【完結】我が兄は生徒会長である!

tomoe97

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午後の日差しは少し傾きかけ、窓から差し込む光は生徒会室の木製の机に反射していました。
会議用の資料が無造作に積まれ、ペンの音、紙をめくる音、時折響く咳払いの音……室内は静かだけれど、緊張感に満ちていました。

今日は、新学期に入って二回目となる生徒会と風紀委員の合同会議。
今回は文化祭の警備や学園内巡回、そして安全管理に関する議題が中心です。

議論は順調に進みました。
副会長の三島先輩は真面目で、辛辣な発言がちらりと見えるけれど、会長を立てつつも的確な質問を投げかけます。
書記の林先輩は爽やかな笑みを浮かべながらも、会長の意見に耳を澄ませ、補足的な提案を出します。
会計の松村は僕と同級生で、いつも穏やかな表情で、会長の判断を支持する空気を作っています。
皆、会長が発する言葉一つひとつを見逃さず、しかもそれぞれの内心では会長のファンであることを、少し照れくさく思いながら胸に秘めています。




そういえば、僕が生徒会補佐として生徒会室に足を踏み入れた日、まずはこの既に生徒会役員に就任していた三人の説得から始まることになるとは思いもしてませんでした。



「君、会長とどういう関係なんですか」



はじめて生徒会室に入った瞬間、三島先輩に頭の先から指の細部に至るまでじっくり観察され無理矢理生徒会室のソファに座らされました。
尋問を受けているような張り詰めた緊張感の中、僕と生徒会長の関係を問われました。

兄弟なんですが……というか、事前に説明したんじゃなかったんですかと兄に目線だけ送ると、隅の方で壁と一体化し、静かに動揺している様子でした。

「どうしよう」「ごめん」「やばい」と目の動きのみで伝えてこられても、やばいのはどう考えてもこちらです。

射抜かれそうな鋭い目線に身体が縮こまる思いでした。

「……葉山は高校からの外部入学だよな?会長と元々知り合いだった、とか?」

見かねた松村が答えやすいようにアシストしてくれます。松村とは同じクラスなので面識がありました。

「あの、僕は……」

「まさか、会長の恋人……などとは言いませんよね?」

三島先輩は柔らかい口調てすが、全く笑っていません。

「会長に大切な人だからって言われたけど、いきなり来てすぐ補佐なんて納得できないね。」

林先輩も冷静ですが、怒っている様子でした。
兄が説明を省きすぎて、誤解に次ぐ誤解を受けています。

「……あの」

「僕達の方が、ずっと会長を想っていたのに……」

「……はい?」

三人はとうとう、わんわんと踵を切ったように泣き出してしまいました。


三島先輩は、葉山凌ファンクラブの代表だそうで、林先輩は立上げメンバー、松村は入学と同時に入会したと言います。

ファンクラブの活動内容は、崇拝対象者の護衛(無許可)、定期報告会(本人不在)、誕生日パーティー(本人不在)など様々らしいです。

兄はそういうのがあるのか……という顔をしています。
本人が知らされていないファンクラブって存在するんですね。一つ賢くなりました。

「……凌様が生徒会長になられる際に、僕達はなんとか組織票でここまで上り詰めたというのに……」

三島先輩は不正疑惑の発言をしましたが、ここで突っ込む度胸は持ち合わせていません。

「今まで誰ともお付き合いされていない様子だったのに……よりによって新入生……」

林先輩は悔しそうに呟いています。
僕の話を誰か聞いて欲しいです。

「確かに葉山くんの容姿ならそりゃしょうがないか……それに比べて僕なんて……」

松村は勝手に自己嫌悪に陥ってしまいました。
有る者はブチ切れで爪を噛み、有る者は泣き喚き、有る者は俯いてぶつぶつ呟き、兄は壁に現実逃避でのめり込み。
控えめに言って地獄絵図と化してしまいました。

「あの……僕達、兄弟です。葉山です、僕の名字」

僕の言葉に三人の動きが止まりました。

「え…兄弟……?」

「弟ってこと……?」

「はい、弟ってことです」

口を鯉のようにパクパクさせ、僕と兄の顔を見比べます。疑っているのが丸わかりです。

「……兄と言っても、両親の再婚で連れ子同士なので血の繋がりが有りません。」

そこからは、お涙頂戴の如く僕の大演説が始まりました。
両親の再婚から兄弟の絆エピソード、家の方針で将来的には会社の後継者と秘書の関係にあたること、そのために学園生活でのサポートを言い渡されていることを告げ、盛りに盛って僕が幼い頃に誘拐されかけて兄が過保護になっているだとか、病弱な僕の為を思って兄が同室になってくれたとか言って納得と信頼を勝ち取りました。
多少の嘘は仕方ありませんね。

何故か途中から兄も一緒になって話を聞いていましたが、そもそも僕が入るまでに最低でも兄弟だということくらいは話しておいて欲しかったです。

今では、普通に生徒会役員として仕事を任せてもらえ、まだ兄と居ると視線はものすごく感じますが何も言われなくはなりました。




合同会議は順調だと思われましたが、その途中、議題のひとつ――「文化祭初日の学園内巡回の優先順位」――で、僅かな意見の食い違いが生まれました。

「会長、不審者が現れた場合、まずどこを優先しますか。主要会場か、それとも校門周辺でしょうか」

風紀の鮎川副委員長の声は冷たく、少し毒のある響きです。
彼の目は兄をじっと見据え、感情を抑えたまま論理で迫ってきます。他の風紀委員も同様に静かに頷き、鋭い眼差しを兄に向けていました。

 兄は、一瞬眉をひそめます。壇上での堂々とした姿と違い、内心は少し揺らいでいるのが、僕には手に取るようにわかります。冷静さを装いつつも、声が僅かに強くなりました。

「校門周辺だ」

「しかし、もし人員が不足した場合、どう振り分けますか?」

「……必要に応じて、臨機応変に調整する」

「臨機応変だけでは不十分です。論理だけでは現場の柔軟性に対応できません」

副委員長の視線は鋭く、兄の目を逃さずに捕らえています。
緊張感が室内に広がる中、兄は資料に視線を落とし、手の先が微かに震えました。言葉の一つひとつを選びながら、沈黙の中で深く息を吐きます。

「……必要であれば、追加の人員を配置しよう。誰がどのように動くかは、俺が判断する。」

風紀委員長が助け舟を出してくれました。
 その瞬間、僕はちらりと風紀委員長を見ました。
彼の目は兄をしっかりと捉え、目だけで「落ち着いて」と合図しています。
声に出さずとも、会長の胸に届く小さなサイン。
兄の肩がわずかに下がり、深く一度息を吐いたのを、僕は見逃しませんでした。

会議はその後も意見のぶつかり合いが続きました。
見回りの巡回ルート、文化祭後の教室整理、校門前の警備の細かい分担……細かい調整が重なります。

兄は論理的な説明を繰り返すものの、風紀委員長の視線が常に彼を追っているのを意識してか、時折少しだけ言葉が詰まります。
僕はその様子を、まるでショーを観るかのようにじっと見守っていました。

ついに会議が終了し、風紀委員たちは部屋を出ていきます。残ったのは生徒会役員だけです。もちろん僕、そして兄も。

兄は深く息を吐き、資料をまとめながらぽつりと言いました。

「紘……今日の夕飯は部屋で食べる」

 寮の自室に戻ると、兄はドアを閉め、僕をソファに座らせました。
彼の目は、先ほどの会議でのやり取りを思い返しているように少し潤んでいます。

「今日の会議……風紀と少し意見がぶつかった……」

「はい。論理的でしたけれど、少し強く言われていましたね」

 兄は黙り、窓の外の光に目をやります。
必死に泣くのを堪えながらも、微かに指先が震えています。

「俺は……ああいう言い方をしてしまって、逆に彼の反感を買ったかもしれない」

 僕は微笑んで答えました。

「でも、兄さんの意図は伝わっていました。風紀委員長も理解していましたよ」

 兄は黙って頷きます。
静かな沈黙の中、わずかに息を吐き、肩の力を抜きました。

「……でも、やっぱり少し強引すぎたかもしれないな」

僕は正直に答えます。

「兄さんが言いたかったことは、皆わかっていました。ただ、少し表現が硬すぎたかも。風紀の人達だって、会長としての真意を確かめたかっただけでしょう」

 会長は机の上に置かれた資料を指先で触れ、ぽつりと呟きます。

「……格好よかったな」


僕は思わず訊ねました。


「助けてもらったからですか?」


「……うん」

 その瞬間、兄の端麗な顔の奥に、微かな崩れが見えました。
普段は絶対に見せない、推しに対する純粋な尊敬と憧れ。
僕はそっとその場で微笑みました。
弟として、補佐として、彼の心の小さな変化を見逃すわけにはいきません。

反省会はさらに続きます。
兄はノートを見直しながら、自分の発言のひとつひとつを分析しています。
僕は兄の為にご飯を作りました。
今日は遅いので簡単にかけうどんです。

「……次は、言葉選びをもっと慎重にしよう。冷たい印象を与えないように」

 僕はうなずき、静かに答えました。

「はい、兄さん。皆、兄さんの真意はちゃんと理解しています」

 夜が深まり、部屋は静まり返ります。ズル、ズルと兄はうどんを啜りながらもぼんやりと風紀委員長のことを思い浮かべている様子でした。
弟である僕は、そっとその横顔を見守ります。兄の冷徹な表情の裏にある、推しへの小さな炎――それを知る者は、この部屋には僕しかいません。

その夜、僕は兄の横で、会議中の一部始終を思い返しながら、自分の役割の重みを再確認しました。
冷徹で無表情な会長も、推しである風紀委員長の存在によって、少しずつ心を揺らしている。
そんな微妙な変化を間近で見守ること――それが、僕の生徒会補佐として、そして弟としての役目だと改めて感じたのです。

 夜も更け、窓の外には柔らかな月明かりが差し込んでいました。僕がお風呂から上がると机の上には今日の合同会議の資料やペンが散らばっており、僕は兄の背中を前に、冷蔵庫から水を取りソファに寝そべりながらその様子を見つめていました。

会議中に鮎川副委員長と少し対立したことへの反省会ですが、兄の心の中にはもう一つの焦点があります。

それは、風紀委員長のことです。兄は、時折視線を窓の外や机の書類に落としながらも、密かに推しのことを思い出しているのが手に取るようにわかります。

「……そういえば、あの時」

 低く、しかし少し震える声。兄は手元の資料をめくりつつ、ペンを取り出します。ふと立ち上がり、机の引き出しから小さなメモ帳を取り出すと、鉛筆で何かを書き始めました。
 僕は気になって訊ねます。

「兄さん、それは……?」

「……彼のメモだ」 

机に置かれたメモ帳には、風紀委員長の普段の動きや発言、笑った回数まで細かく書き込まれています。
まるで図面のように、教室や廊下の位置まで描かれ、必要な場合は自分がどう介入すべきかの注意点も添えられていました。
そこに足したのは、どうカッコよかったかの分析のようでした。

「……兄さん、かなり細かく書かれていますね」

僕の声に、兄は肩をすくめるようにして答えました。
あまり表情はないままなのに、どこか幼さも見え隠れします。

「……そう。誰も見ていないときに、推しの行動を把握しておくのは大切だからな」

僕は苦笑しました。
兄が、ここまで推し活に本気だとは思いませんでした。
兄はさらに続けます。

「あと、今日の合同会議で言葉に詰まってしまった。会長として情けない……」

「……まだ反省してたんですね」

兄はペンを止め、少し黙ったあと、ふと窓の外を見ます。

「……彼は、本当に凄いな。冷静で、理論的で、現場を見逃さない。……俺には到底及ばない」

僕は静かに頷きました。

「兄さんはだから推しているんですね」

会長の肩が微かに揺れます。

「……そうだ。……いや、推すというより、認めざるを得ない」

 その言葉には、冷徹な理性の中で芽生えた憧れと、少しの嫉妬も含まれていました。僕はそっと笑いを抑えます。

さらに兄は立ち上がり、机の奥から小さなファイルを取り出しました。中には、風紀委員長の笑顔や真剣な顔の写真が、学校の掲示や行事のタイミングで撮られて収められています。

「……巡回の際に撮った写真だ。行動パターンの把握と、表情の変化を分析している」

僕は思わず息を呑みました。兄がこんなにも、風紀委員長を観察しているとは……。
自分のミスのせいで弟がピンチに陥っていても、壁にのめり込むか狼狽えるばかりで何もできないこの兄にこんな熱意が隠されているなんて。

兄はメモ帳と写真を机に広げ、鉛筆で印をつけながら独り言のように呟きます。

「……笑顔の頻度はこのタイミングが多い。緊張した場面でも目を細めている……なるほど、安心感が必要だな」

僕は静かに座り、心の中で兄の姿を見守りました。
推しを見つめ、細かく分析し、反省しながら次の行動を考えている――その姿は、普段の堂々とした会長像とはまったく違う、幼いけれど真剣な一面を映し出しています。
まぁ、やっていることはストーカーですけれど。

「……絋、今日の会議での俺はどうだった?」

「え?あぁ、良かったんじゃないですか?」

正直、眠たくて半分も聞いていませんでした。
それ以外にも何かを話していたような気がしますか、知ったことではないです。
兄は黙って頷き、さらにメモ帳に鉛筆で線を引きながら呟きます。

「……次はもっと自然に、俺がフォローできるくらい……」

その夜、僕はソファの上で兄の今後の作戦を子守唄にしながら眠りに付きました。
ストーカーの話なんて眠り時にはまともに聞いていられないからです。
口を開けば風紀委員長の話ばかりでそれはそれは眠くなるに決まっています。

翌日、目を覚ましたら兄が運んでくれていたのか僕はベッドにいて、兄はベッドから落ちていました。

「兄さん、寝相悪いんですか?」

「……絋が蹴り飛ばしてきたのに……」

そもそも、同じベッドで寝ようとしないで欲しいです。
詰めの甘い兄だとつくづく思いました。
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