最弱職【掃除士】が実は環境最強でした ~ダンジョンの浄化で世界を救う~

宵町あかり

文字の大きさ
45 / 60

第45話 エリーゼの決断

しおりを挟む
朝。翔太が目覚めると、隣にいるはずのエリーゼの姿がなかった。

「エリーゼ?」

慌てて部屋を見回すが、彼女の姿はどこにもない。不安に駆られて寝室を飛び出すと、廊下でソフィアとぶつかった。

「翔太様!エリーゼ様が——」

ソフィアの顔は青ざめていた。その表情を見て、翔太の心臓が凍りつく。

「どこに!?」

「庭園です、急いで!」

二人は走った。朝の冷たい空気が肺を刺す。庭園に着くと、そこには——

エリーゼが倒れていた。

朝露に濡れた芝生の上で、彼女の体はほとんど透明になっていた。まるで朝靄のように、輪郭がぼやけて見える。

「エリーゼ!」

翔太が駆け寄り、彼女を抱き起こそうとする。しかし、手がすり抜けた。まるで幻を掴もうとしているかのように、彼女の体に触れることができない。

「ごめんなさい...」

エリーゼの声が、遠くから聞こえるように響いた。風に乗って消えていきそうな、か細い声。

「もう、限界みたい」

その言葉に、翔太の全身から血の気が引いた。



一時間後、王城の会議室には主要メンバーが集まっていた。リク、ミーナ、カール、ローラ、マルコ、レオ、そしてヴァルガス。誰もが深刻な表情で、ベッドに横たわるエリーゼを見つめていた。

彼女の体は、今やほとんど透けて見える。顔の輪郭がかろうじて分かる程度で、手足はもう見えなくなりかけていた。

「封印術の代償が...ついに限界に達したようです」

ソフィアが震える声で説明する。彼女の右腕も、相変わらず半透明のままだった。

「先日の虚無王との戦いの際、エリーゼ様は自分の存在を犠牲にして封印を強化されました。それ以来、体の実体化が困難になっていたのですが...」

「なんとかできないのか!」ミーナが叫ぶ。「私の魔法で、時間を巻き戻すとか——」

「無理です」カールが首を振る。「封印術の代償は、世界の理に刻まれたもの。それを覆せば、封印そのものが解けてしまう」

翔太は拳を握りしめた。爪が掌に食い込み、血が滲む。

「必ず...必ず方法を見つける」

その時、扉が開いた。

「失礼する」

現れたのは、長い白髭を蓄えた老人だった。深い青のローブに身を包み、古びた杖を手にしている。その瞳には、深い悲しみが宿っていた。

「私はオルディン。この世界の歴史を見守ってきた者だ」



オルディンは、エリーゼの様子を一瞥すると、深いため息をついた。

「やはり、そうなったか...」

「あなたは何か知っているのか!」翔太が詰め寄る。

オルディンは静かに頷いた。

「私には、かつて弟子がいた。300年前のことだ」

老人の目が、遠い過去を見つめる。その瞳の奥に、深い後悔の色が滲んでいた。

「彼の名はレイン。才能に溢れ、純粋で、誰よりも優しい青年だった。掃除士として、村々を巡り、人々を助けていた」

オルディンは杖を握りしめる。節くれだった手が、かすかに震えた。

「ある日、彼は虚無に侵された廃村を発見した。私は危険だから近づくなと警告したが、彼は『苦しんでいる人がいるかもしれない』と言って...」

老賢者の声が、一瞬途切れた。

「三日後、彼を見つけた時には、もう手遅れだった。虚無に侵食され、自我を保つのがやっとの状態で...最後に彼は言った。『先生、知識だけじゃ人は救えません。行動しなければ』と」

オルディンの手が、震えを止めようと杖を強く握る。

「私は知識ばかりを追い求め、実際に行動することを怠った。知識があっても、それを使う勇気がなければ、大切な人を守ることはできない」

彼は翔太を見つめた。その瞳に、何か懐かしいものを見出したかのように。

「君は...あの子に似ている。同じ眼差しをしている」

オルディンは杖で床を叩いた。すると、空中に古代の文字が浮かび上がった。

「今、この世界は新たな脅威に直面している。虚無王は倒されたが、それは『蓋』の役割も果たしていた。その消滅により、世界の外側から新たな存在が侵入しようとしている」

文字が形を変え、巨大な影を描き出す。

「『虚空の胎動』——この世界が本来、廃棄場として作られた時の、元の管理者だ」



エリーゼが目を覚ました。しかし、その姿はさらに薄くなっていた。

「翔太...」

彼女が手を伸ばす。翔太がその手を取ろうとすると、今度は触れることができた。二人の手が重なった瞬間だけ、彼女の体が少しだけ実体化する。

「ごめんなさい...こんな体になって」

「謝るな」翔太が優しく言う。「俺たちは一緒だ。ずっと」

エリーゼは微笑もうとしたが、涙が頬を伝った。その涙だけが、はっきりと見えた。

「私、カップも持てないの。ご飯も味がしない。でも...」

彼女は翔太の手を強く握った。

「あなたに触れている時だけ、私は私でいられる」

その時、エリーゼの腹部にある紋様が、激しく脈動し始めた。金色の光が部屋を満たす。

「これは...」オルディンが息を呑む。「封印紋様が暴走している!」

ソフィアが慌てて診断魔法を発動させる。

「このままでは、明日の朝には、エリーゼ様は完全に消失してしまいます!」

リクが剣を抜いた。

「なら、今すぐ虚空の胎動とやらを倒しに行く!」

リクが勢いよく立ち上がるが、剣を抜きかけた手が震えていることに気づく。

「待て」オルディンが制止する。老賢者の顔には、深い憂慮が浮かんでいた。「相手は測定不能の存在だ。虚無王以上の脅威と思え」

「じゃあどうしろって言うんだ!」

その時、エリーゼが静かに立ち上がった。彼女の体は幻のようだったが、その瞳には強い決意が宿っていた。

「私は...知っています」



深夜。エリーゼは一人、王城の地下にある封印の間にいた。

古代の封印術式を、自分の透けた体に刻んでいく。金色の線が、彼女の肌を這うように広がっていった。痛みで意識が遠のきそうになるが、彼女は歯を食いしばった。

「エリザベート様...」

彼女が先祖の名を呼ぶと、薄っすらと霊体が現れた。初代封印術師、エリザベート。

「その道を選ぶのね、エリーゼ」

「はい。これが私の使命です」

エリザベートの霊体は、悲しげに微笑んだ。

「私も、愛する騎士と共に命を捧げた。それが封印術師の宿命。でも、あなたには——」

「分かっています」エリーゼが遮る。「でも、翔太や、みんなを守れるなら」

術式が完成に近づく。エリーゼの体が、さらに透明になっていく。

「さようなら、翔太...」

翌朝、異変が起きた。

空に巨大な裂け目が現れた。まるで世界の布が裂けたかのように、黒い亀裂が広がっていく。そこから、おぞましい触手が這い出してきた。

「虚空の胎動だ!」オルディンが叫ぶ。

黒い触手が王都を襲う。建物が次々と飲み込まれ、人々の悲鳴が響き渡る。

強大な敵が、次から次へと出現した。騎士団も冒険者も、まったく歯が立たない。その圧倒的な力の前に、誰もが膝をつきそうになる。

「こんなの...勝てるわけない!」

レオが震えながらも、小さな浄化の杖を握りしめる。

その時、エリーゼが前に出た。

彼女の体は、もうほとんど見えない。朝日に照らされた霧のように、今にも消えてしまいそうだった。

「みんな、離れて」

彼女の声は、不思議なほど澄んでいた。

封印術式が発動を始める。金色の光が、エリーゼを中心に広がっていく。光の波紋が、虚空の触手を押し返していく。

「エリーゼ、やめろ!」

翔太が必死に止めようとする。しかし、見えない壁に阻まれて近づけない。

「ごめんなさい、翔太」

涙を流しながら、エリーゼは微笑んだ。透明な頬を、透明な涙が伝う。

「でも、これが私の選んだ道」

オルディンが叫ぶ。

「待て!別の方法がある!原初の鍵...世界の根源を書き換える力が!」

しかし、エリーゼは首を振った。

「それでは、犠牲が大きすぎる。世界そのものが変わってしまう」

彼女の体が、純粋な光になり始める。

「私一人の命で、みんなが救えるなら」

【究極封印・愛の結晶化】

エリーゼが最後の術を発動させた。彼女の存在すべてが、光に変換されていく。その光が、虚空の胎動を包み込んでいく。

愛の力が、世界を侵食しようとする闇を押し返していく。

「翔太...愛してる」

最後の言葉を残して、エリーゼは光となって散った。

金色の粒子が、風に乗って空へと昇っていく。まるで、星になるかのように。

虚空の胎動が封印される。裂け目が閉じ、黒い触手が消えていく。世界は、再び平和を取り戻した。

しかし、エリーゼの姿はもうどこにもなかった。

「エリーゼぇぇぇ!」

翔太の叫びが、空に響き渡る。

その声は悲痛で、聞く者全ての心を締め付けた。鳥たちが一斉に飛び立ち、風が急に止んだ。まるで世界そのものが、彼の悲しみに共鳴しているかのようだった。



封印は成功した。

虚空の胎動は、この世界から完全に追放された。人々は歓声を上げ、勝利を祝った。

しかし、翔太たちにとって、代償はあまりにも大きかった。

翔太の手に、小さな光の結晶が残されていた。温かい光を放つ、親指ほどの大きさの結晶。

「これは...」

結晶に触れると、エリーゼの温もりを感じた。まるで、彼女に抱きしめられているような、優しい温かさ。

「この光は...温かい」

涙が止まらなかった。悲しみと、それでも感じる彼女の存在に。

オルディンが静かに近づいてきた。老賢者の目にも、涙が浮かんでいた。

「彼女は完全に消えたわけではない」

翔太が顔を上げる。

「愛は、形を変えて残り続ける。この結晶は、エリーゼの愛そのものだ。彼女は、君の中で生き続ける」

オルディンは、300年前の弟子を思い出していた。あの時、自分に勇気があれば。知識を行動に移していれば。

「私の弟子も、最後まで世界を愛していた。その想いは、今も私の中にある」

太陽が沈み始めた。オレンジ色の光が、世界を優しく包む。

明日からの世界に、エリーゼはいない。

彼女の笑顔も、声も、温もりも、もう感じることはできない。

しかし——

「エリーゼの分まで、生きていく」

翔太は立ち上がった。光の結晶を胸に抱いて、前を向く。

仲間たちが、そっと寄り添ってきた。リク、ミーナ、カール、ローラ、マルコ、ソフィア、レオ。みんな、涙を流していた。

「エリーゼ様は、最後まで王女でした」ヴァルガスが敬礼する。「いえ、それ以上の存在でした」

「うん」レオが泣きながら頷く。「エリーゼお姉ちゃんは、世界一優しくて、強い人だった」

新たな戦いが、始まろうとしていた。

虚空の胎動は封印されたが、世界にはまだ多くの脅威が残っている。そして、エリーゼが命を賭けて守ったこの世界を、今度は翔太たちが守る番だった。

「行こう」

翔太が一歩を踏み出す。

光の結晶が、優しく脈動した。まるで、エリーゼが「頑張って」と言っているかのように。

そう、彼女はいつも一緒にいる。

形を変えて、永遠に。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました

たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。 「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」 どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。 彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。 幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。 記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。 新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。 この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。 主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。 ※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

四つの前世を持つ青年、冒険者養成学校にて「元」子爵令嬢の夢に付き合う 〜護国の武士が無双の騎士へと至るまで〜

最上 虎々
ファンタジー
ソドムの少年から平安武士、さらに日本兵から二十一世紀の男子高校生へ。 一つ一つの人生は短かった。 しかし幸か不幸か、今まで自分がどんな人生を歩んできたのかは覚えている。 だからこそ今度こそは長生きして、生きている実感と、生きる希望を持ちたい。 そんな想いを胸に、青年は五度目の命にして今までの四回とは別の世界に転生した。 早死にの男が、今まで死んできた世界とは違う場所で、今度こそ生き方を見つける物語。 本作は、「小説家になろう」、「カクヨム」、にも投稿しております。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

八百万の神から祝福をもらいました!この力で異世界を生きていきます!

トリガー
ファンタジー
神様のミスで死んでしまったリオ。 女神から代償に八百万の神の祝福をもらった。 転生した異世界で無双する。

処理中です...