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第3章
ダイイングメッセージ
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わたくし、不知燈汰(しらず・とうた)は突然に異世界へと転生させられた。
現在、ボロの街の領主の館でたった1人で取り残されたところである。
─────────────────────
「なな、なんじゃこりゃ……!?」
探しに探し回り、ようやくキッチンらしき場所に着いた時、俺はまたしても驚愕した。
そこには、真っ赤な物体で何事かの文字と図形が書かれた巨大な紋様があったからだ。
下手をすれば、ただの事件現場である。
「き、気持ち悪っ…!!
なんなんだよ…まさか、血…じゃないよな?」
匂いを嗅いでみると、何だか少しだけ美味しそうな匂いがした。
……ジャム?ケチャップ?
さすがに、どこぞの少年探偵のようにその物体をナメる勇気は俺にはない。
わけのわからない紋様を見ると、どこかの宗教組織が紛れ込んでいる…と言われても信用してしまいそうだ。
「あれ…でもこの綺麗な文字や図形の描き方…。」
理路整然とされているような、幾何学的で意味不明なようなその図形を、俺は過去に見せてもらった気がする。
「……もしかして、エレナか?
アイツ、やたらと文字は綺麗だし器用だけどハネ方とかに癖があるんだよな。
こんなところにまでやってきて、何をやってんだあのバカタレは…。」
まさか、この事態ってアイツがまた変なことをやらかしたのか?
その場合、俺達は本格的に打ち首獄門の可能性がある。
実際に、ここまで来る間でも館の人間はついに1人も見かけなかった。
【領主の館で神隠し事件】とか言って、残った俺が犯人にされかねない。
俺も大概だが、アイツもどこまで俺の足を引っ張るのか。
「それにしても、なんか文字や図形に統一性があるような…。
うーん…」
子どもの落書き…と言われれば納得だし、厨二病患者が独自の設定を盛り込んだ紋章、とか言われてもそういう風に見えてしまう。
……いやでも。
俺は、この異世界のことに詳しくはない。
ただ唯一、ここで生きていくために積極的に習得していることがある。
そう。
魔法とスキルだ。
「…これ、魔法陣とかいうやつか?
なんかそんな気がするな。
以前に、エレナやエイベルが描いてくれたのと似てるような気がする。」
でも、これが魔法陣とするなら本格的にあのポンコツがどうしようもないことをやってしまったのではないだろうか?
館の人間を、強制的に天界へと昇天させる…みたいな。
あり得るのが怖い…。
自分の好きな食事が無かったとか、勝手に余った食事を捨てられたとか、メシばっかり食ってる自分のことをバカにされたとか、そんなしょーもない原因を色々と思い浮かべてしまう。
俺は、一気に冷や汗をかいた。
いや待て。
落ち着け、マジで落ち着こう。
魔法陣を利用すれば術式次第でだいたい何でもできる…って確か、《記憶の館》に行った時にユーガが言っていたはず。
ただ、その準備がものすごく面倒だと。
ということは、館の人間が消えちゃったのは、そのメンドクサイ術式の準備が何らかの形で整っちゃって、それが発動したってことか?
発動範囲は、この館の中?
《記憶の館》みたいに、建物全体にとんでもない魔法でもかけたのだろうか。
いやそれなら、俺が消えていないのはオカシイ。
だって、俺は館内にいたわけだし。
何よりも、アイツが術者なら本人がこの場にいないのはもっとおかしい。
それに、面倒な準備がいるはずなのに、こんな短期間でできるはずがない。
……と思いたい。
アイツ、一応神様だからそこらへんを全部抜かしてデキちゃいそうなのが怖いんだよな。
しかし、1つだけわかったことがある。
五感の違和感の正体だ。
これ、やっぱり《記憶の館》の建物に入った時に近い気がする。
ということは、魔法陣の効果の可能性が高いのかな。
「それにしても、なんちゅーもんで描いてんだよ…食べ物を粗末にしやがって。
もはや、全く意味がわからん。
アイツの意味がわかったことなどここまでないけど、ますます意味がわからんぞ。
なんなんだこれ?
…下手に触らない方が良いのかな?」
もしかしたら、これってエレナなりのメッセージなのか。
その可能性もある気がしてきた。
アイツもこの事態に巻き込まれて、緊急でその時にできることを必死にやったのかもしれない。
俺は、周囲を見まわして他に何かメッセージ性のあるものがないかを探した。
「でも、キッチンにこんなものがあるということは、やっぱりアイツは宣言通り食い意地を張ってここに来てたってことだよな。
じゃあ、やっぱりアイツがこれを……。」
そう言いかけたところで、俺はキッチン入口側の壁に書かれていた巨大な文字を見て、思考停止した。
「…なにこれ。」
赤い大きな文字で【トータ】と書かれていた。
しかも、その上には斜め上の矢印が描かれている。
何のダイイングメッセージだ…。
「は、入ってきたときには死角になっていたのか?
全く気付かなかった。こんなもん書いてたっけ…。
てか、この魔法陣やっぱりアイツかよ。
これだと、俺が事件を起こしたみたいじゃねーか。」
被害者は俺なのに、なぜ俺が犯人の様に書かれているのか。
冤罪にもほどがある。
しかも、なんだこの矢印は?
本当に、誰か説明してほしい。
全くハマらないジグソーパズルを、強制させられている気分である。
「エレナのことだから、絶対にそんな難しい事は考えていないはず…。
多分、これ上の階に行けってことかな。」
そう読み取った俺は、足早にキッチンという殺害現場から脱出した。
でも、上の階に何かあったかな。
一応、俺も一通りは見て回った気ではいたのだが。
そして、2階の踊り場に来た時だった。
「上の階って言っても、3階もあるんだよな。
いったいどこに……!?」
俺が考えた瞬間、いきなり目の前の壁に巨大な矢印が出てきた。
「おわぁあああ!!!!!
ななな、なんじゃこりゃあああ!!!!!!!?」
その矢印は右方向を指しており、その上には【トータ】と書いていた。
「俺の名前を書くんじゃねぇ!!
ダイイングメッセージが増えただろうが!!!
何の嫌がらせだコレは!!?」
そうして、わけのわからない矢印が何回も出てきて、俺はそのたびに館中を走り回るハメになったのだ。
─────────────────────
「く、クソ…!!
…はぁはぁ。おぇえ…!
お、俺はいったい何をさせられてるんだ……。」
俺は、もう既に感覚的には半日近くは、ノンストップで1階から3階へとこのわけのわからないランニングとハイキングを繰り返させられていた。
この館は広いが、そういう意味で造られたのでは決してないはずだ。
実際に、俺が行くルートも全く意味が分からない。
突然、全く何もない部屋に入って、ただ走らされて退出させられたり、そうかと思ったらただ、ひたすら長い直線を全速力で走らされたりと、本当に頭の先から足の爪先まで意味不明な状態が続いていた。
こんな強制労働を強いられた日には、働きバチですらストライキを起こすに違いない。
そして、おそらくというか十中八九この矢印を出しているのはエレナである。
どうやってこんなことをしているのかはわからないが、矢印の発動条件としてあのキッチンの魔法陣が関係しているとは思う。
最初にこの矢印が出てきたのも、あのキッチンだったからだ。
なぜこんなことをさせられているかの理由は、全くわからない。
では、なぜエレナとわかったのか?
この理由も簡単で、途中から出てきた矢印に【休むなヘタレ】、【走れヘタレ】と書いてあったからである。
まさしく、俺と戦闘訓練をしている時の鬼教官のエレナ様そのものであった。
俺はどこぞのメロスではないぞ。
いつも忘れるが、アイツはそもそもマナカードの追跡機能を使えるんだった。
俺が、どこで何をしているかなんてアイツは今も絶対にわかっている。
実際に、あの追跡機能は《記憶の館》のブラフも完全に突き破っていた。
今回の一件でも、その効果は存在すると考えて間違いない。
それにしてもアイツ…見つけたら絶対に脇コチョコチョ1時間の刑に処してやる。
…マジで吐きそう。
気持ち悪い。
ここに来る前、寒くて死にそうだったのがウソのようだ。
暑すぎる…。
「はぁはぁ…うっぷ。
もう…勘弁してくれ…。
キツすぎる…。
足がガタガタで動かねーぞ。」
いよいよ、その場から動けなくなってきていた。
今、俺が立っているのは3階の部屋の前…テラスと繋がっている場所である。
皆が消えてしまった場所だ。
息を切らせてその場で立っていると、またメッセージが浮き上がってきた。
「…まだ…あんのかよ。はぁはぁ…。
…今度はなんだ…?」
メッセージを見ると、部屋の中に矢印が向けられており【カギ】と書かれていた。
…カギ?部屋の鍵のことか?
「アイツの言いたいことは昔も今もよく分からん…。
結局、俺に何をさせたいんだ?」
千鳥足になっている身体を引きずるように、テラスに繋がる部屋に入っていった。
入った瞬間、また新しいメッセージが出てきた。
しかも、そのメッセージは今までと全く違っていた。
向こう側の焦りと、緊急性が孕んでいたのがわかったからである。
そのメッセージには…
【ゴメ もうムリ】
と書かれていた。
「おい!!!!フザけんなポンコツ女神!!!!!!!!!
ムリってなんだ!!!!?
結局この行動の意味はなんだったんだ!!!!!!!?」
そこから、静寂が続いた。
俺のあの時間はなんだったのか…。
大声で最後の体力を使った汗だくの俺は、しばらく眠るようにその部屋の床に倒れこんで気絶した。
現在、ボロの街の領主の館でたった1人で取り残されたところである。
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「なな、なんじゃこりゃ……!?」
探しに探し回り、ようやくキッチンらしき場所に着いた時、俺はまたしても驚愕した。
そこには、真っ赤な物体で何事かの文字と図形が書かれた巨大な紋様があったからだ。
下手をすれば、ただの事件現場である。
「き、気持ち悪っ…!!
なんなんだよ…まさか、血…じゃないよな?」
匂いを嗅いでみると、何だか少しだけ美味しそうな匂いがした。
……ジャム?ケチャップ?
さすがに、どこぞの少年探偵のようにその物体をナメる勇気は俺にはない。
わけのわからない紋様を見ると、どこかの宗教組織が紛れ込んでいる…と言われても信用してしまいそうだ。
「あれ…でもこの綺麗な文字や図形の描き方…。」
理路整然とされているような、幾何学的で意味不明なようなその図形を、俺は過去に見せてもらった気がする。
「……もしかして、エレナか?
アイツ、やたらと文字は綺麗だし器用だけどハネ方とかに癖があるんだよな。
こんなところにまでやってきて、何をやってんだあのバカタレは…。」
まさか、この事態ってアイツがまた変なことをやらかしたのか?
その場合、俺達は本格的に打ち首獄門の可能性がある。
実際に、ここまで来る間でも館の人間はついに1人も見かけなかった。
【領主の館で神隠し事件】とか言って、残った俺が犯人にされかねない。
俺も大概だが、アイツもどこまで俺の足を引っ張るのか。
「それにしても、なんか文字や図形に統一性があるような…。
うーん…」
子どもの落書き…と言われれば納得だし、厨二病患者が独自の設定を盛り込んだ紋章、とか言われてもそういう風に見えてしまう。
……いやでも。
俺は、この異世界のことに詳しくはない。
ただ唯一、ここで生きていくために積極的に習得していることがある。
そう。
魔法とスキルだ。
「…これ、魔法陣とかいうやつか?
なんかそんな気がするな。
以前に、エレナやエイベルが描いてくれたのと似てるような気がする。」
でも、これが魔法陣とするなら本格的にあのポンコツがどうしようもないことをやってしまったのではないだろうか?
館の人間を、強制的に天界へと昇天させる…みたいな。
あり得るのが怖い…。
自分の好きな食事が無かったとか、勝手に余った食事を捨てられたとか、メシばっかり食ってる自分のことをバカにされたとか、そんなしょーもない原因を色々と思い浮かべてしまう。
俺は、一気に冷や汗をかいた。
いや待て。
落ち着け、マジで落ち着こう。
魔法陣を利用すれば術式次第でだいたい何でもできる…って確か、《記憶の館》に行った時にユーガが言っていたはず。
ただ、その準備がものすごく面倒だと。
ということは、館の人間が消えちゃったのは、そのメンドクサイ術式の準備が何らかの形で整っちゃって、それが発動したってことか?
発動範囲は、この館の中?
《記憶の館》みたいに、建物全体にとんでもない魔法でもかけたのだろうか。
いやそれなら、俺が消えていないのはオカシイ。
だって、俺は館内にいたわけだし。
何よりも、アイツが術者なら本人がこの場にいないのはもっとおかしい。
それに、面倒な準備がいるはずなのに、こんな短期間でできるはずがない。
……と思いたい。
アイツ、一応神様だからそこらへんを全部抜かしてデキちゃいそうなのが怖いんだよな。
しかし、1つだけわかったことがある。
五感の違和感の正体だ。
これ、やっぱり《記憶の館》の建物に入った時に近い気がする。
ということは、魔法陣の効果の可能性が高いのかな。
「それにしても、なんちゅーもんで描いてんだよ…食べ物を粗末にしやがって。
もはや、全く意味がわからん。
アイツの意味がわかったことなどここまでないけど、ますます意味がわからんぞ。
なんなんだこれ?
…下手に触らない方が良いのかな?」
もしかしたら、これってエレナなりのメッセージなのか。
その可能性もある気がしてきた。
アイツもこの事態に巻き込まれて、緊急でその時にできることを必死にやったのかもしれない。
俺は、周囲を見まわして他に何かメッセージ性のあるものがないかを探した。
「でも、キッチンにこんなものがあるということは、やっぱりアイツは宣言通り食い意地を張ってここに来てたってことだよな。
じゃあ、やっぱりアイツがこれを……。」
そう言いかけたところで、俺はキッチン入口側の壁に書かれていた巨大な文字を見て、思考停止した。
「…なにこれ。」
赤い大きな文字で【トータ】と書かれていた。
しかも、その上には斜め上の矢印が描かれている。
何のダイイングメッセージだ…。
「は、入ってきたときには死角になっていたのか?
全く気付かなかった。こんなもん書いてたっけ…。
てか、この魔法陣やっぱりアイツかよ。
これだと、俺が事件を起こしたみたいじゃねーか。」
被害者は俺なのに、なぜ俺が犯人の様に書かれているのか。
冤罪にもほどがある。
しかも、なんだこの矢印は?
本当に、誰か説明してほしい。
全くハマらないジグソーパズルを、強制させられている気分である。
「エレナのことだから、絶対にそんな難しい事は考えていないはず…。
多分、これ上の階に行けってことかな。」
そう読み取った俺は、足早にキッチンという殺害現場から脱出した。
でも、上の階に何かあったかな。
一応、俺も一通りは見て回った気ではいたのだが。
そして、2階の踊り場に来た時だった。
「上の階って言っても、3階もあるんだよな。
いったいどこに……!?」
俺が考えた瞬間、いきなり目の前の壁に巨大な矢印が出てきた。
「おわぁあああ!!!!!
ななな、なんじゃこりゃあああ!!!!!!!?」
その矢印は右方向を指しており、その上には【トータ】と書いていた。
「俺の名前を書くんじゃねぇ!!
ダイイングメッセージが増えただろうが!!!
何の嫌がらせだコレは!!?」
そうして、わけのわからない矢印が何回も出てきて、俺はそのたびに館中を走り回るハメになったのだ。
─────────────────────
「く、クソ…!!
…はぁはぁ。おぇえ…!
お、俺はいったい何をさせられてるんだ……。」
俺は、もう既に感覚的には半日近くは、ノンストップで1階から3階へとこのわけのわからないランニングとハイキングを繰り返させられていた。
この館は広いが、そういう意味で造られたのでは決してないはずだ。
実際に、俺が行くルートも全く意味が分からない。
突然、全く何もない部屋に入って、ただ走らされて退出させられたり、そうかと思ったらただ、ひたすら長い直線を全速力で走らされたりと、本当に頭の先から足の爪先まで意味不明な状態が続いていた。
こんな強制労働を強いられた日には、働きバチですらストライキを起こすに違いない。
そして、おそらくというか十中八九この矢印を出しているのはエレナである。
どうやってこんなことをしているのかはわからないが、矢印の発動条件としてあのキッチンの魔法陣が関係しているとは思う。
最初にこの矢印が出てきたのも、あのキッチンだったからだ。
なぜこんなことをさせられているかの理由は、全くわからない。
では、なぜエレナとわかったのか?
この理由も簡単で、途中から出てきた矢印に【休むなヘタレ】、【走れヘタレ】と書いてあったからである。
まさしく、俺と戦闘訓練をしている時の鬼教官のエレナ様そのものであった。
俺はどこぞのメロスではないぞ。
いつも忘れるが、アイツはそもそもマナカードの追跡機能を使えるんだった。
俺が、どこで何をしているかなんてアイツは今も絶対にわかっている。
実際に、あの追跡機能は《記憶の館》のブラフも完全に突き破っていた。
今回の一件でも、その効果は存在すると考えて間違いない。
それにしてもアイツ…見つけたら絶対に脇コチョコチョ1時間の刑に処してやる。
…マジで吐きそう。
気持ち悪い。
ここに来る前、寒くて死にそうだったのがウソのようだ。
暑すぎる…。
「はぁはぁ…うっぷ。
もう…勘弁してくれ…。
キツすぎる…。
足がガタガタで動かねーぞ。」
いよいよ、その場から動けなくなってきていた。
今、俺が立っているのは3階の部屋の前…テラスと繋がっている場所である。
皆が消えてしまった場所だ。
息を切らせてその場で立っていると、またメッセージが浮き上がってきた。
「…まだ…あんのかよ。はぁはぁ…。
…今度はなんだ…?」
メッセージを見ると、部屋の中に矢印が向けられており【カギ】と書かれていた。
…カギ?部屋の鍵のことか?
「アイツの言いたいことは昔も今もよく分からん…。
結局、俺に何をさせたいんだ?」
千鳥足になっている身体を引きずるように、テラスに繋がる部屋に入っていった。
入った瞬間、また新しいメッセージが出てきた。
しかも、そのメッセージは今までと全く違っていた。
向こう側の焦りと、緊急性が孕んでいたのがわかったからである。
そのメッセージには…
【ゴメ もうムリ】
と書かれていた。
「おい!!!!フザけんなポンコツ女神!!!!!!!!!
ムリってなんだ!!!!?
結局この行動の意味はなんだったんだ!!!!!!!?」
そこから、静寂が続いた。
俺のあの時間はなんだったのか…。
大声で最後の体力を使った汗だくの俺は、しばらく眠るようにその部屋の床に倒れこんで気絶した。
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