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第1部 剣聖 羽鳴由佳
9 王都へ
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ゴブリンを掃討した《アライグマッスル》御手洗剛志はわたしたちを見ると、大げさなリアクションで叱りだした。
「むおっ、君たち! こんなところにいたら危ないじゃないか! まだ潜んでいる魔物がいるかもしれないのに。早く帰りたまえ!」
願望者なら頭の中にダダダダッと、わたしたちの名が打ち込まれているはずなのに。この中年、気づいてないのか?
「あんた、力の使い方間違ってるよ」
口をとがらせて志求磨が指摘する。御手洗剛志は怪訝な顔で聞き返した。
「間違ってる? このわたしが? どういうことだ少年、わたしのこの正義の力がどう間違っているんだね」
「まず、すごい願望の力を持ってるのに変な演出に使いすぎ。爆発とかナレーションとか。それにほら、見て」
志求磨が周りを見渡すと、倒れたゴブリンたちがむくりむくりと起き上がってきた。わたしは身構えるが、志求磨と御手洗剛志は慌てない。
「やめなさい。彼らはもう大丈夫だ」
自信たっぷりに御手洗剛志は宣言する。ゴブリンたちの表情、たしかにおかしい。あれほど凶悪で敵意むきだしだったのに。飼い慣らされた子犬のように大人しくなり、ギィギィ言いながら洞窟の出口へ向かっていった。
「改心させたってんだろ? あんなの、一時的なもんさ。あんたの願望の力が及ばないとこまで離れたら、元通り。また人を襲うんだよ」
「願望の力? ……何を言っているんだ、キミは。わたしはこの正義の力を使って世界中の人々を助けるんだ」
本人はいたって大真面目だ。その様子に、志求磨はあちゃー、と天を仰ぐ。
「たまにいるんだよ、自分の力が何だか分かってないやつ。説明しても理解出来ない。んで、そういうやつに限って思い込みが強い。俺たち願望者にとって、思い込みはすごい武器なんだけど」
チラッと御手洗剛志を見てため息をつく。
「宝の持ち腐れだよなぁ~。ああ、バカでさえなけりゃあ」
言って志求磨は首を振り、わたしの手を引いて洞窟の出口へと向かう。
こいつ、どさくさにまぎれて美少女の手を握りやがった。まあ、気持ちはわからんでもないが……ドキッとするじゃないか。
「ちょ、ちょい待て、志求磨。サインもらわないと」
「なにバカなこと言ってんだよ、あんなの特撮マニアが願望でああなっただけで本物じゃないんだから」
まあ、たしかにそうだ。だがわたしは気になって後ろを振り向く。
御手洗剛志はワッハッハと高笑いし、片手を腰にあて、大きく手を振っていた。う~ん、ほんとにバカかもしれない。
洞窟から出たわたしたちは一路、王都へと向かう。道中、やはり集落は見つからなかった。
今日は手頃な廃屋を見つけたので、そこに泊まることにした。わたしは念のため、志求磨に聞く。
「おまえ、美少女とひとつ屋根の下に泊まるからって、変なこと考えていないだろうな」
「は? 何言ってんだよ。前にも言ったじゃん、由佳は好みじゃないって」
こいつ……まあ、そういうことにしておこう。実は照れているはずだ。美少女と一緒に泊まってドキドキしない男などいるはずがない。あれ、なんだこの動悸。もしやわたしのほうがドキドキしているのか。バカな、わたしは美少女で、あっちは世界名作劇場の男の子だ。わたしのほうが優位な立場であるべきだ。
わたしは慌てて、保存食の干し肉や干し芋を取り出しながら立て続けに質問する。
「おまえ、この世界とか願望者について詳しいんだな。もうこっちに来て長いのか」
「ん~? どうだったかな。忘れちゃったよ、そんなの」
「おまえのその能力、なんなんだ。解放の力とか消失とか。そんな願望ってあるのか」
「あるのかっ、てあるからしょうがないじゃん。俺の技ってさ、現実を叩きつけるんだ。ある意味願望とは逆かもね。現実を叩きつけて、元いた世界の記憶を強烈に呼び覚ます」
「……それで願望者は姿を保てなくなるのか」
目の前でセプティミアは願望の力が解け、元の世界へと送り返された。彼女は元の世界に戻ることを非常に恐れていた。今頃どうしているだろうか。
「消失対象者って言ってたよな。あれ、どういう意味だ」
「そのまんまの意味さ。シエラ=イデアルで悪さばっかりしてる奴ら。セプティミアは領民に過酷な重税を課し、逆らう者を拷問死させていた。クレイグは流浪の強盗団」
「クレイグって誰だ」
「忘れたの? 銃使い。《クレイジーガンマン》クレイグ・オルブライト」
「ああ、あの鬼畜ガンマンのことか」
「アイツかなり強いんだ。由佳がダメージ与えてなきゃ、俺もヤバかった」
あの戦い、わたしは負けていたようだ。カーラはわたしの勝ちだと言っていたが……志求磨が助けてくれたようだ。
「銃器ってさ、願望者の武器として向いてないんだ。この世界にまだそこまで浸透してない──認識されてないんだ。それをあそこまで使いこなせたんだから」
たしかに今まで銃などの近代兵器を使う願望者は少なかった。
そういえば、ミリタリーマニアの願望者と戦ったことがある。
戦車を繰り出してきたときはたまげたが、段ボールみたいにベッコベコで使い物にならなかった。あれはこの世界の認識が足りなかったせいか。
「おまえがどうして、そういう悪いやつらを消失させるんだ? さっきの御手洗剛志みたいな正義の味方じゃあるまいし」
「んふふ、カッコよく言うなら使命ってとこかな。まあ、《覇王》に会えばイヤでも分かるよ」
いたずらっ子みたいな笑顔でそんな言い方されたら、もう聞けない。あ、言わなきゃいけないことがあるの、わたしのほうだった。
「あ、あの~志求磨」
「なに?」
「……ありがと」
「えっ?」
「……だから! ありがとって! あんたでしょ、わたしを助けて運んでくれたの」
「あ~、そんなこと? 別にいいよ、そんなの。それにしても驚いた。由佳って、お礼言えるんだね。初めて聞いた」
「な、な、なにィ~」
このガキ、人がせっかく……頭にきた。もう二度と礼なんか言わない。ピンチのとき、助けてやらない。
辺りが暗くなってきた。集めていた廃材をまだ使えそうな暖炉に入れて火をつける。
「由佳、ゴハン食べたら先に休んでていいよ。俺が見張っておくから。夜のほうが魔物に狙われやすい」
言われなくても話しながらメシは食ってしまった。そしてわたしは食事をするとすぐ眠くなるという特殊能力を持つ。
「由佳はゴハン食べるとすぐ寝ちゃうもんね。ま、今日は歩き通しで疲れたのもあるだろうし」
あれ、こいつにわたしの特殊能力のこと話したっけ?
それにヤバい。わたしのもう一つの能力、殺人的イビキのスキルがばれてしまう。修学旅行のとき、わたしだけいつの間にか離れの別館に寝かされていた。
「イビキも大丈夫。慣れてるから。気にしないでゆっくり休みなよ」
こいつ、読心術が使えるのか? ああ、もうダメだ。眠い。寝たあとに考えよう。
「むおっ、君たち! こんなところにいたら危ないじゃないか! まだ潜んでいる魔物がいるかもしれないのに。早く帰りたまえ!」
願望者なら頭の中にダダダダッと、わたしたちの名が打ち込まれているはずなのに。この中年、気づいてないのか?
「あんた、力の使い方間違ってるよ」
口をとがらせて志求磨が指摘する。御手洗剛志は怪訝な顔で聞き返した。
「間違ってる? このわたしが? どういうことだ少年、わたしのこの正義の力がどう間違っているんだね」
「まず、すごい願望の力を持ってるのに変な演出に使いすぎ。爆発とかナレーションとか。それにほら、見て」
志求磨が周りを見渡すと、倒れたゴブリンたちがむくりむくりと起き上がってきた。わたしは身構えるが、志求磨と御手洗剛志は慌てない。
「やめなさい。彼らはもう大丈夫だ」
自信たっぷりに御手洗剛志は宣言する。ゴブリンたちの表情、たしかにおかしい。あれほど凶悪で敵意むきだしだったのに。飼い慣らされた子犬のように大人しくなり、ギィギィ言いながら洞窟の出口へ向かっていった。
「改心させたってんだろ? あんなの、一時的なもんさ。あんたの願望の力が及ばないとこまで離れたら、元通り。また人を襲うんだよ」
「願望の力? ……何を言っているんだ、キミは。わたしはこの正義の力を使って世界中の人々を助けるんだ」
本人はいたって大真面目だ。その様子に、志求磨はあちゃー、と天を仰ぐ。
「たまにいるんだよ、自分の力が何だか分かってないやつ。説明しても理解出来ない。んで、そういうやつに限って思い込みが強い。俺たち願望者にとって、思い込みはすごい武器なんだけど」
チラッと御手洗剛志を見てため息をつく。
「宝の持ち腐れだよなぁ~。ああ、バカでさえなけりゃあ」
言って志求磨は首を振り、わたしの手を引いて洞窟の出口へと向かう。
こいつ、どさくさにまぎれて美少女の手を握りやがった。まあ、気持ちはわからんでもないが……ドキッとするじゃないか。
「ちょ、ちょい待て、志求磨。サインもらわないと」
「なにバカなこと言ってんだよ、あんなの特撮マニアが願望でああなっただけで本物じゃないんだから」
まあ、たしかにそうだ。だがわたしは気になって後ろを振り向く。
御手洗剛志はワッハッハと高笑いし、片手を腰にあて、大きく手を振っていた。う~ん、ほんとにバカかもしれない。
洞窟から出たわたしたちは一路、王都へと向かう。道中、やはり集落は見つからなかった。
今日は手頃な廃屋を見つけたので、そこに泊まることにした。わたしは念のため、志求磨に聞く。
「おまえ、美少女とひとつ屋根の下に泊まるからって、変なこと考えていないだろうな」
「は? 何言ってんだよ。前にも言ったじゃん、由佳は好みじゃないって」
こいつ……まあ、そういうことにしておこう。実は照れているはずだ。美少女と一緒に泊まってドキドキしない男などいるはずがない。あれ、なんだこの動悸。もしやわたしのほうがドキドキしているのか。バカな、わたしは美少女で、あっちは世界名作劇場の男の子だ。わたしのほうが優位な立場であるべきだ。
わたしは慌てて、保存食の干し肉や干し芋を取り出しながら立て続けに質問する。
「おまえ、この世界とか願望者について詳しいんだな。もうこっちに来て長いのか」
「ん~? どうだったかな。忘れちゃったよ、そんなの」
「おまえのその能力、なんなんだ。解放の力とか消失とか。そんな願望ってあるのか」
「あるのかっ、てあるからしょうがないじゃん。俺の技ってさ、現実を叩きつけるんだ。ある意味願望とは逆かもね。現実を叩きつけて、元いた世界の記憶を強烈に呼び覚ます」
「……それで願望者は姿を保てなくなるのか」
目の前でセプティミアは願望の力が解け、元の世界へと送り返された。彼女は元の世界に戻ることを非常に恐れていた。今頃どうしているだろうか。
「消失対象者って言ってたよな。あれ、どういう意味だ」
「そのまんまの意味さ。シエラ=イデアルで悪さばっかりしてる奴ら。セプティミアは領民に過酷な重税を課し、逆らう者を拷問死させていた。クレイグは流浪の強盗団」
「クレイグって誰だ」
「忘れたの? 銃使い。《クレイジーガンマン》クレイグ・オルブライト」
「ああ、あの鬼畜ガンマンのことか」
「アイツかなり強いんだ。由佳がダメージ与えてなきゃ、俺もヤバかった」
あの戦い、わたしは負けていたようだ。カーラはわたしの勝ちだと言っていたが……志求磨が助けてくれたようだ。
「銃器ってさ、願望者の武器として向いてないんだ。この世界にまだそこまで浸透してない──認識されてないんだ。それをあそこまで使いこなせたんだから」
たしかに今まで銃などの近代兵器を使う願望者は少なかった。
そういえば、ミリタリーマニアの願望者と戦ったことがある。
戦車を繰り出してきたときはたまげたが、段ボールみたいにベッコベコで使い物にならなかった。あれはこの世界の認識が足りなかったせいか。
「おまえがどうして、そういう悪いやつらを消失させるんだ? さっきの御手洗剛志みたいな正義の味方じゃあるまいし」
「んふふ、カッコよく言うなら使命ってとこかな。まあ、《覇王》に会えばイヤでも分かるよ」
いたずらっ子みたいな笑顔でそんな言い方されたら、もう聞けない。あ、言わなきゃいけないことがあるの、わたしのほうだった。
「あ、あの~志求磨」
「なに?」
「……ありがと」
「えっ?」
「……だから! ありがとって! あんたでしょ、わたしを助けて運んでくれたの」
「あ~、そんなこと? 別にいいよ、そんなの。それにしても驚いた。由佳って、お礼言えるんだね。初めて聞いた」
「な、な、なにィ~」
このガキ、人がせっかく……頭にきた。もう二度と礼なんか言わない。ピンチのとき、助けてやらない。
辺りが暗くなってきた。集めていた廃材をまだ使えそうな暖炉に入れて火をつける。
「由佳、ゴハン食べたら先に休んでていいよ。俺が見張っておくから。夜のほうが魔物に狙われやすい」
言われなくても話しながらメシは食ってしまった。そしてわたしは食事をするとすぐ眠くなるという特殊能力を持つ。
「由佳はゴハン食べるとすぐ寝ちゃうもんね。ま、今日は歩き通しで疲れたのもあるだろうし」
あれ、こいつにわたしの特殊能力のこと話したっけ?
それにヤバい。わたしのもう一つの能力、殺人的イビキのスキルがばれてしまう。修学旅行のとき、わたしだけいつの間にか離れの別館に寝かされていた。
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