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第一章「氷姫が出会った男」
4.ロレンツの誓い
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ロレンツは大国ネガーベル王国に隣接する小国マサルト王国の元軍人であった。彼は貧しい家の出で、幼い時、戦争によって両親を失った。
「強くなりたい!!」
幼き彼が生きて行くには強くなる以外道はなかった。幼いながらもマサルト軍に入隊。血の滲むような訓練と死線をくぐり抜けどんどん強くなっていった。
しかしすぐに彼を絶望が襲う。
「これ以上、昇級できないってどういうことですか!!」
貴族ではない平民のロレンツは歩兵隊の小隊長止まりで、それ以上の昇級は許されなかった。腐った貴族社会。能力のない奴らが貴族と言うだけで下の者を支配する。
(もっと強くなれば。皆が驚くような強さを手に入れられれば……)
青年ロレンツはどん欲に強さを求めた。
(若かったんだよな、俺は……)
覆面バーを出て、酔ったアンナと一緒に夜道を歩きながらロレンツは、右手の甲にできたハートが欠けたような模様を見つめる。
「呪剣?」
青年ロレンツはある日、旅の行商人から言われた言葉を首をかしげて繰り返した。道に敷いたござに並べられた小道具や武器。その中に黒い一振りの剣を見つけてロレンツが言った。
「珍しい剣だな。真っ黒の剣なんて」
行商人は少し驚きながらもこれは呪剣と呼ぶのだと教えてくれた。そしてそれをロレンツに手渡すと「あんたは選ばれたんだよ」と言って去って行った。
呪剣は強かった。
手にした瞬間消えたのだが、出し入れ自由で決して折れることなく、振れば魔法のような攻撃すら可能だった。どんどん戦果を挙げて行く一方、呪剣を使うと体のどこかが不調を訴えるようになった。
そして気付いた自分だけが見えるハート型の黒の模様。最初は綺麗なハートだったが、呪剣を使えば使うほどハートが欠けて行く。ロレンツは思った。
――このハートが無くなれば、俺は死ぬ。
呪剣を恐ろしく感じたロレンツに悲劇が襲う。
「くそっ、くそっ、くそっ!!!!」
ある戦で敗北し逃亡を続けていたロレンツ。しかもいつしか敵に囲まれ部下や仲間も壊滅状態。自身も負傷し、それに加え呪剣の使い過ぎであちこちから体を引き裂くような激痛が彼を襲っていた。
(だが、こいつを使わなきゃ、俺は死ぬ)
押し寄せる敵の大群に、民家に隠れていたロレンツは最大出力で呪剣を放った。
「うがあああああああ!!!!!!!」
敵は一掃できた。
辛うじて生き残った兵も恐れをなして逃亡していく。
しかし我を忘れたロレンツは意識朦朧のまま呪剣を放ち続ける。
「……あれ?」
どれぐらい時間が経ったのだろう。
気がつけば周りの民家は全て壊れ、崩壊した村が広がっていた。
「俺は、何をやって……」
意味が分からないロレンツ。全身を切り刻むような激痛。そして黒い絶望が彼を襲った。
(仲間を、部下達を守れなかった……)
小隊長として率いてきた部下達。
決して大人数ではなかったが苦楽を共にし、死線を乗り越えてきた仲間。ロレンツの目に涙が溜まる。
「俺は、俺は……」
呆然と立ち尽くすロレンツ。一緒にここで朽ち果てようかと思った。
だがその声を聞いて再び体に赤い血が流れ出す。
「うわーん、うわーん!!!」
子供の鳴き声。
女の子の鳴き声。
ロレンツはすぐに声のする方に行き瓦礫の中から小さな子供をすくい上げた。ロレンツは全身から力が抜けた。
(俺がこれを、こんなに酷いことを……)
村を崩壊させ、人々を恐怖に陥れた。
この子は俺のせいで親を失ったということになる。
――俺が、俺が『昔の俺みたいな子供』を作っちまったんだ。
ロレンツは痛む体を我慢しながらむせび泣いた。
「……誰かは知らぬが」
そんな絶望の淵にいたロレンツに弱々しい声が聞こえる。
見ると少し離れた全身に酷い怪我を負った男が家屋の下敷きになっていた。目を負傷しこちらが見えないようだ。男が言う。
「誰かは存ぜぬが、その子を頼みます……」
「お、おい……」
焦るロレンツ。男が言う。
「その子は特別。お願い、します……」
そう言い残すと男は息絶えた。
「たっ、だいま~っ!! ひっくぅ~」
酒に酔ったアンナはロレンツの家のドアを開け大声で叫んだ。ロレンツが困った顔をして言う。
「おい、大きな声を出すな。イコが起きるだろ」
成長した女の子。
イコこそがあの村でロレンツに託された子供であった。
(俺が育てる。この子が幸せになるまで俺が親となり、何があろうとも守り育てる。それが俺の贖罪だ)
ロレンツは国軍を追放となった。
故意ではないにせよ、民間人、そして倒れていた多くの味方をその狂った剣の刃にかけた。
全く弁解もできない軍裁判にかけられ一方的に国外追放が決まった。ロレンツ自身腐った軍と戦争に嫌気がさしていたところだったので、あまり感情的にならず冒険者として生きて行くことにした。
とは言え生活は厳しい。命を削りながらギルドで呪剣を使い日銭を稼ぐ。自分は一度死んだも同然の人間。イコが幸せになってくれればそれでいいと思った。
「えー、イコちゃん、寝ちゃったのぉ~?」
真っ暗なリビングにやって来たアンナがつまらなそうに言う。
「当たり前だろ。何時だと思っている。取りあえずもう寝ろ」
アンナは真っ赤に寄った顔でロレンツをじっと見つめて言う。
「あれ~、わたひぃと一緒に寝たいのかなぁ~??」
「ば、馬鹿なこと言うな!! そんな訳ないだろ!!」
ロレンツが慌てた顔で言い返す。それを見たアンナは笑って答える。
「きゃははは~っ!! おもしろ~い!! 冗談よ、しょーだん。じゃあねえ~」
アンナはそう言うとロレンツのベッドがある彼の部屋にひとりで入って行った。
「やれやれ……」
イコには、自分が彼女の村を破壊し父親らしき人物も殺してしまったことは話してある。だがイコは両親のことを全く覚えておらず、育ての親になるロレンツのことを心から本当の親だと言ってくれた。
ゴクゴクゴク……
ロレンツはコップに水を入れて一気に飲み干した。
――私を、救って。
あの日。
初めてアンナと会った夜に彼女が言った言葉。
何者かは知らないが命を狙われたり突拍子もない行動など普通の人間には思えない。ただ、
(こんな俺を必要としてくれるのならば、いくらでも力を貸そう。それが約束……)
飲み比べで彼女が言った言葉をロレンツは鮮明に覚えている。
そしてイコ以来初めて、あの時のように自分が本気にならなきゃいけないと感じていた。そしてロレンツは後にこの出会いを、偶然ではなく必然だったと思うようになる。
(まあその前に、あまり気は進まないがイコに能力を使って貰わなければならんな……)
ロレンツは再びコップに水を入れると一気に飲み干した。
「強くなりたい!!」
幼き彼が生きて行くには強くなる以外道はなかった。幼いながらもマサルト軍に入隊。血の滲むような訓練と死線をくぐり抜けどんどん強くなっていった。
しかしすぐに彼を絶望が襲う。
「これ以上、昇級できないってどういうことですか!!」
貴族ではない平民のロレンツは歩兵隊の小隊長止まりで、それ以上の昇級は許されなかった。腐った貴族社会。能力のない奴らが貴族と言うだけで下の者を支配する。
(もっと強くなれば。皆が驚くような強さを手に入れられれば……)
青年ロレンツはどん欲に強さを求めた。
(若かったんだよな、俺は……)
覆面バーを出て、酔ったアンナと一緒に夜道を歩きながらロレンツは、右手の甲にできたハートが欠けたような模様を見つめる。
「呪剣?」
青年ロレンツはある日、旅の行商人から言われた言葉を首をかしげて繰り返した。道に敷いたござに並べられた小道具や武器。その中に黒い一振りの剣を見つけてロレンツが言った。
「珍しい剣だな。真っ黒の剣なんて」
行商人は少し驚きながらもこれは呪剣と呼ぶのだと教えてくれた。そしてそれをロレンツに手渡すと「あんたは選ばれたんだよ」と言って去って行った。
呪剣は強かった。
手にした瞬間消えたのだが、出し入れ自由で決して折れることなく、振れば魔法のような攻撃すら可能だった。どんどん戦果を挙げて行く一方、呪剣を使うと体のどこかが不調を訴えるようになった。
そして気付いた自分だけが見えるハート型の黒の模様。最初は綺麗なハートだったが、呪剣を使えば使うほどハートが欠けて行く。ロレンツは思った。
――このハートが無くなれば、俺は死ぬ。
呪剣を恐ろしく感じたロレンツに悲劇が襲う。
「くそっ、くそっ、くそっ!!!!」
ある戦で敗北し逃亡を続けていたロレンツ。しかもいつしか敵に囲まれ部下や仲間も壊滅状態。自身も負傷し、それに加え呪剣の使い過ぎであちこちから体を引き裂くような激痛が彼を襲っていた。
(だが、こいつを使わなきゃ、俺は死ぬ)
押し寄せる敵の大群に、民家に隠れていたロレンツは最大出力で呪剣を放った。
「うがあああああああ!!!!!!!」
敵は一掃できた。
辛うじて生き残った兵も恐れをなして逃亡していく。
しかし我を忘れたロレンツは意識朦朧のまま呪剣を放ち続ける。
「……あれ?」
どれぐらい時間が経ったのだろう。
気がつけば周りの民家は全て壊れ、崩壊した村が広がっていた。
「俺は、何をやって……」
意味が分からないロレンツ。全身を切り刻むような激痛。そして黒い絶望が彼を襲った。
(仲間を、部下達を守れなかった……)
小隊長として率いてきた部下達。
決して大人数ではなかったが苦楽を共にし、死線を乗り越えてきた仲間。ロレンツの目に涙が溜まる。
「俺は、俺は……」
呆然と立ち尽くすロレンツ。一緒にここで朽ち果てようかと思った。
だがその声を聞いて再び体に赤い血が流れ出す。
「うわーん、うわーん!!!」
子供の鳴き声。
女の子の鳴き声。
ロレンツはすぐに声のする方に行き瓦礫の中から小さな子供をすくい上げた。ロレンツは全身から力が抜けた。
(俺がこれを、こんなに酷いことを……)
村を崩壊させ、人々を恐怖に陥れた。
この子は俺のせいで親を失ったということになる。
――俺が、俺が『昔の俺みたいな子供』を作っちまったんだ。
ロレンツは痛む体を我慢しながらむせび泣いた。
「……誰かは知らぬが」
そんな絶望の淵にいたロレンツに弱々しい声が聞こえる。
見ると少し離れた全身に酷い怪我を負った男が家屋の下敷きになっていた。目を負傷しこちらが見えないようだ。男が言う。
「誰かは存ぜぬが、その子を頼みます……」
「お、おい……」
焦るロレンツ。男が言う。
「その子は特別。お願い、します……」
そう言い残すと男は息絶えた。
「たっ、だいま~っ!! ひっくぅ~」
酒に酔ったアンナはロレンツの家のドアを開け大声で叫んだ。ロレンツが困った顔をして言う。
「おい、大きな声を出すな。イコが起きるだろ」
成長した女の子。
イコこそがあの村でロレンツに託された子供であった。
(俺が育てる。この子が幸せになるまで俺が親となり、何があろうとも守り育てる。それが俺の贖罪だ)
ロレンツは国軍を追放となった。
故意ではないにせよ、民間人、そして倒れていた多くの味方をその狂った剣の刃にかけた。
全く弁解もできない軍裁判にかけられ一方的に国外追放が決まった。ロレンツ自身腐った軍と戦争に嫌気がさしていたところだったので、あまり感情的にならず冒険者として生きて行くことにした。
とは言え生活は厳しい。命を削りながらギルドで呪剣を使い日銭を稼ぐ。自分は一度死んだも同然の人間。イコが幸せになってくれればそれでいいと思った。
「えー、イコちゃん、寝ちゃったのぉ~?」
真っ暗なリビングにやって来たアンナがつまらなそうに言う。
「当たり前だろ。何時だと思っている。取りあえずもう寝ろ」
アンナは真っ赤に寄った顔でロレンツをじっと見つめて言う。
「あれ~、わたひぃと一緒に寝たいのかなぁ~??」
「ば、馬鹿なこと言うな!! そんな訳ないだろ!!」
ロレンツが慌てた顔で言い返す。それを見たアンナは笑って答える。
「きゃははは~っ!! おもしろ~い!! 冗談よ、しょーだん。じゃあねえ~」
アンナはそう言うとロレンツのベッドがある彼の部屋にひとりで入って行った。
「やれやれ……」
イコには、自分が彼女の村を破壊し父親らしき人物も殺してしまったことは話してある。だがイコは両親のことを全く覚えておらず、育ての親になるロレンツのことを心から本当の親だと言ってくれた。
ゴクゴクゴク……
ロレンツはコップに水を入れて一気に飲み干した。
――私を、救って。
あの日。
初めてアンナと会った夜に彼女が言った言葉。
何者かは知らないが命を狙われたり突拍子もない行動など普通の人間には思えない。ただ、
(こんな俺を必要としてくれるのならば、いくらでも力を貸そう。それが約束……)
飲み比べで彼女が言った言葉をロレンツは鮮明に覚えている。
そしてイコ以来初めて、あの時のように自分が本気にならなきゃいけないと感じていた。そしてロレンツは後にこの出会いを、偶然ではなく必然だったと思うようになる。
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