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2日目……
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昼には食事をとる為にキッチンルームにみんな集まってきた……そこには遅くまで寝ていた明日香さんと光一くんもいる──
昼食は愛菜と瑠璃がパスタを作った、普段は食べれないようなトリュフたっぷりの高級パスタで、皆に好評だ。
「すごい美味いです、愛菜さんも瑠璃さんも料理上手なんですね」
釧路さんは二人を絶賛してくれる……妻を褒められて俺も嬉しくなり、自然と口が軽くなる。
「いや、素材がいいからですよ、これだけ高級素材を使えば美味しくなりますよ」
「あら、貴方、そんなこと言うならそのパスタ取り上げますよ」
「ほんと、お兄ちゃんはデリカシーがないよね」
そんな全体的に和気藹々と食事をする中、明日香さんと光一くんがコソコソと何かを話しているのが目についた……時折、明日香さんが笑顔を見せているので嫌な話ではないようだが……同じようにその光景が気になったのか、荒川さんが嫌な声をかける。
「おい、お前たち仲よさそうだな……もしかして昨日のセックスはお前たちか?」
「おい、おっさん、変な言いがかりつけんなよ」
さすがは女子プロレスラーの明日香さん……荒川さんの失礼な物言いに堂々とそう言い返す。
「おっ、怖いね~~ まあ、自分で昨日、浮気セックスしましたなんて言わないわな」
「てめ~殴られたいみたいだな……」
明日香さんはそう言いながら立ち上がるが、それを夫の釧路さんが制止する。
「言いたい奴には言わせておけ、プロが素人を殴ったら終わりだぞ」
「チッ……」
明日香さんはグッとこらえて椅子に座りなおした。
昼食後には一度部屋に戻ったが、やはり昨日のセックスの当事者が誰か気になり、情報収集の為に娯楽室にやってきた……そこには愛菜と宏光くんがいた。
「あっ、貴方、丁度良かった、今から呼びに行こうかと思ってたのよ」
「どうした?」
「あの……今日のキスを宏光くんとしようと思ったんだけど……貴方の前じゃなければ、おかしいでしょ……」
「そうか……だったら俺も瑠璃とのキスも済ませておくか……」
それから瑠璃を呼んで、四人でキスをした……生き残る為とはいえ、変な感じではある……
夕食前にもウロウロしていたのだけど、娯楽室近くに来た時、廊下の奥からガタッと音がした……誰かいるのかなと覗くと、そこでは明日香さんと光一くんがいて、二人はキスをしていた……
今日の分のキスかな……そう思い、俺は二人をスルーして娯楽室へと入った。
娯楽室には荒川さんと愛菜が何やら話をしていた……
「何してるんだ、愛菜」
「あっ、貴方……荒川さんと昨日のポイント変動の話をしていたの」
「そうなんだ」
なぜ荒川さんと……そう思ったが、娯楽室で向こうから話しかけられたら無視するわけにはいかないよな……
「ヘヘヘッ……旦那も俺の予想を聞くかい?」
「いえ、大丈夫です」
「まあ、そう言わず、聞いときな、一番怪しいのはあの豊田明日香と梨田光一だな、あれは男女の関係になった目だ、間違いない」
確かに俺もあの二人は怪しいと思うけど……さっきもキスしたし……
「一度一線を越えると、壁なんてなくなって欲望に素直になるからな、みてな、今日もFとGはセックスするぜ」
「そんなもんですかね……」
「賭けてもいいぜ、しかも今日はFとGだけじゃなく、他にセックスする連中が増えてくるはずだ」
「他にも……」
「そうだよ、例えば俺とあんたの奥さんとかな」
「えっ……」
「そんなことありえません!」
愛菜がそれを全面的に否定してくれた……流石にそれは無いだろ……
「いやいや、このゲーム、何が起こるかわからないぞ……まあ、楽しみしてな」
「あんたが何を言っても愛菜にそんな気がないならありえないだろ」
「そうだな、このゲームは女性に優位にできてるからな……ふふっ……」
不敵に笑っている荒川さんを俺は無視して、愛菜を連れて自室に戻った。
「もう荒川さんには近づかない方がいいな」
「そうね……そうするわ……」
「愛菜……」
二人っきりになったこともあり、俺は彼女を抱き寄せてキスをしようとした……
「ダメ……ポイントがマイナスになっちゃうよ……」
「1ポイントくらいなら……」
俺がそう言うと、彼女もそう思ったのか、キスを受け入れた……
すごく久しぶりに感じたキスは盛り上がりを見せて、お互いを貪るような熱いものになった……さらにお互いに服を脱ぎ、体を重ねる……乳房を揉み、乳首を舐めて、アソコにも口で愛撫した……彼女も手で俺のをシゴき、口に咥えて、おま○こをビチョビチョに濡らした。
挿入すると、愛菜はすぐに甘い声を上げる……
「ああっ……貴方……はあんっ、あああっ、あああんっ!」
「愛菜、愛してるよ」
「私もよ……はああっ、あんっ、はああっ!」
パンパンっと肌と肌はぶつかる音が部屋中に響く……
久しぶりの妻の体に、すぐに限界がきた俺はそのまま愛菜の中に射精した……
夕食は明日香さんと真由美の二人が作るという、なんとも意外な事になった。メニューは定番のカレーで、失礼だがちょっと納得する。
「すごく美味しい……これくらいの辛さは丁度いいですね」
俺がそう褒めると、二人は少し照れたように笑顔を見せた。
「綾川さん、これも食べて」
明日香さんが揚げ物を分けてくれる、トンカツのようだけど……俺はカツカレーにして、それを食べてみた。
「あっ……トンカツかと思ったけど、中身は普通の肉じゃないね……」
「野菜とひき肉を混ぜて揚げてるんだ、餃子のカツみたいな感じかな」
「すごく美味しいよ、明日香さん、料理、上手なんですね」
本当に美味しかったので、何気なく褒めたのだが、明日香さんはすごく喜んでくれた。
「私だってこれくらい……」
小声で愛菜が言ってくる……
「もちろん、君の料理も美味しいよ」
そう言ってあげると安心したのか、愛菜はテーブルの下で俺の手を握ってきた……それを握り返してさらに安心させてあげる。
夜、22時になるので、俺は部屋へと戻った……さて……どうするか……ポイントを使えば色々できるみたいだけど、基本的にはこの時間はやることがない……
ボーっと過ごして一時になった……ポイントの変動を確認する……FとGの動向が気になる……またセックスをしているのだろうか……しかし……さらにポイントは混沌としていた……
A 5
B 5
C 4
D 18
E 7
F 31
G 31
H 18
I 5
J 7
FとGだけじゃなく、DとHもポイントが増えてる……明らかにセックスをしているポイント数だ……
十人中四人がセックスしている……それは衝撃の事実だった……
あと、EとJが少しポイントが高い……なにかしらの行為をしたのは予想できる……それ以外は最低限の行為で済ませてるみたいだけど……おそらくそれは俺たち夫婦と、瑠璃のところだろ……他はもう何かしらしているってことだ……
昼食は愛菜と瑠璃がパスタを作った、普段は食べれないようなトリュフたっぷりの高級パスタで、皆に好評だ。
「すごい美味いです、愛菜さんも瑠璃さんも料理上手なんですね」
釧路さんは二人を絶賛してくれる……妻を褒められて俺も嬉しくなり、自然と口が軽くなる。
「いや、素材がいいからですよ、これだけ高級素材を使えば美味しくなりますよ」
「あら、貴方、そんなこと言うならそのパスタ取り上げますよ」
「ほんと、お兄ちゃんはデリカシーがないよね」
そんな全体的に和気藹々と食事をする中、明日香さんと光一くんがコソコソと何かを話しているのが目についた……時折、明日香さんが笑顔を見せているので嫌な話ではないようだが……同じようにその光景が気になったのか、荒川さんが嫌な声をかける。
「おい、お前たち仲よさそうだな……もしかして昨日のセックスはお前たちか?」
「おい、おっさん、変な言いがかりつけんなよ」
さすがは女子プロレスラーの明日香さん……荒川さんの失礼な物言いに堂々とそう言い返す。
「おっ、怖いね~~ まあ、自分で昨日、浮気セックスしましたなんて言わないわな」
「てめ~殴られたいみたいだな……」
明日香さんはそう言いながら立ち上がるが、それを夫の釧路さんが制止する。
「言いたい奴には言わせておけ、プロが素人を殴ったら終わりだぞ」
「チッ……」
明日香さんはグッとこらえて椅子に座りなおした。
昼食後には一度部屋に戻ったが、やはり昨日のセックスの当事者が誰か気になり、情報収集の為に娯楽室にやってきた……そこには愛菜と宏光くんがいた。
「あっ、貴方、丁度良かった、今から呼びに行こうかと思ってたのよ」
「どうした?」
「あの……今日のキスを宏光くんとしようと思ったんだけど……貴方の前じゃなければ、おかしいでしょ……」
「そうか……だったら俺も瑠璃とのキスも済ませておくか……」
それから瑠璃を呼んで、四人でキスをした……生き残る為とはいえ、変な感じではある……
夕食前にもウロウロしていたのだけど、娯楽室近くに来た時、廊下の奥からガタッと音がした……誰かいるのかなと覗くと、そこでは明日香さんと光一くんがいて、二人はキスをしていた……
今日の分のキスかな……そう思い、俺は二人をスルーして娯楽室へと入った。
娯楽室には荒川さんと愛菜が何やら話をしていた……
「何してるんだ、愛菜」
「あっ、貴方……荒川さんと昨日のポイント変動の話をしていたの」
「そうなんだ」
なぜ荒川さんと……そう思ったが、娯楽室で向こうから話しかけられたら無視するわけにはいかないよな……
「ヘヘヘッ……旦那も俺の予想を聞くかい?」
「いえ、大丈夫です」
「まあ、そう言わず、聞いときな、一番怪しいのはあの豊田明日香と梨田光一だな、あれは男女の関係になった目だ、間違いない」
確かに俺もあの二人は怪しいと思うけど……さっきもキスしたし……
「一度一線を越えると、壁なんてなくなって欲望に素直になるからな、みてな、今日もFとGはセックスするぜ」
「そんなもんですかね……」
「賭けてもいいぜ、しかも今日はFとGだけじゃなく、他にセックスする連中が増えてくるはずだ」
「他にも……」
「そうだよ、例えば俺とあんたの奥さんとかな」
「えっ……」
「そんなことありえません!」
愛菜がそれを全面的に否定してくれた……流石にそれは無いだろ……
「いやいや、このゲーム、何が起こるかわからないぞ……まあ、楽しみしてな」
「あんたが何を言っても愛菜にそんな気がないならありえないだろ」
「そうだな、このゲームは女性に優位にできてるからな……ふふっ……」
不敵に笑っている荒川さんを俺は無視して、愛菜を連れて自室に戻った。
「もう荒川さんには近づかない方がいいな」
「そうね……そうするわ……」
「愛菜……」
二人っきりになったこともあり、俺は彼女を抱き寄せてキスをしようとした……
「ダメ……ポイントがマイナスになっちゃうよ……」
「1ポイントくらいなら……」
俺がそう言うと、彼女もそう思ったのか、キスを受け入れた……
すごく久しぶりに感じたキスは盛り上がりを見せて、お互いを貪るような熱いものになった……さらにお互いに服を脱ぎ、体を重ねる……乳房を揉み、乳首を舐めて、アソコにも口で愛撫した……彼女も手で俺のをシゴき、口に咥えて、おま○こをビチョビチョに濡らした。
挿入すると、愛菜はすぐに甘い声を上げる……
「ああっ……貴方……はあんっ、あああっ、あああんっ!」
「愛菜、愛してるよ」
「私もよ……はああっ、あんっ、はああっ!」
パンパンっと肌と肌はぶつかる音が部屋中に響く……
久しぶりの妻の体に、すぐに限界がきた俺はそのまま愛菜の中に射精した……
夕食は明日香さんと真由美の二人が作るという、なんとも意外な事になった。メニューは定番のカレーで、失礼だがちょっと納得する。
「すごく美味しい……これくらいの辛さは丁度いいですね」
俺がそう褒めると、二人は少し照れたように笑顔を見せた。
「綾川さん、これも食べて」
明日香さんが揚げ物を分けてくれる、トンカツのようだけど……俺はカツカレーにして、それを食べてみた。
「あっ……トンカツかと思ったけど、中身は普通の肉じゃないね……」
「野菜とひき肉を混ぜて揚げてるんだ、餃子のカツみたいな感じかな」
「すごく美味しいよ、明日香さん、料理、上手なんですね」
本当に美味しかったので、何気なく褒めたのだが、明日香さんはすごく喜んでくれた。
「私だってこれくらい……」
小声で愛菜が言ってくる……
「もちろん、君の料理も美味しいよ」
そう言ってあげると安心したのか、愛菜はテーブルの下で俺の手を握ってきた……それを握り返してさらに安心させてあげる。
夜、22時になるので、俺は部屋へと戻った……さて……どうするか……ポイントを使えば色々できるみたいだけど、基本的にはこの時間はやることがない……
ボーっと過ごして一時になった……ポイントの変動を確認する……FとGの動向が気になる……またセックスをしているのだろうか……しかし……さらにポイントは混沌としていた……
A 5
B 5
C 4
D 18
E 7
F 31
G 31
H 18
I 5
J 7
FとGだけじゃなく、DとHもポイントが増えてる……明らかにセックスをしているポイント数だ……
十人中四人がセックスしている……それは衝撃の事実だった……
あと、EとJが少しポイントが高い……なにかしらの行為をしたのは予想できる……それ以外は最低限の行為で済ませてるみたいだけど……おそらくそれは俺たち夫婦と、瑠璃のところだろ……他はもう何かしらしているってことだ……
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