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29 戴冠式
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帝国の皇帝がこの地に来ている。
ついこの前まで戦争をしていた相手の親玉。ゲームではラスボス的存在。
和平の調印式に出席するためにわざわざ……あまりに無防備というか大胆というか。
アネリーゼ姫にとっては両親や一族の仇だ。
国賓だろうがなんだろうが無神経にも程がある。
「わたくしは出ません! 戴冠式にも! 仲間たちもすぐに呼び戻してください!」
毅然と言い放つが、ハルフダンは全く怯む様子もうろたえるふうでもない。周りの女官たちがオロオロしてるだけだ。
「困りましたなあ。式が中止となれば帝国との関係がまた悪化するではありませんか。せっかく和平協定の同意にまでこぎつけたというのに。これはロスキレの民の総意でもあるのですよ。帝国の侵略と支配で多くの民は疲れ果てています。これ以上彼らに不安や恐怖を与えるわけにはいかないでしょう。和平が宣言されれば人心は休まり、国も復興に専心出来る。女王となられるあなたの名声も高まることでしょう」
いちいち正論なのが腹が立つ。
随分と口の上手いヤツだ。クヌーズ先生なら言い返せたんだろうけど、わたしはどう言っていいか分からない。
たしかに即位したばかりでまた戦争ってなったら民衆は落ち着かないだろうし、私怨だって思われても仕方がない。
わたしはうつむいて、だったらせめて仲間と一緒に、としか言えなかった。
悔しい。涙が出そうだ。
「だからそれは先ほど申し上げたばかり。彼の者らは別の任にて遠方へ出向いております。呼び戻すにしても数日かかりましょう。セヴェリン王子もイェリングへと戻られましたし。さあ、姫様。一国を背負うあなたがそう気弱でどうするのです。これからは戦よりも政。民と国の安寧に尽力せねば。このハルフダンが補佐致しますので心配する事などありませんぞ」
もうどうしようもない。
わたしは目の前が真っ暗になる思いだった。
そうだよね。ここはゲームであってゲームとは違う世界。
プレイヤーの思惑通りにストーリーが進むわけじゃない。
国を背負っている立場上、わがまま言えないし、一緒に戦ってきた仲間と同じように接せるわけもないんだ。
元の世界でやっていたゲームと同じところまで進んだ結果がこれなのだろうか。
これでエンディング? わたしが女王になって帝国とは和平結んで……平和になってめでたしめでたし。
あれ、わたしの結婚相手ってどうなるんだろう。
ゲームをクリアしたら一番親密度の高いキャラと結婚できるはずなんだけど。
そんなことを考えながら顔を上げると、いつの間にか衛兵に囲まれていた。
護衛というか逃げられないように四方を固められている。
もう、疲れた。あとはテキトーに式を淡々とこなして終わらせよう。
その後のことはあとで相談できるチャンスがあるはずだ。
わたしは衛兵に囲まれながら大聖堂の間へと向かった。
✳ ✳ ✳
城内の大聖堂。
本物のアネリーゼ姫は礼拝とか式典とかで何回も来てる場所なんだろうけど、わたしは初めてだ。
広い……それにとんでもない高さの天井だ。壁も柱も磨き上げられた白い石造り。
窓枠ひとつひとつに凝った意匠の彫刻。テレビなんかで見た世界遺産みたいだ。
長い通路の両脇に長椅子がずらりと並び、大勢の人間が一斉にわたしに注目している。
うわ、とんでもなく緊張してきた。この中に皇帝もいるんだろうけど、もうそれどころじゃない。
入り口からはハルフダンが先導し、わたしはオドオドしながらそれに付いていく。
二階回廊から聖歌隊が歌いだし、わたしはますます緊張。
なんだか眩暈がしてきた。それでも顔を上げて重い衣装を引きずりながら歩く。
大聖堂奥には巨大な女神像があり、その下には祭壇。
祭壇前には祭服姿の老人。あれが大教主のなんとかっていう偉い坊さんか。あの人が持っている王冠を頭に被れば、戴冠式は終わるんだよね。
大教主の前に来てひざまずく。
大教主が何やらほにゃらむにゃらと口上を述べているが、内容なんか聞いちゃいない。さっさと終わらせてくれ。
ようやく口上が終わり、わたしの頭に王冠が載せられる。
大勢の来賓が立ち上がり、大聖堂内に盛大な拍手が沸き起こる。
ふう、あとは練習しといたお決まりのスピーチをすればいいだけだ。
あとちょっとの辛抱。
大教主と入れ替わって祭壇の前に立つ。
すると、すぐさま宰相のハルフダンがボソボソと耳打ちしてきた。
「姫様。急な話なのですが、新たな儀礼が追加されました。短く簡単なものなので心配はいりません。祭壇前で皇帝陛下が差し出される物を受け取れば良いのです」
え、なんだ急に。またいきなり言いやがって……。それに皇帝だって? 一体何を受け取るっていうんだ。
わたしが目を白黒させている間に、最前列の席からひとりの人物が祭壇のほうへと歩いてくる。
なんだ、コイツ……仮面なんか被っちゃって。道化師かなんかか? 随分小柄だな。
あっ! 皇帝って仮面被ってるってセヴェリン王子が言ってたの思い出した。それに若いってことも。
こんな近くに仮面被ったヤツいたのに気付かなかったよ。緊張していたせいかな。
仮面を被ったフォルクンク皇帝は両手で捧げるように布で包まれた細長い物を持っている。
目の前にきた皇帝は無言でわたしにそれを差し出してきた。仮面の奥でどういう表情をしているのか。目の部分の隙間から黒い瞳が覗き見ている。なんだか吸い込まれそう……。
ぼけっとしていると横からハルフダンが早くお受け取り下さい、と小声で急かしてくる。
慌ててその細長い物を両手で受け取る。覆っていた赤い布が落ち、そこにあったのは──剣だ。
わたしが戦闘時に着ている軽鎧と同じ紅に金の装飾がついた鞘に収まっている。
これって……アネリーゼ姫の専用武器グルヴェイグ。
最終章も終盤の、帝国の城の中で手に入る武器。ロスキレ王位に就く者のみ所持を許された国宝。帝国侵攻時に奪われていたものだ。こんなところでお目にかかれるなんて。
「和平の証として返還されるとのことです。謹んでお納めください」
ハルフダンが説明。
なにが謹んで、だ。もともとこっちの国宝なんだから返されるの当たり前だろ。わたしは横目でじろりとハルフダンを睨んだ。
「その神剣は神がロスキレを治める者に与えた証という伝説があります。戴冠式の締めくくりとしてその剣を抜き、女神像に掲げてください」
はいはい。ファンタジーにありがちな演出ね。
やりますよ。やりゃあいいんでしょ。こんなの簡単。カッコよく抜いてポーズ取ってやるよ。
わたしはため息をついてから柄に手をかける。
そして力を込めて……あれ、おかしい。全然抜けない。
なんか引っかかってんじゃないの、コレ。もう一回力を入れてみるけど、ダメだ。
ヤバい、みんな見てるのに。
ふんががが、と思い切り力を入れてもだめだ。鞘のほうをハルフダンに持ってもらって引っ張ってもダメ。
逆さまにして足で踏んづけながら引っ張ってもビクともしない。どうなってんの、これ。
来賓がざわざわしはじめた。やっべ、もしかしたらこれ……中身が本物のアネリーゼ姫じゃないから抜けないのかも。
だとしたらピンチじゃん。偽物だってバレちゃう。この王位継承もなしになっちゃうんじゃないの⁉
ついこの前まで戦争をしていた相手の親玉。ゲームではラスボス的存在。
和平の調印式に出席するためにわざわざ……あまりに無防備というか大胆というか。
アネリーゼ姫にとっては両親や一族の仇だ。
国賓だろうがなんだろうが無神経にも程がある。
「わたくしは出ません! 戴冠式にも! 仲間たちもすぐに呼び戻してください!」
毅然と言い放つが、ハルフダンは全く怯む様子もうろたえるふうでもない。周りの女官たちがオロオロしてるだけだ。
「困りましたなあ。式が中止となれば帝国との関係がまた悪化するではありませんか。せっかく和平協定の同意にまでこぎつけたというのに。これはロスキレの民の総意でもあるのですよ。帝国の侵略と支配で多くの民は疲れ果てています。これ以上彼らに不安や恐怖を与えるわけにはいかないでしょう。和平が宣言されれば人心は休まり、国も復興に専心出来る。女王となられるあなたの名声も高まることでしょう」
いちいち正論なのが腹が立つ。
随分と口の上手いヤツだ。クヌーズ先生なら言い返せたんだろうけど、わたしはどう言っていいか分からない。
たしかに即位したばかりでまた戦争ってなったら民衆は落ち着かないだろうし、私怨だって思われても仕方がない。
わたしはうつむいて、だったらせめて仲間と一緒に、としか言えなかった。
悔しい。涙が出そうだ。
「だからそれは先ほど申し上げたばかり。彼の者らは別の任にて遠方へ出向いております。呼び戻すにしても数日かかりましょう。セヴェリン王子もイェリングへと戻られましたし。さあ、姫様。一国を背負うあなたがそう気弱でどうするのです。これからは戦よりも政。民と国の安寧に尽力せねば。このハルフダンが補佐致しますので心配する事などありませんぞ」
もうどうしようもない。
わたしは目の前が真っ暗になる思いだった。
そうだよね。ここはゲームであってゲームとは違う世界。
プレイヤーの思惑通りにストーリーが進むわけじゃない。
国を背負っている立場上、わがまま言えないし、一緒に戦ってきた仲間と同じように接せるわけもないんだ。
元の世界でやっていたゲームと同じところまで進んだ結果がこれなのだろうか。
これでエンディング? わたしが女王になって帝国とは和平結んで……平和になってめでたしめでたし。
あれ、わたしの結婚相手ってどうなるんだろう。
ゲームをクリアしたら一番親密度の高いキャラと結婚できるはずなんだけど。
そんなことを考えながら顔を上げると、いつの間にか衛兵に囲まれていた。
護衛というか逃げられないように四方を固められている。
もう、疲れた。あとはテキトーに式を淡々とこなして終わらせよう。
その後のことはあとで相談できるチャンスがあるはずだ。
わたしは衛兵に囲まれながら大聖堂の間へと向かった。
✳ ✳ ✳
城内の大聖堂。
本物のアネリーゼ姫は礼拝とか式典とかで何回も来てる場所なんだろうけど、わたしは初めてだ。
広い……それにとんでもない高さの天井だ。壁も柱も磨き上げられた白い石造り。
窓枠ひとつひとつに凝った意匠の彫刻。テレビなんかで見た世界遺産みたいだ。
長い通路の両脇に長椅子がずらりと並び、大勢の人間が一斉にわたしに注目している。
うわ、とんでもなく緊張してきた。この中に皇帝もいるんだろうけど、もうそれどころじゃない。
入り口からはハルフダンが先導し、わたしはオドオドしながらそれに付いていく。
二階回廊から聖歌隊が歌いだし、わたしはますます緊張。
なんだか眩暈がしてきた。それでも顔を上げて重い衣装を引きずりながら歩く。
大聖堂奥には巨大な女神像があり、その下には祭壇。
祭壇前には祭服姿の老人。あれが大教主のなんとかっていう偉い坊さんか。あの人が持っている王冠を頭に被れば、戴冠式は終わるんだよね。
大教主の前に来てひざまずく。
大教主が何やらほにゃらむにゃらと口上を述べているが、内容なんか聞いちゃいない。さっさと終わらせてくれ。
ようやく口上が終わり、わたしの頭に王冠が載せられる。
大勢の来賓が立ち上がり、大聖堂内に盛大な拍手が沸き起こる。
ふう、あとは練習しといたお決まりのスピーチをすればいいだけだ。
あとちょっとの辛抱。
大教主と入れ替わって祭壇の前に立つ。
すると、すぐさま宰相のハルフダンがボソボソと耳打ちしてきた。
「姫様。急な話なのですが、新たな儀礼が追加されました。短く簡単なものなので心配はいりません。祭壇前で皇帝陛下が差し出される物を受け取れば良いのです」
え、なんだ急に。またいきなり言いやがって……。それに皇帝だって? 一体何を受け取るっていうんだ。
わたしが目を白黒させている間に、最前列の席からひとりの人物が祭壇のほうへと歩いてくる。
なんだ、コイツ……仮面なんか被っちゃって。道化師かなんかか? 随分小柄だな。
あっ! 皇帝って仮面被ってるってセヴェリン王子が言ってたの思い出した。それに若いってことも。
こんな近くに仮面被ったヤツいたのに気付かなかったよ。緊張していたせいかな。
仮面を被ったフォルクンク皇帝は両手で捧げるように布で包まれた細長い物を持っている。
目の前にきた皇帝は無言でわたしにそれを差し出してきた。仮面の奥でどういう表情をしているのか。目の部分の隙間から黒い瞳が覗き見ている。なんだか吸い込まれそう……。
ぼけっとしていると横からハルフダンが早くお受け取り下さい、と小声で急かしてくる。
慌ててその細長い物を両手で受け取る。覆っていた赤い布が落ち、そこにあったのは──剣だ。
わたしが戦闘時に着ている軽鎧と同じ紅に金の装飾がついた鞘に収まっている。
これって……アネリーゼ姫の専用武器グルヴェイグ。
最終章も終盤の、帝国の城の中で手に入る武器。ロスキレ王位に就く者のみ所持を許された国宝。帝国侵攻時に奪われていたものだ。こんなところでお目にかかれるなんて。
「和平の証として返還されるとのことです。謹んでお納めください」
ハルフダンが説明。
なにが謹んで、だ。もともとこっちの国宝なんだから返されるの当たり前だろ。わたしは横目でじろりとハルフダンを睨んだ。
「その神剣は神がロスキレを治める者に与えた証という伝説があります。戴冠式の締めくくりとしてその剣を抜き、女神像に掲げてください」
はいはい。ファンタジーにありがちな演出ね。
やりますよ。やりゃあいいんでしょ。こんなの簡単。カッコよく抜いてポーズ取ってやるよ。
わたしはため息をついてから柄に手をかける。
そして力を込めて……あれ、おかしい。全然抜けない。
なんか引っかかってんじゃないの、コレ。もう一回力を入れてみるけど、ダメだ。
ヤバい、みんな見てるのに。
ふんががが、と思い切り力を入れてもだめだ。鞘のほうをハルフダンに持ってもらって引っ張ってもダメ。
逆さまにして足で踏んづけながら引っ張ってもビクともしない。どうなってんの、これ。
来賓がざわざわしはじめた。やっべ、もしかしたらこれ……中身が本物のアネリーゼ姫じゃないから抜けないのかも。
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