1 / 1
事案、のち、施錠
しおりを挟む
「はぁ……ぁ」
鼻をくすぐる甘い香り、ひとつだけの小さな窓は、隅がわずかに曇り始めていた。
事が終わり、寝台で残り香のような快感に身を震わせている、すぐ下の弟の姿。
見ているだけで身体の奥から再び熱が上がってくる気がして、ふと、目を逸らすと、部屋のドアがゆっくり開かれようとしていた。
「あぇ?にーさん?なんで、はだか?」
寝ぼけ眼で隙間から顔を覗かせたのは末の弟、俺は慌ててドアへとへばりついた。
「ちょ、まって!」
なんとか大きく開かれる前に手をかけて、顔を貼り付けるように、うちの家族特有の、透き通った紫の瞳同士で向かい合った。
「ど、どうしたんだ、こんな、夜中に?」
「おといれいったの、そしたらにーさんのおへや、こえしたから?」
こくりと首を傾げ、その動きに顔を縁取る銀の巻き毛がくるんと揺れた。
「そ、そうか、兄さんは、な、ちょっと暑か、暑かったんだ!服はな、暑かったから……」
ぴとりと差し込まれた小さな手が俺の腹へと当てられた。
「にーさん、ちめたい」
「……ほら、おねむだろう?お部屋、帰ろうな?」
「……うん」
俺は廊下へと出て、ちゃんと自分の部屋に帰るのを見送って自室へと戻った。
かちゃり
しっかりと鍵をかける。
くすくすと、寝台から笑い声。
枕に顔を埋めながら震えている。
俺は、机に放かっておいた髪紐を摘み上げて自分の髪を括り直した。
そして、寝台に乗り上げて後ろからのしかかる。
「ちょ、兄さん、重い……」
抗議の声を聞き流し、俺と同じまっすぐな銀の髪をかき分けて、無理やり顔をむかせて口を重ねた。
すぐに、飴のように蕩け始めた瞳に満足して解放し、腰をつかんで引き上げた。
垂れ落ちていた白濁が、上を向いた事で堰き止められる。
「ぁ、そんな……あぁっ!」
止めようとする声を無視して、熱くぬかるむそこへと俺自身を突き入れた。
「お兄ちゃんを笑った罰だ」
「ひゃぁ!?……ぁ、おくぅ、すご…」
そんな溶け切った声に、罰にならなかったなと苦笑して、再び弟を揺さぶり始めた。
---
あとがきっぽいもの
※実験中につき、明日の21:00を過ぎたらこのお話は削除予定です。刹那の事案をお楽しみください
最後までありがとうございます~
どんだけ短くかけるか挑戦してみました
作者の計測では読了53秒でしたが、皆様は何秒かかりましたか?
読了タイムを計ってみるのも面白いかも?
良かったら教えてください~
速読級 ~45秒 爆速!
作者 53秒 情緒どこいった?
標準 1分30秒 頭で映像補完
耽溺 3分~ じっくり派
ちなみに 1500pt超えたら書籍化申請して 審査の人の計測タイム教えてもらえたらなと思ってます~
鼻をくすぐる甘い香り、ひとつだけの小さな窓は、隅がわずかに曇り始めていた。
事が終わり、寝台で残り香のような快感に身を震わせている、すぐ下の弟の姿。
見ているだけで身体の奥から再び熱が上がってくる気がして、ふと、目を逸らすと、部屋のドアがゆっくり開かれようとしていた。
「あぇ?にーさん?なんで、はだか?」
寝ぼけ眼で隙間から顔を覗かせたのは末の弟、俺は慌ててドアへとへばりついた。
「ちょ、まって!」
なんとか大きく開かれる前に手をかけて、顔を貼り付けるように、うちの家族特有の、透き通った紫の瞳同士で向かい合った。
「ど、どうしたんだ、こんな、夜中に?」
「おといれいったの、そしたらにーさんのおへや、こえしたから?」
こくりと首を傾げ、その動きに顔を縁取る銀の巻き毛がくるんと揺れた。
「そ、そうか、兄さんは、な、ちょっと暑か、暑かったんだ!服はな、暑かったから……」
ぴとりと差し込まれた小さな手が俺の腹へと当てられた。
「にーさん、ちめたい」
「……ほら、おねむだろう?お部屋、帰ろうな?」
「……うん」
俺は廊下へと出て、ちゃんと自分の部屋に帰るのを見送って自室へと戻った。
かちゃり
しっかりと鍵をかける。
くすくすと、寝台から笑い声。
枕に顔を埋めながら震えている。
俺は、机に放かっておいた髪紐を摘み上げて自分の髪を括り直した。
そして、寝台に乗り上げて後ろからのしかかる。
「ちょ、兄さん、重い……」
抗議の声を聞き流し、俺と同じまっすぐな銀の髪をかき分けて、無理やり顔をむかせて口を重ねた。
すぐに、飴のように蕩け始めた瞳に満足して解放し、腰をつかんで引き上げた。
垂れ落ちていた白濁が、上を向いた事で堰き止められる。
「ぁ、そんな……あぁっ!」
止めようとする声を無視して、熱くぬかるむそこへと俺自身を突き入れた。
「お兄ちゃんを笑った罰だ」
「ひゃぁ!?……ぁ、おくぅ、すご…」
そんな溶け切った声に、罰にならなかったなと苦笑して、再び弟を揺さぶり始めた。
---
あとがきっぽいもの
※実験中につき、明日の21:00を過ぎたらこのお話は削除予定です。刹那の事案をお楽しみください
最後までありがとうございます~
どんだけ短くかけるか挑戦してみました
作者の計測では読了53秒でしたが、皆様は何秒かかりましたか?
読了タイムを計ってみるのも面白いかも?
良かったら教えてください~
速読級 ~45秒 爆速!
作者 53秒 情緒どこいった?
標準 1分30秒 頭で映像補完
耽溺 3分~ じっくり派
ちなみに 1500pt超えたら書籍化申請して 審査の人の計測タイム教えてもらえたらなと思ってます~
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
兄弟カフェ 〜僕達の関係は誰にも邪魔できない〜
紅夜チャンプル
BL
ある街にイケメン兄弟が経営するお洒落なカフェ「セプタンブル」がある。真面目で優しい兄の碧人(あおと)、明るく爽やかな弟の健人(けんと)。2人は今日も多くの女性客に素敵なひとときを提供する。
ただし‥‥家に帰った2人の本当の姿はお互いを愛し、甘い時間を過ごす兄弟であった。お店では「兄貴」「健人」と呼び合うのに対し、家では「あお兄」「ケン」と呼んでぎゅっと抱き合って眠りにつく。
そんな2人の前に現れたのは、大学生の幸成(ゆきなり)。純粋そうな彼との出会いにより兄弟の関係は‥‥?
「大人扱いしていい?」〜純情当主、執務室で策士な従兄の『相性確認』にハメられる〜
中山(ほ)
BL
「ルイン、少し口開けてみて」
仕事終わりの静かな執務室。
差し入れの食事と、ポーションの瓶。
信頼していた従兄のトロンに誘われるまま、
ルインは「大人の相性確認」を始めることになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる