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ACT-44
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「昨日はくたびれたな~。当分の間、大きな仕事はやりたくないな」
「戦い続きで気疲れしているのかもしれませんね」
「偽物の依頼に付き合わされて、魔王軍に嵌められて、エルフの皆を助けに行って、竜に追いかけられる。一日でこれだけのことをしたと思うと、またぐったりしてくるよ」
「でも、シャロさんやエルフの里の皆さんを救えて、良かったんじゃないですか」
「それもそうだな。誰かを救うことは、冒険者冥利に尽きるからな」
エルフの里で起こった事件から一夜明けて、健太郎とシエラはギルドに来ていた。
「ご主人様、今日はどのような依頼を受けますか?」
「今日は依頼を受けずにだらだらしていたいかな~」
「駄目ですよ、ご主人様。そんなにやる気が出ないのなら、私が適当なのを取って来ますよ」
「それでも良いかな~」
(どうしよう、ご主人様が完全にお気楽モードに入っている!)
健太郎は連戦続きでやる気をなくしていた。
(どうやって、ご主人様にやる気を出してもらいましょうか…。何かご褒美みたいな物があれば、やる気を出してもらえるかも…。よし、これでいこう)「ご主人様、今日一日頑張ってくれたら、私が…………」
「やっぱりここに居たんだね、ようやく見つけたよ」
「あれ? 師匠、こんなところでどうしたんですか?」
「君たちにお願いがあってね」
「お願い?」
勇気を振り絞って、何かを言おうとしたシエラをよそに、御子柴堂の主人である翔が、健太郎を訪ねてギルドにやって来た。
「ここのギルドマスターとは昔から冒険をする中でね、君たちがここのギルドに入ったことも、彼から知らされていたんだ」
「はぁ、そうなんですか?」(昔から仲が良かったのは知っていたけど、そんなことまで知らされていたのは初耳だな…)
「まぁ、今日はこんなことを話にきた訳じゃないんだ。単刀直入に言うと、僕と行ってほしい場所があるんだ」
「まさか、デートのお誘いですか!?」
「い、いや、ちがうよ」
「いくら、ご主人様のお師匠様でも、誘って良い相手と悪い相手がいると思います!」
(あっ、僕が鈴木くんをデートに誘いに来たと勘違いしているのか…)「勘違いしないで、僕は"二人"を誘いに来たんだよ」
「三人でデート!? ご主人様だけじゃなく、私ともデートするきなんですか!? 破廉恥です! ふしだらです!」
「そ、それは勘違いで………」
「近寄らないでください! 私はご主人様以外の方とは、付き合う気にはなれません!」
(どうしよう、師匠のフォローをするべきなのか、シエラの誤解を解くべきなのか…。もうめんどくさいし、このままでいいや……」
「戦い続きで気疲れしているのかもしれませんね」
「偽物の依頼に付き合わされて、魔王軍に嵌められて、エルフの皆を助けに行って、竜に追いかけられる。一日でこれだけのことをしたと思うと、またぐったりしてくるよ」
「でも、シャロさんやエルフの里の皆さんを救えて、良かったんじゃないですか」
「それもそうだな。誰かを救うことは、冒険者冥利に尽きるからな」
エルフの里で起こった事件から一夜明けて、健太郎とシエラはギルドに来ていた。
「ご主人様、今日はどのような依頼を受けますか?」
「今日は依頼を受けずにだらだらしていたいかな~」
「駄目ですよ、ご主人様。そんなにやる気が出ないのなら、私が適当なのを取って来ますよ」
「それでも良いかな~」
(どうしよう、ご主人様が完全にお気楽モードに入っている!)
健太郎は連戦続きでやる気をなくしていた。
(どうやって、ご主人様にやる気を出してもらいましょうか…。何かご褒美みたいな物があれば、やる気を出してもらえるかも…。よし、これでいこう)「ご主人様、今日一日頑張ってくれたら、私が…………」
「やっぱりここに居たんだね、ようやく見つけたよ」
「あれ? 師匠、こんなところでどうしたんですか?」
「君たちにお願いがあってね」
「お願い?」
勇気を振り絞って、何かを言おうとしたシエラをよそに、御子柴堂の主人である翔が、健太郎を訪ねてギルドにやって来た。
「ここのギルドマスターとは昔から冒険をする中でね、君たちがここのギルドに入ったことも、彼から知らされていたんだ」
「はぁ、そうなんですか?」(昔から仲が良かったのは知っていたけど、そんなことまで知らされていたのは初耳だな…)
「まぁ、今日はこんなことを話にきた訳じゃないんだ。単刀直入に言うと、僕と行ってほしい場所があるんだ」
「まさか、デートのお誘いですか!?」
「い、いや、ちがうよ」
「いくら、ご主人様のお師匠様でも、誘って良い相手と悪い相手がいると思います!」
(あっ、僕が鈴木くんをデートに誘いに来たと勘違いしているのか…)「勘違いしないで、僕は"二人"を誘いに来たんだよ」
「三人でデート!? ご主人様だけじゃなく、私ともデートするきなんですか!? 破廉恥です! ふしだらです!」
「そ、それは勘違いで………」
「近寄らないでください! 私はご主人様以外の方とは、付き合う気にはなれません!」
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