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話し終えて、俺の目をみて
「僕は登琉を愛してます。
ずっと愛しててもいいですか?」
そんなん決まってる。
俺の恵次桜や。
「俺だけの恵次桜や。
俺のためだけに生きてくれたらええ。
俺だけを愛してくれたらええ。
恵次桜…愛してる。」
ぎゅうって抱きしめて
お互い噛み付くみたいに
激しいキスをした。
そのまま、2人で溶けて混じりあって
それこそ…お互いの血も身体も
混ざって同じになれば良いのに。
何度も
何度も
激しくけいの中に俺を入れて
かき混ぜて、
俺しか入れへん
奥の奥で
俺の精子を注ぐ。
俺の中にけいを入れて
離さへんように
喰いついて
締める
けいのためにある
奥の奥で
けいの精子を飲み込んだ。
お互いの奥の奥
他の誰も入れない場所
お互いが入って
心が安心できた。
2人で抱き合ってる時に、
けいから聞いた話しで俺が思ったことを
言うた。
「狡い。けいだけ、狡い。」
けいのおっきい目が
更に大きくなって
開いて…
「狡いって…ちょっと意味がわからんねんけど…僕…」
「狡いは、そのまんまの意味や。狡いやろ?けいだけ、花に全部丸ごと受け止めてもらってるやん?
『もう自由に生きていいよ。許してあげれへんけど認めてあげる。』
だから、泣きたい時に泣き?
不安なら不安やって、
1人はイヤやって、
幸せが怖いって、
何回でも、言うたらええんやで?
しゃーから、
1人で泣かんとき?
恵次桜…?おいで?
両手広げて待ってるんやろ?
そんなん…絶対もう手放せへんやろ?
俺…気づいてた。
けい が、沼に落ちてく時があること。
でも、けいが何も言わへんし
俺…見守ることしかできんかった。
いや…違うな。
どうしたらええのかわからんかったから
何にもできひんかったんや。
俺が何かアクション起こして、けいが俺から離れたら…とか考えてしもてた。
けいが俺の全てやから。
花がけいに言うた言葉を聞いた時、俺の心にストンってハマった。
素直に、ただ真っ直ぐな
花の言葉や気持ちが嬉しかった。
俺の、大事な大切な愛おしい恵次桜を
花も同じように思ってくれてるんやって
俺たちは、許されへんけど…
花は認めてくれるんやって…
あの言葉…
恵次桜だけじゃなくて
俺も救ってくれた。
でも、俺は花に俺の全部受け止めてもらってへん。
しゃーから、狡い。」
「…るぅ?僕は、今ホンマのホンマにびっくりしてる。花のこと、話したらブチ切れるか?しばらく外出できひんかもな…って思ってた。
それに、僕が沼に引っ張られてること気づいてくれてたんやな。
それやのに、見守っててくれたんや。
ありがとうな。
なぁ?るぅも花と話しするか?
なぁ…手放せへんって、るぅ言うたけど、それってな…僕ら2人で花を手に入れるってことか?」
けいが、確認したのは花を俺らのにするか?ってことや。
「そうや。俺らを誰も認めてくれんかった。でも、花は俺らの気持ちも存在も全て丸ごと認めてくれる。
今まで、そんな人居らんやん??
そんなん絶対手放したらあかん。
全力で手に入れる。」
けいが苦笑いしながら
「ちょっと妬けるんやけど…」
って言いながら
俺にキスしてきた。
「妬いてくれるんか…
嬉しいな。
なぁ…俺の全力ってけいにしか出したことないけど…花は手入るか?」
唇をくっつけたまま話したら
けいも唇くっつけたまま
クスクス笑って
「僕のことも、全力で堕としに来てくれてたんや?光栄やわ。
るぅが全力で行くなら、僕も全力で行くわ。僕も花が欲しい。
るぅだけがいてくれるだけで生きて行けたのに…こんな気持ちになるなんてびっくりや。るぅと2人で愛せる人ができたんや…絶対手に入れる。」
「うん。けいと2人で花を大切に大事に愛してく…これからの時間は3人や。」
あぁ ┄ キスが止められへん
今日は、まだまだお互いに
足りひんみたいや。
朝まで時間は、たっぷりあるから…
けい…
もっと溶け合ってや?
混じりあって
1つになりたい。
「僕は登琉を愛してます。
ずっと愛しててもいいですか?」
そんなん決まってる。
俺の恵次桜や。
「俺だけの恵次桜や。
俺のためだけに生きてくれたらええ。
俺だけを愛してくれたらええ。
恵次桜…愛してる。」
ぎゅうって抱きしめて
お互い噛み付くみたいに
激しいキスをした。
そのまま、2人で溶けて混じりあって
それこそ…お互いの血も身体も
混ざって同じになれば良いのに。
何度も
何度も
激しくけいの中に俺を入れて
かき混ぜて、
俺しか入れへん
奥の奥で
俺の精子を注ぐ。
俺の中にけいを入れて
離さへんように
喰いついて
締める
けいのためにある
奥の奥で
けいの精子を飲み込んだ。
お互いの奥の奥
他の誰も入れない場所
お互いが入って
心が安心できた。
2人で抱き合ってる時に、
けいから聞いた話しで俺が思ったことを
言うた。
「狡い。けいだけ、狡い。」
けいのおっきい目が
更に大きくなって
開いて…
「狡いって…ちょっと意味がわからんねんけど…僕…」
「狡いは、そのまんまの意味や。狡いやろ?けいだけ、花に全部丸ごと受け止めてもらってるやん?
『もう自由に生きていいよ。許してあげれへんけど認めてあげる。』
だから、泣きたい時に泣き?
不安なら不安やって、
1人はイヤやって、
幸せが怖いって、
何回でも、言うたらええんやで?
しゃーから、
1人で泣かんとき?
恵次桜…?おいで?
両手広げて待ってるんやろ?
そんなん…絶対もう手放せへんやろ?
俺…気づいてた。
けい が、沼に落ちてく時があること。
でも、けいが何も言わへんし
俺…見守ることしかできんかった。
いや…違うな。
どうしたらええのかわからんかったから
何にもできひんかったんや。
俺が何かアクション起こして、けいが俺から離れたら…とか考えてしもてた。
けいが俺の全てやから。
花がけいに言うた言葉を聞いた時、俺の心にストンってハマった。
素直に、ただ真っ直ぐな
花の言葉や気持ちが嬉しかった。
俺の、大事な大切な愛おしい恵次桜を
花も同じように思ってくれてるんやって
俺たちは、許されへんけど…
花は認めてくれるんやって…
あの言葉…
恵次桜だけじゃなくて
俺も救ってくれた。
でも、俺は花に俺の全部受け止めてもらってへん。
しゃーから、狡い。」
「…るぅ?僕は、今ホンマのホンマにびっくりしてる。花のこと、話したらブチ切れるか?しばらく外出できひんかもな…って思ってた。
それに、僕が沼に引っ張られてること気づいてくれてたんやな。
それやのに、見守っててくれたんや。
ありがとうな。
なぁ?るぅも花と話しするか?
なぁ…手放せへんって、るぅ言うたけど、それってな…僕ら2人で花を手に入れるってことか?」
けいが、確認したのは花を俺らのにするか?ってことや。
「そうや。俺らを誰も認めてくれんかった。でも、花は俺らの気持ちも存在も全て丸ごと認めてくれる。
今まで、そんな人居らんやん??
そんなん絶対手放したらあかん。
全力で手に入れる。」
けいが苦笑いしながら
「ちょっと妬けるんやけど…」
って言いながら
俺にキスしてきた。
「妬いてくれるんか…
嬉しいな。
なぁ…俺の全力ってけいにしか出したことないけど…花は手入るか?」
唇をくっつけたまま話したら
けいも唇くっつけたまま
クスクス笑って
「僕のことも、全力で堕としに来てくれてたんや?光栄やわ。
るぅが全力で行くなら、僕も全力で行くわ。僕も花が欲しい。
るぅだけがいてくれるだけで生きて行けたのに…こんな気持ちになるなんてびっくりや。るぅと2人で愛せる人ができたんや…絶対手に入れる。」
「うん。けいと2人で花を大切に大事に愛してく…これからの時間は3人や。」
あぁ ┄ キスが止められへん
今日は、まだまだお互いに
足りひんみたいや。
朝まで時間は、たっぷりあるから…
けい…
もっと溶け合ってや?
混じりあって
1つになりたい。
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