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第九章
第四百四十話 ラナリアの選択肢
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一年前、アクロシア王国の王女ラナリア・フォン・デア・プファルツ・アクロシアは、異世界からやって来たエルフの王の奴隷にされた。
エルフ王ヴォーダンは巨大な力を持ちながらも用意周到に準備を進めていて、アクロシア王国を裏側から支配していたのだ。
それを完膚無きまでに破壊したのは、数日前に異世界からやって来た最強を名乗る不審者だった。
今思えば失礼極まりない人物像なのだが、当時ラナリアの前へ降臨した彼は、文字通りの不審者だったのだから仕方がない。
彼のことは出会う前から小耳に挟んでいた。ギルドマスターガルバロスはラナリアの情報網の一つであるから、娘ノーラを『ブルスラの森』で助けた青年の話は報告を聞いている。その時はデモンスパイダーを一撃で爆砕した強力な冒険者として、動向を探る程度だった。
しかしその後、彼は奇行を繰り返していた。歩きながら謎のパントマイムは当たり前、唐突に地面を叩いたり、酒場で浴びるほど酒を飲んで倒れてみたり、暗号らしき単語を使って聞き込みをしている姿も散見された。
終いには、出会ったばかりのラナリアへ奴隷になれと暗に言ってきた。
紛う事なき不審者である。
もちろん今なら分かる。彼の奇行は情報ウィンドウの操作や仕様の調査だったのだろう。また、当時の彼には味方が狐の少女しかおらず、コミュニケーションが苦手なのも相まって誰も信頼できなかったのだ。
ラナリアはあの日の選択を後悔したことは一度もない。
そして現在、ラナリアは世界を焼き尽くす巨神を倒すため、幼馴染ルナーリスを鼓舞し、巨大なドラゴンに乗って戦場へ駆けつけた。そこまでの判断は間違っていなかっただろう。
しかし世界を焼き尽くす巨神を討滅する直前、強大な力を持つ竜神がラナリアたちへ立ち塞がった。
竜神はその身体を最果ての黄金竜そっくりの姿へ変異させる。三匹の巨大ドラゴンが空を舞った。
ラナリアたちは竜神の猛威へ全力で抵抗した。それでも竜神には届かず、本物の竜神の吐息の前に、ラナリアもルナーリスも絶命したかに思えた。
> ようこそ! ファーアースオンライン・バージョン・フォルティシモへ!
ラナリアも白竜ディアナ・ルナーリスも、怪我一つ負っていなかった。全員が状況が理解できず、三匹揃って空中でお見合いになってしまう。
そんなラナリアの目の前に、光の窓がある。
情報ウィンドウ。フォルティシモやピアノが使っている、神の力。
> 初めましてプレイヤーラナリア、私はあなたの冒険のお供をさせて頂くサポート妖精です
御伽噺に出て来そうな小さな妖精が光の窓の側を浮いている。
「あなたは私の、フォルティシモ様にとってのエンさんですね?」
> はい、その通りです。通常私のサポートは従量課金制となりますが、プレイヤーラナリアは課金設定が解除されています。私は、あなたが死ぬまであなたをサポートする妖精となります
ラナリアの頭脳は瞬時に状況を理解した。
理解して笑みが溢れてくるのを止められない。一年前のあの日、キュウと出会った幸運に感謝し、フォルティシモへ身を売った自分は間違っていなかった。
> またプレイヤーラナリアへ、プレゼントが届いています
「嬉しいですね。何でしょう?」
> プレイヤーラナリアは最強神の従属神へ進化し、新たなクラスを獲得することが可能です。実行しますか?
「最強神? 愉快なお名前ですね。おそらく私が望んだ巨大な力を得られるのでしょう。ですが実行しません」
ラナリアは情報ウィンドウのプレゼントBOXという表示から、プレゼントの削除を選んだ。
「私の欲しいものは、あの日とは違いますので」
己の身一つでアクロシア王国を守れるなんて、もはや小さすぎる野望だ。
「妻の座を狙うのであれば、従属神なる地位は邪魔になります」
『ちょ、ちょっとラナ!? フォルティシモ陛下からのプレゼントって、それで逆転してってことじゃないの!?』
巨体であるディアナ・ルナーリスはどこに目が付いているのか、背中に乗っているラナリアが何をしたのかしっかりと見ていたらしい。
「フォルティシモ様がそのつもりなら、有無を言わさず私を従属神へ引き上げるでしょう」
ラナリアへ選択肢を与えたということは、“そういうこと”なのだ。
余りにも不器用なフォルティシモの気遣いに対して、自分は理解しているという優越感を覚えてしまう。しかしすぐに気持ちを切り替えた。
「課金設定が解除されているとのことですが、課金アイテムという魔法道具や魔法薬をいくらでも使えると考えても?」
> はい。どのアイテムをご所望でしょうか。僭越ながら私が購入手続きを代行いたします
妖精が光の窓を開くと、そこにはズラリと魔法道具の名前が並んでいた。
ラナリアは口角を上げる。
『ラナ、まさかとは思うけど』
ルナーリスは幼馴染みでラナリアの本当の性格を把握していて、フォルティシモたちとの付き合いがあり、ディアナの記憶によって課金アイテムや情報ウィンドウの知識もある。
だからラナリアが何をしようとしているのか、すぐに理解してくれた。
色々あったけれど、義理の姉になる予定だった幼馴染みルナーリスは、とても良い友人である。
「エリクシールを決してなくならないように、私のインベントリへ補充し続けて」
> 承知しました
「アイテム、というのは、飲ませたり振り掛けたりしなくても、情報ウィンドウ内なら使えると聞いているけど本当?」
> はい、可能です。また使用先を指定して頂ければ、設定した条件を満たした場合に私が使います
「じゃあ私がやらなくても、妖精さん、あなたに頼んでも良いのね」
> もちろんです
「私とルナに対して、妖精さんの可能な限りの速度で、エリクシールを使い続けて」
> 対象ディアナ・ルナーリスに対して、エリクシールを使い続けます
「ルナ、これであの竜神と戦えると思わない?」
『うわあああぁぁぁーーーん!』
ラナリアは白き竜神ディアナ・ルナーリスの背中で戦い続けながら、頭の片隅で思いを吐き出す。
「ラムテイルお兄様」
ラナリアはルナーリスの元婚約者で十年前の大氾濫で命を落とした兄の名前を呼ぶ。第一王子だったラムテイルは、アクロシア王国始まって以来の天才と呼ばれ、大勢の期待を背負っていた。
そんな彼は大氾濫の英雄アーサーと親友になり、勝利の女神ヴィカヴィクトリアとも親交があったことを、家族にも隠していたのだ。
今ならあの頭の良い兄が何に絶望し、そして死んでいったのか分かる。
「あと十年待てば、フォルティシモ様が現れました。だから理解はできても残念です。ラムテイルお兄様であれば、フォルティシモ様と友誼を結べたはずです」
ラナリアは兄が生きていてフォルティシモと出会うという、有り得ない仮定を口にした。
フォルティシモはラナリアの容姿に惹かれたから話を聞いてくれたという、自分で言った推測を覆す感想だった。
「それから、私はフォルティシモ様と結構上手くいっています。ラムテイルお兄様に自慢したかったです。このまま順調に行けば、最初の目的だったフォルティシモ様との間へ子を設けることができるでしょう」
キュウの後に、という言葉は飲み込む。
「ああ、私や子を政治の道具として使うのではありません。今の私は、本気でフォルティシモ様を愛しています。生まれてくる子も、きっと幸せになるでしょう。だからラムテイルお兄様はご安心を」
ラナリアの言葉に意味はない。けれど、この『最強の世界』への移行期間が終わったら、二度と兄へ言葉が届かなくなりそうで、思いの丈を口に出していた。
「それでは行って参ります」
エルフ王ヴォーダンは巨大な力を持ちながらも用意周到に準備を進めていて、アクロシア王国を裏側から支配していたのだ。
それを完膚無きまでに破壊したのは、数日前に異世界からやって来た最強を名乗る不審者だった。
今思えば失礼極まりない人物像なのだが、当時ラナリアの前へ降臨した彼は、文字通りの不審者だったのだから仕方がない。
彼のことは出会う前から小耳に挟んでいた。ギルドマスターガルバロスはラナリアの情報網の一つであるから、娘ノーラを『ブルスラの森』で助けた青年の話は報告を聞いている。その時はデモンスパイダーを一撃で爆砕した強力な冒険者として、動向を探る程度だった。
しかしその後、彼は奇行を繰り返していた。歩きながら謎のパントマイムは当たり前、唐突に地面を叩いたり、酒場で浴びるほど酒を飲んで倒れてみたり、暗号らしき単語を使って聞き込みをしている姿も散見された。
終いには、出会ったばかりのラナリアへ奴隷になれと暗に言ってきた。
紛う事なき不審者である。
もちろん今なら分かる。彼の奇行は情報ウィンドウの操作や仕様の調査だったのだろう。また、当時の彼には味方が狐の少女しかおらず、コミュニケーションが苦手なのも相まって誰も信頼できなかったのだ。
ラナリアはあの日の選択を後悔したことは一度もない。
そして現在、ラナリアは世界を焼き尽くす巨神を倒すため、幼馴染ルナーリスを鼓舞し、巨大なドラゴンに乗って戦場へ駆けつけた。そこまでの判断は間違っていなかっただろう。
しかし世界を焼き尽くす巨神を討滅する直前、強大な力を持つ竜神がラナリアたちへ立ち塞がった。
竜神はその身体を最果ての黄金竜そっくりの姿へ変異させる。三匹の巨大ドラゴンが空を舞った。
ラナリアたちは竜神の猛威へ全力で抵抗した。それでも竜神には届かず、本物の竜神の吐息の前に、ラナリアもルナーリスも絶命したかに思えた。
> ようこそ! ファーアースオンライン・バージョン・フォルティシモへ!
ラナリアも白竜ディアナ・ルナーリスも、怪我一つ負っていなかった。全員が状況が理解できず、三匹揃って空中でお見合いになってしまう。
そんなラナリアの目の前に、光の窓がある。
情報ウィンドウ。フォルティシモやピアノが使っている、神の力。
> 初めましてプレイヤーラナリア、私はあなたの冒険のお供をさせて頂くサポート妖精です
御伽噺に出て来そうな小さな妖精が光の窓の側を浮いている。
「あなたは私の、フォルティシモ様にとってのエンさんですね?」
> はい、その通りです。通常私のサポートは従量課金制となりますが、プレイヤーラナリアは課金設定が解除されています。私は、あなたが死ぬまであなたをサポートする妖精となります
ラナリアの頭脳は瞬時に状況を理解した。
理解して笑みが溢れてくるのを止められない。一年前のあの日、キュウと出会った幸運に感謝し、フォルティシモへ身を売った自分は間違っていなかった。
> またプレイヤーラナリアへ、プレゼントが届いています
「嬉しいですね。何でしょう?」
> プレイヤーラナリアは最強神の従属神へ進化し、新たなクラスを獲得することが可能です。実行しますか?
「最強神? 愉快なお名前ですね。おそらく私が望んだ巨大な力を得られるのでしょう。ですが実行しません」
ラナリアは情報ウィンドウのプレゼントBOXという表示から、プレゼントの削除を選んだ。
「私の欲しいものは、あの日とは違いますので」
己の身一つでアクロシア王国を守れるなんて、もはや小さすぎる野望だ。
「妻の座を狙うのであれば、従属神なる地位は邪魔になります」
『ちょ、ちょっとラナ!? フォルティシモ陛下からのプレゼントって、それで逆転してってことじゃないの!?』
巨体であるディアナ・ルナーリスはどこに目が付いているのか、背中に乗っているラナリアが何をしたのかしっかりと見ていたらしい。
「フォルティシモ様がそのつもりなら、有無を言わさず私を従属神へ引き上げるでしょう」
ラナリアへ選択肢を与えたということは、“そういうこと”なのだ。
余りにも不器用なフォルティシモの気遣いに対して、自分は理解しているという優越感を覚えてしまう。しかしすぐに気持ちを切り替えた。
「課金設定が解除されているとのことですが、課金アイテムという魔法道具や魔法薬をいくらでも使えると考えても?」
> はい。どのアイテムをご所望でしょうか。僭越ながら私が購入手続きを代行いたします
妖精が光の窓を開くと、そこにはズラリと魔法道具の名前が並んでいた。
ラナリアは口角を上げる。
『ラナ、まさかとは思うけど』
ルナーリスは幼馴染みでラナリアの本当の性格を把握していて、フォルティシモたちとの付き合いがあり、ディアナの記憶によって課金アイテムや情報ウィンドウの知識もある。
だからラナリアが何をしようとしているのか、すぐに理解してくれた。
色々あったけれど、義理の姉になる予定だった幼馴染みルナーリスは、とても良い友人である。
「エリクシールを決してなくならないように、私のインベントリへ補充し続けて」
> 承知しました
「アイテム、というのは、飲ませたり振り掛けたりしなくても、情報ウィンドウ内なら使えると聞いているけど本当?」
> はい、可能です。また使用先を指定して頂ければ、設定した条件を満たした場合に私が使います
「じゃあ私がやらなくても、妖精さん、あなたに頼んでも良いのね」
> もちろんです
「私とルナに対して、妖精さんの可能な限りの速度で、エリクシールを使い続けて」
> 対象ディアナ・ルナーリスに対して、エリクシールを使い続けます
「ルナ、これであの竜神と戦えると思わない?」
『うわあああぁぁぁーーーん!』
ラナリアは白き竜神ディアナ・ルナーリスの背中で戦い続けながら、頭の片隅で思いを吐き出す。
「ラムテイルお兄様」
ラナリアはルナーリスの元婚約者で十年前の大氾濫で命を落とした兄の名前を呼ぶ。第一王子だったラムテイルは、アクロシア王国始まって以来の天才と呼ばれ、大勢の期待を背負っていた。
そんな彼は大氾濫の英雄アーサーと親友になり、勝利の女神ヴィカヴィクトリアとも親交があったことを、家族にも隠していたのだ。
今ならあの頭の良い兄が何に絶望し、そして死んでいったのか分かる。
「あと十年待てば、フォルティシモ様が現れました。だから理解はできても残念です。ラムテイルお兄様であれば、フォルティシモ様と友誼を結べたはずです」
ラナリアは兄が生きていてフォルティシモと出会うという、有り得ない仮定を口にした。
フォルティシモはラナリアの容姿に惹かれたから話を聞いてくれたという、自分で言った推測を覆す感想だった。
「それから、私はフォルティシモ様と結構上手くいっています。ラムテイルお兄様に自慢したかったです。このまま順調に行けば、最初の目的だったフォルティシモ様との間へ子を設けることができるでしょう」
キュウの後に、という言葉は飲み込む。
「ああ、私や子を政治の道具として使うのではありません。今の私は、本気でフォルティシモ様を愛しています。生まれてくる子も、きっと幸せになるでしょう。だからラムテイルお兄様はご安心を」
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