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第12話 ガスター家の家庭教師
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そんなリリーのもとに、マナーや語学を教えてくれる家庭教師として、元貴族令嬢の娘がやって来たと聞き、リリーは怯えていた。
脳内予想では、完全にマルグリット的令嬢がやって来て、リリーをいじめることになっている。
父が家庭教師を探し始めたとき、平民相手に教えてくれるようなマナー講師などなかなか見つからなかった。
貴族のマナーを教える人も貴族なわけで、金を持っているだけの平民を小馬鹿にしているのだろう。
そんな愚痴をこぼした結果、エイリクと仲の良い商会長仲間のマーリクがいい人を見つけ紹介してくれたらしい。
紹介状を手にやってきたアリステルと会ったのは家令と父のみ。
二人の情報によれば、礼儀正しいお嬢さんらしい。
最近までは他国の伯爵令嬢だったが、理由あって今は身寄りがなく、一人で生きていくため職を探しているということだった。
父は大変気に入ったようで、採用を即決。しかも住み込み。
住み込みと言うことは、四六時中リリーの後ろをついて回って、これがダメ、あれがダメと注意されるに違いない。
この後、午後のお茶の時間にリリーと顔を合わせることになっている。
リリーは緊張して顔色が悪くなってきた。
家庭教師として紹介されたアリステルは、色白で目がぱっちり大きく、美しい人だった。
エメラルドの瞳に見つめられると、リリーはなんだか恥ずかしくなってしまい、母のスカートの陰に隠れた。
もうじき16歳だと言うが、小柄で童顔のためもっと幼く見えた。
しかし言葉遣いやしぐさが洗練されており、リリーにはまるで天使のように見えたのだった。
一方、アリステルも、母のスカートの陰から、上目遣いにアリステルを見てくるリリーのかわいらしさに胸がきゅんとしていた。
(なんて愛らしいのでしょう!)
アリステルは少しかがんでリリーの目線に高さを合わせると、にっこり笑みを作って声をかけた。
「はじめまして、リリー様。わたくしマーリクさんの紹介で参りましたアリステルと申します。よろしくお願いいたします」
リリーはもじもじと母のスカートをいじりながら、アリステルから目をそらした。
「リリーです。よろしくおねがいします」
消え入りそうな小さな声で挨拶をしたのだった。
「リリー様、仲良くしましょうね」
アリステルが優しく笑い、リリーはおずおずとアリステルを見上げて、はいと返事をした。
(全然マルグリット様と違う)
マルグリットは、いつも高慢そうにつんと顎をそらし、リリーが挨拶をしたって、ちらりと目線をやって無視をするのだ。
アリステルのように笑いかけてくれたことなんかなかった。
(貴族令嬢がイヤな奴なんじゃなくて、マルグリット様がイヤな奴なんだわ!)
リリーは大発見をして、自分のこれまでの勘違いをおかしく思った。
アリステルのような貴族令嬢がたくさんいるのなら、パーティーに行ってみてもいいかもしれない。
翌日から週に6日、家庭教師の授業が始まった。
午前はリリーの部屋で座学。
主に語学だが、我が国の歴史や貴族の成り立ちなど幅広く学ぶ。
時には、楽器を習うこともあった。
アリステルはピアノとフルートが得意とのことだった。
庶民にはまだピアノを弾く機会があまりなかったのだが、リリーもピアノを弾いてみたいと言って、父にねだった結果、ガスター家にグランドピアノが納品されることになった。
昼食はマナーを教えるためアリステルとリリーは同じテーブルに着く。
これまでも家族から教えられているので、だいたいのことはできているつもりだった。
しかし、アリステルの所作を見ると、自分とは全然違うことにリリーは気づいた。
物の扱いが丁寧で滑らかなのだ。
指先まで神経を通わせて、美しく、たおやかに。
よいお手本が目の前にいることで、リリーのマナーは格段に向上した。
◆ ◆ ◆
アリステルが住み込みで働き始めてから、3か月が過ぎた。
ガスター夫妻は、住むところもなく手持ちの着替えさえもないアリステルに、屋敷の空き部屋に住むよう勧め、生活に必要な品を与えてくれた。
食費や生活にかかっている費用は給金から引いてもらうようお願いしているが、それでも十分なほどの給金をいただいていた。
リリーともすっかり仲良しだ。
アリステルは新しい生活に慣れることに必死で、継母に捨てられたことを思い出して悲しくなる暇もなかった。
「アリス先生!こっち、こっちに来てください!」
アリステルの教え子となった少女リリーが、弾む笑顔でアリステルを振り返り、早く早く、と手招きする。
「リリー、四葉のクローバーが見つかったの?」
「見て!ほら!」
「まぁ、本当ね。きっと素敵なことがおきるわ」
えへへ、とリリーは嬉しそうに笑い、大切そうに四葉のクローバーを摘んだ。
今日は週の終わりの休日を使って、リリーとアリステルは小高い丘にピクニックに来ていた。
お目付け役としてガスター家のメイド長ナタリーも一緒だ。
「わたくしは冠を作りましたわ。リリーにプレゼントよ」
赤い髪を両サイドで三つ編みにして胸元に垂らしているリリーの頭にそっと花冠を載せ、アリステルはにっこりと笑った。
「かわいいわ。花の妖精さんみたいね」
リリーは嬉しそうに頬を赤く染めた。
「アリス先生、リリー様、そろそろお戻りになりませんと」
「「はーい」」
ナタリーに声を掛けられ、二人は同時に返事をする。
そして顔を見合わせくすっと笑った。
「まるでお二人は姉妹のようでございますね」
「えへへ、アリス先生がお姉ちゃんだったら嬉しいな」
「本当ね。リリーが妹だったら嬉しいわ」
アリステルは一瞬、会ったこともない妹のことを考えた。あの子もリリーのようにかわいかったのかもしれない。
「お兄ちゃんとアリス先生が結婚したら、本当にお姉ちゃんになれるのになぁ」
リリーが夢見るように言うと、アリステルは即座にたしなめる。
「リリー、それはいけません。お兄様には婚約者の方がいると伺っています。冗談でもそのようなことを言っては、失礼に当たりますよ」
リリーは口をとがらせて、はーい、と返事した。
「あらら、お口がとんがっていますわ。まだまだレディにはなれていませんわね」
そう言って、リリーの口をつんと指でつついた。そして笑顔を作って、リリーの手を引き、立たせた。
「さあ、帰りましょう。摘んだ四葉のクローバーを押し花にしましょうね」
「はい!」
脳内予想では、完全にマルグリット的令嬢がやって来て、リリーをいじめることになっている。
父が家庭教師を探し始めたとき、平民相手に教えてくれるようなマナー講師などなかなか見つからなかった。
貴族のマナーを教える人も貴族なわけで、金を持っているだけの平民を小馬鹿にしているのだろう。
そんな愚痴をこぼした結果、エイリクと仲の良い商会長仲間のマーリクがいい人を見つけ紹介してくれたらしい。
紹介状を手にやってきたアリステルと会ったのは家令と父のみ。
二人の情報によれば、礼儀正しいお嬢さんらしい。
最近までは他国の伯爵令嬢だったが、理由あって今は身寄りがなく、一人で生きていくため職を探しているということだった。
父は大変気に入ったようで、採用を即決。しかも住み込み。
住み込みと言うことは、四六時中リリーの後ろをついて回って、これがダメ、あれがダメと注意されるに違いない。
この後、午後のお茶の時間にリリーと顔を合わせることになっている。
リリーは緊張して顔色が悪くなってきた。
家庭教師として紹介されたアリステルは、色白で目がぱっちり大きく、美しい人だった。
エメラルドの瞳に見つめられると、リリーはなんだか恥ずかしくなってしまい、母のスカートの陰に隠れた。
もうじき16歳だと言うが、小柄で童顔のためもっと幼く見えた。
しかし言葉遣いやしぐさが洗練されており、リリーにはまるで天使のように見えたのだった。
一方、アリステルも、母のスカートの陰から、上目遣いにアリステルを見てくるリリーのかわいらしさに胸がきゅんとしていた。
(なんて愛らしいのでしょう!)
アリステルは少しかがんでリリーの目線に高さを合わせると、にっこり笑みを作って声をかけた。
「はじめまして、リリー様。わたくしマーリクさんの紹介で参りましたアリステルと申します。よろしくお願いいたします」
リリーはもじもじと母のスカートをいじりながら、アリステルから目をそらした。
「リリーです。よろしくおねがいします」
消え入りそうな小さな声で挨拶をしたのだった。
「リリー様、仲良くしましょうね」
アリステルが優しく笑い、リリーはおずおずとアリステルを見上げて、はいと返事をした。
(全然マルグリット様と違う)
マルグリットは、いつも高慢そうにつんと顎をそらし、リリーが挨拶をしたって、ちらりと目線をやって無視をするのだ。
アリステルのように笑いかけてくれたことなんかなかった。
(貴族令嬢がイヤな奴なんじゃなくて、マルグリット様がイヤな奴なんだわ!)
リリーは大発見をして、自分のこれまでの勘違いをおかしく思った。
アリステルのような貴族令嬢がたくさんいるのなら、パーティーに行ってみてもいいかもしれない。
翌日から週に6日、家庭教師の授業が始まった。
午前はリリーの部屋で座学。
主に語学だが、我が国の歴史や貴族の成り立ちなど幅広く学ぶ。
時には、楽器を習うこともあった。
アリステルはピアノとフルートが得意とのことだった。
庶民にはまだピアノを弾く機会があまりなかったのだが、リリーもピアノを弾いてみたいと言って、父にねだった結果、ガスター家にグランドピアノが納品されることになった。
昼食はマナーを教えるためアリステルとリリーは同じテーブルに着く。
これまでも家族から教えられているので、だいたいのことはできているつもりだった。
しかし、アリステルの所作を見ると、自分とは全然違うことにリリーは気づいた。
物の扱いが丁寧で滑らかなのだ。
指先まで神経を通わせて、美しく、たおやかに。
よいお手本が目の前にいることで、リリーのマナーは格段に向上した。
◆ ◆ ◆
アリステルが住み込みで働き始めてから、3か月が過ぎた。
ガスター夫妻は、住むところもなく手持ちの着替えさえもないアリステルに、屋敷の空き部屋に住むよう勧め、生活に必要な品を与えてくれた。
食費や生活にかかっている費用は給金から引いてもらうようお願いしているが、それでも十分なほどの給金をいただいていた。
リリーともすっかり仲良しだ。
アリステルは新しい生活に慣れることに必死で、継母に捨てられたことを思い出して悲しくなる暇もなかった。
「アリス先生!こっち、こっちに来てください!」
アリステルの教え子となった少女リリーが、弾む笑顔でアリステルを振り返り、早く早く、と手招きする。
「リリー、四葉のクローバーが見つかったの?」
「見て!ほら!」
「まぁ、本当ね。きっと素敵なことがおきるわ」
えへへ、とリリーは嬉しそうに笑い、大切そうに四葉のクローバーを摘んだ。
今日は週の終わりの休日を使って、リリーとアリステルは小高い丘にピクニックに来ていた。
お目付け役としてガスター家のメイド長ナタリーも一緒だ。
「わたくしは冠を作りましたわ。リリーにプレゼントよ」
赤い髪を両サイドで三つ編みにして胸元に垂らしているリリーの頭にそっと花冠を載せ、アリステルはにっこりと笑った。
「かわいいわ。花の妖精さんみたいね」
リリーは嬉しそうに頬を赤く染めた。
「アリス先生、リリー様、そろそろお戻りになりませんと」
「「はーい」」
ナタリーに声を掛けられ、二人は同時に返事をする。
そして顔を見合わせくすっと笑った。
「まるでお二人は姉妹のようでございますね」
「えへへ、アリス先生がお姉ちゃんだったら嬉しいな」
「本当ね。リリーが妹だったら嬉しいわ」
アリステルは一瞬、会ったこともない妹のことを考えた。あの子もリリーのようにかわいかったのかもしれない。
「お兄ちゃんとアリス先生が結婚したら、本当にお姉ちゃんになれるのになぁ」
リリーが夢見るように言うと、アリステルは即座にたしなめる。
「リリー、それはいけません。お兄様には婚約者の方がいると伺っています。冗談でもそのようなことを言っては、失礼に当たりますよ」
リリーは口をとがらせて、はーい、と返事した。
「あらら、お口がとんがっていますわ。まだまだレディにはなれていませんわね」
そう言って、リリーの口をつんと指でつついた。そして笑顔を作って、リリーの手を引き、立たせた。
「さあ、帰りましょう。摘んだ四葉のクローバーを押し花にしましょうね」
「はい!」
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