56 / 61
第55話 お掃除完了?
しおりを挟む
卓上タイプのノズルが短い掃除機のような道具は、ゴゴゴッと漫画の効果音のような音を立てながら動き出した。
「うぅ、うおっ? 吸引力がスゴイッ!」
サラは変な声を上げながら踏ん張った。
銀色の長い髪がバッサバッサ音を立ててなびく。
「ぎゃっ⁉ お花のリボンが飛んじゃいそうぅぅぅぅぅ⁉」
魔法道具の吸引力は凄かった。
サラの小さな体はノズルの後ろ側にあるというのに、それでも吸い込まれそうな勢いだ。
「うわぁぁぁぁ。何これ⁉ 吸引力が漫画みたいだよ⁉」
下半身は半ば宙に浮いたようになっていて、サラは必死に掃除機にしがみついていた。
吸引力は当然のようにサラの周囲の人々にも影響を与えていた。
「うわっ⁉」
「なんだこの風はっ⁉」
「吸い込まれるーーーーーーーっ!」
ビュンビュンと音を立てて瘴気を吸い込む掃除機の吸引力は凄い。
「う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛……お? あれ? 急に楽になった」
サラの体はいつの間にか普通に地面へ足がついていた。
掃除機は相変わらずスゴイ吸引力で瘴気を吸い込んでいる。
サラは空を見上げた。
薄墨色の曇った空は相変わらずだが、少しずつ薄くなっているようだ。
周囲も霧が垂れこめたようになってはいるものの、足元にスモークが溜まっているような状態で人々が動いているのが見えた。
さっき吸い込まれると叫んでいた人たちも、今は普通に動けているようだ。
「え? なにこれ? どうなってるの?」
『あーそれは、邪悪なモノは強力に、そうでないモノはそれなりに吸い込むタイプの魔道具みたいだねぇ~』
巨大化したピカードの呑気な声が上の方から降りてきた。
「ほう。邪悪なモノを吸い込む……」
薄墨色の空気がガンガン吸い込まれ、ゴミを溜める透明容器のなかがガンガン黒くなっていく。
「アッ、リボンッ!」
サラは小さな手で髪を押さえた。
(どうやら花飾りのついたリボンは無事みたい。よかった。それにしても……魔法の掃除機、吸引力すごっ)
サラは透明容器に頬っぺたをペチャッとつけて中を覗き込んだ。
透明容器のなかは既に真っ黒だ。
(これは瘴気で満杯状態。ホコリは溜まったらゴミ箱へ捨てられるけど、瘴気はどうすればいいんだろ?)
サラが透明容器にピタリとくっついて悩んでいると、掃除機にドンッと何かがぶつかった。
「なに、今の⁉」
衝撃に驚いてサラは叫ぶ。
ドンッという衝撃と共に何かが掃除機の向こう側へ転がり落ちたようだ。
サラは掃除機の影から恐る恐る顔を出して、裏側を覗いた。
「えっ⁉ なっ、なによっ、これ⁉」
『それは魔獣だねぇ~』
サラがゴロンとしたデカい影にビビり散らしていると、頭上からピカードの呑気な声が降ってきた。
続いてクロの声が響く。
『あ、でもそいつはもう死んでるから安心して、サラ』
「……ん、わかった……」
(わたしは3歳児のハズだけど、魔獣の死骸をそのまま見せるとか。異世界半端なーい。でも過保護な女神さまの加護のせいか自動でモザイクが入ってる気もする。配慮の種類が……うん。いや、ま、いいや……)
サラは目を細め、魔獣の死骸が転がっている方向を見ないようにしながら、掃除機の透明容器のなかを見た。
透明だった容器のなかは闇のように黒い。
(これをなんとかしないと……そうだ!)
サラは地面に差した虫眼鏡を引っこ抜いた。
「虫眼鏡から出てくる浄化の白い光を容器に当てれば……」
小さな手で虫眼鏡を持つと、サラは白い光を透明容器部分へと当てた。
「やった! 瘴気が浄化されていく!」
吸い込まれた瘴気は透明容器のなかでドンドン浄化されて透明になった。
「手で持ってるのは疲れるな。この辺に突き刺しとこ」
虫眼鏡を地面にベンッと突き刺して様子を見る。
「あー……でもまた黒く……新しい瘴気を吸えば真っ黒になるね」
サラは溜息を吐いて空を見上げた。
「これじゃ根本的な解決にはならないなぁ。どうしようか……」
ブォォォォォォォォォと音を立てて掃除機は瘴気を吸い込んでいるが、墨を落としたような空がスッキリと綺麗になることはない。
時折、ドンッと大きな音がして魔獣の死骸が掃除機にぶつかっているのが分かる。
(瘴気もだけど、魔獣も相当いるみたい。クロたちが頑張ってるみたいだけど、わたしの側に戻ってこないってことは、戦い続けているってことだもん)
何だか先が見えない。
(ずっとこのまま戦ったり、浄化したりしなきゃダメってこと? でも、それって3歳児にはヘビーじゃない?)
サラの青い瞳にウルウルと涙が滲んだ。
(この事態を何とかしたいけど、どうすれば何とかキリがつくのか分からない)
泣くつもりはない。
けれどグスングスンとなってしまうのも仕方ない。
(サラのわたしでも、沙羅のわたしでも、わたしはわたしでしかない。万能無敵な聖女サマになんて、なれない。なりたいけど、なれないだもん)
ぽろぽろぽろっと熱い涙の粒が頬を伝う。
泣いたって意味はない。
でもオンオンと声を出して泣く自分をサラは止められなかった。
悔しくて俯いたサラの足元に、掃除機の強風にあおられた何かがコロコロと転がってきてコツンとぶつかった。
「ん? 何これ?」
サラは細くて短い指でそれを持ち上げた。
小石のようにも見えるそれは透明な黄色の石で、キラキラと光っていた。
石には紐がかかっていて、説明書のようなものがぶら下がっている。
「えーと……浄化魔法石? 聖力で空中に打ち上げることにより、瘴気をドンドン浄化します。どんなキツイ瘴気もコレで一発浄化。空気中へ漂う瘴気にバイバイ……。なんだ、この消臭剤みたいなヤツは。最初からコレを使えば揉めなくてすんだのでは?」
さっきまで泣いていたサラはスンッとなった。
(そうだよ。あの女神さまが何の手立ても与えずに、わたしをここに送り込むはずがないよ……)
女神の顔を思い出しながら、サラはガクッと肩を落としつつ、浄化魔法石を空へ飛ばした。
聖力で空高く舞い上がった黄色の魔法石は、ゆっくりとクルクルと回り始め、やがて仄かに黄みを帯びた光を発し始めた。
「何だあの光は⁉」
「見ろ! 瘴気が消えていく」
「おお、魔獣たちも逃げていくぞ」
人々の声がざわざわと響いてくる。
薄墨色の空気が透明になっていくに従って、近くにいた人の姿がサラの目にも映るようになった。
聖獣たちも、ミハイルも思っていたよりも近くにいたようだ。
ミハイルに施した浄化が出来る化粧は半分以上はげ落ちていて、滑稽でもあるが、戦いの激しさも感じさせた。
サラは空でクルクルと回る魔法石を眺めて呟く。
「うーん。でもコレ、聖力を注ぎ続けないと使えないんだ」
浄化が進んでいることを確認したサラは、魔法の掃除機のスイッチを切った。
そして虫眼鏡の角度を調整して白い浄化の光が魔法石へ当たるようにしてみた。
「光も弱くなっているし、この光だと魔法石の浄化の力がうまく働かないかもしれない。んー……、ということは、やっぱり簡単に使えないし。聖女が必要だな?」
サラが眉間にしわを寄せ首をコテンと左に傾けたところへ、シローネがグッタリしたイザベルを背中に乗せて飛び込んできた。
「うぅ、うおっ? 吸引力がスゴイッ!」
サラは変な声を上げながら踏ん張った。
銀色の長い髪がバッサバッサ音を立ててなびく。
「ぎゃっ⁉ お花のリボンが飛んじゃいそうぅぅぅぅぅ⁉」
魔法道具の吸引力は凄かった。
サラの小さな体はノズルの後ろ側にあるというのに、それでも吸い込まれそうな勢いだ。
「うわぁぁぁぁ。何これ⁉ 吸引力が漫画みたいだよ⁉」
下半身は半ば宙に浮いたようになっていて、サラは必死に掃除機にしがみついていた。
吸引力は当然のようにサラの周囲の人々にも影響を与えていた。
「うわっ⁉」
「なんだこの風はっ⁉」
「吸い込まれるーーーーーーーっ!」
ビュンビュンと音を立てて瘴気を吸い込む掃除機の吸引力は凄い。
「う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛……お? あれ? 急に楽になった」
サラの体はいつの間にか普通に地面へ足がついていた。
掃除機は相変わらずスゴイ吸引力で瘴気を吸い込んでいる。
サラは空を見上げた。
薄墨色の曇った空は相変わらずだが、少しずつ薄くなっているようだ。
周囲も霧が垂れこめたようになってはいるものの、足元にスモークが溜まっているような状態で人々が動いているのが見えた。
さっき吸い込まれると叫んでいた人たちも、今は普通に動けているようだ。
「え? なにこれ? どうなってるの?」
『あーそれは、邪悪なモノは強力に、そうでないモノはそれなりに吸い込むタイプの魔道具みたいだねぇ~』
巨大化したピカードの呑気な声が上の方から降りてきた。
「ほう。邪悪なモノを吸い込む……」
薄墨色の空気がガンガン吸い込まれ、ゴミを溜める透明容器のなかがガンガン黒くなっていく。
「アッ、リボンッ!」
サラは小さな手で髪を押さえた。
(どうやら花飾りのついたリボンは無事みたい。よかった。それにしても……魔法の掃除機、吸引力すごっ)
サラは透明容器に頬っぺたをペチャッとつけて中を覗き込んだ。
透明容器のなかは既に真っ黒だ。
(これは瘴気で満杯状態。ホコリは溜まったらゴミ箱へ捨てられるけど、瘴気はどうすればいいんだろ?)
サラが透明容器にピタリとくっついて悩んでいると、掃除機にドンッと何かがぶつかった。
「なに、今の⁉」
衝撃に驚いてサラは叫ぶ。
ドンッという衝撃と共に何かが掃除機の向こう側へ転がり落ちたようだ。
サラは掃除機の影から恐る恐る顔を出して、裏側を覗いた。
「えっ⁉ なっ、なによっ、これ⁉」
『それは魔獣だねぇ~』
サラがゴロンとしたデカい影にビビり散らしていると、頭上からピカードの呑気な声が降ってきた。
続いてクロの声が響く。
『あ、でもそいつはもう死んでるから安心して、サラ』
「……ん、わかった……」
(わたしは3歳児のハズだけど、魔獣の死骸をそのまま見せるとか。異世界半端なーい。でも過保護な女神さまの加護のせいか自動でモザイクが入ってる気もする。配慮の種類が……うん。いや、ま、いいや……)
サラは目を細め、魔獣の死骸が転がっている方向を見ないようにしながら、掃除機の透明容器のなかを見た。
透明だった容器のなかは闇のように黒い。
(これをなんとかしないと……そうだ!)
サラは地面に差した虫眼鏡を引っこ抜いた。
「虫眼鏡から出てくる浄化の白い光を容器に当てれば……」
小さな手で虫眼鏡を持つと、サラは白い光を透明容器部分へと当てた。
「やった! 瘴気が浄化されていく!」
吸い込まれた瘴気は透明容器のなかでドンドン浄化されて透明になった。
「手で持ってるのは疲れるな。この辺に突き刺しとこ」
虫眼鏡を地面にベンッと突き刺して様子を見る。
「あー……でもまた黒く……新しい瘴気を吸えば真っ黒になるね」
サラは溜息を吐いて空を見上げた。
「これじゃ根本的な解決にはならないなぁ。どうしようか……」
ブォォォォォォォォォと音を立てて掃除機は瘴気を吸い込んでいるが、墨を落としたような空がスッキリと綺麗になることはない。
時折、ドンッと大きな音がして魔獣の死骸が掃除機にぶつかっているのが分かる。
(瘴気もだけど、魔獣も相当いるみたい。クロたちが頑張ってるみたいだけど、わたしの側に戻ってこないってことは、戦い続けているってことだもん)
何だか先が見えない。
(ずっとこのまま戦ったり、浄化したりしなきゃダメってこと? でも、それって3歳児にはヘビーじゃない?)
サラの青い瞳にウルウルと涙が滲んだ。
(この事態を何とかしたいけど、どうすれば何とかキリがつくのか分からない)
泣くつもりはない。
けれどグスングスンとなってしまうのも仕方ない。
(サラのわたしでも、沙羅のわたしでも、わたしはわたしでしかない。万能無敵な聖女サマになんて、なれない。なりたいけど、なれないだもん)
ぽろぽろぽろっと熱い涙の粒が頬を伝う。
泣いたって意味はない。
でもオンオンと声を出して泣く自分をサラは止められなかった。
悔しくて俯いたサラの足元に、掃除機の強風にあおられた何かがコロコロと転がってきてコツンとぶつかった。
「ん? 何これ?」
サラは細くて短い指でそれを持ち上げた。
小石のようにも見えるそれは透明な黄色の石で、キラキラと光っていた。
石には紐がかかっていて、説明書のようなものがぶら下がっている。
「えーと……浄化魔法石? 聖力で空中に打ち上げることにより、瘴気をドンドン浄化します。どんなキツイ瘴気もコレで一発浄化。空気中へ漂う瘴気にバイバイ……。なんだ、この消臭剤みたいなヤツは。最初からコレを使えば揉めなくてすんだのでは?」
さっきまで泣いていたサラはスンッとなった。
(そうだよ。あの女神さまが何の手立ても与えずに、わたしをここに送り込むはずがないよ……)
女神の顔を思い出しながら、サラはガクッと肩を落としつつ、浄化魔法石を空へ飛ばした。
聖力で空高く舞い上がった黄色の魔法石は、ゆっくりとクルクルと回り始め、やがて仄かに黄みを帯びた光を発し始めた。
「何だあの光は⁉」
「見ろ! 瘴気が消えていく」
「おお、魔獣たちも逃げていくぞ」
人々の声がざわざわと響いてくる。
薄墨色の空気が透明になっていくに従って、近くにいた人の姿がサラの目にも映るようになった。
聖獣たちも、ミハイルも思っていたよりも近くにいたようだ。
ミハイルに施した浄化が出来る化粧は半分以上はげ落ちていて、滑稽でもあるが、戦いの激しさも感じさせた。
サラは空でクルクルと回る魔法石を眺めて呟く。
「うーん。でもコレ、聖力を注ぎ続けないと使えないんだ」
浄化が進んでいることを確認したサラは、魔法の掃除機のスイッチを切った。
そして虫眼鏡の角度を調整して白い浄化の光が魔法石へ当たるようにしてみた。
「光も弱くなっているし、この光だと魔法石の浄化の力がうまく働かないかもしれない。んー……、ということは、やっぱり簡単に使えないし。聖女が必要だな?」
サラが眉間にしわを寄せ首をコテンと左に傾けたところへ、シローネがグッタリしたイザベルを背中に乗せて飛び込んできた。
127
あなたにおすすめの小説
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー
めんどくさがり屋の異世界転生〜自由に生きる〜
ゆずゆ
ファンタジー
※ 話の前半を間違えて消してしまいました
誠に申し訳ございません。
—————————————————
前世100歳にして幸せに生涯を遂げた女性がいた。
名前は山梨 花。
他人に話したことはなかったが、もし亡くなったら剣と魔法の世界に転生したいなと夢見ていた。もちろん前世の記憶持ちのままで。
動くがめんどくさい時は、魔法で移動したいなとか、
転移魔法とか使えたらもっと寝れるのに、
休みの前の日に時間止めたいなと考えていた。
それは物心ついた時から生涯を終えるまで。
このお話はめんどくさがり屋で夢見がちな女性が夢の異世界転生をして生きていくお話。
—————————————————
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
転生幼女は追放先で総愛され生活を満喫中。前世で私を虐げていた姉が異世界から召喚されたので、聖女見習いは不要のようです。
桜城恋詠
ファンタジー
聖女見習いのロルティ(6)は、五月雨瑠衣としての前世の記憶を思い出す。
異世界から召喚された聖女が、自身を虐げてきた前世の姉だと気づいたからだ。
彼女は神官に聖女は2人もいらないと教会から追放。
迷いの森に捨てられるが――そこで重傷のアンゴラウサギと生き別れた実父に出会う。
「絶対、誰にも渡さない」
「君を深く愛している」
「あなたは私の、最愛の娘よ」
公爵家の娘になった幼子は腹違いの兄と血の繋がった父と母、2匹のもふもふにたくさんの愛を注がれて暮らす。
そんな中、養父や前世の姉から命を奪われそうになって……?
命乞いをしたって、もう遅い。
あなたたちは絶対に、許さないんだから!
☆ ☆ ☆
★ベリーズカフェ(別タイトル)・小説家になろう(同タイトル)掲載した作品を加筆修正したものになります。
こちらはトゥルーエンドとなり、内容が異なります。
※9/28 誤字修正
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
婚約破棄のその場で転生前の記憶が戻り、悪役令嬢として反撃開始いたします
タマ マコト
ファンタジー
革命前夜の王国で、公爵令嬢レティシアは盛大な舞踏会の場で王太子アルマンから一方的に婚約を破棄され、社交界の嘲笑の的になる。その瞬間、彼女は“日本の歴史オタク女子大生”だった前世の記憶を思い出し、この国が数年後に血塗れの革命で滅びる未来を知ってしまう。
悪役令嬢として嫌われ、切り捨てられた自分の立場と、公爵家の権力・財力を「運命改変の武器」にすると決めたレティシアは、貧民街への支援や貴族の不正調査をひそかに始める。その過程で、冷静で改革派の第二王子シャルルと出会い、互いに利害と興味を抱きながら、“歴史に逆らう悪役令嬢”として静かな反撃をスタートさせていく。
追放令嬢、辺境王国で無双して王宮を揺るがす
遊鷹太
ファンタジー
王国随一の名門ハーランド公爵家の令嬢エリシアは、第一王子の婚約者でありながら、王宮の陰謀により突然追放される。濡れ衣を着せられ、全てを奪われた彼女は極寒の辺境国家ノルディアへと流される。しかしエリシアには秘密があった――前世の記憶と現代日本の経営知識を持つ転生者だったのだ。荒廃した辺境で、彼女は持ち前の戦略眼と人心掌握術で奇跡の復興を成し遂げる。やがて彼女の手腕は王国全土を震撼させ、自らを追放した者たちに復讐の刃を向ける。だが辺境王ルシアンとの運命的な出会いが、彼女の心に新たな感情を芽生えさせていく。これは、理不尽に奪われた女性が、知略と情熱で世界を変える物語――。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる