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第46話 あれれ~? 忙しいぞぉ~?
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雨が降っても風が強く吹いても、寒くても、暑くても、わたしは書く。
それは別にいいんだ。
計算違いは、なんだか忙しくなってしまったことだ。
「締め切り。締め切りって強い!」
わたしはぶつぶつつぶやきながら今日もデジタル文具に向かう。
梅雨の時期を抜けて、あともう少しで夏休みだ。
新連載は、もう新連載とはいえない。
一巻目が夏休みに発売されて、二巻目が秋に出る。
スケジュールだけは決まっているし、わたしは無理のない進行だと思っていた。
「終わらないっ」
商業は厳しい。
校正とか挿絵の確認作業とか、なんだかんだと色々ある。
だから時間はたっぷり確保したはずだ。
なのに思うように仕事が進んでいかない。
わたしがマヌケだからか?
マヌケであってもなくても、やるべきことはしなければならない。
商業は厳しい。
「余裕をもってスケジュールを立てたはずなのにぃ~」
そう余裕はあった。
あったはずだ。
わたしは呑気な事務員だから、無理はしたくない。
家事だって最低限だし、残業もしない。
恋人もいないし、ペットもいないから、自分に使える時間はたっぷりある。
はずだ。
はずだった。
なんだこれは。
「初稿がぁ~、終わらなぁ~い。校正を余裕もってしたいのに、そこに辿り着けないっ」
生産計画組む役割の人たち凄いな。
わたしはわたしの作業量を全く読めていなかったぞ。
一時間でこのくらい進む、というのは分かっていたから、そこをベースにスケジュールを組んだ。
なんだったら、余裕ありすぎるくらいのスケジュールで組んだ。
投稿サイトへの投稿もストップさせている。
わたしの使える余暇時間は、商業作品の作成へ全部振り分けた。
「なのになぜ終わらない⁉」
自分で自分に驚く。
「時間はあるはずなのになぁ……これが、スランプ?」
構成を変えましょう、といわれてわたしはホイホイ変えた。
そこまではいい。
いいはずだ。
わたしだって納得して書いている。
なのになぜ進まない?
「わーん。詰まったぁ~」
工場のライン上で事故が起き、流れてくる部品がバッシバッシ溜まっていく光景が脳裏によぎる。
いや部品ではつまらん。
そこは食べ物。
ケーキとかいいな?
アレだよ、イチゴを一個ずつのっけるはずが、わけわからなくなって二個になったりゼロ個になったりして失敗作のケーキが流れていく感じというか。
……詰まっていく生クリームのケーキか。
それはそれで美味しそう。
「いやっ、違うっ!」
そりゃそうだろうな、と思いつつ叫んでいる自分がここにいる。
これは気分転換しなさすぎてストレスが溜まっているな?
きっとそうだ。
久美子ならきっとそう言う。
溜まったストレスは解消すべきだ。
疲れすぎはいけない。
睡眠時間はしっかりと確保しているが、眠りにスッと落ちることのできない日々が続いているから疲れているのだ、きっと。
でも疲れをとるためにすることといえば、寝る以上によいことはあるだろうか?
いやない。
ひとっ走りしてくれば気分転換もできて眠れるじゃない、と美香なら言うだろう。
でもわたしは運動が嫌いだ。
「ま、いいや。明日も仕事だし。もうすぐ夏休みだし」
夏休み明けには、二巻目の初稿提出締め切りがある。
「夏休みのわたしに全部任せるっ」
わたしはベッドに入った。
時計はわたしにしては珍しく、日付の変わった深夜1時過ぎを指していた。
それは別にいいんだ。
計算違いは、なんだか忙しくなってしまったことだ。
「締め切り。締め切りって強い!」
わたしはぶつぶつつぶやきながら今日もデジタル文具に向かう。
梅雨の時期を抜けて、あともう少しで夏休みだ。
新連載は、もう新連載とはいえない。
一巻目が夏休みに発売されて、二巻目が秋に出る。
スケジュールだけは決まっているし、わたしは無理のない進行だと思っていた。
「終わらないっ」
商業は厳しい。
校正とか挿絵の確認作業とか、なんだかんだと色々ある。
だから時間はたっぷり確保したはずだ。
なのに思うように仕事が進んでいかない。
わたしがマヌケだからか?
マヌケであってもなくても、やるべきことはしなければならない。
商業は厳しい。
「余裕をもってスケジュールを立てたはずなのにぃ~」
そう余裕はあった。
あったはずだ。
わたしは呑気な事務員だから、無理はしたくない。
家事だって最低限だし、残業もしない。
恋人もいないし、ペットもいないから、自分に使える時間はたっぷりある。
はずだ。
はずだった。
なんだこれは。
「初稿がぁ~、終わらなぁ~い。校正を余裕もってしたいのに、そこに辿り着けないっ」
生産計画組む役割の人たち凄いな。
わたしはわたしの作業量を全く読めていなかったぞ。
一時間でこのくらい進む、というのは分かっていたから、そこをベースにスケジュールを組んだ。
なんだったら、余裕ありすぎるくらいのスケジュールで組んだ。
投稿サイトへの投稿もストップさせている。
わたしの使える余暇時間は、商業作品の作成へ全部振り分けた。
「なのになぜ終わらない⁉」
自分で自分に驚く。
「時間はあるはずなのになぁ……これが、スランプ?」
構成を変えましょう、といわれてわたしはホイホイ変えた。
そこまではいい。
いいはずだ。
わたしだって納得して書いている。
なのになぜ進まない?
「わーん。詰まったぁ~」
工場のライン上で事故が起き、流れてくる部品がバッシバッシ溜まっていく光景が脳裏によぎる。
いや部品ではつまらん。
そこは食べ物。
ケーキとかいいな?
アレだよ、イチゴを一個ずつのっけるはずが、わけわからなくなって二個になったりゼロ個になったりして失敗作のケーキが流れていく感じというか。
……詰まっていく生クリームのケーキか。
それはそれで美味しそう。
「いやっ、違うっ!」
そりゃそうだろうな、と思いつつ叫んでいる自分がここにいる。
これは気分転換しなさすぎてストレスが溜まっているな?
きっとそうだ。
久美子ならきっとそう言う。
溜まったストレスは解消すべきだ。
疲れすぎはいけない。
睡眠時間はしっかりと確保しているが、眠りにスッと落ちることのできない日々が続いているから疲れているのだ、きっと。
でも疲れをとるためにすることといえば、寝る以上によいことはあるだろうか?
いやない。
ひとっ走りしてくれば気分転換もできて眠れるじゃない、と美香なら言うだろう。
でもわたしは運動が嫌いだ。
「ま、いいや。明日も仕事だし。もうすぐ夏休みだし」
夏休み明けには、二巻目の初稿提出締め切りがある。
「夏休みのわたしに全部任せるっ」
わたしはベッドに入った。
時計はわたしにしては珍しく、日付の変わった深夜1時過ぎを指していた。
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