14 / 57
第14話 始まりは気まぐれと思い切り
しおりを挟む
なんだかんだで7万文字書けちゃった夜。
わたしは気まぐれに思った。
「もう公開しちゃおうかな?」
ぶっちゃけ、悩みすぎて疲れたのだ。
仕事も年末進行に入ってきて疲れた。
ちょっと努力の結果が見たい。
「タイトルは美香たちに見てもらったから自信があるし。プロットもみてもらっているし。わたしは小説を書いたことがある経験者だし。なんとかなるんじゃない?」
インターネット回線は無事、開通したので自宅のネット環境も整った。
わたしの携帯電話もプランが変わったから、少し安くなった。
パソコンは、出資者である父が一生懸命使っている。
「でもわたしは知っているんだ。お父さんは、じきに飽きる」
父は集中してやりこむタイプだが、その分、飽きるのも早い。
そもそもずっと触っているわけではないから、わたしが使えるタイミングもある。
「ノートに書いて携帯電話から入力が、ノートに書いてからパソコン入力になるだけでもだいぶ楽だし」
これで更新への不安も減った。
ということで。
週も半ばの水曜日の夜。
わたしは書き溜めていた小説を公開することに決めた。
とはいえ。
ただ無計画に公開していくのも芸がない。
「まとめて同じ時間帯に3万文字とか、5万文字とか、まとめて投稿しても無駄だよねぇ。普通は一挙公開されても、そんなに読めない」
そこで連載との組み合わせだ。
「えーと、まずは同じ時間帯に3話ずつ公開しようかな。わたしの1話が短いし」
同時に複数話公開するのは目立つためだ。
「魅力的なタイトルをつけても、見つけてもらわないと読んでもらえないからな」
読者さんは1日張り付いてweb小説を読んでいるわけではない。
だから時間帯を分けて投稿することも大切だ。
「わたしのは全年齢だから、どの時間帯に一番多く読まれるか、わからないや」
ということで、複数の時間帯に複数話を公開することに決めた。
「今日、というか、明日。3万文字くらい公開しちゃおうかな?」
もちろん公開するにあたり、わたし自身、携帯電話をずっと握りしめていられるわけではない。
「平日だもんね。予約の機能を使ってみるか」
週末にすればいいのかもしれないが、思い立ったが吉日なのである。
「それに週末ってなんだかんだ忙しいし。迷って公開始められなかったりするんだよねぇ~。結果も怖いし」
そうなのだ。
公開すれば、読まれるにせよ、読まれないにせよ、反応がある。
「読まれたほうがいいけど、そこだけにこだわってると続かないって美香たちに言われているし。まずは淡々と公開……いや、淡々は、わたしには無理。水曜日、というか、実際には木曜日だな? ここで公開して、結果については週末に美香たちへ泣きつく。うん。これで完璧だ」
わたしはうんうんと頷きながら、webにあげてある小説の公開を予約していった。
わたしは気まぐれに思った。
「もう公開しちゃおうかな?」
ぶっちゃけ、悩みすぎて疲れたのだ。
仕事も年末進行に入ってきて疲れた。
ちょっと努力の結果が見たい。
「タイトルは美香たちに見てもらったから自信があるし。プロットもみてもらっているし。わたしは小説を書いたことがある経験者だし。なんとかなるんじゃない?」
インターネット回線は無事、開通したので自宅のネット環境も整った。
わたしの携帯電話もプランが変わったから、少し安くなった。
パソコンは、出資者である父が一生懸命使っている。
「でもわたしは知っているんだ。お父さんは、じきに飽きる」
父は集中してやりこむタイプだが、その分、飽きるのも早い。
そもそもずっと触っているわけではないから、わたしが使えるタイミングもある。
「ノートに書いて携帯電話から入力が、ノートに書いてからパソコン入力になるだけでもだいぶ楽だし」
これで更新への不安も減った。
ということで。
週も半ばの水曜日の夜。
わたしは書き溜めていた小説を公開することに決めた。
とはいえ。
ただ無計画に公開していくのも芸がない。
「まとめて同じ時間帯に3万文字とか、5万文字とか、まとめて投稿しても無駄だよねぇ。普通は一挙公開されても、そんなに読めない」
そこで連載との組み合わせだ。
「えーと、まずは同じ時間帯に3話ずつ公開しようかな。わたしの1話が短いし」
同時に複数話公開するのは目立つためだ。
「魅力的なタイトルをつけても、見つけてもらわないと読んでもらえないからな」
読者さんは1日張り付いてweb小説を読んでいるわけではない。
だから時間帯を分けて投稿することも大切だ。
「わたしのは全年齢だから、どの時間帯に一番多く読まれるか、わからないや」
ということで、複数の時間帯に複数話を公開することに決めた。
「今日、というか、明日。3万文字くらい公開しちゃおうかな?」
もちろん公開するにあたり、わたし自身、携帯電話をずっと握りしめていられるわけではない。
「平日だもんね。予約の機能を使ってみるか」
週末にすればいいのかもしれないが、思い立ったが吉日なのである。
「それに週末ってなんだかんだ忙しいし。迷って公開始められなかったりするんだよねぇ~。結果も怖いし」
そうなのだ。
公開すれば、読まれるにせよ、読まれないにせよ、反応がある。
「読まれたほうがいいけど、そこだけにこだわってると続かないって美香たちに言われているし。まずは淡々と公開……いや、淡々は、わたしには無理。水曜日、というか、実際には木曜日だな? ここで公開して、結果については週末に美香たちへ泣きつく。うん。これで完璧だ」
わたしはうんうんと頷きながら、webにあげてある小説の公開を予約していった。
15
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる