デザイアゲーム

どらごんまじっく

文字の大きさ
5 / 6

2日目……

しおりを挟む
昼には食事をとる為にキッチンルームにみんな集まってきた……そこには遅くまで寝ていた明日香さんと光一くんもいる──

昼食は愛菜と瑠璃がパスタを作った、普段は食べれないようなトリュフたっぷりの高級パスタで、皆に好評だ。
「すごい美味いです、愛菜さんも瑠璃さんも料理上手なんですね」
釧路さんは二人を絶賛してくれる……妻を褒められて俺も嬉しくなり、自然と口が軽くなる。
「いや、素材がいいからですよ、これだけ高級素材を使えば美味しくなりますよ」
「あら、貴方、そんなこと言うならそのパスタ取り上げますよ」
「ほんと、お兄ちゃんはデリカシーがないよね」

そんな全体的に和気藹々と食事をする中、明日香さんと光一くんがコソコソと何かを話しているのが目についた……時折、明日香さんが笑顔を見せているので嫌な話ではないようだが……同じようにその光景が気になったのか、荒川さんが嫌な声をかける。
「おい、お前たち仲よさそうだな……もしかして昨日のセックスはお前たちか?」

「おい、おっさん、変な言いがかりつけんなよ」

さすがは女子プロレスラーの明日香さん……荒川さんの失礼な物言いに堂々とそう言い返す。
「おっ、怖いね~~ まあ、自分で昨日、浮気セックスしましたなんて言わないわな」
「てめ~殴られたいみたいだな……」
明日香さんはそう言いながら立ち上がるが、それを夫の釧路さんが制止する。
「言いたい奴には言わせておけ、プロが素人を殴ったら終わりだぞ」
「チッ……」
明日香さんはグッとこらえて椅子に座りなおした。


昼食後には一度部屋に戻ったが、やはり昨日のセックスの当事者が誰か気になり、情報収集の為に娯楽室にやってきた……そこには愛菜と宏光くんがいた。
「あっ、貴方、丁度良かった、今から呼びに行こうかと思ってたのよ」
「どうした?」
「あの……今日のキスを宏光くんとしようと思ったんだけど……貴方の前じゃなければ、おかしいでしょ……」
「そうか……だったら俺も瑠璃とのキスも済ませておくか……」

それから瑠璃を呼んで、四人でキスをした……生き残る為とはいえ、変な感じではある……

夕食前にもウロウロしていたのだけど、娯楽室近くに来た時、廊下の奥からガタッと音がした……誰かいるのかなと覗くと、そこでは明日香さんと光一くんがいて、二人はキスをしていた……

今日の分のキスかな……そう思い、俺は二人をスルーして娯楽室へと入った。

娯楽室には荒川さんと愛菜が何やら話をしていた……
「何してるんだ、愛菜」
「あっ、貴方……荒川さんと昨日のポイント変動の話をしていたの」
「そうなんだ」
なぜ荒川さんと……そう思ったが、娯楽室で向こうから話しかけられたら無視するわけにはいかないよな……
「ヘヘヘッ……旦那も俺の予想を聞くかい?」
「いえ、大丈夫です」
「まあ、そう言わず、聞いときな、一番怪しいのはあの豊田明日香と梨田光一だな、あれは男女の関係になった目だ、間違いない」
確かに俺もあの二人は怪しいと思うけど……さっきもキスしたし……
「一度一線を越えると、壁なんてなくなって欲望に素直になるからな、みてな、今日もFとGはセックスするぜ」
「そんなもんですかね……」
「賭けてもいいぜ、しかも今日はFとGだけじゃなく、他にセックスする連中が増えてくるはずだ」
「他にも……」
「そうだよ、例えば俺とあんたの奥さんとかな」
「えっ……」
「そんなことありえません!」
愛菜がそれを全面的に否定してくれた……流石にそれは無いだろ……

「いやいや、このゲーム、何が起こるかわからないぞ……まあ、楽しみしてな」
「あんたが何を言っても愛菜にそんな気がないならありえないだろ」
「そうだな、このゲームは女性に優位にできてるからな……ふふっ……」

不敵に笑っている荒川さんを俺は無視して、愛菜を連れて自室に戻った。

「もう荒川さんには近づかない方がいいな」
「そうね……そうするわ……」

「愛菜……」
二人っきりになったこともあり、俺は彼女を抱き寄せてキスをしようとした……
「ダメ……ポイントがマイナスになっちゃうよ……」
「1ポイントくらいなら……」
俺がそう言うと、彼女もそう思ったのか、キスを受け入れた……

すごく久しぶりに感じたキスは盛り上がりを見せて、お互いを貪るような熱いものになった……さらにお互いに服を脱ぎ、体を重ねる……乳房を揉み、乳首を舐めて、アソコにも口で愛撫した……彼女も手で俺のをシゴき、口に咥えて、おま○こをビチョビチョに濡らした。

挿入すると、愛菜はすぐに甘い声を上げる……

「ああっ……貴方……はあんっ、あああっ、あああんっ!」
「愛菜、愛してるよ」
「私もよ……はああっ、あんっ、はああっ!」
パンパンっと肌と肌はぶつかる音が部屋中に響く……

久しぶりの妻の体に、すぐに限界がきた俺はそのまま愛菜の中に射精した……


夕食は明日香さんと真由美の二人が作るという、なんとも意外な事になった。メニューは定番のカレーで、失礼だがちょっと納得する。
「すごく美味しい……これくらいの辛さは丁度いいですね」
俺がそう褒めると、二人は少し照れたように笑顔を見せた。

「綾川さん、これも食べて」
明日香さんが揚げ物を分けてくれる、トンカツのようだけど……俺はカツカレーにして、それを食べてみた。
「あっ……トンカツかと思ったけど、中身は普通の肉じゃないね……」
「野菜とひき肉を混ぜて揚げてるんだ、餃子のカツみたいな感じかな」
「すごく美味しいよ、明日香さん、料理、上手なんですね」
本当に美味しかったので、何気なく褒めたのだが、明日香さんはすごく喜んでくれた。

「私だってこれくらい……」
小声で愛菜が言ってくる……
「もちろん、君の料理も美味しいよ」
そう言ってあげると安心したのか、愛菜はテーブルの下で俺の手を握ってきた……それを握り返してさらに安心させてあげる。

夜、22時になるので、俺は部屋へと戻った……さて……どうするか……ポイントを使えば色々できるみたいだけど、基本的にはこの時間はやることがない……

ボーっと過ごして一時になった……ポイントの変動を確認する……FとGの動向が気になる……またセックスをしているのだろうか……しかし……さらにポイントは混沌としていた……

A  5
B  5
C  4
D  18
E  7
F  31
G  31
H  18
I   5
J   7

FとGだけじゃなく、DとHもポイントが増えてる……明らかにセックスをしているポイント数だ……

十人中四人がセックスしている……それは衝撃の事実だった……

あと、EとJが少しポイントが高い……なにかしらの行為をしたのは予想できる……それ以外は最低限の行為で済ませてるみたいだけど……おそらくそれは俺たち夫婦と、瑠璃のところだろ……他はもう何かしらしているってことだ……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...