イヤちゃうよ?困ってるだけ…。

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ポスン…。

え?寝室ちゃうん?

「ちょっと?ここって寝室やん?なんで?」

あわわわ…どうするんや?
るぅちゃんは、あたしの手にちゅっちゅちゅっちゅしてるし
けいちゃんは、背中からぎゅうぎゅう抱きついてるし

「寝室やで?俺ら、大人やんか?無駄な駆け引きいらんやろ?花…全部欲しい…」

「花?僕に花の全部ちょうだい?」

「………。」

そら、大人やし駆け引きもいらんわな。
ストレートでええよ。
わかりやすいし。
初めてでもないし…。
ただ…あたし10年振り?
いや…もっとか?
ほんで…あたし性交渉ってな
性処理のためだけの行為
妊娠のためだけの行為
って感じな話をしてたらええのか?

「花?あかんか?」

「…ちゃうねん。うんと…10年以上ぶりのことで、ちょっとパニックです。
あかんこともないねんけど…パニックです。えっと…お風呂入りたいです。」

「るぅ…ヤバいな…10年以上ぶりって…」

「…パニックです。って…可愛いすぎるやろ…俺ら大丈夫かな…」

「よっしゃ!お風呂行こか?俺準備してくるわ!」

「んじゃ、僕が花を連れてくわ!」

んーまた困ってる。
どうすんの?!
───────────────

「はな?服脱がな入れへんやろ?俺が脱がしたるから!」

「ぎゃー!自分で!できる!るぅちゃんもけいちゃんも先に入っててよー。心の準備したらちゃんと入るから!!!!」

「しゃーないな。けい  先に入ろ?待ってるしな?」

うぅぅ─困った。
久しぶりなんもある。
あたしが性に対して消極的なんもある。
出産の時に、膣が裂けて形が変なんもある。
匂いが臭いって言われたことがある。
介護脱毛をしたから、つんつるてんなんもある。
子宮が無いのもある。

んー困ってること全部言うか …。

うだうだしててもしゃーないな。
よし!

カチャ。

「おまたせ?」

「なんで…背中から?」

「えっと…恥ずかしいから?」

シャーってシャワーの音がしてる。

「花?シャワーかけるし、俺の近くまで来れるか?」

「うん。」

「背中からな?大丈夫やからな?熱ないか?」

「ん…大丈夫。気持ちいい。」

「ほな、前な?」

「うん。」

「「え?…は…な…。」」

るぅちゃんとけいちゃんが固まった。

「えっと…。」

「…誰の趣味?」
るぅちゃん…怖いから!!

「介護脱毛って言うねん。介護してもらう時に迷惑かけないようにした。」

「るぅ…僕…ヤバいんやけど…。」
「おう…俺もヤバい。」

「身体洗いたい。」

「俺が洗ったろか?」

「できるもん。」

「はな?僕らに洗わして?」

もう…黙って頷いた。

頭をゴシゴシ洗ってもらって。

身体もわしゃわしゃ洗ってもらって…

「また、後からゆっくり洗ったるからな~」
って、るぅちゃんがご機嫌さんなんやけど…。

「るぅな…いつも僕の身体も洗うねん。お世話するん好きみたい。」

「そ…うなんや。」

なんだかんだで、お風呂も無事に終わってまた寝室に連行されてしまった…。

ベッドで、ゴロゴロしながら
左にるぅちゃん
右にけいちゃん
真ん中にあたし。
普通に3人寝れるベッドなんてあるんやなーって感心してたら…

「はな…久しぶりなんやろ…優しく優しくするから…僕らに任せて?」

「花?いっぱい気持ち良くしたるから…俺らに全部見せて?」

「ん…お手柔らかにお願いします。」

クスクス笑ってたイケメンから
急に色気が溢れる
キャパを超えてるあたし…

もう…無理…見つめられただけで
真っ赤やん。

顔中にキスをしてく…るぅちゃん。
背中から抱きしめて、首や耳をぺろぺろしてる…けいちゃん。

3人でなんて経験あるはずもないし、
2人から愛撫される経験も無い。

そんな経験があるなら、性的な経験豊富やんか!

「はな…可愛い…甘い…俺の花や。」

「んーはな?さっきから、ぺろぺろするとビクビクってするんやな?感じやすいんか?僕…我慢できひんかも…」

「うぅぅぅ…そんな…とこ…んッ…ぺろぺろしたら…ン…あかんって…」

「ん?ここ?んーチュッーッ!エヘヘ!僕の印ついた!」

「狡い…俺もいっぱいつけたい。」

「アッ!ふにふにしたらあかんって…ン…ン…ハゥ─ン」

「はなのおっぱい大っきいし柔らかいよな?ずっと触ってられるわ」

るぅちゃんもけいちゃんも
ずっと同じ場所で感じる場所を知ってて触ってくれへん。もどかしいのに─
足モゾモゾしてるの気づいてるやろ?
2人ともの、大っきいのあたしの身体に擦り付けてるし…。

「るぅ…ちゃん…ふにふにばっかり…ンン…」
「けいちゃん…けい…ちゃんも…耳ばっか…ハゥ…ンン…」

「どした?はな?言わな俺わからへんで?」
「そうやで?言わなずっと僕このままやで?」

唇にキスもしてくれへん…。
って思ったら涙がポロポロ出てきた。

「けい…はな泣いてる…もぅ可愛いいっヤバいで?」

「ホンマや…可愛い…涙…もったいない!」

けいちゃんが涙をぺろぺろし始めた。

あたしは、こんな風に焦らされたことないから…身体も心も2人を求めすぎてて…

「き…気持ちいいのん…して?気持ちくなりたい…ねん…お願い」

2人の手の小指をぎゅうって握って言うた。

「…ウッ…なんなん…はなヤバいって!俺イきそうなったわ!」

「………僕…めっちゃ頑張る!」

「るぅ…おっぱい気持ちい…両方してよぉ…ン…ん…ン…」

「あかん…けいちゃん…見たらあかん…」

「るぅ…ヤバいで…僕初めて見た…毛が無いから…溢れてるのが全部見えるんやで…」

「ウッ…またイきそうなったやん。俺もたへんかも…もう、入れていい?」

「はな…後からいっぱいイかせたるから…もう俺入れたい。」

「ん…入れて?るぅちゃんの欲しい…ゴムいらんから…」

「エロッ…はな…入れるからな」

「はな…僕が見てたげるから…るぅにいっぱい気持ち良くしてもらい?」

「ん…るぅちゃん…あぁ…ん…っくぅ…ぅ…けいちゃん手握って…て…あ…はぁ─」

「はな…気持ちいい…奥まで入れるで?ツルツルやからヤバいな…」

「るぅちゃん…動いて?ん…ン…アッ…アッ…」

「はな…はな…もたへん。1回イクで?ええか?」

パンパンって、激しい音がなってる
あたし…気持ちよすぎて…おかしいなる

「るぅ…ちゃん…そのまま…出して?中で出して…」

「…クッ…はな…イクで?」

「あぁぁぁぁぁぁ…るぅちゃ…熱い…奥に出して…奥…」

ハァハァ…って荒い息して、汗かいてる
るぅちゃんがキスしてから…

「あ…」

るぅちゃんが出てったら、声が出てしもた…恥ずかしい。

「はな…次は僕やで?」

「ん…けいちゃん…るぅちゃんが居なくなって中が寂しい…」

「んもぉーはな!」
いきなり一気に奥までけいちゃんのが入ってきた。

「ん………あぁぁぁ…けいちゃん…」

グリグリ奥を擦るから、あかんって

「はな?気持ちい?」

「うんうん。気持ちいい…そこ気持ちいい…もっと…」

「ん?もっとやな?」
けいちゃんは、あたしの両手をぎゅうって繋いで体を動かないように押さえつけながら動き出した。
パンパンパンパンって
めっちゃ激しい。
けいちゃん…我慢してくれてたんやな
「アッ…あ…ン…けい…けいち…ゃん…気持ちくて…あかん…けい…ゃんも…気持ちく…なって…」

「…クッ…はな…イクで?…どこ出すん?」

「…ン…中で出して…奥がいいん…あぁぁぁ」

けいちゃんが、めちゃくちゃ奥まで激しく突いてて
グリグリされて…
乳首は、るぅちゃんがめちゃくちゃにしてる…強くつまんで…ホクロ噛んでる…

気持ちくて…
気持ちくて…
…どうしょう

困る…。
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