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伝えたいこと
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ぼくはロット、クロス、アースの前に座って、3人の方を見た。
「この世界で目覚めた時に、クランとノエルが見つけてくれた。
それから…ぼくを愛してくれて、大切に守ってくれたから…こんなに素敵なみんなと出会うことができたんだよ。ぼく…クランとノエルを愛してるんだ。2人といると、心がぽわんぽわんってするんだ。2人に…心だけじゃなく身体も愛されたいし、ぼくも愛したいんだ。
だけど…ロット、クロス、アースといる時はね…心がドキドキするんだ。心が忙しくなる。離れちゃうと淋しい。ぎゅーってされたら嬉しい。チュッってされたら心がぽんぽんしちゃうし…もっと…もっとって思っちゃう。だから…だから…ロット、クロス、アースたちからも、心と身体を愛されたい。ぼくも愛したい。こんな欲張りなぼくでもいいですか?ずっと…愛してくれますか?」
ぼく恥ずかしかったけど…ちゃんと下向かないで3人の顔を見てお話ししたよ。
きっと、真っ赤になってるよ…。
あ…この魔力…アースのだ…。
ポカポカしてきたから、嬉しくって笑っちゃった。
アレ?アースの虹色の目がいつもと違う?
不思議に思ってアースに近づこうと思ったら…ぎゅーって抱きしめられた。
「ポルン…ボクを愛してくれるの?こんな瞳だよ?いいの?ボクの愛は重いよ?魔力が強い分きっと誰よりも重いよ?出会った時から、どんどんポルンへの愛が溢れて自分でも止められないんだ。これからも、どんどん増えるよ?嫉妬で閉じ込めちゃうこともあるかも知れないよ?それでも、愛してくれる?」
唇が触れるくらい耳元で囁くから、身体がゾクゾクしちゃう…
「アース?今虹色の輝きが違うくない?凄く綺麗だよ…。ぼくね…アースの虹色の目が大好き!ぼくの大好きな瞳なんだよ?それなのに"こんな"なんて言わないで?悲しい気持ちだょ…。それにアースの魔力も大好きなんだよ。ポカポカするし、身体中に巡ると幸せな気持ちでいっぱいになるんだよ?
そんなの、愛しちゃうに決まってる。
閉じ込めちゃっても、ひとりぼっちにしないで?ずっと一緒に居てね。
アース…いっぱい愛してもいい?」
「…もぉっ!ポルン…ボクにはポルンしかいない。」
ぎゅーって抱きしめてポロポロ涙をながしてキスしてくれた。
「ポルン」
クロスが抱きしめて、膝の上に座らせてくれたよ。
「俺は、ポルンに会うまで、まだ"目覚め"が無いことで俺は自分の全てがダメなんだって思ってた。
自信がないし、妬む気持ちばかり膨らんでいつもイライラしてた。
みんなから必要以上に気を使われてたし、それにバカにされてるって、思ってたんだ。
笑う事も話す事め辞めて、誰もよせつけなかった。
だけど ┄ ポルンは、俺なんて…って思って素直になれなくて無視したり攻撃的な言葉しか話さない俺に対して特別扱いしたり距離をおいたりしなかった。
ポルンはいつも自然体で、俺に普通に接してくれた。ポルンだけだった。
父上も父様さえも、普通に接してくれなくなってたから。
俺が、ここに通い出して少ししてから…
ポルンが話してくれただろ?
『クロス?どうしていつもひとりぼっちでいるの?ひとりぼっちは、淋しいでしょ?ぼくはね…森で目覚めた時、ひとりぼっちで怖くて淋しくて悲しくて…だから、すぐにぼくは、いつもすぐにクランとノエルに「淋しいからぎゅーってして?」って甘えちゃう。
ぼくね…大事な人たちともう二度と会えなくなってからさ…
"もっと素直になってごめんなさいも、ありがとう、大好き、大事だよ、愛してるって言えば良かった。
もっとギューって抱きしめて、キスをすれば良かった。"
"もっと、もっと ┄ "
後悔ばかりしたんだ。
だから、もう後悔したくない。
今そばにいる人と、ずっと一緒にいれることは当たり前じゃないから、瞬きして目を開けたらもう居ないかも知れない。
あんな ┄ 絶望・喪失・暗闇…感じたくないんだ。
だから、楽しいこと幸せなことだけじゃなくて…辛かったり、心が痛いことも、全てのことに感謝してるんだ。
だって…みんなが傍にいてくれるから。
恥ずかしかったり苦しかったりしても…素直に気持ちを伝えようって思ったんだ。』
ポルンの話を聞いた後 ┄
もし、明日朝になって別の世界だったら?って考えたら ┄ 想像もつかないくらい真っ暗闇で怖くて心も体も震えたんだ。
"目覚め"が無いくらいで、卑屈になって大事な人たちに八つ当たりして俺は、何してるんだろう。
ポルンは、大事な人にどんなに祈っても願っても泣いても会えないのに、何であんなに全てに優しくできるんだろうって思った。
そんなポルンの傍に居るうちに、俺はなんてちっぽけなんだろうって思った。
みんなが、こんな俺に寄り添ってくれようとしていたことに気づいてたのにプライドが邪魔して素直になれなくて…このままじゃダメだ。
ポルンのように、なりたい。って、憧れた。
そして、憧れだけじゃなくポルンのことを守りたいって気持ちが溢れてきたんだ。
ポルンの全てを守りたい。目覚めは無い俺だけど…
俺にポルンを守らせて?
愛してる。」
「クロス…この世界では、"目覚め"が大事なんだろうけど…ぼくには、"目覚め"があっても無くても重要じゃないしあって良かったね!くらいの感じなんだ。それに、ぼくはこの世界からしたら"異物"なんだよ?排除対象になっても仕方ないんだ。精霊様に守られているこの国は、特に"異物"には厳しいよね。ぼくは、たまたまシルバちゃんとアクアちゃんがぼくの魂を気に入ってくれたから排除されなかっただけだよ。クロスから、憧れてもらえるようなことは何も持ってないんだよ…。そんなぼくだけど…クロスは守ってくれますか?ぼくはずっとクロスを愛してもいいの?」
「…ずっと守る。ポルンは、ずっと俺を愛してて?」
ぼくのほっぺをクロスが大きな手で包んだから…ぼくはキスをいっぱいしたんだ。
「この世界で目覚めた時に、クランとノエルが見つけてくれた。
それから…ぼくを愛してくれて、大切に守ってくれたから…こんなに素敵なみんなと出会うことができたんだよ。ぼく…クランとノエルを愛してるんだ。2人といると、心がぽわんぽわんってするんだ。2人に…心だけじゃなく身体も愛されたいし、ぼくも愛したいんだ。
だけど…ロット、クロス、アースといる時はね…心がドキドキするんだ。心が忙しくなる。離れちゃうと淋しい。ぎゅーってされたら嬉しい。チュッってされたら心がぽんぽんしちゃうし…もっと…もっとって思っちゃう。だから…だから…ロット、クロス、アースたちからも、心と身体を愛されたい。ぼくも愛したい。こんな欲張りなぼくでもいいですか?ずっと…愛してくれますか?」
ぼく恥ずかしかったけど…ちゃんと下向かないで3人の顔を見てお話ししたよ。
きっと、真っ赤になってるよ…。
あ…この魔力…アースのだ…。
ポカポカしてきたから、嬉しくって笑っちゃった。
アレ?アースの虹色の目がいつもと違う?
不思議に思ってアースに近づこうと思ったら…ぎゅーって抱きしめられた。
「ポルン…ボクを愛してくれるの?こんな瞳だよ?いいの?ボクの愛は重いよ?魔力が強い分きっと誰よりも重いよ?出会った時から、どんどんポルンへの愛が溢れて自分でも止められないんだ。これからも、どんどん増えるよ?嫉妬で閉じ込めちゃうこともあるかも知れないよ?それでも、愛してくれる?」
唇が触れるくらい耳元で囁くから、身体がゾクゾクしちゃう…
「アース?今虹色の輝きが違うくない?凄く綺麗だよ…。ぼくね…アースの虹色の目が大好き!ぼくの大好きな瞳なんだよ?それなのに"こんな"なんて言わないで?悲しい気持ちだょ…。それにアースの魔力も大好きなんだよ。ポカポカするし、身体中に巡ると幸せな気持ちでいっぱいになるんだよ?
そんなの、愛しちゃうに決まってる。
閉じ込めちゃっても、ひとりぼっちにしないで?ずっと一緒に居てね。
アース…いっぱい愛してもいい?」
「…もぉっ!ポルン…ボクにはポルンしかいない。」
ぎゅーって抱きしめてポロポロ涙をながしてキスしてくれた。
「ポルン」
クロスが抱きしめて、膝の上に座らせてくれたよ。
「俺は、ポルンに会うまで、まだ"目覚め"が無いことで俺は自分の全てがダメなんだって思ってた。
自信がないし、妬む気持ちばかり膨らんでいつもイライラしてた。
みんなから必要以上に気を使われてたし、それにバカにされてるって、思ってたんだ。
笑う事も話す事め辞めて、誰もよせつけなかった。
だけど ┄ ポルンは、俺なんて…って思って素直になれなくて無視したり攻撃的な言葉しか話さない俺に対して特別扱いしたり距離をおいたりしなかった。
ポルンはいつも自然体で、俺に普通に接してくれた。ポルンだけだった。
父上も父様さえも、普通に接してくれなくなってたから。
俺が、ここに通い出して少ししてから…
ポルンが話してくれただろ?
『クロス?どうしていつもひとりぼっちでいるの?ひとりぼっちは、淋しいでしょ?ぼくはね…森で目覚めた時、ひとりぼっちで怖くて淋しくて悲しくて…だから、すぐにぼくは、いつもすぐにクランとノエルに「淋しいからぎゅーってして?」って甘えちゃう。
ぼくね…大事な人たちともう二度と会えなくなってからさ…
"もっと素直になってごめんなさいも、ありがとう、大好き、大事だよ、愛してるって言えば良かった。
もっとギューって抱きしめて、キスをすれば良かった。"
"もっと、もっと ┄ "
後悔ばかりしたんだ。
だから、もう後悔したくない。
今そばにいる人と、ずっと一緒にいれることは当たり前じゃないから、瞬きして目を開けたらもう居ないかも知れない。
あんな ┄ 絶望・喪失・暗闇…感じたくないんだ。
だから、楽しいこと幸せなことだけじゃなくて…辛かったり、心が痛いことも、全てのことに感謝してるんだ。
だって…みんなが傍にいてくれるから。
恥ずかしかったり苦しかったりしても…素直に気持ちを伝えようって思ったんだ。』
ポルンの話を聞いた後 ┄
もし、明日朝になって別の世界だったら?って考えたら ┄ 想像もつかないくらい真っ暗闇で怖くて心も体も震えたんだ。
"目覚め"が無いくらいで、卑屈になって大事な人たちに八つ当たりして俺は、何してるんだろう。
ポルンは、大事な人にどんなに祈っても願っても泣いても会えないのに、何であんなに全てに優しくできるんだろうって思った。
そんなポルンの傍に居るうちに、俺はなんてちっぽけなんだろうって思った。
みんなが、こんな俺に寄り添ってくれようとしていたことに気づいてたのにプライドが邪魔して素直になれなくて…このままじゃダメだ。
ポルンのように、なりたい。って、憧れた。
そして、憧れだけじゃなくポルンのことを守りたいって気持ちが溢れてきたんだ。
ポルンの全てを守りたい。目覚めは無い俺だけど…
俺にポルンを守らせて?
愛してる。」
「クロス…この世界では、"目覚め"が大事なんだろうけど…ぼくには、"目覚め"があっても無くても重要じゃないしあって良かったね!くらいの感じなんだ。それに、ぼくはこの世界からしたら"異物"なんだよ?排除対象になっても仕方ないんだ。精霊様に守られているこの国は、特に"異物"には厳しいよね。ぼくは、たまたまシルバちゃんとアクアちゃんがぼくの魂を気に入ってくれたから排除されなかっただけだよ。クロスから、憧れてもらえるようなことは何も持ってないんだよ…。そんなぼくだけど…クロスは守ってくれますか?ぼくはずっとクロスを愛してもいいの?」
「…ずっと守る。ポルンは、ずっと俺を愛してて?」
ぼくのほっぺをクロスが大きな手で包んだから…ぼくはキスをいっぱいしたんだ。
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