普通の女子高生が異世界召喚!?

やなぎ

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冒険の始まり。

あさ!

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「うぅん。」

朝日が眩しい。この部屋にはカーテンというものがないから朝日が直接当たる。

ゆっくりと思い瞼を持ち上げる。

目の前にはハルトの寝顔があった。

見た目は二十代前半ぐらいかな?言動は我ら高校生と同じレベルかな?あまり大人っぽく見えない。そして今目の前の寝顔は少し子どもっぽくもあり、何となく愛嬌がある。

寝てる時は害がなくて可愛いんだけどなぁ。

私はむくりと起き上がり、伸びをして体を起こす。

基本的に朝は苦手なんだけど、ちがう世界だからかな?朝日が気持ちいい。

ハルトの寝顔が目の前にあるのは最初こそ驚いたが、もう1週間だ。もう慣れた。嫁入り前の娘が異性と添い寝なんて……。私彼氏もいたこと無いのに、何してるんだろう。何て言うか、現実って切ないね!

私たちは旅をする筈だったのに気がつけばバイトに追われる日々。ちなみに今日も私はバイト。薬などの作り方もマスターして来たので、そろそろバイトもやめる予定。宿も我慢して一部屋しか借りてないので、お金も少しは貯めることができた。

ハルトは今日はバイト最後の日って言ってたかな?

「ハルトー。朝だよー、起きなー。」

ハルトを起こしながら思う。なんか新婚っぽい?

……複雑な気持ちになった。

「はぅぁ。」

ハルトはゆっくりと起き上がりあくびする。

「おはよう、モモコ。」

「おはよう。ちゃんと起こしたからね?」

私はそれだけ言うと身支度のために洗面所に向かった。

歯磨きして顔も洗って着替えもした。後寝癖も直してっと。化粧ができないのが悲しいところ……。

そろそろでないといけない時間だな。時計を見て確認する。

「それじゃあハルトー。行ってくるねー。」

「んー。」

まだ眠そうに手を振るハルト。二度寝するんじゃないかと心配になるのだが、まぁいっかって事で考えないことにした。
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