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第7話〜希望の再会〜
しおりを挟む光の扉を
くぐると、、、
そこには世界の
調和を司る
女神カルディアの
領域が広がって
いた。
「この世界は、
まさに、
光の世界
そのもの...」
星斗の言葉通り、
そこは、
光に満ちた
美しい風景が
広がる世界
だった。
大地から湧き出る
淙々とした
川の流れ、虹色に
輝く空、花々が咲
き乱れる草原。
しかし、、、
同時に怪しい気配
も漂っていた。
「この世界も...
また、次第に捻じ
曲がりつつある
らしい...。
カルディアの加護
を持つ我らで
なければ、立ち入
ることは
できまい...」
ハクがそう
言うと、
梨々花が不安
げな表情を
浮かべた。
「カルディアの恩
恵を受け
ながらも、
その領域に
危険が迫っている
のですね...」
「ああ、
おそらく闇の
影響が及んでいる
のだろう。
だからこそ、
私たちは
前に進まねば
ならない。」
一行は次第に、
女神の領域の奥へ
と踏み込んで
いく。
しかしそこで、
思わぬ出来事が
起こった。
突如、
光の渦が上空に
出現し、梨々花が
...そこに
吸い込まれて
しまったのだ!
「ぎゃあっ~~!」
「梨々花ーー!」
星斗が叫ぶが、
手遅れだった。
梨々花の姿は...
見える間も無く
消え去って
しまった。
「くそっ、
何がどうなって
いる!?」
「この光の渦
は?!
何者かによって、
意図的に
作り出された
ものだ!」
「梨々花は...
どこへ!?」
ハクとシエルが、
落ち着いて事態を
分析する。
その矢先、不意に
梨々花の声が!
聞こえてきた。
《星斗くん...!
私は、
無事よ...!》
遥か彼方から、
あの優しい声が
響いた。
星斗は...
一安心する。
「梨々花ー!
どこに
いるんだ!?」
《ここは...
不思議な空間。
前に進めば...
きっとあなたたち
に会えるわ...》
梨々花の言葉が、
途切れ途切れに
聞こえてくる。
ハクが言った...。
「梨々花は、
別の次元空間へと
呼び出された
らしい。
奴らの作った
陽動作戦に
嵌められたか」
「奴ら?」
「ああ、闇の世界
からの使者
たちだ。
カルディアの
力を狙っている
のだろう。」
一同、重苦しい
空気に包まれる。
しかしながら、
星斗は決意に
燃えていた。
「だったら...
俺が梨々花の
ところへ行く!」
「なに!
それが、
男気と...いうもの
なのか...。
しかし、
無鉄砲では?
危険すぎる!」
『大丈夫です。
私がお供します』
シエルが、
優しく星斗の手
を取った。
そして、
ハクも...今度は、
力強く...頷いた。
「取り戻してくる
といい。
だが...それと
同時に、
この世界の調和を
乱す者へ制裁を
加えねば
ならぬ...」
「わかった!
行こう、シエル!」
『はい!』
ふたりは光の中へ
飛び込んで
いった...。
梨々花との
再会を求めて...。
一方、ハクは異形
の気配を探り
始める...。
やがて、、、
カルディア
の領域の異変に、
終止符が打たれる
ことになるの
だった。
~第8話へ
つづく~
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