週末は迷宮探検

魔法組

文字の大きさ
12 / 68

12

しおりを挟む
 聖たちが迷宮内に入ってからものの数分も経たないうちに、通路の向こう側から異形の姿をした魔物たちがぞろぞろと姿を現した。

「キエーッ!」
 魔物らは聖たちの姿を見つけるや、今日の晩飯が向こうから歩いてきやがったぜとでも言わんばかりの歓喜の声をあげて。手に持った棍棒や穂先の折れた槍などを武器に、喜び勇んで襲いかかってくる。

「ゴブリン(小鬼)だな」
 そんな魔物たちの姿を見て。賢悟は刀の柄に手を触れながら小さく呟いた。

 ゴブリンは、魔物の中では比較的人間に近い姿をしている。
 ただその体格は、成体でも人間の子供程度。衣服は腰にみののようなものを巻いているだけという半裸で、肌の色は黒っぽいあかがね色であることが多い

 頭部は、額に短い角を一本か二本生やしており。その代わりにと言うのもなんだけれど、頭髪は一本もなく禿げ上がっている。耳は長くとがっていて、常に血走った目は大きく吊り上がり。鼻はひしゃげて口は耳まで裂けているのが特徴か。

 見た目はそれなりに怖いのだけれど。パワースピード、知能いずれも人間よりはるかに劣っており、魔物としては最下級クラスの存在である。
 弱いくせに好戦的で、残虐な割に臆病。一匹だと人間と遭遇するやすぐに逃げ出そうとするが。集団になると強くなった気がするのか、積極的に襲いかかってくるという性質がある。

 迷宮内での主な生息場所は、地下一階および二階。棍棒やナイフ、短剣のような武器を持っていることもあるが。冒険者ではない一般人でも、二~三匹程度にならまとめて襲いかかって来られても、なんとか撃退出来る程度の魔物だ。

「任せてっ!」
 賢悟が戦いの号令を出すのを待たず。聖は短く叫び声をあげると独り隊列を離れ。錫杖を両手で持って構えながら、ゴブリンの群れに向かって突進していった。

「お、おい。待てよ、神代」
 後ろで賢悟が戸惑ったように制止の声をあげるのが聞こえてきたが。聖は聞こえないふりでそのまま全速力で走って行き。地面を蹴って跳び上がると、最前列にいるゴブリンの顔面に向けて手加減まるで無しのハイキックをお見舞いしてやる。

「ギャーッ!?」
 派手に吹っ飛んだゴブリンAはそのままの勢いで迷宮の壁に叩きつけられ、ぴくりとも動かなくなった。そんな仲間の様子を見て、他のゴブリンたちは一瞬怯んだように見えたけれど。すぐに気を取り直し、武器を構えて一斉攻撃を仕掛けてくる。

「ちぇすとぉーっ!」
 だが聖は構うことなく、気合いの雄叫びと共に手にした錫杖を縦に横にと勢いよく振り回しながら。当たるを幸いとばかりに手当たり次第、攻めてくるゴブリンたちを次々と葬り去っていった。

 ゴブリンたちは人海戦術だとばかりに奥からわらわらと大量に集まって来て、視界いっぱいを覆い尽くさんばかりの勢いだったけれど。聖は全く意に介さない。
 むしろ。どこもかしこも敵ばかりということは、どこを攻撃しても必ず命中するということだから、狙いを定める手間が省けてラッキー! くらいの思いで。下手くそなバッターがやたらめったらバットを振り回すように、錫杖を叩きつけていく。

「ぐぉぐわぎゃゎおぉーっ!!」
 背後からは男四人が呆気に取られ、ぽかんとしながらそんな聖の戦いぶりを見守っているみたいな気配が伝わってきたが、そんなものは気にも留めることなく。どちらが魔物か分からないような叫び声をあげながら戦闘を続ける。

「フィニーッシュ!」
 数分後。最後に飛びかかってきたゴブリンを錫杖を横薙ぎに振って斃すと、聖は一つ息をついてから服の袖で額に浮かんだ汗を拭った。

 通路の向こう側から、別のゴブリンが新たに二匹ほど姿を現したが。仲間の死屍が累々と積まれているのを見て怖じ気づいたのか。素早くきびすを返してあっと言う間に逃げ去っていく。

「ふぅ。ようやく全部片づいたわね」
「片づいたわね、じゃねーよ。僧侶が最前線に出て直接敵と戦ってどうすんだ」
 やりきった女の表情を浮かべ、清々しい口ぶりで言う聖に対し。賢悟がせっかく抜いた刀を空しく鞘の中へと納め直しながら、呆れ果てたように口を開いた。

「前衛で敵と肉弾戦をするのは、おれと熊さんの役目で。後衛から攻撃呪文や補助呪文を放ってそれを援護するのが、吉田と八島の役目。さて、ここで神代聖さんに問題です。このパーティーにおける僧侶、つまりお前の役目はなんでしょうか?」
「はい、先生。後衛から防御呪文を唱えて敵の攻撃を防いだり、怪我をした仲間を回復呪文で治療したりすることであります!」
「ほぅ。分かってるじゃねえか。だったら、もしお前が自分で呪文を唱えられないほどの大怪我をしちまったらもう、どうしようもないってことも分かるよな? うちのパーティーには、お前以外に僧侶系呪文を唱えられる奴はいないんだから」
「えー? だけど僧侶系呪文は唱えられなくってもさ。冒険者は全員、緊急時の応急手当て方法くらいは訓練所で習ってるし。いざとなれば愁くんにノームを召喚して治してもらうっていう手もあるんだから。大丈夫なんじゃない?」
「ちょっとやそっとの怪我なら、確かにそれでも大丈夫かもしれねえけど。意識がなくなるくらいの重傷を負ったら、応急手当てやノームの治療くらいじゃ間に合わねえだろうが。それにおれが言ってるのは、そういう問題じゃなくて……」
「分かってますよ。自分の役割をおろそかにしてスタンドプレイに走ったりしてどうもごめんなさい! あたしが悪うございました!」
 賢悟のお説教に、聖は肩をそびやかしながらおどけるように応えた。

「だけどここはまだ地下一階だよ? ここなら少しくらいやんちゃをしたって、大怪我をする心配なんかまずないんだし。ちょっとくらいは大目に見てよ」
「どうせ地下一階で、弱い魔物しかいないんだからと思って油断してると、後でとんでもないしっぺ返しを食らう危険性だってあるぜ」
 その場で腕を組み。渋い表情を浮かべながら、賢悟は言葉を続ける。

「いまはもういいけど、今後は不必要にでしゃばることなく。パーティー内での自分の役目をきちんと理解し、それを果たすことに全力を尽くしてもらいたいね。これは友人としてではなく、スカイ5のリーダーとしての言葉だ。分かったな?」
「はいはい、仰せのままに」
「しっかし……」
 賢悟は小さく吐息をこぼし。軽く髪の毛を掻き分けつつ言葉をつまびく。

「お前らしくねえぞ、神代。普段のお前は戦闘では、そんなに積極的に前へ前へって出るタイプじゃなかっただろうが。むしろ慎重すぎるくらい慎重なくせに。なんで今日に限ってそんなに張り切ってたんだ?」
「それは、その……」
「やっぱりさっき。迷宮に入る直前に会ったあの女の子に『自分で責任を取れない人間に地下迷宮に入る資格はない』とか、『冒険中の災難を人のせいにするなんて勘違いも甚だしい』とか言われて、頭に血が昇っちまったせいか?」
「あはは。まあね」
 一瞬『そんなことはない』とごまかそうかとも思ったが。隠してもどうせバレバレだろうからと思い直し。開き直って笑いながら、聖は言葉を紡いだ。

「頭に血が昇ったっていうほどでもないんだけど。ちょっとばかしムカついたのは確かだからね。その憂さ晴らしと言うか。ストレス解消のために、ちょっとばかしがんばっちゃったってわけ」
「それって単なる八つ当たりじゃないか。人間の女の子のストレス解消のためにぶっ殺されたんじゃあ、迷宮の魔物たちも浮かばれねえよなあ……」
 無残な死屍をさらしているゴブリンたちの群れを同情するように一瞥してから、賢悟はぽつりと呟くように言った。

「ところで賢悟くん、聖ちゃん。いま君たちの話に出てきた女の子、というのは。私がギルド本部に出頭している際に起きたというケンカ騒ぎで、ショットガンズの人たちとひと悶着起こしたっていう娘のことかい?」
 賢悟との会話はこれで一段落ついたと思ったのか、熊さんがなにやら微妙な表情を浮かべつつ尋ねてきた。

 余談ながら、木谷を初めとするショットガンズの五人はあの後。人に向けて攻撃呪文を使用しようとしたかどで、迷宮の警備と監視が役目の軍人たちによりしょっ引かれている。いまごろ詰め所でこっぴどく油をしぼられていることだろう。

「そうなんですよぉ!」
 熊さんの問いかけに、聖は大きくうなずきながら勢いこんで応えた。

「さっきも話しましたけどね。すっごい生意気で、傲慢で。他人のことなんか知ったこっちゃないっていうような、自分勝手な娘だったんです」
「うん。その話を聞いた時から気になっていたんだけどね。その女の子ってもしかして、こんな娘じゃなかったかな。背丈は一六五センチくらい。髪の毛は腰のあたりまで伸ばしているけど、先っぽがこうカールしている感じで……」
 胸の前で右手の指先をくるりと回して見せながら、熊さんは言葉を続ける。

「それで、化粧っ気なんかはほとんどないものの、キリリとした感じの凛々しい顔立ちをしていて。黒いレオタードとセーラー服の上着のようなものを身に着けているけれど、スカートは穿いていなくて……」
「そう! まさにそれです!! 熊さん、会ったことあるんですか?」
 まるで見ていたかのように的確に描写をする熊さんに、聖は驚いて尋ねた。

「いや。ただ以前にちょっと、冒険者アドバイザーたちの間で話に出たことがあるんだ。なんでも一年ほど前から、誰ともパーティーを組もうとせずに。たった一人で迷宮内に入っていく奇妙な週末冒険者の女の子が現れるようになったって」
「一年前? あの娘、あたしたちより半年も前からこの迷宮に来てたんですか」
「でもだとしたら、おれが全然知らないなんてことがあるかなあ? おれは八島と同じ年くらいの頃から毎週のようにこの迷宮に入ってたから。本職冒険者はもちろん週末冒険者だって、ある程度有名な奴なら大抵見知ってるんですよ」
 あんな目立つ娘がいたなら、知らないはずがないと思うんですけどと。賢悟は首をかしげながら、半分独り言のような口ぶりでぽつりと言葉を重ねる。

「私の知人であるアドバイザーから聞いた話によると、彼女は名前を芹沼小夢せりぬま こゆめというらしい。私立いそふち大学付属高校の二年生だそうだ。年齢は一七歳。賢悟くんや聖ちゃんよりも一歳年長だな」
 賢悟の疑問に、熊さんは軽くうなずいて見せながら言葉を続けた。

「へえ。磯が淵っていったら政治家や高級官僚、近衛兵団の幹部なんかを多数輩出してるっていう、ファンタジウム王国でも有数の名門大学じゃないですか。そこの付属高校に通ってるような娘が、なんで週末冒険者なんかやってるんでしょう?」
「さあて。それは分からないがね。冒険者としての実績のほうも大したもので、職業は盗賊。レベルは二八だとか」
「二八ですか? 確かに盗賊は全ての職業の中で一番レベルアップが簡単ですけど。それにしても、たった一年でレベル二八というのは大したもんですね」
「そうだね。しかも彼女はそれほど長い時間、迷宮に入っているわけじゃないっていうんだから」
「え? どういう意味です?」
「さっき君も言っていただろう、賢悟くん? 週末冒険者とは言っても、あんな目立つ娘がいたなら、自分が知らないはずがないのにって」
「あ、はい。確かに言いましたけど」
「だけどそれも仕方ないんだ。何故ならその娘はいつも金曜日の夜九時頃迷宮に入って、土曜日の朝五時頃に、迷宮から出てくるっていうから」
「それじゃあ、たった八時間しか迷宮にいないんですか?」
 愁貴がびっくりしたように声をあげた。熊さんはそんな愁貴の頭を撫でるように軽く叩いて、ほほ笑みながらうなずいて見せる。

「今日はたまたま私たちのパーティーは迷宮に入るのがいつもより遅れたから、鉢会わせすることになったけれど。そういう偶然がなかったら、未だ君たちは彼女と会うことはなかったはずだ」
 なにしろ彼女は我々よりも遅く迷宮に入って、早く出てくるんだからね。と、熊さんは言葉を続けた。

「だから賢悟くんがその小夢ちゃんのことを知らなくても、無理はないんだ」
「へえ。でも一泊二日で週に八時間しか迷宮にいないのならなおさら、一年でレベル二八まで上げたっていうのはすごいですよね」
 愁貴はぽかんと口を開けながら、うなるように呟く。

「そうだよな。吉田でさえ二泊三日、週に約三六時間迷宮にいて、半年でレベル一七だ。レベルは上に行くほど上がるのが難しくなるから、同じペースで成長していったとしても、一年で倍のレベル三四というわけにはいかないだろうし」
 賢悟も珍しく、深く感心するような表情になった。

 確かに。これから半年間、敦哉が休むことなく毎週この迷宮にもぐり続けたとしても、レベル二〇になれるかどうかといったところではないかと聖は思った。
 盗賊は魔法使いと比較すると、レベルアップはかなり簡単なのだけれど。それを計算に入れて考えても週八時間ペースで一年でレベル二八まで上げるには、相当の天分と努力を必要とするだろう。

 つまり小夢とかいうあの娘。冒険者としては敦哉並みか、それ以上の才能を持っていると言っても過言ではないのかもしれない。
 もっとも、性格の悪さも敦哉並みだが。もしかしたら冒険者としての才能と性格の悪さは正比例するのかもしれない。

(だとすると。すこぶる性格のいいあたしが半年でたったレベル四までしか上がれていないのも、仕方ないわよねえ)
 大いに納得した気持ちで、聖はうなずきながら内心でこっそり呟いたのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

酔っぱらったせいで、勇者パーティーを洗脳してしまった

透けてるブランディシュカ
ファンタジー
悪友のせいで酔ったら。(※重複投稿しています)仲仁へび

没落貴族とバカにしますが、実は私、王族の者でして。

亜綺羅もも
恋愛
ティファ・レーベルリンは没落貴族と学園の友人たちから毎日イジメられていた。 しかし皆は知らないのだ ティファが、ロードサファルの王女だとは。 そんなティファはキラ・ファンタムに惹かれていき、そして自分の正体をキラに明かすのであったが……

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

処理中です...