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どこまでも
しおりを挟む「ねえ、あれでよかったの?」
隣の少女が聞く。
「はい」
僕は一言。
緑の丘に、風が巡り
僕はふっとそれを思い出すーーー。
・
・
・
騎士王は僕達の眼前に居り大剣を振り下ろそうとするーー
が、
その時には既に僕は彼の数歩先の背後に居た。
「戦わないつもりか?」
「はい。姫を助けたので僕の役目はもう終わりです」
「…成程。四騎士…及び騎士から貴様は外す事にする。異論は無いな?」
僕は歩みを止めず
後ろを振り返らず言う。
「いいですよ、僕は姫だけの騎士ですから。」
・
・
・
「姫だけの騎士とか言ってたね」
「…やめて下さい」
僕ははにかみ若干口角を上げる。
「…でもありがとう」
「いいえ」
「お腹は大丈夫?」
「…彼、ああは言ってたけれど何処か寂しそうでした。そのなにかが、攻撃に作用したのかも知れません」
「次はどこへ行く?」
「どこへでも」
「最終地点は?」
「どこまでも」
あの時の風が、また、
吹いた気がした。
~fin~
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