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眠りん

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十五話 拒絶

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 皇樹と匠は中学生である。
 つまりまだまだラブホテルには入れない年齢だが、ある裏技を使って入る事が出来た。
 部屋に入ると、皇樹は少し疲れてソファーに座る。匠は皇樹の前に来て床に正座した。

「今日は楽しい時間をありがとうございました」

 頭を下げてから、膝立ちになって皇樹のズボンのファスナーを下げた。
 下着も少し下ろすと、男性器を取り出して匠は口をアーと開く。
 皇樹は匠の頭を押さえると、慌てて制止した。

「ちょっと待った! 何してる?」

「あ……お疲れのようですし、ヤリまくるんですよね? 準備してきてますよ」

「もうちょっとムードとかさ。ただやってもつまらなくないか?」

「どうでしょう? 僕は皇樹様が気持ち良くイけるように身体の準備をするだけですから」

「なんでだよ? そんな言い方するなんて……それに、その奴隷みたいな態度もやめろよ!」

「何を言ってるんです? 僕はあなたの性処理奴隷ですよ」

 匠は淡々と皇樹の肉棒を舐め始めた。柔らかくて温かい舌肉に包まれると、すぐに固くなるが、流される訳にはいかないと匠の頭を押さえて制止した。

「なんでそんな言い方……俺、さっき告っただろ! お前、受け入れてくれたんじゃないのかよ!?」

「告白? ああ、観覧車でなんか告白してましたね。ちゃんと聞きましたよ」

「そうじゃなくて……あぁもう! ちゃんと言うから聞いてくれ」

 匠はようやく肉棒を舐めるのをやめて、正座して皇樹を見つめていた。その表情は心なしか暗く見える。

「俺は匠が好きだ。もう奴隷扱いなんてしない。俺の恋人になって下さい」

「断ります」

「どうして!?」

 皇樹が知っている匠は、こうして関わりあいになる前から、皇樹を遠くから眺めているような人間だった。
 好きな人から告白されているも同然なのに、断られる理由が分からないのだ。

「僕には皇樹様が必要です。でもそれは僕を奴隷扱いして、いたぶってくれるご主人様だからであって、恋人として付き合いたいわけじゃありません」

「それなら俺と付き合え! 命令だ!」

「イヤです! 皇樹様を恋人にしたいとも思いませんし、恋人にしたいと思うような魅力もありません。
 性奴隷にはなれても恋人にはなりたくありません」

「俺の事好きだったんじゃないのかよ!? 川中さんとの事がある前、俺の事見てただろ?」

 匠がずっと皇樹を遠くから眺めていたのを知っている。まるで恋する乙女のような瞳だった。
 好きだから何をしても許されると思っていたし、奴隷になったのだと納得していた。

 だが、目の前にいる匠はその時の彼ではない。最初から好きではなかったのだろうか、と疑問が浮かんだ。

「好きでしたよ。貴方の顔は」

「か、顔……?」

「僕ってアイドル好きなんですよ。イケメンを見るとうっとりしちゃう……皇樹様への好きはその程度です。
 恋をしていたかと問われれば、それは違いますし、好きかと問われれば、好きだと答えます。
 ただ、貴方の内面は大っ嫌いです」

「うぅっ……」

 泣きそうになるのを堪える。嫌われていたのだと、今初めて認識をして、皇樹の心は悲壮感で溢れていく。
 
「……お前……俺の奴隷になるのはいいのかよ?」

「はい。僕、気付いたんです。道具扱いされて、好きに使われるのが一番興奮するって。
 僕の身体は皇樹様のものですが、心は貴方のものじゃありません」

「どうしたら好きになってくれるんだ?」

 振られるという事を考えていなかった皇樹は、間抜けな質問をした。

「さぁ? それはご自分でお考えください。頑張って僕をオトせたらいいですね?」

 皇樹は立ち上がった。匠の襟を掴んで立たせるとベッドに突き飛ばす。
 倒れている匠の上に覆い被さると、服を破るように脱がせて全裸にした。

 そんな行為に慣れている匠はされるがままだ。感情があるように思わせない人形のような瞳だが、本当はこうされるのが好きで興奮していたのだ。皇樹は気付いていなかった。

 酷くすればする程匠の身体は喜ぶ。ある意味、皇樹の方が匠の奴隷だ。
 匠を喜ばせなければ──と躍起になっている。
 

 皇樹は獣のような息遣いで主人公の口内を丹念に舐めまくり、匠がトロトロになったところで首筋、胸、腹と身体中を舐めまわした。

「あっ……んぅ、はぁ……皇樹様……酷くしてください……。そうやって、優しくされると身体が切ないです」

「もうお前を肉奴隷扱いはしない」

「どうして?」

「俺は、好きな人を大事にしたい」

「だから大事にされたところで、僕の気持ちは変わりませんよ。酷い扱いしてくれないなら、貴方の奴隷、やめますよ?」

「はぁ……なんでコイツなんだ。こんな奴……ただのオナホだと思ってた内は良かったのに……」

 皇樹は匠の事を考えて一週間も手出し出来なかったのだ。セックスをしようとすると、傷付けてしまいそうで怖くなった。
 今までそんな事は一度もなかった。匠よりか弱い女性に乱暴した事もあるにも関わらずだ。

「オナホだと思っていいですよ」

「クソッ!」

 悪態をつきながらも匠の肉棒に舌を這わせた。今まで舐めてもらう事はあれど、自分から舐めた事はなかった。

「……ぅ……」

 嘔吐えずきそうになりながらも、匠のモノが立つまで舐め続ける。少しずつ大きくはなっていくが、なかなか固くはならない。
 自分ならすぐに大きくなるのに、と思うと口が疲れてくる。

「皇樹様、慣れない事はしないでいいんですよ。そんなに良くないですし」

「お前なぁ! 俺だって、慣れればもっと上手くなるし」

「別にいいです。僕は気持ち良くしてもらわなくても。人扱いせず、好きに道具のように扱ってください」
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