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序章 異世界の体と転生

神と身体と転生(中編)

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「いってぇ」

ん? 痛えって雷に打たれたから死んだんじゃねぇのか?

ってかどこだここ?
周りは白、白、白・・・

「目が痛ぇわ!!」

パリィン

あ、思わず近くにあった何かを投げつけてしまった

落ち着いてもう一回周りを見回す・・・一部だけ庭園?があって人影が二つ

とりあえず状況わかんねぇし聞いてみるか


「なぁここってどこだ?そして俺はどうなったんだ?わかるなら説明してくれ」

「「唐突じゃのう(ですね)」」

「つっても俺が来た時にはここにいたってことは俺よりは情報あるって考えるしかないしなぁ
それに俺は確かカミナリに打たれたからほぼ確実に死んだはず、なのに意識があって白い空間ってぇとよくある異世界転移物の神界?としか考えられんからなぁ」

まぁ自分で言ってて現実味ないけど


「ふぉっふぉっ まぁ概ね正解じゃが、お主ちと落ち着きすぎやしないか?」

「つってもなぁ」

「まぁいいじゃないですか、丁度僕にも状況の説明しようとしてたんですし」

「ん?あんたも似た感じなのか、ってことはこの爺さんがいわゆる神みたいなもんか?
あ、口調とかは変えないぜ⁉︎どうせ心読めんだろ?」

「まぁそうなんじゃが、図太いのぉ
それじゃお主も座るがいい」

そう言って爺さんは指をパチンッと鳴らして、イスを一脚出した

(あ、これ神格だわ)


「それじゃお主らの状況の説明をするぞ」

そう言って説明を始めた

要約するとこうだ

・ここは天界ではなく地球とアーノウンって世界の狭間にある空間らしい

・俺はやはりカミナリに打たれて死んだらしい、そしてもう1人の少年(名前は俺と同じらいがっていうらしい)は肉体は生きてるけど魂が抜けて生き返ることができないらしい

・俺の死は何かのミスで生き返らせたいが肉体がもう炭化してしまってるから無理とのこと

「それでじゃお主らアーノウンの方をライガくん、地球の方を雷牙と呼ぶが、ライガくんの体に雷牙の魂を入れて生き返らそうと思うんじゃが良いかの?」

「ん?それだとそっちのライガはどうなるんだ?」

「彼は元の体には戻れないからのぉ
お主と融合してもらって向こうの知識を渡してもらおうと思うんじゃ」

「はい僕はそれで構いません
ただ出来るなら彼の二重人格的なものとして残していただければ」

「そのくらいなら構わないじゃろ
お主も良いかの?」

「構わないぜ 異世界に興味あるからな
ただ俺からもひとつ頼みたい」

「出来る範囲なら叶えるぞ」

「魔法とかあんだろ?なら少し特訓させてくれねぇか」

「ここでか?まぁ良いじゃろ融合した後に慣れる必要もあるからの」

と、長い話は終わりこの世界で一ヶ月を魂を慣らせるのと魔法の使い方等で使った。

「ふぅまぁこんだけ動ければいいか」

「もう良いのか?
ではそろそろアーノウンの体に送るでの
あ、言い忘れておったが向こうでは2年ほど経っとるでの」

体が光り始めてる時に爺さんがそんなことを言いやがった

「おい、それ大丈夫なのかよおおおおお」

っておちるのかぁぁぁぁぁ

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