ラブレターを書く

紺野真

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ラブレターを書く

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ラブレターを書こうと思います。

有り余る気持ちを
純粋なこの想いを、どうあなたに伝えたらいいのか。
頭を悩ませて書きます。

もしかしたらあなたの清潔な心を讃えるだけになってしまうかも。

いつも美しいあなたの輝きにあてられてしまう私は、真っ白な雪を背後にすると灰色に見えてしまうように白を装っているだけなので。

あなたの哲学を守りたいと思ったのです。
いつかぽつりぽつりと話すあなたの声を聴いて思ったのです。

私にはこれしかありませんから。
精一杯後悔のないよう書くから、どうか、受け取ってくれるだけでもいいのです。

嗚呼、この想いを届けたいな。
例え届かなくっても。
いとしく思う気持ちがいつの日かあなたの糧になるかもしれないから。

ラブレターの終わりの一行に書き認める。

〝どうか幸せに生きてください〟
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