乱交パーティー出禁の男

眠りん

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番外編

⑤先輩達の奴隷

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 中学一年生になった伊吹と瑞希は、近くの公立中学に入学した。
 クラスは分かれたが、それぞれの教室に馴染んで、友達も出来て、小学生だった頃よりは少し距離が出来てしまった。

 秋頃の事だ。伊吹は祖父が甘やかすのでお小遣いを多くもらえていた。
 持ち物も良質な物が多く、おこぼれをもらおうと寄ってくる同級生も少なくなかった。
 家に呼び、最新のゲーム機を自慢しつつ、友人に使わせたりすると、すぐに人気者になる。

 元々顔が整っている事で女子から好意を寄せられる事もあり、伊吹は完全に調子に乗っていた。


 ある日、伊吹は三年の先輩達から学校の屋上に呼び出された。彼らは伊吹が調子に乗っている事が気に入らず、痛めつけるつもりで呼び出した。

 屋上には五人の体格の良い男が三人と、標準体型の男が二人いた。真ん中にいる一番ガタイのいい男がリーダー格らしい。
 伊吹は明らかに先輩をバカにするような顔で堂々と現れた。

「なんですか? 俺が金あってモテるからって僻むのはカッコ悪いッスよ」

 煽り文句も忘れない。怒った先輩が殴るだろうと期待しての事だった。
 最近、瑞希と遊ぶ頻度が少ない為、痛みを与えてもらえない日が続いていた。
 痛みに飢えていたのだ。

「コノヤロ……イキがってんじゃねぇよ!」

 一人の先輩にみぞおちを殴られる。伊吹は、地面に膝を着いて呻きながらも、内心喜んでいた。
 だが伊吹が蹲ると、先輩五人は周りに集まってきて伊吹の身体を蹴り始めたのだ。
 もう我慢が出来なくなった。

「あんっ、ひぁ、あん、あっ、……もっと、もっと痛くしてくだひゃい」

 伊吹は喘ぎ声を上げて呆気なく陥落した。

「なんだコイツ?」

「俺ら蹴ってんのに……」

 リーダーの男が、伊吹の制服のシャツを脱がした。痛みに感じる身体は乳首が固く立っていた。
 熟した果実のような乳首に、全員が性感を煽られた。

「こいつ、なんかエロくね?」

「おい。下も脱がすぞ」

「だっ、だめぇ……」

「お前に拒否権ねぇんだよ!」

 伊吹は頭を強く踏まれた。それだけで力が抜けてしまい、ズボンは簡単に脱がされてしまう。
 そして露わになってしまったのだ。固く上を向いてピクピクしている肉棒を。

「蹴られて勃ったのかよ。ドMじゃん」

「はい……俺、痛いのが好きなドMなんです。先輩達、いじめてください」

 潤む目で訴えると、リーダーの男がニヤりと伊吹を見下ろして言い放つ。

「おう、いいぜ。お前と俺らでウィンウィンの関係を作らないか?」

「それはどういう……?」

 意味が分からず首を傾げると、リーダーは続けた。

「俺らはお前を暴行して喜ばせる。それでお前がエロくなったら、俺らはお前を犯して楽しむ。
 どうだ?」

「勿論いいですよ。ていうかそんな関係作らず、俺の事好きにしてくれて構わないです。皆さんの性奴隷にして下さい」

 伊吹がそう言うと、すぐにリーダーが伊吹の尻穴をなぞるように触った。

「あっ……俺の鞄にローションあるんで、それで広げて下さい。すぐにおっきぃの入りますからぁ」

 目にハートマークでも付いているかのような、甘い瞳で誘惑する。父親に犯されて以来、瑞希に玩具で拡張はされたが、本物を受け入れていなかった。
 身体が肉棒を求めている。
 
 ローションに塗れた指を尻穴に入れられると、伊吹は歓喜の声を上げた。

「あンッ……もっと、入れて下さい。指、増やしてぇ」

「クソ生意気な新入生かと思いきや、こんな可愛かったなんて」

「穴もエロすぎ。早く入れてぇ」

「いけすかねぇイケメン顔もエロくなるとすげー可愛いし」

 先輩達は口々に言ってきた。それも伊吹の興奮材料だ。もっと自分の身体にハマって、虐めて欲しい。それだけが望みなので好意的な意見は安心させるものがある。

「入れてぇ。せんぱぁい、この性処理するしか能のない俺のマンコをザーメンでいっぱいにしてください。もっと、痛くしてぇ」

 伊吹がねだると、リーダーが自身の肉棒を尻穴にズンッと埋め込んだ。
 他の一人は伊吹の乳首を引きちぎる勢いで抓り、一人は伊吹の大きく張っている肉棒を掴んで握り締めた。一人は喉奥を犯した。

 もう伊吹の身体は入る隙がない。全員で回すも、一人入り込めずに余る者がいた。
 全員、一度は手持ち無沙汰になる時がある。その事に対して誰も文句を言わずに毎日のように伊吹を犯していたのだが。

 伊吹が性奴隷になって半月程経ったある時の事だった。
 リーダーの家は広い。部屋も二十畳程あり、六人でも余裕がある程だ。
 伊吹と先輩五人でのプレイを終えた後、一番大人しくて目立たない先輩が文句を言った。

「つか伊吹一人だと正直足りねぇっつーか。なぁ伊吹、誰か友達一人差し出せよ」

「ええっ!? そしたら俺へのイジメが減るじゃないっスか!」

 勿論伊吹は反論した。伊吹としては、今が一番幸せなのだ。
 構ってくれる相手が減ってしまうと、欲求不満になる。それは避けたかった。
 だが、その心配はリーダーの一言であっさりと解決した。

「なら、こっちも三人増やす。それでいいだろ?」

「ああ、それなら良いっスね。俺、信頼出来る友達が一人いるんで、そいつ呼びます」

「伊吹、友達多いじゃん。その中から選ばせてくれないのかよ?」

「だって。クラスの友達は上辺だけっていうか。そいつなら、俺のこんな姿見せられるんで」

「じゃあ、明日連れてこいよ」

「了解っス!」

 こうして伊吹は安請け合いをしたのだが、これが八年経っても後悔し続ける事になるとはこの時知る由もなかったのだった。
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