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34.本性
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私の言葉にアドラム公爵は驚いたとでも言わんばかりに目を見開いた。
「妃陛下、滅相もないことでございます。私は決してそのようなことは…。…ただ…、妃陛下の前でこのような話をするのは大変心苦しいのですが…、国王陛下は妃陛下に御子ができぬことで非常に落胆しておいででした。多くの者の反対を押し切りはるばるカナルヴァーラから盛大に迎え入れた正妃が、子を成さぬ、と…。このままでは自分の立場もない、この結婚は失敗だったのだと肩を落としておいでで…。そんな中で、マデリーン妃と出会われたのです。ですから私も、どうにかして陛下のお気持ちを汲んで差し上げたいと思ったのでございます」
「ア、アドラム公爵!ですからそれは、違います…っ」
「……?と、仰いますと?」
「……っ、」
避妊薬のことを、この人に打ち明けるべきだろうか。
でもきっとこの人に話したところで…、今更どうにもならない。
この人はきっと、私の味方じゃない。
それでも真実を知ってほしい。けれど、私が今感じているこの疑いが事実であった場合、むしろこの人こそ避妊薬の話を握りつぶしそうな…
そう頭を巡らせている時、ふいにジェラルド様の言葉が脳裏に蘇った。
『俺が信頼のできる者からごく内密に貰い受けた薬だ。しばらくの間だけ、房事の前にはこれを飲め、アリア』
(───────っ!……まさか……っ)
「…いかがされましたか?妃陛下」
「…ア…、アドラム公爵…。あなた、まさか、……あなたじゃないわよね?ジェラルド様に、…陛下に、あの薬を渡していたのは…」
「……。何のことでございましょうか」
感情のこもらぬ目で私を見返しながらアドラム公爵が言った。心臓がドクドクと激しく音を立てはじめる。背中に嫌な汗が浮かび、私は我知らずふらりと立ち上がった。
「あなたが…、あの薬を陛下に渡し、陛下と私の間に子ができないように仕組んだのでは…?…あの方はどこの誰なの?ベレット伯爵家の本当の娘でないというのなら、一体どこの娘を連れてきたの…?…あなた、このラドレイヴン王国の国王陛下に、どこの誰とも知れない人との御子を成させるつもりなの…?」
「……。」
「せめて歴史ある伯爵家の娘であったのなら…。だけどあの方が養女ならば、本当はあの人は、おそらく庶民か、ごく低い身分の出よね…?だって高貴な家柄の出身でないことは、あの人を見れば一目瞭然だもの。そんな、出自もよく分からない人の血を王家に入れようとしているの…?一体何のために…?」
「…………。」
さっきから頭の中に浮かんでいた疑念が一気に大きく膨らみはじめた。
「アドラム公爵…。あなたはマデリーン妃を自分の都合の良いように動かして、王政の実権を握ろうとしているんじゃないの…?」
「…………。」
「マデリーン妃に陛下を籠絡させ、自分の望むように政権を動かそうとしてるんじゃないの…?今だってすでにそうだわ。陛下は情けないほどにあの人の言いなりだった。…もしもあの人が陛下との間に男児を産めば、王位継承の第一候補となる。そうなれば、王子の生母であるマデリーン妃の親戚筋に当たるあなたが後見役となり…」
「全く…。カナルヴァーラの王女様は随分としつこく、諦めの悪いお方ですなぁ」
「……。……は?」
目の前のアドラム公爵が、突然声色を変えふてぶてしい様子で言葉を発した。我が耳を疑い、思わずその顔を凝視する。
公爵の顔はこれまで見せていた温厚で柔和なものとは全くの別人のようだった。椅子に座ったままで私を下からギロリと睨め上げるその視線は鋭く、口角はぐにゃりと下がり忌々しくてしょうがないという表情だ。
あまりの豹変ぶりに息が止まる。
突然アドラム公爵がスッと立ち上がり、私のそばまでやって来る。でもその動きより早く、エルドが私の前に立ち塞がった。
エルドの背の横から、公爵の気味の悪い笑顔が見える。
「おまけに陰険で想像力豊かと見える。そんなにも悔しゅうございますか、ご自分より低い身分の者に陛下の寵愛を奪われたことが。…しかし敗因は、あなた様が期待外れの正妃であったから、その一言に尽きるでしょう。逆恨みはお止めください。どうにか側妃や私の粗を探し出して糾弾し、くすぶっておられる怒りを発散させたいのでしょうなぁ。おいたわしくは思いますが…、あなた様のその根も葉もない作り話はどうぞその身お一つにしまっておき、余計なことは一切考えずにご公務にのみ邁進されてくださいませ。我が国でのあなた様の存在価値は、もはやそれしかないのですから」
「…………っ!」
信じられない。初めて会った時からついさっきまで、あんなにも柔和な態度だったこの人が…、まさかこんな酷いことを言うなんて。
「宰相閣下、アリア妃陛下に対してあまりに不敬が過ぎるのではありませんか。ラドレイヴン王国の正妃様を前にして、よくもそんなことが言えたものだ。妃陛下に謝罪してください」
(…エルド…)
目の前のエルドが低く凄みを帯びた声を出す。でも公爵はそれを聞くとフン、と鼻で笑った。
「正妃様、か…。たしかに、国王陛下に疎まれ寵愛を失おうと、王宮に住まわれてなかろうと、正妃は正妃ですな。腐ってもその肩書だけは健在ですから」
「…………っ!」
「……無礼な。口を慎まれよ」
「はっ、護衛騎士風情がこの私に向かって偉そうに。お前こそその口を閉じて大人しく正妃様の後ろをついて回っておれ。…では、私はもう失礼しますよ。妃陛下におかれましては、今後もラドレイヴン、カナルヴァーラ両国の友好関係継続のためにもひたすら公務に邁進されてくださいませ。…今のご自身の立ち位置を、よくよくお考えの上行動なさるがいい」
吐き捨てるようにそう言うと、アドラム公爵は礼もなくスタスタと部屋を出て行った。
「妃陛下、滅相もないことでございます。私は決してそのようなことは…。…ただ…、妃陛下の前でこのような話をするのは大変心苦しいのですが…、国王陛下は妃陛下に御子ができぬことで非常に落胆しておいででした。多くの者の反対を押し切りはるばるカナルヴァーラから盛大に迎え入れた正妃が、子を成さぬ、と…。このままでは自分の立場もない、この結婚は失敗だったのだと肩を落としておいでで…。そんな中で、マデリーン妃と出会われたのです。ですから私も、どうにかして陛下のお気持ちを汲んで差し上げたいと思ったのでございます」
「ア、アドラム公爵!ですからそれは、違います…っ」
「……?と、仰いますと?」
「……っ、」
避妊薬のことを、この人に打ち明けるべきだろうか。
でもきっとこの人に話したところで…、今更どうにもならない。
この人はきっと、私の味方じゃない。
それでも真実を知ってほしい。けれど、私が今感じているこの疑いが事実であった場合、むしろこの人こそ避妊薬の話を握りつぶしそうな…
そう頭を巡らせている時、ふいにジェラルド様の言葉が脳裏に蘇った。
『俺が信頼のできる者からごく内密に貰い受けた薬だ。しばらくの間だけ、房事の前にはこれを飲め、アリア』
(───────っ!……まさか……っ)
「…いかがされましたか?妃陛下」
「…ア…、アドラム公爵…。あなた、まさか、……あなたじゃないわよね?ジェラルド様に、…陛下に、あの薬を渡していたのは…」
「……。何のことでございましょうか」
感情のこもらぬ目で私を見返しながらアドラム公爵が言った。心臓がドクドクと激しく音を立てはじめる。背中に嫌な汗が浮かび、私は我知らずふらりと立ち上がった。
「あなたが…、あの薬を陛下に渡し、陛下と私の間に子ができないように仕組んだのでは…?…あの方はどこの誰なの?ベレット伯爵家の本当の娘でないというのなら、一体どこの娘を連れてきたの…?…あなた、このラドレイヴン王国の国王陛下に、どこの誰とも知れない人との御子を成させるつもりなの…?」
「……。」
「せめて歴史ある伯爵家の娘であったのなら…。だけどあの方が養女ならば、本当はあの人は、おそらく庶民か、ごく低い身分の出よね…?だって高貴な家柄の出身でないことは、あの人を見れば一目瞭然だもの。そんな、出自もよく分からない人の血を王家に入れようとしているの…?一体何のために…?」
「…………。」
さっきから頭の中に浮かんでいた疑念が一気に大きく膨らみはじめた。
「アドラム公爵…。あなたはマデリーン妃を自分の都合の良いように動かして、王政の実権を握ろうとしているんじゃないの…?」
「…………。」
「マデリーン妃に陛下を籠絡させ、自分の望むように政権を動かそうとしてるんじゃないの…?今だってすでにそうだわ。陛下は情けないほどにあの人の言いなりだった。…もしもあの人が陛下との間に男児を産めば、王位継承の第一候補となる。そうなれば、王子の生母であるマデリーン妃の親戚筋に当たるあなたが後見役となり…」
「全く…。カナルヴァーラの王女様は随分としつこく、諦めの悪いお方ですなぁ」
「……。……は?」
目の前のアドラム公爵が、突然声色を変えふてぶてしい様子で言葉を発した。我が耳を疑い、思わずその顔を凝視する。
公爵の顔はこれまで見せていた温厚で柔和なものとは全くの別人のようだった。椅子に座ったままで私を下からギロリと睨め上げるその視線は鋭く、口角はぐにゃりと下がり忌々しくてしょうがないという表情だ。
あまりの豹変ぶりに息が止まる。
突然アドラム公爵がスッと立ち上がり、私のそばまでやって来る。でもその動きより早く、エルドが私の前に立ち塞がった。
エルドの背の横から、公爵の気味の悪い笑顔が見える。
「おまけに陰険で想像力豊かと見える。そんなにも悔しゅうございますか、ご自分より低い身分の者に陛下の寵愛を奪われたことが。…しかし敗因は、あなた様が期待外れの正妃であったから、その一言に尽きるでしょう。逆恨みはお止めください。どうにか側妃や私の粗を探し出して糾弾し、くすぶっておられる怒りを発散させたいのでしょうなぁ。おいたわしくは思いますが…、あなた様のその根も葉もない作り話はどうぞその身お一つにしまっておき、余計なことは一切考えずにご公務にのみ邁進されてくださいませ。我が国でのあなた様の存在価値は、もはやそれしかないのですから」
「…………っ!」
信じられない。初めて会った時からついさっきまで、あんなにも柔和な態度だったこの人が…、まさかこんな酷いことを言うなんて。
「宰相閣下、アリア妃陛下に対してあまりに不敬が過ぎるのではありませんか。ラドレイヴン王国の正妃様を前にして、よくもそんなことが言えたものだ。妃陛下に謝罪してください」
(…エルド…)
目の前のエルドが低く凄みを帯びた声を出す。でも公爵はそれを聞くとフン、と鼻で笑った。
「正妃様、か…。たしかに、国王陛下に疎まれ寵愛を失おうと、王宮に住まわれてなかろうと、正妃は正妃ですな。腐ってもその肩書だけは健在ですから」
「…………っ!」
「……無礼な。口を慎まれよ」
「はっ、護衛騎士風情がこの私に向かって偉そうに。お前こそその口を閉じて大人しく正妃様の後ろをついて回っておれ。…では、私はもう失礼しますよ。妃陛下におかれましては、今後もラドレイヴン、カナルヴァーラ両国の友好関係継続のためにもひたすら公務に邁進されてくださいませ。…今のご自身の立ち位置を、よくよくお考えの上行動なさるがいい」
吐き捨てるようにそう言うと、アドラム公爵は礼もなくスタスタと部屋を出て行った。
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