「ば、馬鹿な、一体、何が………?」
エンジェルの男性がふらふらと立ち上がる。
セフェールが<青翼の弓とオモダカ>の全員を一瞬にして治癒してくれていたようで、今度は全員がキュウとエンジェルの男性の間に立ち塞がった。この場にはセフェールがいるので、<青翼の弓とオモダカ>が全滅しても構わないという布陣だ。
キュウとエンジェルの男性の視線が交錯する。
「ひっ!」
エンジェルの男性が後退り、その表情に怯えの感情を浮かべた。
「恐怖? 馬鹿な、何故、恐怖を? 覚えるはずがない。有り得ない!」
「私はっ」
「しゃ、しゃべるな、獣め!」
> キュウ、そこまで“聞かせ”なくても、聞こえているよ
遙か天上からの神託に、キュウとエンジェルの男性の身体が硬直した。
「あ、ああ、ああああああ!」
エンジェルの男性は床に座り込んで頭をこすりつける。それ以上は何も言葉を口にしないし、一切の行動を取ろうとしなかった。
それはもう自死さえもできない、自由意志を完璧に奪われた―――否、すべての意志を偉大なる星の女神へ捧げた者の行為だった。エンジェルの男性は【隷従】を受けた奴隷以上に、心までも星の女神へ捧げている。
「マリアステラ様、でしょうか? 突然の訪問、申し訳ありません。私は、マリアステラ様へお尋ねしたいことがあるんです」
> 良いよ。入って
キュウはエンジェルの男性を見る。彼は微動だにしない。息をしているのかさえ怪しい。王様の前で許可なく頭を上げてはならないように、偉大なる星の女神の前では許可なく反応することさえ許されないのだろうか。
キュウは首を傾げている皆へ女神マリアステラから声を掛けられたと説明し、エンジェルの男性の動向へ気を配りながら、『神前の間』の扉を開いた。
そうしてやって来たのは、上下左右の全面が水晶で作られた部屋『神前の間』である。
キュウが初めて女神マリアステラと邂逅した場所で、今回の目的地の一つ。
「すごっ、こんな部屋があったんだ」
怖いもの知らずなのか、あるいは怖いもの知らずになったのか、誰よりも先にサリスが『神前の間』に入って周囲の状況を確認する。
他の場所と違って『神前の間』には魔物が入った様子が一切なく、埃の一つも積もっておらず、かつてキュウが入った時のように美しい光に包まれていた。
まるでこの部屋だけ、ありとあらゆる物理現象の影響を受けていないようだった。
「『神前の間』は聖マリア教でも高位の者にしか入ることが許されません。私も入ったのは初めてです」
「信徒じゃない俺たちでも、足を踏み入れるのが恐れ多いって気持ちが沸いてくるよ」
「カイルはお祈りもサボってたでしょ。私なんて、身が引き締まるくらいよ」
キュウはカイルとエイダの仲良さそうなやりとりを聞きながら、『神前の間』の中央へ歩いていき、天井にある太陽を象ったクリスタルを見上げる。
キュウは頭と尻尾を振った。
「マリアステラ様、私の声が届いていますか? 部屋へ入りました」
> マリアステラがログインしました
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