もう二度と叶わぬ。

しあ

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君は誰。

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校門に近づくに連れ、ガヤガヤと騒がしくなる。女子の騒ぐ声が耳を劈く。
大きな白いボードを確認しようと目を滑らす。
「き…き…き…ん?」
木戸の文字の上には見慣れない名字があった。
木田。誰だろうか。去年は確か、居なかった。
不思議に思いつつも教室に上がる。
学年が上がったため1階下がったのが有り難い。
いつもは固く閉ざされたドアも、今日はすんなりと開いた。
「……。」
窓際、最後の列。いわゆる主人公席でねむりこけてる_____男子だろうか。
私でも目を奪われたその顔立ちは_______なんとも言い表せない妖艶な顔立ちだった。
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