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49 ラストバトル
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怖い、怖い怖い──!
ミアの変わり果てた姿にわたしは恐怖と動揺で何もできない。
すさまじい力で押さえつけられたあと、今度は持ち上げられる。
「ひいっ」
そしてグニャグニャに歪んだ床に叩きつけられた。
全身がバラバラになりそうな衝撃。
あまりの激痛にわたしは息も絶え絶え、やっとのことで四つん這いでその場を離れようとする。
「騾?£繧九?縺」
化け物になったミラの声。
足首を掴まれた。
「やめ、てぇっ」
必死に手を伸ばす。
城の揺れはまだ収まらず、壁や空間のノイズがさらに増えていく。
セヴェリン王子は負傷して動けない。
神竜の巫女も。もう死んじゃったのかもしれない。
皇帝──本物のアネリーゼ姫は気絶したまま。目を覚ましていてもわたしを助けるわけないんだけど。
手の先に何か触れた。これは神剣グルヴェイグだ。
鞘からは抜けた状態。これならわたしにも使える?
無我夢中で柄を握る。けど、ダメだ。今度は持ち上げられない!
やっぱり偽者のアネリーゼ姫だと神剣は使えない。
グンッ、と視界がひっくり返る。
わたしの身体は人形みたいに簡単に放り投げられて──。
ガシィッ、と力強く受け止められた。
セヴェリン王子だ。もう動けるの? いや、立っているのがやっとの状態。
わたしを受け止めた衝撃でさらに身体を痛めたらしい。苦しそうに咳き込む。
「セヴェリン王子、無理はしないで」
「……多少の無理はするさ。あんなものを相手にあなたひとりで戦わせるわけにはいかない」
剣を支えにしながら、セヴェリン王子は離れた位置に落ちている神剣グルヴェイグを指さす。
「僕のゲフィオンとあのグルヴェイグは邪竜を倒すために神より授かった神器。ゲフィオンを持った僕が協力すれば、今のあなたでもあれを使えるかもしれない」
そんな事が可能なのだろうか。でもそれに賭けてみるしかない。ふたつの神剣が力を合わせれば、あの化け物を倒せるかも。
でもグルヴェイグはミアの近くにある。あの恐ろしい化け物の攻撃をかわして、剣に触れることなんてできるのか。
「わたしが何とか食い止める。その間に剣を手に入れろ」
横に来てそう言ったのは神竜の巫女だ。無事だったのか。
いや、お腹に大きな穴が空いたままだ。血なんかは出てないけど、この人も普通じゃない。
こちらの返事を待たず神竜の巫女が走った。
「縺セ縺?繧?k縺ョ!」
ミアが身体をくねらせながら腕を突き出す。
黒い影をまとった腕がゴムのように伸びて神竜の巫女の足を掴もうとする。
それを踏みつけ、跳躍。
ミアの背中からさらに同じような腕が生えて伸びる。本当に化け物だ。神竜の巫女は回転しながら蹴りを放つ。
蹴られた腕が地面に叩きつけられる。
蹴りの反動を利用して神竜の巫女は一気に飛び込み、連続で拳を打ち込んで後退させた。
すごい、負傷している人の動きとは思えない。
わたしとセヴェリン王子は足を引きずりながら神剣グルヴェイグのもとへ。
今のうちに……神竜の巫女がアイツを食い止めている間に。
かがんで剣の柄を握る。それにセヴェリン王子が手を添えた。こんな時だけど顔が熱くなる。恥ずかしくてセヴェリン王子の顔を見る事もできない。
!──剣が持ち上がった。
セヴェリン王子の言った通りだ。わたしにもグルヴェイグが持てるようになった。
共鳴するようにふたつの剣が光りだす。そしてわたしの身体も。
あれ、これってどこかで見た事ある。あ、クラスチェンジだ。わたしの身に着けている紅い軽鎧。金の装飾がより豪華になり、肩当てと小型の盾も新たに追加された。
頭には燦然と輝くティアラ。マントも長いものに。
まさかこんな土壇場で。これってたしか最終章でアネリーゼ姫がなるはずだった固有兵種、女王。神聖魔法も補助だけじゃなくて全部使えるようになって、剣の腕前も格段にアップしているやつだ。
轟音とともに天井に何か打ちつけられる音。
神竜の巫女だ。ミアによって放り投げられ、天井にめり込んでいる。その右腕や左足は欠損していた。
「何をボケッとしている! 今のうちにヤツを!」
神竜の巫女に怒鳴られ、はっとする。
ミアのほうも背中から伸びる複数の腕が引きちぎられていた。
さっきより動きも緩慢になっている。
たしかにこれなら。
わたしは剣を握る手に力を込める。ダメージをはいつの間にか回復していた。わたしだけじゃない。セヴェリン王子も。
わたしはグルヴェイグ。セヴェリン王子はゲフィオン。ふたつの神剣を構えてわたし達は走った。
「縺?◆縺?>縺溘∴縺溘>」
引きちぎられた背中の腕が再生し、わたし達に向かってくる。でも、もう怖くない。
神剣で斬り払いながら前進。ミアはもう目の前だ。
「決まって、お願い!」
ふたりで剣を突き出す。
グルヴェイグとゲフィオンはミアの胸と腹に深々と突き刺さる。
「縺昴s縺ェ縲√∪縺代k縺ョ縲√o縺溘@縺」
ミアの大穴のような目と口からボタボタと黒い液体が流れ出る。
そしてみるみる身体に深い皺が刻まれていき、しぼんでいく。
ふたつの剣が床に落ちる。
ミアの身体はしぼんだ風船のように完全にぺしゃんこになって、最後には塵のように消えてしまった。
地震のような揺れも、あちこちにできていた歪みやノイズも消えている。世界は救われたのか。
「終わった、勝った……」
わたしはへなへなとその場に座り込む。
わたしの顔の前に手が差し伸べられた。
セヴェリン王子の優しい笑顔。わたしは、はにかみながらその手に──って、あれ、すり抜けた。
「アネリーゼ姫、いや、あなたは……権現崎かなめか」
わたしの身体、なんだか透けている。それだけじゃない、この短い手足に髪の色。やだ、元の世界の姿に戻ってる!
恥ずかしい、こんな情けない恰好。それになんで透けて……ああ、なんか意識も薄れてくる。これってもしかして。
「あなたは……帰ってしまうのだな、元の世界に。残念だ、せっかくここまで共に戦ってきて急にお別れだなんて。これからの復興にもあなたの力が必要だというのに」
セヴェリン王子もお別れが近いって分かってるみたい。
ごめんね、無責任だよね。ここまでお姫様のフリしてさ。たくさんみんなに迷惑かけちゃったし。ああ、ヴィリ達にもちゃんとお別れしたかったな。
「僕は……帰ってほしくない。あなたにいて欲しいんだ。アネリーゼ姫としてではなく、あなたに。僕のどうしようもないワガママだけど」
ああ、セヴェリン王子。そんな顔しないで。泣かないで。
わたしだってもうちょっといたかったよ。ゲームの進行通りに結婚だってしたかったし。
でもこれで本当にさよならだ。わたし、もう消えちゃうよ。
今ごろ気付いたけどこれってわたしの初恋だ。さようなら、セヴェリン王子。どうかアウネータとお幸せに──。
ミアの変わり果てた姿にわたしは恐怖と動揺で何もできない。
すさまじい力で押さえつけられたあと、今度は持ち上げられる。
「ひいっ」
そしてグニャグニャに歪んだ床に叩きつけられた。
全身がバラバラになりそうな衝撃。
あまりの激痛にわたしは息も絶え絶え、やっとのことで四つん這いでその場を離れようとする。
「騾?£繧九?縺」
化け物になったミラの声。
足首を掴まれた。
「やめ、てぇっ」
必死に手を伸ばす。
城の揺れはまだ収まらず、壁や空間のノイズがさらに増えていく。
セヴェリン王子は負傷して動けない。
神竜の巫女も。もう死んじゃったのかもしれない。
皇帝──本物のアネリーゼ姫は気絶したまま。目を覚ましていてもわたしを助けるわけないんだけど。
手の先に何か触れた。これは神剣グルヴェイグだ。
鞘からは抜けた状態。これならわたしにも使える?
無我夢中で柄を握る。けど、ダメだ。今度は持ち上げられない!
やっぱり偽者のアネリーゼ姫だと神剣は使えない。
グンッ、と視界がひっくり返る。
わたしの身体は人形みたいに簡単に放り投げられて──。
ガシィッ、と力強く受け止められた。
セヴェリン王子だ。もう動けるの? いや、立っているのがやっとの状態。
わたしを受け止めた衝撃でさらに身体を痛めたらしい。苦しそうに咳き込む。
「セヴェリン王子、無理はしないで」
「……多少の無理はするさ。あんなものを相手にあなたひとりで戦わせるわけにはいかない」
剣を支えにしながら、セヴェリン王子は離れた位置に落ちている神剣グルヴェイグを指さす。
「僕のゲフィオンとあのグルヴェイグは邪竜を倒すために神より授かった神器。ゲフィオンを持った僕が協力すれば、今のあなたでもあれを使えるかもしれない」
そんな事が可能なのだろうか。でもそれに賭けてみるしかない。ふたつの神剣が力を合わせれば、あの化け物を倒せるかも。
でもグルヴェイグはミアの近くにある。あの恐ろしい化け物の攻撃をかわして、剣に触れることなんてできるのか。
「わたしが何とか食い止める。その間に剣を手に入れろ」
横に来てそう言ったのは神竜の巫女だ。無事だったのか。
いや、お腹に大きな穴が空いたままだ。血なんかは出てないけど、この人も普通じゃない。
こちらの返事を待たず神竜の巫女が走った。
「縺セ縺?繧?k縺ョ!」
ミアが身体をくねらせながら腕を突き出す。
黒い影をまとった腕がゴムのように伸びて神竜の巫女の足を掴もうとする。
それを踏みつけ、跳躍。
ミアの背中からさらに同じような腕が生えて伸びる。本当に化け物だ。神竜の巫女は回転しながら蹴りを放つ。
蹴られた腕が地面に叩きつけられる。
蹴りの反動を利用して神竜の巫女は一気に飛び込み、連続で拳を打ち込んで後退させた。
すごい、負傷している人の動きとは思えない。
わたしとセヴェリン王子は足を引きずりながら神剣グルヴェイグのもとへ。
今のうちに……神竜の巫女がアイツを食い止めている間に。
かがんで剣の柄を握る。それにセヴェリン王子が手を添えた。こんな時だけど顔が熱くなる。恥ずかしくてセヴェリン王子の顔を見る事もできない。
!──剣が持ち上がった。
セヴェリン王子の言った通りだ。わたしにもグルヴェイグが持てるようになった。
共鳴するようにふたつの剣が光りだす。そしてわたしの身体も。
あれ、これってどこかで見た事ある。あ、クラスチェンジだ。わたしの身に着けている紅い軽鎧。金の装飾がより豪華になり、肩当てと小型の盾も新たに追加された。
頭には燦然と輝くティアラ。マントも長いものに。
まさかこんな土壇場で。これってたしか最終章でアネリーゼ姫がなるはずだった固有兵種、女王。神聖魔法も補助だけじゃなくて全部使えるようになって、剣の腕前も格段にアップしているやつだ。
轟音とともに天井に何か打ちつけられる音。
神竜の巫女だ。ミアによって放り投げられ、天井にめり込んでいる。その右腕や左足は欠損していた。
「何をボケッとしている! 今のうちにヤツを!」
神竜の巫女に怒鳴られ、はっとする。
ミアのほうも背中から伸びる複数の腕が引きちぎられていた。
さっきより動きも緩慢になっている。
たしかにこれなら。
わたしは剣を握る手に力を込める。ダメージをはいつの間にか回復していた。わたしだけじゃない。セヴェリン王子も。
わたしはグルヴェイグ。セヴェリン王子はゲフィオン。ふたつの神剣を構えてわたし達は走った。
「縺?◆縺?>縺溘∴縺溘>」
引きちぎられた背中の腕が再生し、わたし達に向かってくる。でも、もう怖くない。
神剣で斬り払いながら前進。ミアはもう目の前だ。
「決まって、お願い!」
ふたりで剣を突き出す。
グルヴェイグとゲフィオンはミアの胸と腹に深々と突き刺さる。
「縺昴s縺ェ縲√∪縺代k縺ョ縲√o縺溘@縺」
ミアの大穴のような目と口からボタボタと黒い液体が流れ出る。
そしてみるみる身体に深い皺が刻まれていき、しぼんでいく。
ふたつの剣が床に落ちる。
ミアの身体はしぼんだ風船のように完全にぺしゃんこになって、最後には塵のように消えてしまった。
地震のような揺れも、あちこちにできていた歪みやノイズも消えている。世界は救われたのか。
「終わった、勝った……」
わたしはへなへなとその場に座り込む。
わたしの顔の前に手が差し伸べられた。
セヴェリン王子の優しい笑顔。わたしは、はにかみながらその手に──って、あれ、すり抜けた。
「アネリーゼ姫、いや、あなたは……権現崎かなめか」
わたしの身体、なんだか透けている。それだけじゃない、この短い手足に髪の色。やだ、元の世界の姿に戻ってる!
恥ずかしい、こんな情けない恰好。それになんで透けて……ああ、なんか意識も薄れてくる。これってもしかして。
「あなたは……帰ってしまうのだな、元の世界に。残念だ、せっかくここまで共に戦ってきて急にお別れだなんて。これからの復興にもあなたの力が必要だというのに」
セヴェリン王子もお別れが近いって分かってるみたい。
ごめんね、無責任だよね。ここまでお姫様のフリしてさ。たくさんみんなに迷惑かけちゃったし。ああ、ヴィリ達にもちゃんとお別れしたかったな。
「僕は……帰ってほしくない。あなたにいて欲しいんだ。アネリーゼ姫としてではなく、あなたに。僕のどうしようもないワガママだけど」
ああ、セヴェリン王子。そんな顔しないで。泣かないで。
わたしだってもうちょっといたかったよ。ゲームの進行通りに結婚だってしたかったし。
でもこれで本当にさよならだ。わたし、もう消えちゃうよ。
今ごろ気付いたけどこれってわたしの初恋だ。さようなら、セヴェリン王子。どうかアウネータとお幸せに──。
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