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31 意外な行動
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「どうしてここへ来たのですか」
バルトルトが去ったあと、フリッツが真剣な顔で聞いてきた。
ん? なんか怒ってる? どうしてって、心配だからに決まっている。
勝手にわたしの身代わりになって敵を引きつけて。
長い付き合いだし、なんだかんだ言って頼れる男だし。
わたしがモゴモゴとその理由を小声で伝えると、フリッツはさらに語気を強めてテーブルを叩いた。
「せっかく生きて国へ戻れたのに、これでは意味がないじゃないですか! 僕なんかのことは放っておくべきだった」
「ほ、放っておくなんてできるか! それになんだ、助けに来てもらってその言い方は」
「あなたにはこんな事より成すべきことがあったはず。戦で疲弊したアンスバッハの復興やザールラント王家との繋がりを強化。ヴォルフスブルク公が失脚したいま、せっかくその機会があったというのに」
ロストックに捕らえられている状況でも、本国で起きたことは把握しているようだった。
こんな情報を提供したのもバルトルトからだろうか。
「生きて戻ったけど、お父様は亡くなってるし、わたしは捕らえられるしで色々あったんだ。トーマスお兄様がいなければ処刑されているところだった」
「トーマス様が? いったいどういう事ですか」
トーマスお兄様が生きていたことは知らないらしい。
わたしは傷の男がトーマスお兄様だったことや、ヴォルフスブルク公の悪事を暴くために潜入していた事を簡単に説明した。
もちろん転生者だったというのは秘密。こればかりはいくら説明しても理解してもらえないだろう。
「閣下がお亡くなりになっていたのは聞いていましたが、そんなことが……」
「だから万が一、わたしがいなくてもアンスバッハにはトーマスお兄様がいる。わたしなんかよりずっと為政者として向いている」
「……そうだとしても、やはりあなたはここに来るべきではなかった。わざわざ死地に飛び込むような真似を」
「お前も無事だったんなら、どうにかして連絡取るとか脱走するとかしろ! こっちの気も知らないでお前は」
「無茶を言わないでください。負傷して捕らえられていたのですから。でもここでの扱いはひどいものではありませんでした。治療も食事も、非常に待遇の良いものでした」
気になるところはそこだ。
他の重症者は死んでしまったと聞いた。どうしてフリッツだけ特別扱いなのか。
「ふ、ふん。ここでの暮らしが快適だから戻りたくなくなったってことなんだろ」
そんなわけはないに決まっているのだが、ついそんなふうに言ってしまう。せっかく会えたのに。ケンカするためにここに来たわけじゃないのに。
フリッツは首を横に振ったあと、静かに視線を落とす。
「……僕のことは死んだものと思っててくれれば良かったんです。僕を生かしておいたのも捕虜の交換に応じたのも、ここへあなたを誘い出すためでしょう。見え見えの罠なのに、あなたという人は」
まだ言うか、とわたしが反論しようとした時に再び部屋のドアが開く。
バルトルトが使用人を連れて食事を運んできたのだった。
「騒がしいと思ったら今度は痴話喧嘩か? 仲が良すぎるのも考えものだな」
「ちっ、違う! そんなんじゃない! それよりも捕虜の交換は終わったし、フリッツも確認できたから帰してほしい」
照れ隠しで両手をブンブン振りながら否定するけど、用が終わったから帰して欲しいのは本当だ。たしかに腹が減ってきた時分ではあるけども。
「なに、そんなに急がなくともよいだろう。今日一日ぐらいはゆっくりしていくといい。敵方とはいえ国の公式な使者なのだからな。ろくなもてなしは約束できないが」
バルトルトがそう勧め、フリッツも席についたのでわたしも仕方なくそれに従う。
決して目の前の美味しそうな肉料理に惹かれたわけではない。
それではまた、とバルトルトは再び部屋を出ていった。
わたしとフリッツは無言で食事を摂る。
やっと話しだしたのは食事を終え、一息ついたときだった。
「ロストックの料理だから口に合わないと思ってたけど、そんなことはなかったな」
「味付けは濃いですが、新鮮な食材を使ってますね。料理人の腕も良いようです」
「もしかしたら毒でも入ってるんじゃないかと思ったけど、お前も健康そのものだし」
「殺すつもりならとっくにやっているでしょう。もちろんこのあとに何かを企んでいるのかもしれませんが」
「やはりタダで帰すつもりはないか」
「それはそうでしょう。あなたがどれほどロストックから恨まれているか、知らないわけではないでしょう」
「どうにかして抜け出せないかな」
わたしは部屋のドアに近づき、外の気配を探る。
見張りが数人いるようだ。これを打ち倒すだけなら簡単に思えた。武器も取り上げられてはいない。
「無理ですよ。すぐに大勢の兵に囲まれるのがオチです。いくらイルゼ様でも砦内の敵をすべて倒すことはできないでしょう」
「どうかな。やってみないと分からないぞ」
砦内の兵を全員相手にしなくても。例えばあのバルトルトを人質に取ってここを脱出するのなら出来そうな気がする。
わたしがその気になり、剣の柄に手をかける。
次にバルトルトが部屋を訪れた時がチャンスだ。
殺さない程度に打ちのめして人質にする。そして出口まで案内させ、馬を用意させる。
「イルゼ様」
「しっ、ちょうど誰か近づいてくる。バルトルトかも」
通路を歩く足音。その人物はドアのすぐ側まで近づいてきている。
ドアを開け、身体の一部が少しでも入れば引っ張り込んでぶちのめす。
わたしは呼吸を整えてその瞬間を狙った。
「赤豹。余計なことを考えるな。なぜそう死に急ぐ」
ドアの向こうからバルトルトの声。
こちらの意図が見破られていた。わたしは肩の力を抜き、ドアから離れる。
ドアをゆっくり開けて姿を現すバルトルト。
「凄まじい殺気だ。二階に上がったときから気付いたぞ、それは」
呆れたように言い、ドアを閉める。
たしかにちょっと気合いを入れ過ぎたかもしれないが、それに気付くなんて。
智謀だけでなく、武芸の心得もあるのか。そういえば戦場でもわたしの一撃をかわした。
「わたし達を殺すつもりだろう」
「待て。たしかにここへ連れてきた時は罠にかけるつもりだった」
「やっぱりな。こっちだってすぐにやられるつもりはない」
「だから待てと言っているだろう。国の建前としては捕虜交換を行った後、使者に手を出したくはない。だが正直、それでは済まさぬという者の声も多い」
「お前自身はわたし達を殺すほうに賛成だったんだな」
「……そうだな。ロストック人の気質としてはそれが正解だ。将兵の不満も解消されるだろう。国としての信用は下がるが、それもやむ無しと判断した」
「だとしたらいい度胸だ。護衛も付けず、ひとりでこの部屋へ戻ってくるなんて」
わたしはすでに剣を抜いていた。
斬りはしないが骨は打ち砕くつもりで肩を狙う。
だがバルトルトも滑らかな動きで抜刀。わたしの打ち下ろしを剣で受け止めた。衝撃で膝はついたものの、完全に防御された。
普段ならここで前蹴りを見舞うのだが、派手な物音で外の見張りが声をかけてきた。
「バルトルト様! 今の音は⁉ ご無事ですか?」
「なんでもない。少しつまずいただけだ」
バルトルトはそう言って鞘に剣を収める。
その意外な行動にわたしもフリッツも困惑した。
襲ったわたしをかばい、見張りに対して嘘をつくなんて。しかも入ってこれないように鍵をしていたようだ。
「どうして外の者に言わないんだ」
このバルトルトが一声上げればたちまち大勢の兵が集まってくるだろう。この状況でそれをしない理由が思いつかない。
「話は最後まで聞け。いや、時間がない。黙ってわたしについて来い」
バルトルトはそう言って部屋の片隅でひざまずく。
そしてやにわに床板の一部を剥がした。
「これは」
「この司令室から外へと通じている抜け道だ。ここを通って貴殿らを逃がす」
バルトルトが去ったあと、フリッツが真剣な顔で聞いてきた。
ん? なんか怒ってる? どうしてって、心配だからに決まっている。
勝手にわたしの身代わりになって敵を引きつけて。
長い付き合いだし、なんだかんだ言って頼れる男だし。
わたしがモゴモゴとその理由を小声で伝えると、フリッツはさらに語気を強めてテーブルを叩いた。
「せっかく生きて国へ戻れたのに、これでは意味がないじゃないですか! 僕なんかのことは放っておくべきだった」
「ほ、放っておくなんてできるか! それになんだ、助けに来てもらってその言い方は」
「あなたにはこんな事より成すべきことがあったはず。戦で疲弊したアンスバッハの復興やザールラント王家との繋がりを強化。ヴォルフスブルク公が失脚したいま、せっかくその機会があったというのに」
ロストックに捕らえられている状況でも、本国で起きたことは把握しているようだった。
こんな情報を提供したのもバルトルトからだろうか。
「生きて戻ったけど、お父様は亡くなってるし、わたしは捕らえられるしで色々あったんだ。トーマスお兄様がいなければ処刑されているところだった」
「トーマス様が? いったいどういう事ですか」
トーマスお兄様が生きていたことは知らないらしい。
わたしは傷の男がトーマスお兄様だったことや、ヴォルフスブルク公の悪事を暴くために潜入していた事を簡単に説明した。
もちろん転生者だったというのは秘密。こればかりはいくら説明しても理解してもらえないだろう。
「閣下がお亡くなりになっていたのは聞いていましたが、そんなことが……」
「だから万が一、わたしがいなくてもアンスバッハにはトーマスお兄様がいる。わたしなんかよりずっと為政者として向いている」
「……そうだとしても、やはりあなたはここに来るべきではなかった。わざわざ死地に飛び込むような真似を」
「お前も無事だったんなら、どうにかして連絡取るとか脱走するとかしろ! こっちの気も知らないでお前は」
「無茶を言わないでください。負傷して捕らえられていたのですから。でもここでの扱いはひどいものではありませんでした。治療も食事も、非常に待遇の良いものでした」
気になるところはそこだ。
他の重症者は死んでしまったと聞いた。どうしてフリッツだけ特別扱いなのか。
「ふ、ふん。ここでの暮らしが快適だから戻りたくなくなったってことなんだろ」
そんなわけはないに決まっているのだが、ついそんなふうに言ってしまう。せっかく会えたのに。ケンカするためにここに来たわけじゃないのに。
フリッツは首を横に振ったあと、静かに視線を落とす。
「……僕のことは死んだものと思っててくれれば良かったんです。僕を生かしておいたのも捕虜の交換に応じたのも、ここへあなたを誘い出すためでしょう。見え見えの罠なのに、あなたという人は」
まだ言うか、とわたしが反論しようとした時に再び部屋のドアが開く。
バルトルトが使用人を連れて食事を運んできたのだった。
「騒がしいと思ったら今度は痴話喧嘩か? 仲が良すぎるのも考えものだな」
「ちっ、違う! そんなんじゃない! それよりも捕虜の交換は終わったし、フリッツも確認できたから帰してほしい」
照れ隠しで両手をブンブン振りながら否定するけど、用が終わったから帰して欲しいのは本当だ。たしかに腹が減ってきた時分ではあるけども。
「なに、そんなに急がなくともよいだろう。今日一日ぐらいはゆっくりしていくといい。敵方とはいえ国の公式な使者なのだからな。ろくなもてなしは約束できないが」
バルトルトがそう勧め、フリッツも席についたのでわたしも仕方なくそれに従う。
決して目の前の美味しそうな肉料理に惹かれたわけではない。
それではまた、とバルトルトは再び部屋を出ていった。
わたしとフリッツは無言で食事を摂る。
やっと話しだしたのは食事を終え、一息ついたときだった。
「ロストックの料理だから口に合わないと思ってたけど、そんなことはなかったな」
「味付けは濃いですが、新鮮な食材を使ってますね。料理人の腕も良いようです」
「もしかしたら毒でも入ってるんじゃないかと思ったけど、お前も健康そのものだし」
「殺すつもりならとっくにやっているでしょう。もちろんこのあとに何かを企んでいるのかもしれませんが」
「やはりタダで帰すつもりはないか」
「それはそうでしょう。あなたがどれほどロストックから恨まれているか、知らないわけではないでしょう」
「どうにかして抜け出せないかな」
わたしは部屋のドアに近づき、外の気配を探る。
見張りが数人いるようだ。これを打ち倒すだけなら簡単に思えた。武器も取り上げられてはいない。
「無理ですよ。すぐに大勢の兵に囲まれるのがオチです。いくらイルゼ様でも砦内の敵をすべて倒すことはできないでしょう」
「どうかな。やってみないと分からないぞ」
砦内の兵を全員相手にしなくても。例えばあのバルトルトを人質に取ってここを脱出するのなら出来そうな気がする。
わたしがその気になり、剣の柄に手をかける。
次にバルトルトが部屋を訪れた時がチャンスだ。
殺さない程度に打ちのめして人質にする。そして出口まで案内させ、馬を用意させる。
「イルゼ様」
「しっ、ちょうど誰か近づいてくる。バルトルトかも」
通路を歩く足音。その人物はドアのすぐ側まで近づいてきている。
ドアを開け、身体の一部が少しでも入れば引っ張り込んでぶちのめす。
わたしは呼吸を整えてその瞬間を狙った。
「赤豹。余計なことを考えるな。なぜそう死に急ぐ」
ドアの向こうからバルトルトの声。
こちらの意図が見破られていた。わたしは肩の力を抜き、ドアから離れる。
ドアをゆっくり開けて姿を現すバルトルト。
「凄まじい殺気だ。二階に上がったときから気付いたぞ、それは」
呆れたように言い、ドアを閉める。
たしかにちょっと気合いを入れ過ぎたかもしれないが、それに気付くなんて。
智謀だけでなく、武芸の心得もあるのか。そういえば戦場でもわたしの一撃をかわした。
「わたし達を殺すつもりだろう」
「待て。たしかにここへ連れてきた時は罠にかけるつもりだった」
「やっぱりな。こっちだってすぐにやられるつもりはない」
「だから待てと言っているだろう。国の建前としては捕虜交換を行った後、使者に手を出したくはない。だが正直、それでは済まさぬという者の声も多い」
「お前自身はわたし達を殺すほうに賛成だったんだな」
「……そうだな。ロストック人の気質としてはそれが正解だ。将兵の不満も解消されるだろう。国としての信用は下がるが、それもやむ無しと判断した」
「だとしたらいい度胸だ。護衛も付けず、ひとりでこの部屋へ戻ってくるなんて」
わたしはすでに剣を抜いていた。
斬りはしないが骨は打ち砕くつもりで肩を狙う。
だがバルトルトも滑らかな動きで抜刀。わたしの打ち下ろしを剣で受け止めた。衝撃で膝はついたものの、完全に防御された。
普段ならここで前蹴りを見舞うのだが、派手な物音で外の見張りが声をかけてきた。
「バルトルト様! 今の音は⁉ ご無事ですか?」
「なんでもない。少しつまずいただけだ」
バルトルトはそう言って鞘に剣を収める。
その意外な行動にわたしもフリッツも困惑した。
襲ったわたしをかばい、見張りに対して嘘をつくなんて。しかも入ってこれないように鍵をしていたようだ。
「どうして外の者に言わないんだ」
このバルトルトが一声上げればたちまち大勢の兵が集まってくるだろう。この状況でそれをしない理由が思いつかない。
「話は最後まで聞け。いや、時間がない。黙ってわたしについて来い」
バルトルトはそう言って部屋の片隅でひざまずく。
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