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19 クラスチェンジ
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ジリジリと距離を詰める盗賊たち。
ヴィリはわたしをかばうように短剣を構える。
うう、情けない。年下の男の子に守ってもらうなんて。
仕方がないといえば仕方ないのだけど。身体はさっきの剣の稽古でガタガタだし、ただの買い物に出かけただけだったからロクな装備もしてない。
ヴィリを助けるつもりでついてきたのに、逆に足を引っ張っているなんて。
「姫様、これ使えるよね。なんとかそれでしのいで」
ヴィリが後ろ手に何か渡してきた。
先がねじれている見たことない杖。これは……盗賊たちの戦利品の中にあったひとつか。いつの間にかすめ盗っていたのだろうか。
エイナルからもらった回復の杖じゃないけど、これでなんとかサポートはできるかもしれない。どんな効果を発揮するのかまだ分からないんだけど。
まずは3人の盗賊が風のようにヴィリへ迫る。
盗賊の恐ろしさはなんといってもこの素早さだ。並みのユニットなら簡単に連続攻撃を受けてしまう。
だがレベルならヴィリのほうが上。3人の攻撃を巧みにかわし、反撃を加える。3人の盗賊はそれぞれ負傷し、うしろへ退がった。
敵の数はまだ多い。入れ替わるように今度は4人の盗賊が襲いかかってきた。
最初のひとりの攻撃をかわし、蹴りで昏倒させるヴィリ。続くふたりの盗賊が交差するように短剣を突き出す。
これはかわすのがやっと。ここでわたしとヴィリの間に距離ができてしまった。
ひとりがわたしを捕えようと腕を伸ばす。わたしはヴィリから渡された杖でそれを払おうとしたけど……ダメ、杖の先をつかまれてしまった。
「姫様っ!」
ヴィリが助けようとしてくれるけど、ふたりの盗賊がそれを阻止する。
杖をつかんだ盗賊は力まかせに引き寄せようとしている。わたしはとっさに集中して杖から魔力を放った。
杖をつかんでいた盗賊がぐにゃりとヒザから崩れ落ちる。これって……高位の神聖魔法、睡眠じゃん。かけられた相手は数ターン行動不能ってやつ。
いつの間に高位の神聖魔法使えるようになってたんだろ。やっぱりわたしってレベルアップしてたんだね。おっと、そんなことよりヴィリを助けないと。
ヴィリと戦闘中の盗賊ふたりに杖を向ける。
ふたりは一瞬で倒れ、地面で寝息をかいてる状態に。おおー、これルクスより使えるね。かなり強力だ。
とはいえわたし自身もくらっと眩暈を覚える。高位の魔法だから消耗が激しいのかな。連続での使用は注意したほうがよさそうだ。
「その女、魔法が使えんのか。おい、お前らもっと下がれ」
ギオルグの指示ではじめに負傷した3人の盗賊は傷薬を使って回復し、今度は遠巻きにわたしたちを包囲する。わたしの魔法を警戒してのことだろうけど、そんなに離れていてはそっちも攻撃のしようがない。
「俺に任せておけ」
盗賊団の首領ギオルグが自ら前進してきた。
バーカ。さっきの見てなかったのかな。お前みたいな脳筋キャラはこういう状態変化魔法に弱いって相場が決まってるんだよ。
突っ込んでくるギオルグ。盗賊団の首領だが、コイツ自身のクラスは狂戦士。
わたしは杖の先を向ける。さあ、お前もコンニャクみたいにぐにゃんとなって眠っちゃえよ。
だけど魔法が届いた瞬間、白い壁みたいなのにバチンと弾かれた。あの見覚えのあるエフェクト……魔法無効だ!
一回だけ魔法を完全に遮断する高位の神聖魔法。なんでこんな脳筋キャラが……って、こないだクラーアが使ったようなアイテム持ってたに違いない。きっと盗んだ戦利品の中にあったんだ。
でもその効果は一回こっきりだし、同じアイテムを複数持ってるとは考えにくい。それ非売品で宝箱からしかゲットできないアイテムだからね。
わたしは再度集中しながら杖を向ける。けどブブブンッ、と投げ斧が飛んできてわたしは悲鳴を上げながらうずくまる。
相手も間接攻撃できる武器持ってるの忘れてた。わわ、まずい。もう近接攻撃できる距離まで近づいてきている。
近距離で狂戦士の斧なんか喰らったら一発でアジの開きみたいになっちゃうよ。
わたしのピンチにギオルグの目の前に立ちはだかるのはヴィリ。
嬉しいけど、体格差は歴然だ。正面からまともにやって勝てるわけない。
ギオルグの振り下ろした一撃を横にかわすヴィリ。次は刈るように薙いできたのを跳躍してかわす。
ひええ、見ているだけでひやひやする。さすがに回避率は高いけど、あんな猛攻いつまでも防げるはずない。
ここはわたしが支援してやんないと……ダメだ、回復した3人の盗賊がわたしに向かってきている。まずはあれをどうにかしないと。
その時だ。離れた位置にある扉が突然バンと開いた。そこから入ってくるのは──待ちに待った味方の増援。騎士ウルリクをはじめとするレジスタンス軍の面々だ。急いでその場にいた者を引き連れてきたんだろう。人数自体は少ないけど、それでも百人力だ。
突入してすぐにエイナルの弓射、クラーアの魔法、フリーダの投げ斧が3人の盗賊にヒット。命までは奪わなかったがこれで敵は戦意喪失したようだ。
残る敵は首領のギオルグのみ。もう勝ち目はないはずだが、ウルリクの姿を見て激昂したヤツはそちらへ走りだした。
「クソ騎士があっ! この傷の恨み、ここで晴らさせてもらうぜえっっ!」
対するウルリクは屋内なので騎乗していない。能力的にはややダウンしているはずだが、真っ向から剣で立ち向かった。
力任せに叩きつけてくる斧を剣で受け流し、しかも反撃している。すごい、馬に乗ってなくても十分強いんだね。
だけどちょっとずつ後退している。やっぱりあのパワーに押されてるんだ。
わたしと他のメンバーが助太刀に入ろうとするけど、ウルリクがそれを拒否した。
「ここはわたしが決着をつけます! 騎士としてひとりで──!」
うーむ、因縁の相手だし、ウルリクの頑固な性格だ。こう言いだしたら意地でも退かないだろう。でもこのままじゃやられないまでも大怪我するかもしれない。
わたしがハラハラしながら見ていると、すばしこく走るひとつの影。
ヴィリだ。盗賊どもが集めた戦利品の所へいくと、何やらゴソゴソ探し出し、ひとつのアイテムを手に取る。
「ウルリク! これをっ!」
おお、なんかデジャヴ。つい最近もこんなことあったね。でもヴィリが投げたのは全然武器っぽくない。あれはなんだろう。大きめのメダルみたいな勲章みたいな……あっ、あれはたしか。
それを受け取ったウルリクの身体がパアアッ、と光りだす。
その光にギオルグもたじろいだ。
光が収まり、ウルリクの姿に変化が。
身に着けていた軽鎧が鈍色から白銀色に。縁に装飾が入ってなんだかとても高価そう。
うお、ウルリク自身の動きも段違いになった。
素早く踏み込んで斬り込む。ギオルグは防戦一方になり、ついには斧を叩き落とされた。
観念したのかその場にヒザをつくギオルグ。目を閉じ、「殺せ」とだけ言ってうなだれる。
ヴィリがウルリクに渡したのはクラスチェンジアイテム【マスターメダル】だ。
騎兵から聖騎士になれるだけのレベルに達していたみたいだった。元々強かったけどクラスチェンジしたウルリクは圧倒的だった。
そのウルリクは無言でギオルグの首筋に刃を近づける。うう、降参した相手を殺しちゃうってなんだかアレだけど仕方ないよね。ゲームじゃここの盗賊全滅させてマップクリアだったからさ。それでこの街の治安も良くなるし。
ヴィリはわたしをかばうように短剣を構える。
うう、情けない。年下の男の子に守ってもらうなんて。
仕方がないといえば仕方ないのだけど。身体はさっきの剣の稽古でガタガタだし、ただの買い物に出かけただけだったからロクな装備もしてない。
ヴィリを助けるつもりでついてきたのに、逆に足を引っ張っているなんて。
「姫様、これ使えるよね。なんとかそれでしのいで」
ヴィリが後ろ手に何か渡してきた。
先がねじれている見たことない杖。これは……盗賊たちの戦利品の中にあったひとつか。いつの間にかすめ盗っていたのだろうか。
エイナルからもらった回復の杖じゃないけど、これでなんとかサポートはできるかもしれない。どんな効果を発揮するのかまだ分からないんだけど。
まずは3人の盗賊が風のようにヴィリへ迫る。
盗賊の恐ろしさはなんといってもこの素早さだ。並みのユニットなら簡単に連続攻撃を受けてしまう。
だがレベルならヴィリのほうが上。3人の攻撃を巧みにかわし、反撃を加える。3人の盗賊はそれぞれ負傷し、うしろへ退がった。
敵の数はまだ多い。入れ替わるように今度は4人の盗賊が襲いかかってきた。
最初のひとりの攻撃をかわし、蹴りで昏倒させるヴィリ。続くふたりの盗賊が交差するように短剣を突き出す。
これはかわすのがやっと。ここでわたしとヴィリの間に距離ができてしまった。
ひとりがわたしを捕えようと腕を伸ばす。わたしはヴィリから渡された杖でそれを払おうとしたけど……ダメ、杖の先をつかまれてしまった。
「姫様っ!」
ヴィリが助けようとしてくれるけど、ふたりの盗賊がそれを阻止する。
杖をつかんだ盗賊は力まかせに引き寄せようとしている。わたしはとっさに集中して杖から魔力を放った。
杖をつかんでいた盗賊がぐにゃりとヒザから崩れ落ちる。これって……高位の神聖魔法、睡眠じゃん。かけられた相手は数ターン行動不能ってやつ。
いつの間に高位の神聖魔法使えるようになってたんだろ。やっぱりわたしってレベルアップしてたんだね。おっと、そんなことよりヴィリを助けないと。
ヴィリと戦闘中の盗賊ふたりに杖を向ける。
ふたりは一瞬で倒れ、地面で寝息をかいてる状態に。おおー、これルクスより使えるね。かなり強力だ。
とはいえわたし自身もくらっと眩暈を覚える。高位の魔法だから消耗が激しいのかな。連続での使用は注意したほうがよさそうだ。
「その女、魔法が使えんのか。おい、お前らもっと下がれ」
ギオルグの指示ではじめに負傷した3人の盗賊は傷薬を使って回復し、今度は遠巻きにわたしたちを包囲する。わたしの魔法を警戒してのことだろうけど、そんなに離れていてはそっちも攻撃のしようがない。
「俺に任せておけ」
盗賊団の首領ギオルグが自ら前進してきた。
バーカ。さっきの見てなかったのかな。お前みたいな脳筋キャラはこういう状態変化魔法に弱いって相場が決まってるんだよ。
突っ込んでくるギオルグ。盗賊団の首領だが、コイツ自身のクラスは狂戦士。
わたしは杖の先を向ける。さあ、お前もコンニャクみたいにぐにゃんとなって眠っちゃえよ。
だけど魔法が届いた瞬間、白い壁みたいなのにバチンと弾かれた。あの見覚えのあるエフェクト……魔法無効だ!
一回だけ魔法を完全に遮断する高位の神聖魔法。なんでこんな脳筋キャラが……って、こないだクラーアが使ったようなアイテム持ってたに違いない。きっと盗んだ戦利品の中にあったんだ。
でもその効果は一回こっきりだし、同じアイテムを複数持ってるとは考えにくい。それ非売品で宝箱からしかゲットできないアイテムだからね。
わたしは再度集中しながら杖を向ける。けどブブブンッ、と投げ斧が飛んできてわたしは悲鳴を上げながらうずくまる。
相手も間接攻撃できる武器持ってるの忘れてた。わわ、まずい。もう近接攻撃できる距離まで近づいてきている。
近距離で狂戦士の斧なんか喰らったら一発でアジの開きみたいになっちゃうよ。
わたしのピンチにギオルグの目の前に立ちはだかるのはヴィリ。
嬉しいけど、体格差は歴然だ。正面からまともにやって勝てるわけない。
ギオルグの振り下ろした一撃を横にかわすヴィリ。次は刈るように薙いできたのを跳躍してかわす。
ひええ、見ているだけでひやひやする。さすがに回避率は高いけど、あんな猛攻いつまでも防げるはずない。
ここはわたしが支援してやんないと……ダメだ、回復した3人の盗賊がわたしに向かってきている。まずはあれをどうにかしないと。
その時だ。離れた位置にある扉が突然バンと開いた。そこから入ってくるのは──待ちに待った味方の増援。騎士ウルリクをはじめとするレジスタンス軍の面々だ。急いでその場にいた者を引き連れてきたんだろう。人数自体は少ないけど、それでも百人力だ。
突入してすぐにエイナルの弓射、クラーアの魔法、フリーダの投げ斧が3人の盗賊にヒット。命までは奪わなかったがこれで敵は戦意喪失したようだ。
残る敵は首領のギオルグのみ。もう勝ち目はないはずだが、ウルリクの姿を見て激昂したヤツはそちらへ走りだした。
「クソ騎士があっ! この傷の恨み、ここで晴らさせてもらうぜえっっ!」
対するウルリクは屋内なので騎乗していない。能力的にはややダウンしているはずだが、真っ向から剣で立ち向かった。
力任せに叩きつけてくる斧を剣で受け流し、しかも反撃している。すごい、馬に乗ってなくても十分強いんだね。
だけどちょっとずつ後退している。やっぱりあのパワーに押されてるんだ。
わたしと他のメンバーが助太刀に入ろうとするけど、ウルリクがそれを拒否した。
「ここはわたしが決着をつけます! 騎士としてひとりで──!」
うーむ、因縁の相手だし、ウルリクの頑固な性格だ。こう言いだしたら意地でも退かないだろう。でもこのままじゃやられないまでも大怪我するかもしれない。
わたしがハラハラしながら見ていると、すばしこく走るひとつの影。
ヴィリだ。盗賊どもが集めた戦利品の所へいくと、何やらゴソゴソ探し出し、ひとつのアイテムを手に取る。
「ウルリク! これをっ!」
おお、なんかデジャヴ。つい最近もこんなことあったね。でもヴィリが投げたのは全然武器っぽくない。あれはなんだろう。大きめのメダルみたいな勲章みたいな……あっ、あれはたしか。
それを受け取ったウルリクの身体がパアアッ、と光りだす。
その光にギオルグもたじろいだ。
光が収まり、ウルリクの姿に変化が。
身に着けていた軽鎧が鈍色から白銀色に。縁に装飾が入ってなんだかとても高価そう。
うお、ウルリク自身の動きも段違いになった。
素早く踏み込んで斬り込む。ギオルグは防戦一方になり、ついには斧を叩き落とされた。
観念したのかその場にヒザをつくギオルグ。目を閉じ、「殺せ」とだけ言ってうなだれる。
ヴィリがウルリクに渡したのはクラスチェンジアイテム【マスターメダル】だ。
騎兵から聖騎士になれるだけのレベルに達していたみたいだった。元々強かったけどクラスチェンジしたウルリクは圧倒的だった。
そのウルリクは無言でギオルグの首筋に刃を近づける。うう、降参した相手を殺しちゃうってなんだかアレだけど仕方ないよね。ゲームじゃここの盗賊全滅させてマップクリアだったからさ。それでこの街の治安も良くなるし。
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