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···❆クラソフィア入都編❆···
異世界の夜は
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紫たちと遊んでいると、セルが帰ってきた。
「あ、おかえり。セル」
「ああ。お前、よくあんなの頼んだな」
「だって気になったんだもの。見た目によらず、美味しかったでしょ?」
「確かに美味しかったが……」
セルはベッドに倒れ込んだ。少し疲れたらしい。
そういえば、インベントリの中あまりよく見てないな……。よし、確認していこう。食料は後でいいとして、まずは武器だな。刀から見ていくか。
1つ1つ出して確認していく。同じように薙刀と暗器も確認する。しばらくそれを続けていると、いつの間にか起き上がっていたセルが私の手元を見ていた。
「それはどうしたんだ?」
「インベントリに入ってたの。セルがいれたんじゃないの?」
「いや、俺は食料と金、あと毛布と服くらいしか入れるように頼んでないが……」
「頼む?」
「ああ、俺の部下の天使に必要なものを入れるよう頼んでおいたんだ」
「へえ……あ、なんか手紙が入ってる」
インベントリから出してみる。えーと……
-----------------
ヤヨイ・ユヅキ様
はじめまして。私はヴィグセルツ様の部下の天使のティルーチェと申します。ルーチェと呼んでください。
荷物はもう確認されたでしょうか?ヴィグセルツ様が女性のものは女性が用意したほうがいいだろうと思われて、僭越ながら私が用意させていただきました。
ヴィグセルツ様に頼まれた物以外に、あった方がいいと思ったものを入れておきました。何か足りないものはあったでしょうか?
服はカワイイものからカッコイイもの、シンプルなものなど、色々なものを用意しておきました。もちろん防具も入れさせていただいています。
武器については、ヤヨイ様のスキルを鑑定させていただき、必要だと思われるものを入れておきました。勝手に鑑定してしまい申し訳ありません。その分、使いやすさ、好みなど、いろいろあると思うので、できる限り集めておきました。
刀は全部で20本、薙刀は15本、暗器はそれぞれ50個程用意いたしました。
ヴィグセルツ様の眷属となり、その上夫婦となるなんて大変だとは思いますが、何とぞ我が主人、ヴィグセルツ様のことをよろしくお願いします。
ヴィグセルツ様の部下にして護衛天使
ティルーチェ より
-----------------
「なんて書いてあるんだ?」
「セルの部下のティルーチェさん?が用意してくれたみたい」
「ティルーチェが?」
「うん。なんか、私のスキルを見て入れてくれたんだって」
「ステータスか……そういえば、弥生のステータスは見たことなかったな」
「そうだっけ?別にいつ見てもいいのに」
セルから返事が返ってこないからどうしたのかと思って見てみれば、私をじっと見ていた。どうやら鑑定しているらしい。
「……お前、才能あり過ぎじゃないか?」
「ヘ?そう?」
「普通こんなにスキル持ってないぞ。男でもこんなに戦闘スキルなんて無いしな。刀術に薙刀術、古武術に暗器術だと!?」
「ああ、それは祖母と祖父が教えてくれて。うち道場で、祖父母は師範代だったの。うちは古くからある由緒正しい古武術の使い手で、私もその跡取りとして習ってたの」
「それで古武術が使えるのか……。けど刀術、薙刀術、暗器術は?」
「祖父の知り合いに使い手がいて、それで私を溺愛していた祖父母が少しでも身を守れるようにって」
中学生の頃までそれが普通だって思ってたんだよね……。
「そういえば、セルのステータスってどんなの?」
「俺のか?鑑定してもいいぞ」
「それじゃあ、遠慮なく」
~ · ~ · ~ · ~ · ~ · ~ · ~
セルン・ユヅキ(ヴィグセルツ)
レベル 計測不能
年齢∶??????
種族∶龍人(神)
職業∶水神
HP∶???????/???????
MP∶???????/???????
力 ∶??????
攻撃∶??????
防御∶??????
魔攻∶??????
魔防∶??????
固有スキル
スキル創造/魔法創造/世界の記憶
世界の頭脳/聖魔法/白魔法/黒魔法
スキル
隠蔽/隠密/鑑定/魔法全術/武闘全術
変身/貴族の心得/暗殺術
耐性系スキル
精神系スキル·魔法無効/操作系スキル·魔法無効
精神苦痛耐性/肉体苦痛耐性/全魔法耐性
※スキルは一部しか表示されていません
~ · ~ · ~ · ~ · ~ · ~ · ~
「……“?”多すぎない?」
「神だからな」
「世界の記憶とか世界の頭脳って反則すぎない?」
「神だからな」
「『魔法全術』と『武闘全術』って何よ?」
「『魔法全術』は全ての属性を持ち極めた者に与えられるスキル、『武闘全術』は同じく全ての武闘術を極めた者に与えられるスキルだ」
「……チートすぎない?」
「神だからな」
「…………もう、さすが神様で終わらせてもいいかな?」
「いいんじゃないか」
「……寝よう。おやすみ」
「おやすみ」
私はのそのそとベッドに入る。
え?逃げるなって?無理だ。現実逃避するしかないでしょ。
「あ、おかえり。セル」
「ああ。お前、よくあんなの頼んだな」
「だって気になったんだもの。見た目によらず、美味しかったでしょ?」
「確かに美味しかったが……」
セルはベッドに倒れ込んだ。少し疲れたらしい。
そういえば、インベントリの中あまりよく見てないな……。よし、確認していこう。食料は後でいいとして、まずは武器だな。刀から見ていくか。
1つ1つ出して確認していく。同じように薙刀と暗器も確認する。しばらくそれを続けていると、いつの間にか起き上がっていたセルが私の手元を見ていた。
「それはどうしたんだ?」
「インベントリに入ってたの。セルがいれたんじゃないの?」
「いや、俺は食料と金、あと毛布と服くらいしか入れるように頼んでないが……」
「頼む?」
「ああ、俺の部下の天使に必要なものを入れるよう頼んでおいたんだ」
「へえ……あ、なんか手紙が入ってる」
インベントリから出してみる。えーと……
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ヤヨイ・ユヅキ様
はじめまして。私はヴィグセルツ様の部下の天使のティルーチェと申します。ルーチェと呼んでください。
荷物はもう確認されたでしょうか?ヴィグセルツ様が女性のものは女性が用意したほうがいいだろうと思われて、僭越ながら私が用意させていただきました。
ヴィグセルツ様に頼まれた物以外に、あった方がいいと思ったものを入れておきました。何か足りないものはあったでしょうか?
服はカワイイものからカッコイイもの、シンプルなものなど、色々なものを用意しておきました。もちろん防具も入れさせていただいています。
武器については、ヤヨイ様のスキルを鑑定させていただき、必要だと思われるものを入れておきました。勝手に鑑定してしまい申し訳ありません。その分、使いやすさ、好みなど、いろいろあると思うので、できる限り集めておきました。
刀は全部で20本、薙刀は15本、暗器はそれぞれ50個程用意いたしました。
ヴィグセルツ様の眷属となり、その上夫婦となるなんて大変だとは思いますが、何とぞ我が主人、ヴィグセルツ様のことをよろしくお願いします。
ヴィグセルツ様の部下にして護衛天使
ティルーチェ より
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「なんて書いてあるんだ?」
「セルの部下のティルーチェさん?が用意してくれたみたい」
「ティルーチェが?」
「うん。なんか、私のスキルを見て入れてくれたんだって」
「ステータスか……そういえば、弥生のステータスは見たことなかったな」
「そうだっけ?別にいつ見てもいいのに」
セルから返事が返ってこないからどうしたのかと思って見てみれば、私をじっと見ていた。どうやら鑑定しているらしい。
「……お前、才能あり過ぎじゃないか?」
「ヘ?そう?」
「普通こんなにスキル持ってないぞ。男でもこんなに戦闘スキルなんて無いしな。刀術に薙刀術、古武術に暗器術だと!?」
「ああ、それは祖母と祖父が教えてくれて。うち道場で、祖父母は師範代だったの。うちは古くからある由緒正しい古武術の使い手で、私もその跡取りとして習ってたの」
「それで古武術が使えるのか……。けど刀術、薙刀術、暗器術は?」
「祖父の知り合いに使い手がいて、それで私を溺愛していた祖父母が少しでも身を守れるようにって」
中学生の頃までそれが普通だって思ってたんだよね……。
「そういえば、セルのステータスってどんなの?」
「俺のか?鑑定してもいいぞ」
「それじゃあ、遠慮なく」
~ · ~ · ~ · ~ · ~ · ~ · ~
セルン・ユヅキ(ヴィグセルツ)
レベル 計測不能
年齢∶??????
種族∶龍人(神)
職業∶水神
HP∶???????/???????
MP∶???????/???????
力 ∶??????
攻撃∶??????
防御∶??????
魔攻∶??????
魔防∶??????
固有スキル
スキル創造/魔法創造/世界の記憶
世界の頭脳/聖魔法/白魔法/黒魔法
スキル
隠蔽/隠密/鑑定/魔法全術/武闘全術
変身/貴族の心得/暗殺術
耐性系スキル
精神系スキル·魔法無効/操作系スキル·魔法無効
精神苦痛耐性/肉体苦痛耐性/全魔法耐性
※スキルは一部しか表示されていません
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「……“?”多すぎない?」
「神だからな」
「世界の記憶とか世界の頭脳って反則すぎない?」
「神だからな」
「『魔法全術』と『武闘全術』って何よ?」
「『魔法全術』は全ての属性を持ち極めた者に与えられるスキル、『武闘全術』は同じく全ての武闘術を極めた者に与えられるスキルだ」
「……チートすぎない?」
「神だからな」
「…………もう、さすが神様で終わらせてもいいかな?」
「いいんじゃないか」
「……寝よう。おやすみ」
「おやすみ」
私はのそのそとベッドに入る。
え?逃げるなって?無理だ。現実逃避するしかないでしょ。
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