転生王子はスライムを育てたい ~最弱モンスターが世界を変える科学的飼育法~

宵町あかり

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第24話 新時代への扉

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 朝露が研究室の窓に光の粒を描いていた。フィルミナは、その一つ一つが太陽の光を反射する様子を、新しい瞳で見つめていた。露の一粒一粒が、まるで小さな宝石のように輝き、その中に虹が生まれては消えていく。朝の冷たい空気が窓ガラスを通して伝わり、彼女の頬をひんやりと撫でた。

 昨夜の第二覚醒から一夜明け、彼女の体は人間に近い形を保っていた。半透明の髪が肩まで流れ、顔立ちも以前より鮮明になっている。しかし、その全身は淡い光を宿し、時折、内部で星屑のような輝きが明滅していた。動くたびに、微かな鈴の音のような響きが生まれ、まるで音楽を奏でているかのようだった。

「おはよう、フィルミナ」

 レオンが研究室に入ってきた。その手には、朝食のパンと、フィルミナ用の特製魔素ドリンクが載った盆がある。焼きたてのパンからは小麦とバターの香ばしい匂いが漂い、魔素ドリンクは朝日を受けて虹色に輝いていた。

「おはようございます、レオン」

 フィルミナの声には、以前にはなかった深みがあった。無数のスライムと繋がっているという意識が、彼女に新たな重みを与えていたのかもしれない。

 そこへ、軽やかなノックの音が響いた。

「失礼いたします」

 カドリア王国第二王女アリシアが、侍女を伴って入ってきた。彼女の瞳が、朝の光の中でフィルミナを観察している。科学者の眼差しだった。アリシアの髪から、異国の花の香りが漂い、部屋の空気を華やかに変えた。

「まさか、一晩でこんなに馴染まれるとは」

 リヴィエルが皮肉っぽく呟いた。

「王女様は、まるで最初からここにいらしたかのようですね」

「これは興味深い」

 アリシアは、フィルミナの周りをゆっくりと歩きながら呟いた。彼女のドレスの裾が床を擦る音が、静かな朝の研究室に響く。

「報告では『光るスライム』とありましたが、これは……もはや新種の生命体と言うべきでしょうか」

 リヴィエルが、お茶を運びながら苦笑した。茶葉の香りが部屋に広がり、朝の雰囲気を和らげた。

「王女様、フィルミナ様は展示品ではございません」

「ああ、失礼しました」

 アリシアは優雅に頭を下げた。しかし、その眼は好奇心で輝いていた。

「私の国では、このような……進化? は前例がないのです。ぜひ、共同研究をさせていただけないでしょうか」

 レオンは困惑した。まさか、外国の王女から研究協力の申し出を受けるとは。

「それは……」

「心配なさらないで」

 アリシアは微笑んだ。

「私は政治には興味がありません。純粋に、科学的興味からお願いしているのです」

 シグレが小声で囁いた。

「でも、きっと『帝国の新兵器技術を盗む気だ』と言われますよ」

 ガイウスも頷いた。

「国際スパイ疑惑は避けられませんな」

 その時、扉が勢いよく開かれた。

「陛下のご命令だ!」

 宮廷伝令官が、息を切らせながら立っていた。羊皮紙を握る手が震え、額には汗が光っている。

「緊急会議を召集する。レオン様、フィルミナ様、シグレ様、そしてアリシア王女様もご同席を」

 一行は、困惑しながらも謁見の間へと向かった。廊下を歩きながら、フィルミナは何かを感じ取っていた。石の廊下を歩く足音が反響し、まるで太鼓の音のようなリズムを刻んでいた。

「レオン、何か……大きなことが起きようとしている」

 彼女の言葉通り、謁見の間は異様な熱気に包まれていた。香炉から立ち上る白檀の煙が、緊張感をさらに高めていた。

 玉座に座る皇帝陛下の表情は、厳粛でありながら、どこか期待に満ちていた。

「諸君、昨夜の光の柱を見たであろう」

 皇帝は立ち上がった。その動作一つ一つが、威厳に満ちていた。

「もはや、これを隠すことはできない。いや、隠すべきではない」

 ヴァレンタス宰相が、苦渋の表情で進み出た。

「陛下、しかし……」

「ヴァレンタス」

 皇帝は宰相を制した。

「時代は変わった。我々も変わらねばならない」

 そして、皇帝は宣言した。

「一ヶ月後、帝都にて国際科学会議を開催する」

 会場がざわめいた。貴族たちの驚きの声が、大理石の壁に反響した。

「陛下、それは軍事機密の漏洩では!?」

 ある将軍が叫んだ。

「いや、これは帝国の力を誇示する絶好の機会だ!」

 別の貴族が反論した。

 レオンは小さく呟いた。

「どうして、ただの研究発表がこんなことに……」

「テーマは『共生の実証』」

 皇帝は続けた。

「スライムと人間の共存が、単なる理想論ではなく、実現可能な未来であることを、世界に示す」

 シグレが手を挙げた。

「陛下、素晴らしい決断です。しかし、準備期間が……」

「だからこそ、今すぐ始めるのだ」

 皇帝は、レオンを見た。その視線には、期待と信頼が込められていた。

「レオン、お前が中心となって、実演プログラムを作成せよ」

 レオンは驚きに目を見開いた。自分が? 国際会議の中心に?

「はい……いえ、陛下、私は研究者で、そのような大役は……」

「だからこそだ」

 皇帝は微笑んだ。

「政治家ではなく、純粋な研究者が中心となることに意味がある」

 ユリオス第一王子が皮肉っぽく言った。

「弟が国家の威信を背負うとは。まさか軍事デモンストレーションでもするつもりか?」

 レオンは慌てて否定した。

「いえ、兄上! これは平和的な研究発表で……」

「平和的? スライム軍団を操る技術が?」

 議論は白熱した。

 アリシアが優雅に一礼した。

「陛下、カドリア王国を代表して申し上げます。我が国も全面的に協力いたします」

 しかし、その時、別の声が響いた。影から現れたのは、東方連合の密使だった。いつの間に謁見の間に入っていたのか。彼の動きは、まるで煙のように音もなく、香辛料の匂いだけが彼の存在を示していた。

「東方連合も、共同調査を提案したい」

 密使は続けた。彼の声には、砂漠の風のような乾いた響きがあった。

「特に、古代遺跡の調査について」

「昨夜の信号、我が国の古文書にも記録がある。『同胞よ、目覚めの時が来た』──これは三百年前の言語だ」

 フィルミナが、小さく震えた。彼女の体内の光が、不規則に明滅した。

「私も……感じます。遺跡から、何かが呼んでいる」

 その声には、海の底から響くような深い共鳴があった。

 ヴァレンタスが鋭い視線を向けた。

「遺跡の調査など、危険すぎる。まして、外国と共同でなど……」

「いや」

 意外にも、反対したのはユリオス第一王子だった。

「これは機会だ。もし遺跡に危険があるなら、それを各国で分担して対処すべきだ」

 彼の言葉に、多くの者が驚いた。保守的なユリオスが、国際協力を提案するとは。

「それに」

 ユリオスは、レオンを一瞥した。

「我が弟が起こした現象なら、弟が責任を持って調査すべきだろう」

 それは挑発か、それとも認めたのか。レオンには判断できなかった。

「兄上、これは軍事作戦ではなく、学術調査です」

「学術? スライム軍団を率いる技術が?」

 レオンは諦めたようにため息をついた。

 会議は続いた。調査チームの編成について、激しい議論が交わされた。

「軍を派遣すべきだ」

 軍部の将軍が主張した。剣を叩く音が、威圧的に響いた。

「いや、それでは軍事遠征と誤解される」

 外務省の役人が反論した。

「研究者だけでは危険すぎる」

「しかし、武装した部隊では……」

 議論が膠着した時、フィルミナが静かに立ち上がった。彼女が動くと、微かに花の香りが広がった。

「私が行きます」

 全員の視線が、彼女に集中した。

「私なら、遺跡と……繋がることができるかもしれません」

 その声には、千の声が同時に語るような、不思議な重層性があった。

 レオンが慌てて立ち上がった。椅子が大きな音を立てて倒れた。

「フィルミナ、それは危険だ」

「でも、レオン」

 フィルミナは振り返った。その瞳には、確固たる決意が宿っていた。瞳の奥で、星のような光が瞬いていた。

「これは、私たちスライムの起源に関わることかもしれない。知る必要があります」

 アリシアが頷いた。

「私も同行させていただきたい。カドリアの古代研究の知見が、役立つかもしれません」

 東方連合の密使も同意した。

「我が国からも、言語学者を一名」

 シグレが肩をすくめた。

「となれば、私も行かざるを得ませんね。誰かが、科学的な記録を取らねばなりません」

 そして小声で付け加えた。

「それに、誰かが常識的な解釈をしないと、また軍事機密扱いになりかねません」

 皇帝が決定を下した。

「よかろう。調査隊を編成する。レオン、お前が隊長だ」

「え?」

 レオンは絶句した。

「陛下、私はまだ十歳です!」

「年齢は関係ない」

 皇帝は断言した。

「お前が始めたことだ。最後まで責任を持て」

 ヴァレンタスが、苦い表情で付け加えた。

「護衛として、近衛騎士を三名つける。それが条件だ」

 ガイウスが前に出た。

「私が護衛隊長を務めます。第三王子殿下の……研究を、お守りします」

 心の中で付け加えた。

(そして、軍事機密が他国に漏れないよう監視する)

 こうして、奇妙な調査隊が編成されることになった。

 会議が終わり、一行が退出する中、リヴィエルはレオンの袖を引いた。彼女の手は、微かに震えていた。

「坊ちゃま」

 彼女の声には、不安が滲んでいた。声が、かすかに震えている。

「本当に、大丈夫なのですか?」

 レオンは、幼馴染みの顔を見上げた。

「正直、分からない。でも……」

 彼は、フィルミナの方を見た。彼女は、プリマや他のスライムたちと何か交信しているようだった。その姿は、神秘的で、同時に愛おしかった。

「フィルミナが、何か大切なものを見つけられるなら、俺は支えたい」

 リヴィエルは、複雑な表情を浮かべた。嫉妬と、諦めと、そして決意が入り混じっていた。彼女の瞳が、一瞬潤んだが、すぐに強い光を宿した。

「なら、私も同行します」

「リヴィエル?」

「坊ちゃまの世話係ですから」

 彼女は、いつもの調子で言った。しかし、その声には、覚悟が込められていた。

「それに、誰かが現実的な視点を持たないと、また壮大な誤解が生まれますから」

 その頃、帝都の市街では、異様な光景が広がっていた。

 昨夜集まったスライムたちが、整然と元の場所へ戻っていく。しかし、その動きは以前とは違っていた。より知的で、目的を持っているように見えた。石畳の上を滑るように移動する音が、まるで行進曲のようにリズミカルだった。

 市民たちは、恐怖と驚嘆の入り混じった目で、その光景を見守っていた。

「あれが……光の姫の力か」

 誰かが呟いた。

「いや、違う」

 別の者が答えた。

「あれは、新しい時代の始まりだ」

 パン屋の主人が言った。

「でも、これで商売はどうなる? スライムが労働力になったら……」

 隣の肉屋が答えた。

「いや、きっと軍事利用だ。我々には関係ない」

 議論は尽きなかった。

 生命解放団のアジトでは、激しい議論が交わされていた。

「計画を早めるべきだ!」

 過激派の一人が叫んだ。テーブルを叩く音が、地下室に響いた。

「今なら、混乱に乗じて……」

「いや」

 リーダーが首を振った。

「昨夜の光を見ただろう。あれは、我々が考えていたものとは違う」

 彼は、窓の外を見た。そこには、平和にスライムと共存する市民たちの姿があった。朝日を浴びて、スライムたちが虹色に輝いている。

「もしかすると、我々の方が間違っていたのかもしれない」

 団員たちに、動揺が広がった。

「リーダー、まさか第三王子に懐柔されたのですか!?」

「違う。ただ、考え直す時期かもしれないということだ」

 東方連合の宿舎では、密使が本国へ報告書を書いていた。羽ペンが羊皮紙を擦る音が、静かな部屋に響く。

『アルケイオス帝国の第三王子は、予想を超える存在です。純粋な研究心が、世界を変えつつあります』

 彼は筆を止め、考えた。インクの匂いが、思考を刺激する。

『しかし、その純粋さゆえに、利用することも可能でしょう。古代遺跡の調査は、絶好の機会となるはずです』

 だが、書き終えた後、彼は報告書を破り捨てた。紙が燃える匂いが、部屋に広がった。

「いや……もう少し、見極める必要がある」

 彼の脳裏には、フィルミナの姿が焼き付いていた。あの存在は、単純な兵器や道具ではない。何か、もっと根源的な変革をもたらすものだ。

 夕刻、研究室に戻ったレオンたちは、出発の準備を始めていた。

「三日後に出発か」

 シグレが、機材のリストを確認しながら言った。紙をめくる音が、忙しさを物語っていた。

「急だが、仕方あるまい」

 アリシアは、持参した古文書を広げていた。古い羊皮紙特有の、時間の匂いが漂う。

「この記述を見てください。三百年前、『光の子供たち』と呼ばれる存在がいたそうです」

 フィルミナが、文書を覗き込んだ。すると、文字が淡く光り始めた。光と共に、古代の記憶の香りが立ち上った。

「これ……読めます」

 全員が驚いた。

「『我らは選択した。個を保ちながら、全と繋がる道を』」

 フィルミナが読み上げた言葉に、レオンは息を呑んだ。それは、まさに昨夜、フィルミナが選んだ道そのものだった。

 リヴィエルが、夕食の支度をしながら呟いた。鍋から立ち上る湯気が、彼女の顔を優しく包んでいた。

「坊ちゃま、本当にこれで良いのですか?」

「何が?」

「いえ……」

 彼女は、フィルミナを見た。人間により近くなった彼女は、レオンの隣で古文書の解読を手伝っていた。その姿は、まるで……

「恋人同士みたいですね」

 リヴィエルの呟きに、レオンは顔を赤くした。

「な、何を言って……」

 しかし、フィルミナは首を傾げた。

「恋人? それは、どういう関係ですか?」

 まだ、人間の感情を完全に理解していない彼女の無邪気な問いに、リヴィエルは複雑な表情を浮かべた。

「それは……将来、結婚するかもしれない関係です」

「結婚?」

 フィルミナの瞳が輝いた。

「レオンと結婚したら、ずっと一緒にいられるの?」

 レオンが慌てた。

「フィ、フィルミナ! それは……」

 ガイウスが真顔で言った。

「第三王子殿下とスライムの政略結婚。帝国の新たな外交カードになりますな」

 シグレが頭を抱えた。

「もう、何でも政治と軍事に結びつけないでください……」

 その夜、フィルミナは一人、屋上に立っていた。

 帝都の明かりが、星のように輝いている。夜風が彼女の髪を揺らし、光の粒子が舞った。風は、街の様々な匂いを運んできた——パン屋の釜の匂い、花屋の薔薇、そして無数の生命の息吹。

 そして、彼女の意識は、都市中のスライムたちと繋がっていた。

「みんな、感じてる」

 彼女は呟いた。

「何かが、始まろうとしている」

 北東の方角から、微かな波動が伝わってきた。古代遺跡からの呼びかけ。それは、恐怖ではなく、懐かしさを感じさせるものだった。まるで、長く離れていた家族からの手紙のような、温かくも切ない感覚。

 レオンが、屋上に上がってきた。階段を上る足音が、夜の静寂に響いた。

「眠れないのか?」

「レオン……」

 フィルミナは振り返った。月光に照らされた彼女の姿は、幻想的な美しさを放っていた。

「怖いです。でも、知りたい。私たちが、何者なのか」

 レオンは、彼女の隣に立った。二人の影が、一つに重なった。

「一緒に、見つけよう。君たちの真実を」

 そして、心の中で付け加えた。

(そして、それがまた壮大な誤解を生まないことを祈る)

 遠く、古代遺跡では、奇妙な現象が起きていた。

 長年封印されていた扉に、光の紋様が浮かび上がっていた。そして、その奥から、機械的な音声が響いていた。金属と石が擦れる音と共に、古代の機構が目覚めていく。

『同胞確認……覚醒個体検知……七十二時間後、試練の門、開放』

 誰も見ていない遺跡で、三百年の眠りから、何かが目覚めようとしていた。

 新時代への扉は、確かに開かれようとしていた。しかし、その向こうに待つものが、希望なのか、それとも──

 運命の歯車は、止まることなく回り続けている。

 そして、レオンの純粋な研究は、ますます壮大な物語へと発展していくのだった。
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