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アフターストーリー
第四百七十六話 ドライブデートの光景
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フォルティシモは従者たちがAIタクシーで出発するのを見送った後、残った二人を見回した。キュウとエンシェントの二人が近衛翔の生家の庭園に立っている。
「さて、キュウは俺たちがAIタクシーで移動しないことを不思議に思ったかも知れない」
「皆さんが乗っていった車というのは分かるのですが………AIタクシーって何でしょうか?」
「AIタクシーって言うのは、車自体に業務用の特化AIが搭載されていて、行き先を伝えるだけで連れて行ってくれるものだ。アクロシア大陸で言うところの、馬車の馬と御者がゴーレム化しているみたいなものだな」
キュウが分からないことを質問して、フォルティシモが得意げに答える。この遣り取りはかなり久しぶりな気がする。ちょっと嬉しかったので、キュウの尻尾を見たらキュウも嬉しそうだった。
「すごく便利そうです。でも私たちは、それを使わずに移動するのでしょうか?」
「ああ、そうだ」
フォルティシモは庭園から出て車庫の方へ歩いて行く。そこには今日のために用意した、新車が納入されていた。
有名メーカーの国産スーパーカーで、廃人器【欲望の腕輪】作成費用の倍以上の値段がする高級車だ。それでもキュウと高級車でドライブするというのは、フォルティシモの中でやってみたい行為だったので、止む無しだろう。
まあフォルティシモは廃人器【欲望の腕輪】を四つ持っていて、その内二つをキュウに使わせていた訳だが。
「俺が運転するから、ドライブしながら行こう」
「はい。魔導駆動車の助手席に乗せて頂いた以来です」
フォルティシモは異世界ファーアースで魔導駆動車という種類のアイテムを使ったけれど、あの時は邪魔者が大勢一緒だった。こうして二人きり―――エンシェントが一緒だが、サポートAIは主人と一心同体なので人数は二人で一人と数えるのが一般的―――なのは初めてである。
ちなみにフォルティシモは、異世界ファーアースで魔導駆動車を運転した時とは異なり、今は運転免許を持っている。キュウとドライブするためだけに取得したのだ。
ただし心配だったので、エンシェントへ秘密のメッセージを送った。
『エン、フォローを頼むぞ。事故っても肉体的には大したダメージにならないが、キュウとの初ドライブで事故ったということで、俺の心にクリティカルダメージが入る』
『了解だ、馬鹿主』
エンシェントは車へ乗り込まず、セフェールと同じように光の粒子になって実体を消した。サポートAIとして運転制御を行うため、別の場所にあるコンピュータの姿になったのだ。
そしてフォルティシモはキュウを助手席に乗せてドライブを始める。近衛翔の生家を出てすぐは山や田畑が広がる、対向車もほとんど居ない道路だった。リアルで運転した経験はほとんど無いが、VR空間の経験なら豊富なので気分良くアクセルを踏むことが出来る。
しばらく走らせたところで、大きな失敗に気が付いた。
気持ちが現代リアルワールドに戻って来たフォルティシモには、愛するキュウを乗せてドライブし、窓から入って来る風でキュウの耳や尻尾がなびくのが楽しいことこの上ない。
しかしキュウにとっては、つまらない時間になってしまうのではないだろうか。音速で空を駆ける天烏の半分以下の速度で移動する鉄の塊に乗って楽しいのか。フォルティシモはキュウとドライブしたかったけれど、キュウが楽しんでくれなかったら失敗である。
少し心配になって、助手席のキュウを見つめる。全力の脇見運転だが、最強のサポートAIエンシェントが何とかしてくれるだろう。
「あー、キュウ、天烏とかよりは遅いが、その分、景色をゆっくり見られるし、風も気持ち良い、と思う、んだが」
キュウは窓の外から見える景色に目をキラキラさせ、風に靡く耳をピクピクと動かしていた。
「すごい、です。音も、光も、空気も、空も、山も、土も、何もかも、すごい綺麗です。これが、ご主人様の産まれた世界なのですね」
「い、いや、ファーアースとほとんど変わらないだろ」
「そんなことはありませんっ! 信じられないくらい、綺麗です!」
フォルティシモはキュウのキラキラした視線を見ているのが恥ずかしくなり、運転へ集中したように前を見た。
実際はハンドルを動かしてなかったし、アクセルも踏んでいない。
「楽しめているなら良かった。もう一時間もしない内に着くから、それまでドライブを楽しもう」
「はい、ご主人様!」
出発した頃の風景は山や田園の多い地域だったけれど、あっという間に開発された都会的な様相に変わっていく。自然が極端に減り、コンクリートなどの人工物が光景のほとんどを締めるようになった。建物の階層は高くなっていき、高層ビルが立ち並ぶ区画へ入っていく。
「リアルワールドの主要都市の一つだ。ファーアースとは、だいぶ違うだろ」
「はい。セフェさんと一緒に観た映画の光景です」
「………セフェめ、余計なことを」
「い、いえ、だから、行ってみたいって思ってましたっ」
「あとでセフェを褒めてやらないとな」
リースロッテがゲームで引き籠もりになったように、フォルティシモは異世界ファーアースへ現代リアルワールドのものを持ち込んでいる。その中には映像作品も多く含まれていた。
「あの、ご主人様、色々な“声”が聞こえます」
「その言い方だと、人が多いから、人の話が多く聞こえるって意味じゃないよな?」
「はい。【音声チャット】に似ている力が、街中を駆け巡っているみたいです」
フォルティシモは少し考えて、すぐにそれへ思い至った。音も光も電波も波だ。キュウの黄金の耳は、それを聞き取ってしまう。
現代リアルワールドに流れる電波は、周波数帯に区分けされ、それぞれがとてつもない情報量になる。そしてキュウは、それらの過去と未来までも聞き取れる能力を持っているため、聞き取ってしまう情報量はファーアースとは密度も量も桁違いだろう。
インターネットは元より人工衛星通信、個人レベルの無線通信、無人配達や警備ドローン、先ほどのAIタクシーなどもすべて電波で遣り取りするのだ。都会へ進めば進むほど、目に見えない情報が空間を支配している。
「キュウはすごいな」
現代リアルワールドのキュウは、情報戦において無敵なのではないだろうか。
経済面ではどんなビジネスだろうと成功させられる。楽に金を稼ぎたいだけなら、株式市場を使えばインサイダー取引さえも相手にならない。未来の情報ですべてを完封する。
軍事面では敵国の情報を完全にバレない方法で盗聴することが可能で、すべての国の諜報機関を過去にする力を持っている。
しかし、ここで高度情報化社会におけるキュウの能力の有用性について解説するほど、フォルティシモは落ちぶれていない。
「でも、それはキュウの好きなように使うと良い。それで何か問題が起きたら、最強のフォルティシモが何とかしてやる」
キュウの超聴覚能力は他人のプライバシーを完全に丸裸にする。特に現代では、それを嫌がる者も多いだろう。フォルティシモはキュウに嫌われ役になってくれ、と言うつもりはない。
かと言って、キュウが自分の能力を悪いものだとも思って欲しくない。だからキュウ自身のために使ってくれと言う。そしてその責任は、フォルティシモが負う。
「はい、ご主人様、ありがとうございます」
キュウが嬉しそうに笑顔を見せた。
◇
主人とのドライブ、キュウは掛け値無しに楽しんでいた。
現代リアルワールド、ここは主人たちが異世界ファーアースと呼ぶアクロシア大陸とは根本的に違う。
何が根本的に違うのか。キュウの耳に聞こえる音だ。
例えば風の音一つ取っても、今まで聞いていた風の音はどれだけ濁っていたのかと思う程、現代リアルワールドの音は綺麗だった。
主人の運転するスーパーカーが大地を疾走する音も、キュウの全身を駆ける空気も、こうして見える草木も、透き通るような青い大空も、降り注ぐ太陽の光も、これほどまでに美しい。
だからキュウは、主人がドライブで見せてくれた景色に夢中になる。
ああ、“魔力”に侵されていない世界は、こんなにも美麗な光景を見せてくれる。
現代リアルワールドの神ゼノフォーブフィリアの気持ちが、少し分かった気がした。
「さて、キュウは俺たちがAIタクシーで移動しないことを不思議に思ったかも知れない」
「皆さんが乗っていった車というのは分かるのですが………AIタクシーって何でしょうか?」
「AIタクシーって言うのは、車自体に業務用の特化AIが搭載されていて、行き先を伝えるだけで連れて行ってくれるものだ。アクロシア大陸で言うところの、馬車の馬と御者がゴーレム化しているみたいなものだな」
キュウが分からないことを質問して、フォルティシモが得意げに答える。この遣り取りはかなり久しぶりな気がする。ちょっと嬉しかったので、キュウの尻尾を見たらキュウも嬉しそうだった。
「すごく便利そうです。でも私たちは、それを使わずに移動するのでしょうか?」
「ああ、そうだ」
フォルティシモは庭園から出て車庫の方へ歩いて行く。そこには今日のために用意した、新車が納入されていた。
有名メーカーの国産スーパーカーで、廃人器【欲望の腕輪】作成費用の倍以上の値段がする高級車だ。それでもキュウと高級車でドライブするというのは、フォルティシモの中でやってみたい行為だったので、止む無しだろう。
まあフォルティシモは廃人器【欲望の腕輪】を四つ持っていて、その内二つをキュウに使わせていた訳だが。
「俺が運転するから、ドライブしながら行こう」
「はい。魔導駆動車の助手席に乗せて頂いた以来です」
フォルティシモは異世界ファーアースで魔導駆動車という種類のアイテムを使ったけれど、あの時は邪魔者が大勢一緒だった。こうして二人きり―――エンシェントが一緒だが、サポートAIは主人と一心同体なので人数は二人で一人と数えるのが一般的―――なのは初めてである。
ちなみにフォルティシモは、異世界ファーアースで魔導駆動車を運転した時とは異なり、今は運転免許を持っている。キュウとドライブするためだけに取得したのだ。
ただし心配だったので、エンシェントへ秘密のメッセージを送った。
『エン、フォローを頼むぞ。事故っても肉体的には大したダメージにならないが、キュウとの初ドライブで事故ったということで、俺の心にクリティカルダメージが入る』
『了解だ、馬鹿主』
エンシェントは車へ乗り込まず、セフェールと同じように光の粒子になって実体を消した。サポートAIとして運転制御を行うため、別の場所にあるコンピュータの姿になったのだ。
そしてフォルティシモはキュウを助手席に乗せてドライブを始める。近衛翔の生家を出てすぐは山や田畑が広がる、対向車もほとんど居ない道路だった。リアルで運転した経験はほとんど無いが、VR空間の経験なら豊富なので気分良くアクセルを踏むことが出来る。
しばらく走らせたところで、大きな失敗に気が付いた。
気持ちが現代リアルワールドに戻って来たフォルティシモには、愛するキュウを乗せてドライブし、窓から入って来る風でキュウの耳や尻尾がなびくのが楽しいことこの上ない。
しかしキュウにとっては、つまらない時間になってしまうのではないだろうか。音速で空を駆ける天烏の半分以下の速度で移動する鉄の塊に乗って楽しいのか。フォルティシモはキュウとドライブしたかったけれど、キュウが楽しんでくれなかったら失敗である。
少し心配になって、助手席のキュウを見つめる。全力の脇見運転だが、最強のサポートAIエンシェントが何とかしてくれるだろう。
「あー、キュウ、天烏とかよりは遅いが、その分、景色をゆっくり見られるし、風も気持ち良い、と思う、んだが」
キュウは窓の外から見える景色に目をキラキラさせ、風に靡く耳をピクピクと動かしていた。
「すごい、です。音も、光も、空気も、空も、山も、土も、何もかも、すごい綺麗です。これが、ご主人様の産まれた世界なのですね」
「い、いや、ファーアースとほとんど変わらないだろ」
「そんなことはありませんっ! 信じられないくらい、綺麗です!」
フォルティシモはキュウのキラキラした視線を見ているのが恥ずかしくなり、運転へ集中したように前を見た。
実際はハンドルを動かしてなかったし、アクセルも踏んでいない。
「楽しめているなら良かった。もう一時間もしない内に着くから、それまでドライブを楽しもう」
「はい、ご主人様!」
出発した頃の風景は山や田園の多い地域だったけれど、あっという間に開発された都会的な様相に変わっていく。自然が極端に減り、コンクリートなどの人工物が光景のほとんどを締めるようになった。建物の階層は高くなっていき、高層ビルが立ち並ぶ区画へ入っていく。
「リアルワールドの主要都市の一つだ。ファーアースとは、だいぶ違うだろ」
「はい。セフェさんと一緒に観た映画の光景です」
「………セフェめ、余計なことを」
「い、いえ、だから、行ってみたいって思ってましたっ」
「あとでセフェを褒めてやらないとな」
リースロッテがゲームで引き籠もりになったように、フォルティシモは異世界ファーアースへ現代リアルワールドのものを持ち込んでいる。その中には映像作品も多く含まれていた。
「あの、ご主人様、色々な“声”が聞こえます」
「その言い方だと、人が多いから、人の話が多く聞こえるって意味じゃないよな?」
「はい。【音声チャット】に似ている力が、街中を駆け巡っているみたいです」
フォルティシモは少し考えて、すぐにそれへ思い至った。音も光も電波も波だ。キュウの黄金の耳は、それを聞き取ってしまう。
現代リアルワールドに流れる電波は、周波数帯に区分けされ、それぞれがとてつもない情報量になる。そしてキュウは、それらの過去と未来までも聞き取れる能力を持っているため、聞き取ってしまう情報量はファーアースとは密度も量も桁違いだろう。
インターネットは元より人工衛星通信、個人レベルの無線通信、無人配達や警備ドローン、先ほどのAIタクシーなどもすべて電波で遣り取りするのだ。都会へ進めば進むほど、目に見えない情報が空間を支配している。
「キュウはすごいな」
現代リアルワールドのキュウは、情報戦において無敵なのではないだろうか。
経済面ではどんなビジネスだろうと成功させられる。楽に金を稼ぎたいだけなら、株式市場を使えばインサイダー取引さえも相手にならない。未来の情報ですべてを完封する。
軍事面では敵国の情報を完全にバレない方法で盗聴することが可能で、すべての国の諜報機関を過去にする力を持っている。
しかし、ここで高度情報化社会におけるキュウの能力の有用性について解説するほど、フォルティシモは落ちぶれていない。
「でも、それはキュウの好きなように使うと良い。それで何か問題が起きたら、最強のフォルティシモが何とかしてやる」
キュウの超聴覚能力は他人のプライバシーを完全に丸裸にする。特に現代では、それを嫌がる者も多いだろう。フォルティシモはキュウに嫌われ役になってくれ、と言うつもりはない。
かと言って、キュウが自分の能力を悪いものだとも思って欲しくない。だからキュウ自身のために使ってくれと言う。そしてその責任は、フォルティシモが負う。
「はい、ご主人様、ありがとうございます」
キュウが嬉しそうに笑顔を見せた。
◇
主人とのドライブ、キュウは掛け値無しに楽しんでいた。
現代リアルワールド、ここは主人たちが異世界ファーアースと呼ぶアクロシア大陸とは根本的に違う。
何が根本的に違うのか。キュウの耳に聞こえる音だ。
例えば風の音一つ取っても、今まで聞いていた風の音はどれだけ濁っていたのかと思う程、現代リアルワールドの音は綺麗だった。
主人の運転するスーパーカーが大地を疾走する音も、キュウの全身を駆ける空気も、こうして見える草木も、透き通るような青い大空も、降り注ぐ太陽の光も、これほどまでに美しい。
だからキュウは、主人がドライブで見せてくれた景色に夢中になる。
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