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⑳
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《仁side》
「ん…んぅ~さとるぅ…んにゃ…」
んにゃってなんだよ。可愛いかよ。
俺は気付いたら陸人を持ち帰っていた。
ベッドに転がすと、なんの疑いも危機感もなくスヤスヤ寝だした。
白い頬をふにふにと弄ると、可愛らしく酔って笑っていた。
このまま、ヤってもいいんでは?
据え膳だろ、こんなの。
俺は陸人の唇を奪おうと顔を近付けた。もう少しで重なるその瞬間。
「んん…さとるぅ…すき~」
寝惚けてても悟。
あー、やめだやめだ。興ざめ。ベッドで他の男の名前とかご法度だろ…。ただほんの少しだけ意地悪したくなっただけだ…。
陸人の首にキスマークを付けた。
これくらい、許せよなー。寄り戻したいな。まだ、俺お前のこと好きなままだわ…
《陸人side》
「んんん…頭いたい~…え。え?!え?」
状況が全く読めなかった。下着は付けてたけど大きめのスウェット1枚に生足。隣には上裸の男。ベッドサイドにはゴムの袋。ふぇ?え?え?
僕は何が何だか分からなくなり、洗面所を探した。何となく顔を洗ってスッキリしたかった。その鏡を見てまた仰天。
僕の首筋に1つ赤い痕があった。
これは…なんだ?虫ささ…れ?それとも、き、き、キスマーク?!
え?え?え?僕は昨日何をしちゃったんだ?!てか隣の人誰だ?!
あわあわと焦っていると
「くわあ~、ねっっっむ。てか朝っぱらから騒ぐなよ。うるせぇ」
「…わあ!!だ、だれ?!って仁くん?
!?!」
「そーだよ」
「え。僕、昨日、え。何も覚えてなくて…えっと、だから、えっと…」
「…ぷっっっ!あはははは…はー、まじ最高陸人笑 そーそー、俺ら付き合うことになってー、昨日陸人とヤッたんだよ?陸人かわいかったよ笑」
「え。どういうこと。え、え、えーーーーーーーー」
「なーんてな。何もねーよ。着替えてんのは、スーツで寝かせるのはシワになると思ったから着替えさせただけ」
「でも、ご、ゴム…ゴムが」
「あー、前来たヤツのゴミだろ。捨てとくの忘れてたわ」
「そ、それに、この、き、キスマーク!!!!!」
「へえ~。あんな、純情無垢な陸人くんがキスマーク分かるようになったんでちゅねー」
「か、からかわないで!!な、なにこれ!?」
「…半分はお前の浮気協力のため。半分は俺の自己満。」
「ジコマン??」
「あー、はいはい、そんな事いいから、早く準備しないと、仕事遅刻するぞー」
僕は仁くんに急かされるまま準備を終え、そのまま出社した。
首のキスマークなんてすっかり忘れてしまっていた。
頭の中はただただ、悟のことだけ。
別れたくないのに、まだ好きなのに、
別れなくてはいけないその事実を受け止めなければいけない時間が刻刻と迫ってきていた。
「ん…んぅ~さとるぅ…んにゃ…」
んにゃってなんだよ。可愛いかよ。
俺は気付いたら陸人を持ち帰っていた。
ベッドに転がすと、なんの疑いも危機感もなくスヤスヤ寝だした。
白い頬をふにふにと弄ると、可愛らしく酔って笑っていた。
このまま、ヤってもいいんでは?
据え膳だろ、こんなの。
俺は陸人の唇を奪おうと顔を近付けた。もう少しで重なるその瞬間。
「んん…さとるぅ…すき~」
寝惚けてても悟。
あー、やめだやめだ。興ざめ。ベッドで他の男の名前とかご法度だろ…。ただほんの少しだけ意地悪したくなっただけだ…。
陸人の首にキスマークを付けた。
これくらい、許せよなー。寄り戻したいな。まだ、俺お前のこと好きなままだわ…
《陸人side》
「んんん…頭いたい~…え。え?!え?」
状況が全く読めなかった。下着は付けてたけど大きめのスウェット1枚に生足。隣には上裸の男。ベッドサイドにはゴムの袋。ふぇ?え?え?
僕は何が何だか分からなくなり、洗面所を探した。何となく顔を洗ってスッキリしたかった。その鏡を見てまた仰天。
僕の首筋に1つ赤い痕があった。
これは…なんだ?虫ささ…れ?それとも、き、き、キスマーク?!
え?え?え?僕は昨日何をしちゃったんだ?!てか隣の人誰だ?!
あわあわと焦っていると
「くわあ~、ねっっっむ。てか朝っぱらから騒ぐなよ。うるせぇ」
「…わあ!!だ、だれ?!って仁くん?
!?!」
「そーだよ」
「え。僕、昨日、え。何も覚えてなくて…えっと、だから、えっと…」
「…ぷっっっ!あはははは…はー、まじ最高陸人笑 そーそー、俺ら付き合うことになってー、昨日陸人とヤッたんだよ?陸人かわいかったよ笑」
「え。どういうこと。え、え、えーーーーーーーー」
「なーんてな。何もねーよ。着替えてんのは、スーツで寝かせるのはシワになると思ったから着替えさせただけ」
「でも、ご、ゴム…ゴムが」
「あー、前来たヤツのゴミだろ。捨てとくの忘れてたわ」
「そ、それに、この、き、キスマーク!!!!!」
「へえ~。あんな、純情無垢な陸人くんがキスマーク分かるようになったんでちゅねー」
「か、からかわないで!!な、なにこれ!?」
「…半分はお前の浮気協力のため。半分は俺の自己満。」
「ジコマン??」
「あー、はいはい、そんな事いいから、早く準備しないと、仕事遅刻するぞー」
僕は仁くんに急かされるまま準備を終え、そのまま出社した。
首のキスマークなんてすっかり忘れてしまっていた。
頭の中はただただ、悟のことだけ。
別れたくないのに、まだ好きなのに、
別れなくてはいけないその事実を受け止めなければいけない時間が刻刻と迫ってきていた。
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