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九日目
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シュヴァルツと二度もキスしちゃった……しかも胸まで触らせて……かなりの罪悪感に、ちょっと気が重い……
山で一夜を過ごした私たちは、そのまま山を越えて、麓の町までやってきた……昨日が野宿だったこともあるので、今日は早めに宿で休むことになった。
「エルレーン、どうかな、二人で食事でも……」
シュヴァルツがそう誘ってくる……私が悩んでいると、こう話してきた。
「昨日のお詫びも込めて奢るだけだから、そんな大げさに考えないでいいよ」
そう言う風に言われたら断れない……私はその誘いを受けた。
なぜかアリナにそう話すと、彼女は少し嬉しそうにこう言ってきた。
「あのエルレーンがルーカス以外の男と……」
「何変なこと考えてるのよ……食事するだけだから……」
「あのシュヴァルツが食事だけで返すわけないじゃない」
「ちょっと……やめてよ……怖くなってきたじゃない……」
「ふふっ、ごめん、ごめん、そんなつもりで言ったんじゃないけどね、気をつけてって意味よ」
「うん……気をつける……」
それから私とシュヴァルツは、少し良さそうなレストランへと食事に出かけた……
「どう、ここの味は?」
「美味しいよ、昨日食べた魚や猪も美味しかったけど、やっぱりちゃんと調理されてるのは違うよね」
「よかった、喜んでもらえて」
美味しく食事を終えると、次は美味しい酒が飲めるバーへと移動する……
「エルレーン、やっぱり君は美しいよ」
「そういうのはいいよ、普通に会話しましょう」
「そうだね、やっぱり他の女性のように君は簡単じゃないな」
「私にはルーカスがいるからよ……もし、独身だったらどうだったか……」
「それじゃ、恋人として俺は合格点をもらえるのかな」
「まあ、それはどうかわからないけど……」
時間を忘れて楽しくお酒を飲み、そろそろとバーを後にした……帰りに寄った暗がりの広場でいきなり抱き寄せられて、キスされた……もうキスには抵抗がなかった私は素直に受け入れる……私も少し慣れたのか、クチュクチュと彼と舌を絡めてエッチなキスをしてしまう……すると彼はまた私の服に手を入れてくる……
「シュヴァルツ……ごめん……今日はキスだけ……」
私はくる前から決めていた事を彼に伝えた。
「キスだけでも十分だよ、無理しないでいいよ、エルレーン……」
そう素直に言ってくれる彼の言葉が嬉しかった……
山で一夜を過ごした私たちは、そのまま山を越えて、麓の町までやってきた……昨日が野宿だったこともあるので、今日は早めに宿で休むことになった。
「エルレーン、どうかな、二人で食事でも……」
シュヴァルツがそう誘ってくる……私が悩んでいると、こう話してきた。
「昨日のお詫びも込めて奢るだけだから、そんな大げさに考えないでいいよ」
そう言う風に言われたら断れない……私はその誘いを受けた。
なぜかアリナにそう話すと、彼女は少し嬉しそうにこう言ってきた。
「あのエルレーンがルーカス以外の男と……」
「何変なこと考えてるのよ……食事するだけだから……」
「あのシュヴァルツが食事だけで返すわけないじゃない」
「ちょっと……やめてよ……怖くなってきたじゃない……」
「ふふっ、ごめん、ごめん、そんなつもりで言ったんじゃないけどね、気をつけてって意味よ」
「うん……気をつける……」
それから私とシュヴァルツは、少し良さそうなレストランへと食事に出かけた……
「どう、ここの味は?」
「美味しいよ、昨日食べた魚や猪も美味しかったけど、やっぱりちゃんと調理されてるのは違うよね」
「よかった、喜んでもらえて」
美味しく食事を終えると、次は美味しい酒が飲めるバーへと移動する……
「エルレーン、やっぱり君は美しいよ」
「そういうのはいいよ、普通に会話しましょう」
「そうだね、やっぱり他の女性のように君は簡単じゃないな」
「私にはルーカスがいるからよ……もし、独身だったらどうだったか……」
「それじゃ、恋人として俺は合格点をもらえるのかな」
「まあ、それはどうかわからないけど……」
時間を忘れて楽しくお酒を飲み、そろそろとバーを後にした……帰りに寄った暗がりの広場でいきなり抱き寄せられて、キスされた……もうキスには抵抗がなかった私は素直に受け入れる……私も少し慣れたのか、クチュクチュと彼と舌を絡めてエッチなキスをしてしまう……すると彼はまた私の服に手を入れてくる……
「シュヴァルツ……ごめん……今日はキスだけ……」
私はくる前から決めていた事を彼に伝えた。
「キスだけでも十分だよ、無理しないでいいよ、エルレーン……」
そう素直に言ってくれる彼の言葉が嬉しかった……
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