人妻六英雄は自ら股を開く

どらごんまじっく

文字の大きさ
45 / 106

九日目

しおりを挟む
シュヴァルツと二度もキスしちゃった……しかも胸まで触らせて……かなりの罪悪感に、ちょっと気が重い……

山で一夜を過ごした私たちは、そのまま山を越えて、麓の町までやってきた……昨日が野宿だったこともあるので、今日は早めに宿で休むことになった。

「エルレーン、どうかな、二人で食事でも……」
シュヴァルツがそう誘ってくる……私が悩んでいると、こう話してきた。
「昨日のお詫びも込めて奢るだけだから、そんな大げさに考えないでいいよ」
そう言う風に言われたら断れない……私はその誘いを受けた。

なぜかアリナにそう話すと、彼女は少し嬉しそうにこう言ってきた。
「あのエルレーンがルーカス以外の男と……」
「何変なこと考えてるのよ……食事するだけだから……」
「あのシュヴァルツが食事だけで返すわけないじゃない」
「ちょっと……やめてよ……怖くなってきたじゃない……」
「ふふっ、ごめん、ごめん、そんなつもりで言ったんじゃないけどね、気をつけてって意味よ」
「うん……気をつける……」


それから私とシュヴァルツは、少し良さそうなレストランへと食事に出かけた……

「どう、ここの味は?」
「美味しいよ、昨日食べた魚や猪も美味しかったけど、やっぱりちゃんと調理されてるのは違うよね」
「よかった、喜んでもらえて」

美味しく食事を終えると、次は美味しい酒が飲めるバーへと移動する……

「エルレーン、やっぱり君は美しいよ」
「そういうのはいいよ、普通に会話しましょう」
「そうだね、やっぱり他の女性のように君は簡単じゃないな」
「私にはルーカスがいるからよ……もし、独身だったらどうだったか……」
「それじゃ、恋人として俺は合格点をもらえるのかな」
「まあ、それはどうかわからないけど……」

時間を忘れて楽しくお酒を飲み、そろそろとバーを後にした……帰りに寄った暗がりの広場でいきなり抱き寄せられて、キスされた……もうキスには抵抗がなかった私は素直に受け入れる……私も少し慣れたのか、クチュクチュと彼と舌を絡めてエッチなキスをしてしまう……すると彼はまた私の服に手を入れてくる……

「シュヴァルツ……ごめん……今日はキスだけ……」
私はくる前から決めていた事を彼に伝えた。

「キスだけでも十分だよ、無理しないでいいよ、エルレーン……」

そう素直に言ってくれる彼の言葉が嬉しかった……
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...