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本編︰運命の出会い
4話︰新しい家族は霊媒師?(しかもロリ!?)
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「ただいま帰りました…」
「おお…ここが霊ちゃんの家かぁ。まぁまぁだな」
隣には花がいる。そんなドキドキの状態で
私はドアを開けた。
すると、早速目の前には幽子さんがいた。
幽子さんは、行く当てのない私を引き取ってくれた親戚のお姉さんだ。かれこれ10年ほど一緒に過ごしているけど…やっぱり
距離を感じることが多い。
ご飯の時も会話が弾まず、未だに敬語。
そんな、幽子さんはニコニコしていた。
いつも、気を使ってニコニコはしていたが…今日の笑みはちょっと違う。
「おかえりなさい、霊ちゃん、学校は楽しかった?」
「まぁまぁ…ですかね?」
私がそう言うと、幽子さんはまたニコニコしだす。
「それと最近肩が重いって言ってたでしょ?
だからね、私親戚の霊媒師ちゃんを呼んだのよ。
ほら、こっちおいで祓(はらえ)ちゃん」
そう幽子さんが言うとリビングの方から小さい女の子が出てきた。
その子は前髪ぱっつんの黄色い髪をしていて二つお団子にしていた。
服は黄色と白のバリバリのローリータ服を着ていて、とても可愛い。
目もクリンクリンで超ロリだ。
しかし、ところどころに目のマークがついていて、少し不気味だった。顔も無表情。
同じ世界に住んでいるはずなのに、なぜだろう…
私には別の世界の人間に見えた。
「霊ちゃん、紹介するわね
この子が私の親戚の祓(はらえ)ちゃん
霊媒師って言ってもちゃんとした仕事をしてるわけじゃないけどね
この子に祓ってもらうとすぐスッキリしちゃうの。
今年一年色んな理由でこの子を置くことになったの」
「え…」
私は驚き過ぎて声が出なかった。
「こんにちは」
祓ちゃんは小さい可愛い声で私に挨拶した。
でも、ずっと無表情で感情がなさそうだ。
「こ、こんにちは…」
私がそう返すと祓ちゃんは無表情で私の事をじーっと見ていた。
そしてその子は無表情でこう言った。
「ねぇ、お姉ちゃん
誰と契約したの?」
私はそれを言われた瞬間すごく鳥肌が立った。
さすが霊媒師、花のことちゃんと見えてるんだ。
でも……。
「ちょっと部屋来て?」
明らかに敵意むき出し。鋭い目つきで私のこと睨んでくるし……。
睨むなら花の方にしてよ。
私、花、祓ちゃんの3人きりになった。
部屋の空気はなんとも言えない不穏さで満たされていて……、息が詰まりそうだった。
「厄介なのと……契約
したんだね」
淡々とそう言った祓ちゃんは小さくため息をついた。
「そうだな、私はずいぶんと厄介な霊だぁ。
でも、それが何か?霊媒師ちゃん」
花がいきなり、強い口調で話し始めた。
「えっ……」
いやっ、今更だが、花が「幽霊」だったことを知った。結構びっくりだ。
なんか、それっぽいのだとは思っていたが、ゆく当てのない超能力者だと、思い込んでいた。
「私を……ナメるなよ」
祓えちゃんはどすの効いた声でそう発し、突然ステッキを出した。魔法少女が持っていそうな可愛らしさもあり、目の形をした不気味さも兼ね備えていた。
そして、その後だった。
「変身」
目を疑う出来事が起きた。
まさかのまさか、あの祓ちゃんが黄色の光に包まれ魔法少女の様に変身しているではありませんか。
裸ギリギリの姿でキラキラと可愛い服へと変身していた。
変身し終わると黄色と緑、黒などの色が入ったローリータ服へと変身していた。
見た目はそこまで変わっていないが私は驚き過ぎて固まってしまった。
「地獄に落ちろゴミムシが
お前らみたいなのがいるせいでこっちは迷惑かかってるんだ。
早く消えてくれ。
私はあんまり変身したくないんだよ。
頭お花畑野郎が
私がこれから暮らす家にいてもらっちゃ大迷惑だ。
ほんと、地獄に落ちろ」
「はぁ?!」
あ、あの子があの祓ちゃんが…
流ちょうに暴言を吐いているじゃないですか!
しかも無表情。言葉も感情が一つもこもっていない。
淡々と毒を吐き出してる。
でも、これはこれで可愛いかもしれない……って、それどころじゃない!
「やるのか?お前。
この私に勝てると思ってんのかぁ?」
意地悪そうに笑う花。そんな花を睨み返すように
「ゴミよりは強いと思ってるけど?」
と言い返した。
やばい……、バトルが……、私の部屋でバトルが始まってしまいそうだ!
「おお…ここが霊ちゃんの家かぁ。まぁまぁだな」
隣には花がいる。そんなドキドキの状態で
私はドアを開けた。
すると、早速目の前には幽子さんがいた。
幽子さんは、行く当てのない私を引き取ってくれた親戚のお姉さんだ。かれこれ10年ほど一緒に過ごしているけど…やっぱり
距離を感じることが多い。
ご飯の時も会話が弾まず、未だに敬語。
そんな、幽子さんはニコニコしていた。
いつも、気を使ってニコニコはしていたが…今日の笑みはちょっと違う。
「おかえりなさい、霊ちゃん、学校は楽しかった?」
「まぁまぁ…ですかね?」
私がそう言うと、幽子さんはまたニコニコしだす。
「それと最近肩が重いって言ってたでしょ?
だからね、私親戚の霊媒師ちゃんを呼んだのよ。
ほら、こっちおいで祓(はらえ)ちゃん」
そう幽子さんが言うとリビングの方から小さい女の子が出てきた。
その子は前髪ぱっつんの黄色い髪をしていて二つお団子にしていた。
服は黄色と白のバリバリのローリータ服を着ていて、とても可愛い。
目もクリンクリンで超ロリだ。
しかし、ところどころに目のマークがついていて、少し不気味だった。顔も無表情。
同じ世界に住んでいるはずなのに、なぜだろう…
私には別の世界の人間に見えた。
「霊ちゃん、紹介するわね
この子が私の親戚の祓(はらえ)ちゃん
霊媒師って言ってもちゃんとした仕事をしてるわけじゃないけどね
この子に祓ってもらうとすぐスッキリしちゃうの。
今年一年色んな理由でこの子を置くことになったの」
「え…」
私は驚き過ぎて声が出なかった。
「こんにちは」
祓ちゃんは小さい可愛い声で私に挨拶した。
でも、ずっと無表情で感情がなさそうだ。
「こ、こんにちは…」
私がそう返すと祓ちゃんは無表情で私の事をじーっと見ていた。
そしてその子は無表情でこう言った。
「ねぇ、お姉ちゃん
誰と契約したの?」
私はそれを言われた瞬間すごく鳥肌が立った。
さすが霊媒師、花のことちゃんと見えてるんだ。
でも……。
「ちょっと部屋来て?」
明らかに敵意むき出し。鋭い目つきで私のこと睨んでくるし……。
睨むなら花の方にしてよ。
私、花、祓ちゃんの3人きりになった。
部屋の空気はなんとも言えない不穏さで満たされていて……、息が詰まりそうだった。
「厄介なのと……契約
したんだね」
淡々とそう言った祓ちゃんは小さくため息をついた。
「そうだな、私はずいぶんと厄介な霊だぁ。
でも、それが何か?霊媒師ちゃん」
花がいきなり、強い口調で話し始めた。
「えっ……」
いやっ、今更だが、花が「幽霊」だったことを知った。結構びっくりだ。
なんか、それっぽいのだとは思っていたが、ゆく当てのない超能力者だと、思い込んでいた。
「私を……ナメるなよ」
祓えちゃんはどすの効いた声でそう発し、突然ステッキを出した。魔法少女が持っていそうな可愛らしさもあり、目の形をした不気味さも兼ね備えていた。
そして、その後だった。
「変身」
目を疑う出来事が起きた。
まさかのまさか、あの祓ちゃんが黄色の光に包まれ魔法少女の様に変身しているではありませんか。
裸ギリギリの姿でキラキラと可愛い服へと変身していた。
変身し終わると黄色と緑、黒などの色が入ったローリータ服へと変身していた。
見た目はそこまで変わっていないが私は驚き過ぎて固まってしまった。
「地獄に落ちろゴミムシが
お前らみたいなのがいるせいでこっちは迷惑かかってるんだ。
早く消えてくれ。
私はあんまり変身したくないんだよ。
頭お花畑野郎が
私がこれから暮らす家にいてもらっちゃ大迷惑だ。
ほんと、地獄に落ちろ」
「はぁ?!」
あ、あの子があの祓ちゃんが…
流ちょうに暴言を吐いているじゃないですか!
しかも無表情。言葉も感情が一つもこもっていない。
淡々と毒を吐き出してる。
でも、これはこれで可愛いかもしれない……って、それどころじゃない!
「やるのか?お前。
この私に勝てると思ってんのかぁ?」
意地悪そうに笑う花。そんな花を睨み返すように
「ゴミよりは強いと思ってるけど?」
と言い返した。
やばい……、バトルが……、私の部屋でバトルが始まってしまいそうだ!
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