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第19話 文化祭通貨制作
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真城たちは連行された生徒会室で、文化祭の時に使う通貨の作成を手伝うことになった。
生徒会室には生徒会長と、次期生徒会長となる御菩薩池正輝、別名菩薩先輩がいた。
生徒会長は椅子に座り、目の前にある大きな机の上に両肘をおいて、銀縁眼鏡をキラリーンと光らせながら言う。
「君たちには文化祭で使う文化祭通貨の作成に関わって欲しい」
「文化祭通貨って、なに?」
真城は、生徒会長って杉田とキャラ被ってるなーと思いながら、無邪気に聞いた。
すると、杉田がペランと一枚の紙を取り出す。
「これだ!」
それは金額がコピーされた紙だった。
「おお。お金だ」
「いまどき紙で文化祭通貨を作るんですか? 電子マネーでなくて?」
感動する真城に対して、黒江は呆れたように冷たく言った。
生徒会長は高らかに笑う。
「ハッハッハッ。ココは陸の孤島学園だぞ」
「そうだそうだ。電子マネーを用意したって、ネットサービスがまともに繋がらない表でやりとりするんだから、決済システムがまともに動かないんだ」
杉田が胸を張って言ったが、そこは自信満々に言うところだろうか? と黒江は疑問に思った。
真城は目をキラキラさせて「スゲェー、賢ーい」とか言っている。
コイツは大丈夫だろうか? と黒江は思った。
やっぱり俺が側についていないと、と思うと黒江の胸はキュンキュンした。
ふわふわ猫っ毛の茶色っぽい髪をクシャクシャと撫でまわしたい。
しかし目の前には二年生の菩薩先輩と三年生の生徒会長がいる。
杉田の存在などどうでもいいが、今は耐えようと黒江は決めた。
生徒会長は大きな机の上に両肘をおいて、両手の指を組んだ上に顎を置いて、銀縁眼鏡をキラリーンと光らせながら言う。
「報酬は100,000,000陸の孤島学円でどうだろうか」
「乗ったぁぁぁぁぁぁ!」
「おいっ、真城っ⁉」
生徒会長の提案へ速攻乗った真城に、黒江は慌てた。
「真城っ、騙されるな! 杉田の持っている紙を見ろっ!」
「ん?」
真城はまじまじと杉田の持っている紙を見た。
「金額だ、金額」
「あっ、100,000だ」
「陸の孤島学園文化祭通貨はハイパーインフレの可能性があるっ」
菩薩先輩が慈愛の笑みを浮かべて言う。
「よく気付きましたね。陸の孤島学園文化祭通貨の最低金額は100,000です」
「えー、それって日本円でいくらくらい?」
「さぁ? いくらくらいでしょうね」
真城の純粋な疑問に、菩薩先輩は曇りのない慈愛の笑みで答えた。
「答えになってねー!!!」
黒江が叫ぶのを、生徒会長は銀縁眼鏡をキランとさせながらニッと笑って見ている。
杉田は銀縁眼鏡をキラリンとさせながらニマニマしているし、菩薩先輩は慈愛の笑みを浮かべている。
真城はワクワクした様子で黒江に言う。
「いいじゃん、いいじゃん。楽しそうだし。やろーよ。ねぇねぇ、やろーよ、黒江」
「わかったやる」
真城のお願いに黒江は弱い。
とってもチョロい黒江を、杉田はニマニマして見ていた。
黒江は真城に付き合って、陸の孤島学園文化祭通貨作成に携わることとなった。
まずは陸の孤島学園文化祭通貨の台紙をコピー機で刷る。
それを裁断して、金額別に並べていくのだ。
「これ、配布はどうするんですか?」
黒江は疑問を生徒会長にぶつけた。
「教室でクラスごとに配布するよ」
生徒会長の説明に、真城は食いついた。
「え? 教室でももらえんの? いくらもらえるんですか?」
菩薩先輩が答える。
「1人100,000,000陸の孤島学円だね」
「やった! お金持ちだ!」
「うっわ。とんでもねーハイパーインフレだー!」
両腕を上げて大喜びする真城の隣で、黒江は額に手を当てて天を仰ぐ。
こうして真城は楽しく文化祭通貨制作を作成し、黒江は真城の可愛さを堪能してドキドキしたりムラムラしたりした。
生徒会室には生徒会長と、次期生徒会長となる御菩薩池正輝、別名菩薩先輩がいた。
生徒会長は椅子に座り、目の前にある大きな机の上に両肘をおいて、銀縁眼鏡をキラリーンと光らせながら言う。
「君たちには文化祭で使う文化祭通貨の作成に関わって欲しい」
「文化祭通貨って、なに?」
真城は、生徒会長って杉田とキャラ被ってるなーと思いながら、無邪気に聞いた。
すると、杉田がペランと一枚の紙を取り出す。
「これだ!」
それは金額がコピーされた紙だった。
「おお。お金だ」
「いまどき紙で文化祭通貨を作るんですか? 電子マネーでなくて?」
感動する真城に対して、黒江は呆れたように冷たく言った。
生徒会長は高らかに笑う。
「ハッハッハッ。ココは陸の孤島学園だぞ」
「そうだそうだ。電子マネーを用意したって、ネットサービスがまともに繋がらない表でやりとりするんだから、決済システムがまともに動かないんだ」
杉田が胸を張って言ったが、そこは自信満々に言うところだろうか? と黒江は疑問に思った。
真城は目をキラキラさせて「スゲェー、賢ーい」とか言っている。
コイツは大丈夫だろうか? と黒江は思った。
やっぱり俺が側についていないと、と思うと黒江の胸はキュンキュンした。
ふわふわ猫っ毛の茶色っぽい髪をクシャクシャと撫でまわしたい。
しかし目の前には二年生の菩薩先輩と三年生の生徒会長がいる。
杉田の存在などどうでもいいが、今は耐えようと黒江は決めた。
生徒会長は大きな机の上に両肘をおいて、両手の指を組んだ上に顎を置いて、銀縁眼鏡をキラリーンと光らせながら言う。
「報酬は100,000,000陸の孤島学円でどうだろうか」
「乗ったぁぁぁぁぁぁ!」
「おいっ、真城っ⁉」
生徒会長の提案へ速攻乗った真城に、黒江は慌てた。
「真城っ、騙されるな! 杉田の持っている紙を見ろっ!」
「ん?」
真城はまじまじと杉田の持っている紙を見た。
「金額だ、金額」
「あっ、100,000だ」
「陸の孤島学園文化祭通貨はハイパーインフレの可能性があるっ」
菩薩先輩が慈愛の笑みを浮かべて言う。
「よく気付きましたね。陸の孤島学園文化祭通貨の最低金額は100,000です」
「えー、それって日本円でいくらくらい?」
「さぁ? いくらくらいでしょうね」
真城の純粋な疑問に、菩薩先輩は曇りのない慈愛の笑みで答えた。
「答えになってねー!!!」
黒江が叫ぶのを、生徒会長は銀縁眼鏡をキランとさせながらニッと笑って見ている。
杉田は銀縁眼鏡をキラリンとさせながらニマニマしているし、菩薩先輩は慈愛の笑みを浮かべている。
真城はワクワクした様子で黒江に言う。
「いいじゃん、いいじゃん。楽しそうだし。やろーよ。ねぇねぇ、やろーよ、黒江」
「わかったやる」
真城のお願いに黒江は弱い。
とってもチョロい黒江を、杉田はニマニマして見ていた。
黒江は真城に付き合って、陸の孤島学園文化祭通貨作成に携わることとなった。
まずは陸の孤島学園文化祭通貨の台紙をコピー機で刷る。
それを裁断して、金額別に並べていくのだ。
「これ、配布はどうするんですか?」
黒江は疑問を生徒会長にぶつけた。
「教室でクラスごとに配布するよ」
生徒会長の説明に、真城は食いついた。
「え? 教室でももらえんの? いくらもらえるんですか?」
菩薩先輩が答える。
「1人100,000,000陸の孤島学円だね」
「やった! お金持ちだ!」
「うっわ。とんでもねーハイパーインフレだー!」
両腕を上げて大喜びする真城の隣で、黒江は額に手を当てて天を仰ぐ。
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