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第4章 さよなら、平穏
救世の歴史②
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「バラル神が討滅され、人類社会もマウソロス大帝の善政により平穏繁栄を謳歌したため、『一度目の救済は平和を齎した』と言われています。
しかし約五十年後、討滅されたバラル神が復活を果たします。人々は再び救世主を希い、アルテミシア様の生まれ変わりであるメーネ様が降臨され、セレン様はじめ異界より招聘された八人の剣臣様と共にバラル神を再度討滅なさります。『二度目の救済が伝説を生んだ』と言われる由縁です」
「最初の剣臣は八人……私達は九人」
考え込むように美兎が呟くと、颯磨が応じた。
「俺達が初代剣臣の生まれ変わりとかなら、まぁ納得できずとも理解はできたんだけどなぁ」
「どんな人達だったか分かればもう少し考察も深められるんだけどね……」
悟志が肩を落とすと、テオも申し訳なさそうに視線を落とした。
「申し訳ありません。私が識る限り、歴代の剣臣様の人となりや半生について記した書物はないんです。どこからやって来られたのか、どうやってバラル神を討滅なされたのか、戦後どのような暮らしをされたのか、それも分からずじまいです。アニー様のお父様の記録も、ここにはほとんどありません」
「いや、テオが謝ることじゃないよ。仕方がないことだから」
意図的な隠ぺいを感じなくはない。だが、そもそもアミューネ村の識字率は低く、印刷技術も発達していないため、文字情報としての記録を残すことが難しい。また言葉は外部要因と安易に化合し変化してしまうから、口伝は信憑性に欠けるし、その継承も書物以上にままならない。
だが最も大きな要因は、無憂の天蓋による忘却だろう。誰もが望むと望まないとにかかわらず、故人の記録も記憶もこの世に刻みつける前に虚無の彼方へ消え去ってしまう。異世界からやってきた剣臣といえども、テルマテルに存在する限りその天蓋の加護――或いは呪いを打ち破ることはできないということだ。
先ほどから不機嫌そうに顔を顰めていたロザリーが不平を鳴らす。
「……ねぇ、最前からちっとも話が進んでないんだけど」
「ごめんねロザリー。私が話の腰を折っちゃったから」
「いや、美兎は悪くないよ。僕が余計なことを言ったんだ」
「あー! 二人のイチャイチャまで始まったら日が暮れちゃうでしょーが! ちょっとテオ! 私が代わっていい!?」
「えっ……あ、も、勿論です!」
「ちょっとロザリー。貴方、説明なんて出来るの?」
自信満々に教卓の前へ躍り出たロザリーは、不敵な笑みをシエラに向ける。
「ふん、それくらいお茶の子さいさいよ。じゃ、『三度目の救済で歴史を創った』ってところから再開ね。三度目までにもなると、蛇神バラルが復活しても、救世主メーネと剣臣がこの世に降臨して、人類を救済してくれるっていう信仰が確固たるものになっていた。そしてそれはやっぱり現実になった。繰り返される伝説は歴史に代わっていったってわけ。
でも、みんな薄々勘付いていた。バラルは、私達人類が原罪を贖わない限り消滅しないし、また復活してしまう。だから救世主伝説に希望を抱きながらも、同じように絶望も抱いた。それが、『四度目の救済は未来を示した』ってこと。その未来を知って、希望よりも絶望に打ちひしがれた人達は多かったみたいで、種族を越えて精神的な支えになっていたセレン信仰も信徒を減らして、影響力を急落させたのもこの頃。世界全体が塞ぎ込んで、悲観的になったり厭世的になったり、荒れてたみたい」
そういえば、と美兎が呟く。ロザリーの機嫌を窺いながら、恐る恐る続けた。
「一度目の救世伝説で、全人類が一丸となってバラルを倒したって最前テオは言ったよね? でも、ゴブリンってバラル神を信仰していたんでしょ? その神様を倒すために協力したとは信じられないんだけど……」
ロザリーの隣に控えていたテオが答える。
「ゴブリンも当初は敵対していたわけではありませんでしたが、救世を重ねるにつれて人類秩序を壊乱していきました。これはゴブリンだけでなく、圏外圏の種族全体に言えることですが」
「どういうこと?」
今度はシエラが答えた。
「ゴブリンは言わずもがな、ドワーフもオーガも一部の獣人族も、二度目の救済以降、徐々に帝国から独立すると同時にセレン信仰への帰依をやめていったんです。そして異界からもたらされる冠絶した救世の力のみを頼りにせず、自衛のために固有の武力を蓄え始めた。目的が何であれ、力を持てば当然、人類間の勢力均衡も崩れ、ふとした契機で争いが起こる。ゴブリン、オーガ、ドワーフは他種族と敵対し、一部の獣人族も帝国や信仰会に反抗しました。人界王マウソロスの理想は崩壊し、人が人の脅威に戻ってしまったんです」
ロザリーは苛立たし気に溜息を吐く。信仰圏側のエルフとして、圏外圏に属する種族への嫌悪や不信が如実に表情に表れていた。
「話を戻すけど、五度目の救済は守護聖騎士と信僕騎士団の活躍が主題。セレン信仰会もマリスティアに対抗しうる力として、剣臣と同じく『具現鋳造』の神秘を有する守護聖騎士や固有の武力である信僕騎士団を率いて、バラル神討滅に大いに貢献した」
「え、『具現鋳造』って剣臣だけの特殊能力じゃないんだ?」
遅々として進まない話に苛立ちを覚えていることを承知しながら、あけすけと口を挟む颯磨にロザリーは非難の眼差しを向ける。シエラはそんなロザリーの憤懣を宥めながら答える。
「はい。ただ、皆さんと違って誰もが持つ力ではありません。霊長の八種族の中では人間だけが発現する神秘ですし、その人間の中でも、ごく限られた才能ある者が先天的に会得している力なんです」
「じゃ、じゃあ守護聖騎士がいれば、僕達は戦う必要もないんじゃ……」
「そんな簡単な話じゃないの。現に、六度目の救済で痛い目を見てる。『フィンヴェナッハの亡霊』と剣臣の全滅の所為でね」
「ぜ、全滅……」
悟志は愕然とした。涼風も動揺を隠せなかった。
「フィンヴェナッハの亡霊っていうのは、剣臣の敵だったのね?」
「うん。フィンヴェナッハっていうのは、傷つきながらも命が尽きるその時まで強者に挑戦し続けたっていう神代の伝説的な猛牛のこと。フィンヴェナッハの亡霊はその遺志のままに強者を求めて戦い続け、バラル神やマリスティアと敵対したけど、救世主や剣臣、信僕騎士団とも相容れなかった狂戦士。何故生まれ、どんな目的を持っていたのかは知らないけど、亡霊の所為でテルマテルが混乱したのは事実よ。間接的に剣臣の全滅を引き起こしたんだから」
「全滅って……その、みんな死ん――いなくなっちゃったの?」
美兎が怯えた表情を見せ、声を震わせながら尋ねると、テオも憂い気に答える。
「いえ、フィンヴェナッハの亡霊やマリスティアとの戦闘で負傷し、戦線に加われなかった剣臣様が多かったようです。守護聖騎士様も奮闘されましたが、やはり力を欠いたが故にバラル神の討滅が難航し、多くの犠牲と被害を出しました。『六度目の救済は苦痛を伴った』というのは、そういう事情からです」
「その亡霊はどうなったの?」
颯磨の問いに、ロザリーは頭を振った。
「分からない。七度目の救済はフィンヴェナッハの亡霊も現れなかったし、剣臣と守護聖騎士が協力してバラル神を討滅できた。六度目の救済の痛みを乗り越えて、新たな救済の形を打ち立てたから『新約を得た』って言われてるし。とりあえず、今日に至るまでの救世伝説はこんな感じよ」
しかし約五十年後、討滅されたバラル神が復活を果たします。人々は再び救世主を希い、アルテミシア様の生まれ変わりであるメーネ様が降臨され、セレン様はじめ異界より招聘された八人の剣臣様と共にバラル神を再度討滅なさります。『二度目の救済が伝説を生んだ』と言われる由縁です」
「最初の剣臣は八人……私達は九人」
考え込むように美兎が呟くと、颯磨が応じた。
「俺達が初代剣臣の生まれ変わりとかなら、まぁ納得できずとも理解はできたんだけどなぁ」
「どんな人達だったか分かればもう少し考察も深められるんだけどね……」
悟志が肩を落とすと、テオも申し訳なさそうに視線を落とした。
「申し訳ありません。私が識る限り、歴代の剣臣様の人となりや半生について記した書物はないんです。どこからやって来られたのか、どうやってバラル神を討滅なされたのか、戦後どのような暮らしをされたのか、それも分からずじまいです。アニー様のお父様の記録も、ここにはほとんどありません」
「いや、テオが謝ることじゃないよ。仕方がないことだから」
意図的な隠ぺいを感じなくはない。だが、そもそもアミューネ村の識字率は低く、印刷技術も発達していないため、文字情報としての記録を残すことが難しい。また言葉は外部要因と安易に化合し変化してしまうから、口伝は信憑性に欠けるし、その継承も書物以上にままならない。
だが最も大きな要因は、無憂の天蓋による忘却だろう。誰もが望むと望まないとにかかわらず、故人の記録も記憶もこの世に刻みつける前に虚無の彼方へ消え去ってしまう。異世界からやってきた剣臣といえども、テルマテルに存在する限りその天蓋の加護――或いは呪いを打ち破ることはできないということだ。
先ほどから不機嫌そうに顔を顰めていたロザリーが不平を鳴らす。
「……ねぇ、最前からちっとも話が進んでないんだけど」
「ごめんねロザリー。私が話の腰を折っちゃったから」
「いや、美兎は悪くないよ。僕が余計なことを言ったんだ」
「あー! 二人のイチャイチャまで始まったら日が暮れちゃうでしょーが! ちょっとテオ! 私が代わっていい!?」
「えっ……あ、も、勿論です!」
「ちょっとロザリー。貴方、説明なんて出来るの?」
自信満々に教卓の前へ躍り出たロザリーは、不敵な笑みをシエラに向ける。
「ふん、それくらいお茶の子さいさいよ。じゃ、『三度目の救済で歴史を創った』ってところから再開ね。三度目までにもなると、蛇神バラルが復活しても、救世主メーネと剣臣がこの世に降臨して、人類を救済してくれるっていう信仰が確固たるものになっていた。そしてそれはやっぱり現実になった。繰り返される伝説は歴史に代わっていったってわけ。
でも、みんな薄々勘付いていた。バラルは、私達人類が原罪を贖わない限り消滅しないし、また復活してしまう。だから救世主伝説に希望を抱きながらも、同じように絶望も抱いた。それが、『四度目の救済は未来を示した』ってこと。その未来を知って、希望よりも絶望に打ちひしがれた人達は多かったみたいで、種族を越えて精神的な支えになっていたセレン信仰も信徒を減らして、影響力を急落させたのもこの頃。世界全体が塞ぎ込んで、悲観的になったり厭世的になったり、荒れてたみたい」
そういえば、と美兎が呟く。ロザリーの機嫌を窺いながら、恐る恐る続けた。
「一度目の救世伝説で、全人類が一丸となってバラルを倒したって最前テオは言ったよね? でも、ゴブリンってバラル神を信仰していたんでしょ? その神様を倒すために協力したとは信じられないんだけど……」
ロザリーの隣に控えていたテオが答える。
「ゴブリンも当初は敵対していたわけではありませんでしたが、救世を重ねるにつれて人類秩序を壊乱していきました。これはゴブリンだけでなく、圏外圏の種族全体に言えることですが」
「どういうこと?」
今度はシエラが答えた。
「ゴブリンは言わずもがな、ドワーフもオーガも一部の獣人族も、二度目の救済以降、徐々に帝国から独立すると同時にセレン信仰への帰依をやめていったんです。そして異界からもたらされる冠絶した救世の力のみを頼りにせず、自衛のために固有の武力を蓄え始めた。目的が何であれ、力を持てば当然、人類間の勢力均衡も崩れ、ふとした契機で争いが起こる。ゴブリン、オーガ、ドワーフは他種族と敵対し、一部の獣人族も帝国や信仰会に反抗しました。人界王マウソロスの理想は崩壊し、人が人の脅威に戻ってしまったんです」
ロザリーは苛立たし気に溜息を吐く。信仰圏側のエルフとして、圏外圏に属する種族への嫌悪や不信が如実に表情に表れていた。
「話を戻すけど、五度目の救済は守護聖騎士と信僕騎士団の活躍が主題。セレン信仰会もマリスティアに対抗しうる力として、剣臣と同じく『具現鋳造』の神秘を有する守護聖騎士や固有の武力である信僕騎士団を率いて、バラル神討滅に大いに貢献した」
「え、『具現鋳造』って剣臣だけの特殊能力じゃないんだ?」
遅々として進まない話に苛立ちを覚えていることを承知しながら、あけすけと口を挟む颯磨にロザリーは非難の眼差しを向ける。シエラはそんなロザリーの憤懣を宥めながら答える。
「はい。ただ、皆さんと違って誰もが持つ力ではありません。霊長の八種族の中では人間だけが発現する神秘ですし、その人間の中でも、ごく限られた才能ある者が先天的に会得している力なんです」
「じゃ、じゃあ守護聖騎士がいれば、僕達は戦う必要もないんじゃ……」
「そんな簡単な話じゃないの。現に、六度目の救済で痛い目を見てる。『フィンヴェナッハの亡霊』と剣臣の全滅の所為でね」
「ぜ、全滅……」
悟志は愕然とした。涼風も動揺を隠せなかった。
「フィンヴェナッハの亡霊っていうのは、剣臣の敵だったのね?」
「うん。フィンヴェナッハっていうのは、傷つきながらも命が尽きるその時まで強者に挑戦し続けたっていう神代の伝説的な猛牛のこと。フィンヴェナッハの亡霊はその遺志のままに強者を求めて戦い続け、バラル神やマリスティアと敵対したけど、救世主や剣臣、信僕騎士団とも相容れなかった狂戦士。何故生まれ、どんな目的を持っていたのかは知らないけど、亡霊の所為でテルマテルが混乱したのは事実よ。間接的に剣臣の全滅を引き起こしたんだから」
「全滅って……その、みんな死ん――いなくなっちゃったの?」
美兎が怯えた表情を見せ、声を震わせながら尋ねると、テオも憂い気に答える。
「いえ、フィンヴェナッハの亡霊やマリスティアとの戦闘で負傷し、戦線に加われなかった剣臣様が多かったようです。守護聖騎士様も奮闘されましたが、やはり力を欠いたが故にバラル神の討滅が難航し、多くの犠牲と被害を出しました。『六度目の救済は苦痛を伴った』というのは、そういう事情からです」
「その亡霊はどうなったの?」
颯磨の問いに、ロザリーは頭を振った。
「分からない。七度目の救済はフィンヴェナッハの亡霊も現れなかったし、剣臣と守護聖騎士が協力してバラル神を討滅できた。六度目の救済の痛みを乗り越えて、新たな救済の形を打ち立てたから『新約を得た』って言われてるし。とりあえず、今日に至るまでの救世伝説はこんな感じよ」
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