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それぞれの時間
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高校3年の夏休みとなり、アズはいつもより時間を持て余していた。
本来は受験の年でもあり、時間を持て余すことはないのだが、そこは大学付属校。アズは希望学部をまだ決めきれていなかったが、アズの成績であれば医学部等は別としてどこの学部であってもあまり心配いらないと言われており、他校を受験する予定もないため、特に予備校等は行っていなかった。
ユズはモデルの仕事はセーブし、放課後は予備校に行く日も増えたため、家にいないことも多くなった。その代わり奨が来てくれることが多くなったが、それでもやはり多忙な奨なので、そう毎日毎日長い時間アズが独占できる訳でもなかった――もちろん奨としては自分が独占できるこの時間を最大限引き伸ばそうとはしていたのだが--。漣や朔はユズのように勉強のため予定が合わないこともあり、賑やかだったリビングはお手伝いのタキさんとアズの2人だけという日も増えていった。
3年次のクラス替えで俺だけ一人クラスが分かれてしまった。
漣と朔は同じクラスで相変わらずケンカもしているみたいだったけど、夏前から顔つきが変わった。しっかり落ち着いたというか、大人っぽくなったというか……、うまく表現できないけど、何となく奨くんのような頼もしさを感じることが増えた。クラスが別になっても休み時間や帰る時はなるべく一緒にいてくれるし、メッセージも頻繁に届く。奨くんも毎日、どんなに時間がなくても顔だけは必ず出してくれる。
だけど、
だけど、ちょっと寂しいって思ってしまう。
自分だって予備校には行ってはいないけど、進学のために勉強はしないといけないし、朔や漣が希望学部のために勉強していることも、奨くんが忙しいことも分かってる。頭では分かっているのに、あの4人で一緒にいた時間を恋しく思ってしまう。
「変なの……」
今だってちゃんと恋人だ。
みんな顔を見れば笑顔をくれるし、手もつなぐ。なんなら俺が真っ赤になるほどキスもする。でも、だから余計に「またな(ね)」の言葉が胸に刺さる。
いつの間にか、俺が彼らを求めていることに気がつく。
漣を、朔を、奨くんをどこかに探してしまう。隣に誰もいないことに慣れない。
寂しいと思うと同時に、3人の『好き』に自分の『好き』が追いつけたんじゃないかと嬉しく思う気持ちもあって、
くすり
と、広げたテキストを眺めながら微笑んでしまう自分も嫌ではなかった。
**
「朔、漣、どうだった?」
「余裕」
「俺も希望通り通ってたぜ!」
「良かったぁ、やったね!」
内部進学の発表日。
内部進学とはいえ、希望学部にいけるかは成績次第。
「二人とも頑張ったね!」
「アズだって希望通りだろ?」
漣は色々悩んでいたみたいだけど、目標を決めてからの追い込みは凄かった。
「ん、そうだね」
「じゃあ、おめでとうだな!」
朔は元々頭は良かったけど、法学部進学なんて本当に凄い。休み時間にも勉強していて、クラスの受験ムードに一役も二役も買っていた。みんな朔があれだけ頑張っているんだから、自分もやらないとって……だから朔のクラスは今回かなり希望通りの子が多かったみたい。
「うん、ありがとう」
また春からは奨くんも一緒の、そう、みんなまた同じ学校に通えるんだと思うと希望学部に決まっただけでない嬉しさがどんどん込み上げてくるのがわかる。
「奨くんにも報告しなくちゃね」
「別にいいよ、どうせ後で会うし」
「そうかな? 気にしてると思うよ」
「アイツが? ないない」
「でもちゃんとお守りもくれたじゃない」
奨くんは初詣に行った時に、俺たちにお守りを買ってくれた。学業御守。ちゃんと朔と漣にも買ってくれる奨くんの心遣いが好きだと思った。
「まぁ……うん」
「あれか……」
「二人のことちゃんと心配してたんだよ、じゃあ、会ったら報告とお礼もね」
「えー」
「報告は……する」
漣も若干目が泳いでいるな。
アズが言っているお守りだが、確かに奨が買ってくれた。俺たちにまでお守りをくれるとは思わず、ちょっと戸惑ったが、素直に嬉しいと思った。
――落ちたら恋人からも脱落ね、せいぜい頑張って。
と、あのニコニコ顔で囁かれるまでは……。
もちろんアズはそんなこと知らないし、まぁ今から思えば奨なりの励ましだったのかもしれないけど、正月早々から背筋が寒くなったのは、寒さのせいだけじゃなかったと断言できる。
「あとはユズちゃんかぁ」
「ま、アイツなら心配ないんじゃね?」
「ユズちゃんも希望通りに合格できるといいな」
「うん」
「とりあえず、今日はパーッと遊びに行こうぜ、アズ」
「うん!」
2人と校門を出ながら、もう心は駆け出していた。両手は漣と朔それぞれと繋いで、その大きさと力強さと温かさにホッとする。朔はいつも以上に明るく、いつもクールな漣も嬉しそうに笑っている。
「置いて行かないでよ」
両脇から腕が優しく滑り込み、後ろへ抱きとめられる。
「奨くん!」
「呼んでね―のに」
「お前さ、今日くらい3人でいさせろよ」
全く、すぐこの2人は文句を言う。
ほら、そんなこと言ったら……、
「ごめんね、俺が呼んだの。久々に4人でいっぱい居たいなって思って」
悲しそうな顔になっちゃうよ、アズが。
必死に「アズは悪くない」だの「アズのせいじゃない」とかなだめてるけど、遊ぶなら俺もってわざわざ呼んでくれたことに優越感を感じ、この後の予定を全部キャンセルして来ている自分も相当浮かれているなと、奨は笑った。
**
「ユズ! どうだった?」
久々の登校となったユズに友人らが声を掛ける。
「当然合格よ」
「さっすが!」
「良かったね」
「おめでとう」
「じゃあ来年からも一緒だね」
みんな一緒に喜んでくれている。
嬉しい。
Webで合格を確かめた時も、両親に報告した時も、アズから抱きつかれておめでとうと言われた時も嬉しかったけど、いつもこうやって気にかけてくれる友達がいてくれるってすごいことなんだと、この時のユズは素直に思った。
合格した第一志望はアズ達の行く大学ではない。
本当はアズのために、アズの行く大学へ行こうと思っていた。けれど、アズを大切に大切に想ってくれる人がいて、アズも想いを返した。そして進路に悩んでいる時に、奨から言われたのだ。
「お前、まだアズを守ろうとしてる? もう俺が、いや、俺たちがいるから大丈夫だよ。そろそろユズも自分のことを考えても良い頃なんじゃないの」
そんな風に言われるとは思っていなかった。
アズを守るのも、アズのために行動するのも当たり前だったし、そこに疑問を感じたことはなかった。
自分のこと……?
アズがケガをしてから、アズのことを、アズのためにだけ生きてきたようなものだった。奨に言われたことは嬉しくもあり、寂しくもあった。
「もう、私は要らないのかな……。」
そう呟いたら、紗良に怒られた。
「何言ってるの! ユズはアズくんのたった一人の姉でしょ。それは変わらないじゃない。アズくんだってそんなこと思ってるはずない。それに、アズくんだってきっとユズが一番やりたいことにチャレンジしている方が嬉しいに決まってる! 私だって、そう。ユズがアズくんのことに一生懸命なのは否定しないけど、ユズはユズの夢を持って自分のために一生懸命にもなって欲しいって思ってた」
いつも穏やかな紗良が早口に捲し立てる。
「紗良……」
「アズくんならきっと大丈夫だよ。ユズ、何だかんだいってあの3人のこと認めてるじゃない?」
「ええ?」
「あら、気がついてないの?」
そう言って紗良はころころと笑った。
そうして、私はアズとは違う大学を受けることに決めたのだ。
「ユズ、本当におめでとう」
「うん、ありがとう、紗良」
**
その日の放課後、ユズは靴箱で一人の後輩に声を掛けられた。
「ユズ先輩! あ、あの、第一志望合格したって聞きました。おめでとうございます!」
あら、お顔が真っ赤。でもうつむき加減だから全然目が合わないわね。
「ありがとう、あなた……お名前は?」
「あ、あの。――です」
んー、声が小さすぎて聞こえない。
ま、いっか。
「そう、いつもありがとう」
「い、いえ、そんな……あ、あのいつでも見ています……大好きです」
「あら、ありがとう」
顔のよく見えない、名前の聞き取れなかった子は、赤いリボンがラッピングされた小さな紙袋をユズに渡して走って行ってしまった。
「……ねぇ、ユズ、あの子なんだって?」
紗良が聞いてくる。
「ん? おめでとうって。あといつも見てて大好きって言われちゃった」
「それは?」
「え、なんか合格お祝いみたい」
紗良がちょっと考え込む仕草を見せる。
「あの子はちょっと注意した方がいいかもしれない」
「え? そう? なんか真っ赤になってて可愛かったよ」
「……うん、そう……まぁでも気をつけることには越したことがないから」
「ん? 分かった」
もう次の日にはユズは後輩のことは頭になく、紗良の言葉も残ってはいなかった。
本来は受験の年でもあり、時間を持て余すことはないのだが、そこは大学付属校。アズは希望学部をまだ決めきれていなかったが、アズの成績であれば医学部等は別としてどこの学部であってもあまり心配いらないと言われており、他校を受験する予定もないため、特に予備校等は行っていなかった。
ユズはモデルの仕事はセーブし、放課後は予備校に行く日も増えたため、家にいないことも多くなった。その代わり奨が来てくれることが多くなったが、それでもやはり多忙な奨なので、そう毎日毎日長い時間アズが独占できる訳でもなかった――もちろん奨としては自分が独占できるこの時間を最大限引き伸ばそうとはしていたのだが--。漣や朔はユズのように勉強のため予定が合わないこともあり、賑やかだったリビングはお手伝いのタキさんとアズの2人だけという日も増えていった。
3年次のクラス替えで俺だけ一人クラスが分かれてしまった。
漣と朔は同じクラスで相変わらずケンカもしているみたいだったけど、夏前から顔つきが変わった。しっかり落ち着いたというか、大人っぽくなったというか……、うまく表現できないけど、何となく奨くんのような頼もしさを感じることが増えた。クラスが別になっても休み時間や帰る時はなるべく一緒にいてくれるし、メッセージも頻繁に届く。奨くんも毎日、どんなに時間がなくても顔だけは必ず出してくれる。
だけど、
だけど、ちょっと寂しいって思ってしまう。
自分だって予備校には行ってはいないけど、進学のために勉強はしないといけないし、朔や漣が希望学部のために勉強していることも、奨くんが忙しいことも分かってる。頭では分かっているのに、あの4人で一緒にいた時間を恋しく思ってしまう。
「変なの……」
今だってちゃんと恋人だ。
みんな顔を見れば笑顔をくれるし、手もつなぐ。なんなら俺が真っ赤になるほどキスもする。でも、だから余計に「またな(ね)」の言葉が胸に刺さる。
いつの間にか、俺が彼らを求めていることに気がつく。
漣を、朔を、奨くんをどこかに探してしまう。隣に誰もいないことに慣れない。
寂しいと思うと同時に、3人の『好き』に自分の『好き』が追いつけたんじゃないかと嬉しく思う気持ちもあって、
くすり
と、広げたテキストを眺めながら微笑んでしまう自分も嫌ではなかった。
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「朔、漣、どうだった?」
「余裕」
「俺も希望通り通ってたぜ!」
「良かったぁ、やったね!」
内部進学の発表日。
内部進学とはいえ、希望学部にいけるかは成績次第。
「二人とも頑張ったね!」
「アズだって希望通りだろ?」
漣は色々悩んでいたみたいだけど、目標を決めてからの追い込みは凄かった。
「ん、そうだね」
「じゃあ、おめでとうだな!」
朔は元々頭は良かったけど、法学部進学なんて本当に凄い。休み時間にも勉強していて、クラスの受験ムードに一役も二役も買っていた。みんな朔があれだけ頑張っているんだから、自分もやらないとって……だから朔のクラスは今回かなり希望通りの子が多かったみたい。
「うん、ありがとう」
また春からは奨くんも一緒の、そう、みんなまた同じ学校に通えるんだと思うと希望学部に決まっただけでない嬉しさがどんどん込み上げてくるのがわかる。
「奨くんにも報告しなくちゃね」
「別にいいよ、どうせ後で会うし」
「そうかな? 気にしてると思うよ」
「アイツが? ないない」
「でもちゃんとお守りもくれたじゃない」
奨くんは初詣に行った時に、俺たちにお守りを買ってくれた。学業御守。ちゃんと朔と漣にも買ってくれる奨くんの心遣いが好きだと思った。
「まぁ……うん」
「あれか……」
「二人のことちゃんと心配してたんだよ、じゃあ、会ったら報告とお礼もね」
「えー」
「報告は……する」
漣も若干目が泳いでいるな。
アズが言っているお守りだが、確かに奨が買ってくれた。俺たちにまでお守りをくれるとは思わず、ちょっと戸惑ったが、素直に嬉しいと思った。
――落ちたら恋人からも脱落ね、せいぜい頑張って。
と、あのニコニコ顔で囁かれるまでは……。
もちろんアズはそんなこと知らないし、まぁ今から思えば奨なりの励ましだったのかもしれないけど、正月早々から背筋が寒くなったのは、寒さのせいだけじゃなかったと断言できる。
「あとはユズちゃんかぁ」
「ま、アイツなら心配ないんじゃね?」
「ユズちゃんも希望通りに合格できるといいな」
「うん」
「とりあえず、今日はパーッと遊びに行こうぜ、アズ」
「うん!」
2人と校門を出ながら、もう心は駆け出していた。両手は漣と朔それぞれと繋いで、その大きさと力強さと温かさにホッとする。朔はいつも以上に明るく、いつもクールな漣も嬉しそうに笑っている。
「置いて行かないでよ」
両脇から腕が優しく滑り込み、後ろへ抱きとめられる。
「奨くん!」
「呼んでね―のに」
「お前さ、今日くらい3人でいさせろよ」
全く、すぐこの2人は文句を言う。
ほら、そんなこと言ったら……、
「ごめんね、俺が呼んだの。久々に4人でいっぱい居たいなって思って」
悲しそうな顔になっちゃうよ、アズが。
必死に「アズは悪くない」だの「アズのせいじゃない」とかなだめてるけど、遊ぶなら俺もってわざわざ呼んでくれたことに優越感を感じ、この後の予定を全部キャンセルして来ている自分も相当浮かれているなと、奨は笑った。
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「ユズ! どうだった?」
久々の登校となったユズに友人らが声を掛ける。
「当然合格よ」
「さっすが!」
「良かったね」
「おめでとう」
「じゃあ来年からも一緒だね」
みんな一緒に喜んでくれている。
嬉しい。
Webで合格を確かめた時も、両親に報告した時も、アズから抱きつかれておめでとうと言われた時も嬉しかったけど、いつもこうやって気にかけてくれる友達がいてくれるってすごいことなんだと、この時のユズは素直に思った。
合格した第一志望はアズ達の行く大学ではない。
本当はアズのために、アズの行く大学へ行こうと思っていた。けれど、アズを大切に大切に想ってくれる人がいて、アズも想いを返した。そして進路に悩んでいる時に、奨から言われたのだ。
「お前、まだアズを守ろうとしてる? もう俺が、いや、俺たちがいるから大丈夫だよ。そろそろユズも自分のことを考えても良い頃なんじゃないの」
そんな風に言われるとは思っていなかった。
アズを守るのも、アズのために行動するのも当たり前だったし、そこに疑問を感じたことはなかった。
自分のこと……?
アズがケガをしてから、アズのことを、アズのためにだけ生きてきたようなものだった。奨に言われたことは嬉しくもあり、寂しくもあった。
「もう、私は要らないのかな……。」
そう呟いたら、紗良に怒られた。
「何言ってるの! ユズはアズくんのたった一人の姉でしょ。それは変わらないじゃない。アズくんだってそんなこと思ってるはずない。それに、アズくんだってきっとユズが一番やりたいことにチャレンジしている方が嬉しいに決まってる! 私だって、そう。ユズがアズくんのことに一生懸命なのは否定しないけど、ユズはユズの夢を持って自分のために一生懸命にもなって欲しいって思ってた」
いつも穏やかな紗良が早口に捲し立てる。
「紗良……」
「アズくんならきっと大丈夫だよ。ユズ、何だかんだいってあの3人のこと認めてるじゃない?」
「ええ?」
「あら、気がついてないの?」
そう言って紗良はころころと笑った。
そうして、私はアズとは違う大学を受けることに決めたのだ。
「ユズ、本当におめでとう」
「うん、ありがとう、紗良」
**
その日の放課後、ユズは靴箱で一人の後輩に声を掛けられた。
「ユズ先輩! あ、あの、第一志望合格したって聞きました。おめでとうございます!」
あら、お顔が真っ赤。でもうつむき加減だから全然目が合わないわね。
「ありがとう、あなた……お名前は?」
「あ、あの。――です」
んー、声が小さすぎて聞こえない。
ま、いっか。
「そう、いつもありがとう」
「い、いえ、そんな……あ、あのいつでも見ています……大好きです」
「あら、ありがとう」
顔のよく見えない、名前の聞き取れなかった子は、赤いリボンがラッピングされた小さな紙袋をユズに渡して走って行ってしまった。
「……ねぇ、ユズ、あの子なんだって?」
紗良が聞いてくる。
「ん? おめでとうって。あといつも見てて大好きって言われちゃった」
「それは?」
「え、なんか合格お祝いみたい」
紗良がちょっと考え込む仕草を見せる。
「あの子はちょっと注意した方がいいかもしれない」
「え? そう? なんか真っ赤になってて可愛かったよ」
「……うん、そう……まぁでも気をつけることには越したことがないから」
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