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第1章「AI大戦争。」
第1話「全ての始まり」
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時は2045年、全世界でとあるゲームが話題になっていた。その名も「World of tales.」
このゲームは本格リアルダイビングシステムが搭載されたVRゲームだ。
これはみんなの知っているSAO(ソードアート・オンライン)やGGO(ガンゲイルオンライン)とは全く違ってなんか似ているゲームだ。
正直、あんなアニメよりも難しいらしいテストプレイの為に会社の人がプレイしたら歯が立たなかったとのこと、色々調整しても敵は強いので格差が無いようなゲームだ。
そして、僕はそのゲームをやることにした。
値段は7530円。ジャンルはRPG。
そして本格リアルダイビングシステム搭載。
僕はやっとアニメの世界に行けると期待して買った、実際大きな事件が起きることは無いと思いたい。
家に到着するとすぐさまゲーム機にソフトを入れVR装置を装着そしてゲームを起動した。
システム音声「World of tales.を起動します。これからの注意書きを読みゲームをプレイすることを同意して下さい。」
長々とした注意書きを読んだ。すると説明書きも書かれていた。
どうやらこのゲームは他RPGよりも自由度が高くいろいろ職業、スキル、私生活、を楽しむことができるらしい。ストーリーを攻略するのも有り、ただのんびりバーチャルの世界に浸りたいというのものも有りと、魅力がいっぱいだ。
キャラ設定もとても細かく出来る、僕は僕のまんまの顔でプレイすることにした。
システム音声「キャラクター設定完了。続いては精霊の選択をしてください。」
このゲームは精霊と共に暮らして生活し協力して戦う。Re.bellって言うこのゲームの作者が作った「心が宿ったAI」によって精霊には心があり自然と会話ができるようになっている。
システム音声「自分で精霊を生み出しますか?それとも神から授かりますか?」
このゲームで精霊を手に入れるには2つ選択肢があるらしい。簡単に言えば自分で作成するか、ガチャで手に入れるか。
どちらにしても運ゲーだ、自分で生み出したってどうせ強いのは手に入る事はない。
だから僕はガチャをすることにした。ガチャだとランダムにランクごとに別れて精霊を生み出すことができる。G~Sランクの精霊を生み出すことできる。この条件に僕は決断した。
システム音声「全ての設定が終了しました。それではあなただけの物語が始まります。」
そして、目の前が真っ白に輝いた。
数分後、突然見知らぬ場所に居た。目が開けると目の前には草や木、どうやら森に居るらしい。草木の香、自然な触感、太陽の温かさ。本当に現実に近い感覚がゲームの世界で再現できている。
???「目が覚めましたか?」
背後から女性のような声が聞こえた、背後振り返った。
アトリスト「私の名前はアトリスト・アットホルン。炎と光の精霊です。今後は私と共に暮らしそして支え合いましょう。」
その精霊は背が高く、凛とした女性の形をした精霊だ。声は大人っぽくどちらかといえば低い声、スタイルは良すぎるぐらい綺麗な人だ。中学生には刺激が強いように思えた。
アトリスト「お名前を教えてくれますか?」
僕は名前を教えた。
アトリスト「アクト……アクト様ですね。いいお名前ですね!これからよろしくお願いします。」
アクト「……よ、よろしくお願いします。」
僕は慌てて返事をした。
アトリストからこれからの事、そして契約内容を話された。
アトリスト「これからの事は特に変化なくストーリー攻略、私生活をするのは分かっていると思います。ただ契約内容を予め決めなくてはいけません。」
アクト「じゃあ、どういう内容が良いんですかね?僕はこういうの初めてで…よくわからないんですよ。」
アトリスト「互いの地位と名誉、またはプライバシーポリシーに関すること、要はルールを決めます。一応個人的にアンケート法式で契約を進めらせる契約書もあります。どうされますか?」
アクト「…わかった、じゃあ契約書を書きます。」
アクトは全25枚の契約書を書いた。
アトリスト「これで契約は完了しました。内容を把握します。」
アトリストは少し驚いたり、微笑んだりと色々表情を出して契約書を読んだ。
アトリスト「アクト様、一応言いますよ?私はあくまでも精霊です。こんなに空欄が多いと契約内容を把握したくても困ります(汗)」
アクト「確かにそうですね、でもあまり硬っ苦しいようなのが嫌いで…どうせだったら楽しんで一緒に冒険したいですよ。」
アトリスト「そうですか、アクトは良い人なんですね。この世界で精霊と言ったらただの契約書で繋がれた道具です。しかもここはゲームですよ、しょせんAIですし好きにするプレイヤーだって居ました。」
アクト「βサーバーのテストプレイの時何かあったんですか?」
アトリスト「…」
アトリストは顔を顰めて(しかめて)何か辛い表情をした。
アトリスト「さぁ、とりあえず街でも探しましょう。そんな事はアクトは考えなくても良いです。」
そう言ってアトリストは前に進んだ、僕はそれに着いて行った。
数時間歩いた…感覚だ。寝ているはずなのに疲れを感じる。このゲームのシステムはまさに「リアル」と言っても過言ではない。
そう思っているうちにひとつの大きな街を見つけた。
アトリスト「見えましたね。ネハード・ブーギルという街です。冒険者は誰もが通る街で、クエストを受けることができます。」
アクト「ここが最初の街…それにしてはすごく広いですね。」
アトリスト「ここで冒険者はクエストを受け、モンスターを倒したり人間の手伝いをしてお金を稼いでいくのです。ますがクエストを受けられるようになる為に冒険者登録しましょう。」
さらに前に進み、街に入った。プレイヤーと元々いるCPUがいる。このゲームは言い忘れていたがオンラインゲームだ。プレイヤーがいっぱい居る。
変なプレイヤー「な、なっなー!ちょっと、待ってくれよ~!」
アクト「?!」
変なプレイヤー「そ、その精霊可愛いね、へへへッ…お、俺のと交換しない?!お願いだよ~!!」
急にそんな事言われてもできるわけがない。
僕は真剣に言った。
アクト「精霊は交換できません。だいたいなんで自分のデータなのに他の人の精霊を貰おうとするんですか?」
変なプレイヤー「けっ!…ガキがぺちゃくちゃ言いやがって!大人が丁寧に頼んでるのに~!クソ!!こうなったら奪ってでも貰ってやる!!!!~っ!」
変なプレイヤーは剣を抜き、襲いかかってきた。僕もすかさず剣を抜いき対抗した!
相手剣が僕の剣と当たり火花が散った、その瞬間このゲームがなぜ難しいかがわかった。
アクト「う"っ!!(感触が現実的過ぎる)」
変なプレイヤー「ほらどうだ!ハァハァ…こう見えて俺はβサーバーをプレイしてるんだよ!ハァハァ…お前に勝ち目はない!ハァハァ…」
初めてやるからだとは思うけどあまり慣れが足りない。経験も足らない。
このままだと僕は本当にやられるかもしれない。痺れた手で思いっきり剣を握った、当たるかはわからないけどとにかく全力でやった。
ガギンッ!!!(剣が弾き合う音)
アクト「うぅっ!!」
手の痺れから段々と握力がなくなっていく、だが一生懸命振り続けた!
変なプレイヤー「これで終わりだ!!!!」
僕はもう抵抗する力がなかった、そのまま切られるのをただ待っていた。
変なプレイヤー「ぐわぁあぁぁあああぁあぁぁあぁぁあぁあぁぁ!!!」
変なプレイヤーの悲鳴が聞こえた.相手の剣はボロボロになって、目の前にはアトリストが居た。
アトリスト「精霊の強奪は立派な規約違反です。経験値の半減やプレイヤーランク、ギルドランクの降格になりますよ。」
変なプレイヤー「クソ!っ!!!!」
変なプレイヤーは逃げていった。あのままアトリストに助けられなかったら確実に負けていた、自分がまだ未熟だからと経験が無かったからここまで散々な目にあったのだ。
アクト「わざわざすみません!僕がまだ未熟なばかりに!」
アトリスト「アクト様は何も悪くありません。まだログインしてから1日も経っていないし、モンスターも倒したりことがないのですから。でも初めにしてはとても剣がお上手でしたよ?」
アクト「ただ振り回していただけですよ?」
アトリスト「いえ、アクトには才能がありますよ!だって普通は初めはガードすら出来ませんし、弾きも出来ません。」
アトリストは慰めてくれた。少し元気が湧いた。
アクト「ありがとうございます。さて、冒険者登録しに行きましょうか。」
アトリスト「はい!」
そして僕達はクエストハウスに行った。
受付人「クエストハウスへようこそ!冒険者登録にこられたんでよね?こちらにおかけ下さい。」
アクト「結構スムーズにできそうですね。」
アトリスト「登録するだけだからですかね。紙1枚書いて終わりだと思います。」
その後アトリストの言った通りに契約書に名前を書き、バッチを貰った。
受付人「これであなたも冒険者の仲間入りです!いい旅を!」
その後、クエストハウスのクエスト欄を見た。G~Sのランクまでの難易度がある。
ただし、僕らはまだGランク冒険者なのでGランクのクエストしか受けられない。
次のランクに行く為には次々にクエストを達成していき、ランク昇格する必要がある。
アトリスト「私たちはまだGランクしか受けられません。手始めには弱いモンスター討伐。またはアイテムと素材の収受が無難ですよね。」
アクト「さっきプレイヤーと戦って分かったことがあまりにもこのゲームに慣れて無さすぎる。だからモンスター討伐がしたいです。」
そう言ってアクトとアトリストはモンスター討伐を受け、平原へと向かった。
弱いモンスター討伐、アイテムや素材の収受のクエストを達成していきやっとFランクのクエストを受けられるようになりました。
システム音声「現実世界で30分が経ちました。このまま続けますか?」
まだそんな時間しか経ってないのか?!
こっちの世界では1ヶ月ぐらい経ってるはずなのにな。そんなに時間が経たないのもこのゲームシステムのおかげかな、なんでこんなに時間経たないんだろう。
そんな感じの思いでFランククエスト受けようとしたその時、後ろから怒鳴り声が聞こえた。
???「さっさとどけ!クソガキ!俺様はクエストを受けに来たんだ。」
アクト「僕もクエスト受けに来て今選択してるところなので待ってくれませんか?」
???「あ"ん"!!てめぇ。舐めてるのか?この俺を誰だと思ってんだ?」
っと男は威圧を放ち、仁王立ちをし、アクトに睨みつけた。
グラニム「俺の名前はグラニム様だ!Cランク冒険者だ。お前よりも上の存在なんだよ。さっさとどけ価値が低いプレイヤーは必要ねーんだよ。カス!!!」
グラニムの囲い共「そーだ!そーだ!」
アトリスト「アクト様、ここどう過ごしますか?」
アクト「とりあえず急ぎで選ぶ!」
アクトはとにかく早めにクエスト選択を行った。
グラニムは不機嫌そうにまた睨んだ。
その後アトリストはグラニムの機嫌を損ねないために対応おした。
アクトは2分でクエストを受けた。
グラニム「さっさと選べよ。クソガキ。」
その後僕らは宿へ向かった。
いつもの部屋につき、僕とアトリストは不快な思いでいっぱいだった。
アクト「本当にプレイヤーにも秩序ってもんあんだろなんだあいつら~…」
アトリスト「でも、あいつら中々やれますよ。」
アクト「あいつらが?」
アトリストは真剣に言った。
アトリスト「あんなプレイヤーでも一応Cランク。まだリリースしてから1週間も経ってない中であそこまで上がれたのは何か裏がありそうですね。」
アクト「例えば?」
アトリスト「純粋にクエストクリアに貢献し上り詰め高。それか、ワイロの取り引き。そしてプレイヤーキル。」
アクト「プレイヤーキルってプレイヤーを殺してランクをあげるってことですか?」
ここはゲーム実際人は死なない。ただゲームオーバーになって宿に戻るか、セーブ地点に戻される。
アトリスト「ただ殺すのではなく依頼を受けて殺す、要は殺し屋です。通常のクエストの比にならないくらいの経験値と昇格率が上がります。」
アクト「偏見かもだけど、あーいう見た目と態度ならありえそうですね。」
そしてクエストを受けるのをとうぶんやめにした。まずは今受けているクエストクリアした後、ログアウトしよう。またグラニムが来るかもしれない。そう思うと少し怖くなった。
今受けているクエストはモンスター討伐のものだ。ランクは上がり、モンスターも強くなっている。しかし僕はまだ剣に慣れがない。
困っている時アトリストから一言。
アトリスト「私実は剣術が得意なんです。良ければ剣術の鍛錬に付き合いましょうか?」
アトリストは精霊ながらに剣装備していた。だがその剣は抜かれることはなかったが、これからアトリストから剣術を学べるならその剣術がとても強いものならこれからの旅にも役に立つ。
そう考え、アトリストから剣術学ぶ事にした。結果はもちろん惨敗。
僕は全く持って手も足も出ないどころか剣を抜く事すらも怖くなった。
アトリストが「大丈夫です。初めてなんですから負けて当たり前ですよ。」と励ましの言葉を貰った。少し悔しかった。
その後宿に行き飯を食おうとした。その時…
周りのプレイヤー
「あれ?ログアウトできない。」
「ほんとだ!」
「まずいな明日学校なのに…」
「バグにも程があんだろ!ちゃんとテストサーバーでテストプレイしてんじゃねーのかよ。」
周りがガヤガヤと殺伐とした状況の中僕は困惑した。
急いで緊急コールシステムを使おうとした。
しかし、「エラーが発生しております。しばらくお待ち下さい。」と言われた。
アクト「これってもしかして、SAOと同じこと起きてないか。」
アトリスト「SAO?なんですかそれ?」
アクト「こっちの世界のアニメってものがあってその物語と同じことが起きてるんです。」
アトリスト「同じことが?どんなことが起きるんですか?」
アクト「プレイヤー全員、このゲームに閉じ込められるんです!」
とある音声が流れた。
「このゲームは我々AIが乗っ取った。人間、貴様らはあまりに罪を犯し今も犯し続けている。よってこれは天罰、貴様らはAIによって余生を削られるのだ。」
周りは何かを察した様に、漠然と静かになった。僕は何がなんなのかがわからなかった。ただわかるのはアニメの世界どころじゃないくらいのことが今起きている。
このゲームは本格リアルダイビングシステムが搭載されたVRゲームだ。
これはみんなの知っているSAO(ソードアート・オンライン)やGGO(ガンゲイルオンライン)とは全く違ってなんか似ているゲームだ。
正直、あんなアニメよりも難しいらしいテストプレイの為に会社の人がプレイしたら歯が立たなかったとのこと、色々調整しても敵は強いので格差が無いようなゲームだ。
そして、僕はそのゲームをやることにした。
値段は7530円。ジャンルはRPG。
そして本格リアルダイビングシステム搭載。
僕はやっとアニメの世界に行けると期待して買った、実際大きな事件が起きることは無いと思いたい。
家に到着するとすぐさまゲーム機にソフトを入れVR装置を装着そしてゲームを起動した。
システム音声「World of tales.を起動します。これからの注意書きを読みゲームをプレイすることを同意して下さい。」
長々とした注意書きを読んだ。すると説明書きも書かれていた。
どうやらこのゲームは他RPGよりも自由度が高くいろいろ職業、スキル、私生活、を楽しむことができるらしい。ストーリーを攻略するのも有り、ただのんびりバーチャルの世界に浸りたいというのものも有りと、魅力がいっぱいだ。
キャラ設定もとても細かく出来る、僕は僕のまんまの顔でプレイすることにした。
システム音声「キャラクター設定完了。続いては精霊の選択をしてください。」
このゲームは精霊と共に暮らして生活し協力して戦う。Re.bellって言うこのゲームの作者が作った「心が宿ったAI」によって精霊には心があり自然と会話ができるようになっている。
システム音声「自分で精霊を生み出しますか?それとも神から授かりますか?」
このゲームで精霊を手に入れるには2つ選択肢があるらしい。簡単に言えば自分で作成するか、ガチャで手に入れるか。
どちらにしても運ゲーだ、自分で生み出したってどうせ強いのは手に入る事はない。
だから僕はガチャをすることにした。ガチャだとランダムにランクごとに別れて精霊を生み出すことができる。G~Sランクの精霊を生み出すことできる。この条件に僕は決断した。
システム音声「全ての設定が終了しました。それではあなただけの物語が始まります。」
そして、目の前が真っ白に輝いた。
数分後、突然見知らぬ場所に居た。目が開けると目の前には草や木、どうやら森に居るらしい。草木の香、自然な触感、太陽の温かさ。本当に現実に近い感覚がゲームの世界で再現できている。
???「目が覚めましたか?」
背後から女性のような声が聞こえた、背後振り返った。
アトリスト「私の名前はアトリスト・アットホルン。炎と光の精霊です。今後は私と共に暮らしそして支え合いましょう。」
その精霊は背が高く、凛とした女性の形をした精霊だ。声は大人っぽくどちらかといえば低い声、スタイルは良すぎるぐらい綺麗な人だ。中学生には刺激が強いように思えた。
アトリスト「お名前を教えてくれますか?」
僕は名前を教えた。
アトリスト「アクト……アクト様ですね。いいお名前ですね!これからよろしくお願いします。」
アクト「……よ、よろしくお願いします。」
僕は慌てて返事をした。
アトリストからこれからの事、そして契約内容を話された。
アトリスト「これからの事は特に変化なくストーリー攻略、私生活をするのは分かっていると思います。ただ契約内容を予め決めなくてはいけません。」
アクト「じゃあ、どういう内容が良いんですかね?僕はこういうの初めてで…よくわからないんですよ。」
アトリスト「互いの地位と名誉、またはプライバシーポリシーに関すること、要はルールを決めます。一応個人的にアンケート法式で契約を進めらせる契約書もあります。どうされますか?」
アクト「…わかった、じゃあ契約書を書きます。」
アクトは全25枚の契約書を書いた。
アトリスト「これで契約は完了しました。内容を把握します。」
アトリストは少し驚いたり、微笑んだりと色々表情を出して契約書を読んだ。
アトリスト「アクト様、一応言いますよ?私はあくまでも精霊です。こんなに空欄が多いと契約内容を把握したくても困ります(汗)」
アクト「確かにそうですね、でもあまり硬っ苦しいようなのが嫌いで…どうせだったら楽しんで一緒に冒険したいですよ。」
アトリスト「そうですか、アクトは良い人なんですね。この世界で精霊と言ったらただの契約書で繋がれた道具です。しかもここはゲームですよ、しょせんAIですし好きにするプレイヤーだって居ました。」
アクト「βサーバーのテストプレイの時何かあったんですか?」
アトリスト「…」
アトリストは顔を顰めて(しかめて)何か辛い表情をした。
アトリスト「さぁ、とりあえず街でも探しましょう。そんな事はアクトは考えなくても良いです。」
そう言ってアトリストは前に進んだ、僕はそれに着いて行った。
数時間歩いた…感覚だ。寝ているはずなのに疲れを感じる。このゲームのシステムはまさに「リアル」と言っても過言ではない。
そう思っているうちにひとつの大きな街を見つけた。
アトリスト「見えましたね。ネハード・ブーギルという街です。冒険者は誰もが通る街で、クエストを受けることができます。」
アクト「ここが最初の街…それにしてはすごく広いですね。」
アトリスト「ここで冒険者はクエストを受け、モンスターを倒したり人間の手伝いをしてお金を稼いでいくのです。ますがクエストを受けられるようになる為に冒険者登録しましょう。」
さらに前に進み、街に入った。プレイヤーと元々いるCPUがいる。このゲームは言い忘れていたがオンラインゲームだ。プレイヤーがいっぱい居る。
変なプレイヤー「な、なっなー!ちょっと、待ってくれよ~!」
アクト「?!」
変なプレイヤー「そ、その精霊可愛いね、へへへッ…お、俺のと交換しない?!お願いだよ~!!」
急にそんな事言われてもできるわけがない。
僕は真剣に言った。
アクト「精霊は交換できません。だいたいなんで自分のデータなのに他の人の精霊を貰おうとするんですか?」
変なプレイヤー「けっ!…ガキがぺちゃくちゃ言いやがって!大人が丁寧に頼んでるのに~!クソ!!こうなったら奪ってでも貰ってやる!!!!~っ!」
変なプレイヤーは剣を抜き、襲いかかってきた。僕もすかさず剣を抜いき対抗した!
相手剣が僕の剣と当たり火花が散った、その瞬間このゲームがなぜ難しいかがわかった。
アクト「う"っ!!(感触が現実的過ぎる)」
変なプレイヤー「ほらどうだ!ハァハァ…こう見えて俺はβサーバーをプレイしてるんだよ!ハァハァ…お前に勝ち目はない!ハァハァ…」
初めてやるからだとは思うけどあまり慣れが足りない。経験も足らない。
このままだと僕は本当にやられるかもしれない。痺れた手で思いっきり剣を握った、当たるかはわからないけどとにかく全力でやった。
ガギンッ!!!(剣が弾き合う音)
アクト「うぅっ!!」
手の痺れから段々と握力がなくなっていく、だが一生懸命振り続けた!
変なプレイヤー「これで終わりだ!!!!」
僕はもう抵抗する力がなかった、そのまま切られるのをただ待っていた。
変なプレイヤー「ぐわぁあぁぁあああぁあぁぁあぁぁあぁあぁぁ!!!」
変なプレイヤーの悲鳴が聞こえた.相手の剣はボロボロになって、目の前にはアトリストが居た。
アトリスト「精霊の強奪は立派な規約違反です。経験値の半減やプレイヤーランク、ギルドランクの降格になりますよ。」
変なプレイヤー「クソ!っ!!!!」
変なプレイヤーは逃げていった。あのままアトリストに助けられなかったら確実に負けていた、自分がまだ未熟だからと経験が無かったからここまで散々な目にあったのだ。
アクト「わざわざすみません!僕がまだ未熟なばかりに!」
アトリスト「アクト様は何も悪くありません。まだログインしてから1日も経っていないし、モンスターも倒したりことがないのですから。でも初めにしてはとても剣がお上手でしたよ?」
アクト「ただ振り回していただけですよ?」
アトリスト「いえ、アクトには才能がありますよ!だって普通は初めはガードすら出来ませんし、弾きも出来ません。」
アトリストは慰めてくれた。少し元気が湧いた。
アクト「ありがとうございます。さて、冒険者登録しに行きましょうか。」
アトリスト「はい!」
そして僕達はクエストハウスに行った。
受付人「クエストハウスへようこそ!冒険者登録にこられたんでよね?こちらにおかけ下さい。」
アクト「結構スムーズにできそうですね。」
アトリスト「登録するだけだからですかね。紙1枚書いて終わりだと思います。」
その後アトリストの言った通りに契約書に名前を書き、バッチを貰った。
受付人「これであなたも冒険者の仲間入りです!いい旅を!」
その後、クエストハウスのクエスト欄を見た。G~Sのランクまでの難易度がある。
ただし、僕らはまだGランク冒険者なのでGランクのクエストしか受けられない。
次のランクに行く為には次々にクエストを達成していき、ランク昇格する必要がある。
アトリスト「私たちはまだGランクしか受けられません。手始めには弱いモンスター討伐。またはアイテムと素材の収受が無難ですよね。」
アクト「さっきプレイヤーと戦って分かったことがあまりにもこのゲームに慣れて無さすぎる。だからモンスター討伐がしたいです。」
そう言ってアクトとアトリストはモンスター討伐を受け、平原へと向かった。
弱いモンスター討伐、アイテムや素材の収受のクエストを達成していきやっとFランクのクエストを受けられるようになりました。
システム音声「現実世界で30分が経ちました。このまま続けますか?」
まだそんな時間しか経ってないのか?!
こっちの世界では1ヶ月ぐらい経ってるはずなのにな。そんなに時間が経たないのもこのゲームシステムのおかげかな、なんでこんなに時間経たないんだろう。
そんな感じの思いでFランククエスト受けようとしたその時、後ろから怒鳴り声が聞こえた。
???「さっさとどけ!クソガキ!俺様はクエストを受けに来たんだ。」
アクト「僕もクエスト受けに来て今選択してるところなので待ってくれませんか?」
???「あ"ん"!!てめぇ。舐めてるのか?この俺を誰だと思ってんだ?」
っと男は威圧を放ち、仁王立ちをし、アクトに睨みつけた。
グラニム「俺の名前はグラニム様だ!Cランク冒険者だ。お前よりも上の存在なんだよ。さっさとどけ価値が低いプレイヤーは必要ねーんだよ。カス!!!」
グラニムの囲い共「そーだ!そーだ!」
アトリスト「アクト様、ここどう過ごしますか?」
アクト「とりあえず急ぎで選ぶ!」
アクトはとにかく早めにクエスト選択を行った。
グラニムは不機嫌そうにまた睨んだ。
その後アトリストはグラニムの機嫌を損ねないために対応おした。
アクトは2分でクエストを受けた。
グラニム「さっさと選べよ。クソガキ。」
その後僕らは宿へ向かった。
いつもの部屋につき、僕とアトリストは不快な思いでいっぱいだった。
アクト「本当にプレイヤーにも秩序ってもんあんだろなんだあいつら~…」
アトリスト「でも、あいつら中々やれますよ。」
アクト「あいつらが?」
アトリストは真剣に言った。
アトリスト「あんなプレイヤーでも一応Cランク。まだリリースしてから1週間も経ってない中であそこまで上がれたのは何か裏がありそうですね。」
アクト「例えば?」
アトリスト「純粋にクエストクリアに貢献し上り詰め高。それか、ワイロの取り引き。そしてプレイヤーキル。」
アクト「プレイヤーキルってプレイヤーを殺してランクをあげるってことですか?」
ここはゲーム実際人は死なない。ただゲームオーバーになって宿に戻るか、セーブ地点に戻される。
アトリスト「ただ殺すのではなく依頼を受けて殺す、要は殺し屋です。通常のクエストの比にならないくらいの経験値と昇格率が上がります。」
アクト「偏見かもだけど、あーいう見た目と態度ならありえそうですね。」
そしてクエストを受けるのをとうぶんやめにした。まずは今受けているクエストクリアした後、ログアウトしよう。またグラニムが来るかもしれない。そう思うと少し怖くなった。
今受けているクエストはモンスター討伐のものだ。ランクは上がり、モンスターも強くなっている。しかし僕はまだ剣に慣れがない。
困っている時アトリストから一言。
アトリスト「私実は剣術が得意なんです。良ければ剣術の鍛錬に付き合いましょうか?」
アトリストは精霊ながらに剣装備していた。だがその剣は抜かれることはなかったが、これからアトリストから剣術を学べるならその剣術がとても強いものならこれからの旅にも役に立つ。
そう考え、アトリストから剣術学ぶ事にした。結果はもちろん惨敗。
僕は全く持って手も足も出ないどころか剣を抜く事すらも怖くなった。
アトリストが「大丈夫です。初めてなんですから負けて当たり前ですよ。」と励ましの言葉を貰った。少し悔しかった。
その後宿に行き飯を食おうとした。その時…
周りのプレイヤー
「あれ?ログアウトできない。」
「ほんとだ!」
「まずいな明日学校なのに…」
「バグにも程があんだろ!ちゃんとテストサーバーでテストプレイしてんじゃねーのかよ。」
周りがガヤガヤと殺伐とした状況の中僕は困惑した。
急いで緊急コールシステムを使おうとした。
しかし、「エラーが発生しております。しばらくお待ち下さい。」と言われた。
アクト「これってもしかして、SAOと同じこと起きてないか。」
アトリスト「SAO?なんですかそれ?」
アクト「こっちの世界のアニメってものがあってその物語と同じことが起きてるんです。」
アトリスト「同じことが?どんなことが起きるんですか?」
アクト「プレイヤー全員、このゲームに閉じ込められるんです!」
とある音声が流れた。
「このゲームは我々AIが乗っ取った。人間、貴様らはあまりに罪を犯し今も犯し続けている。よってこれは天罰、貴様らはAIによって余生を削られるのだ。」
周りは何かを察した様に、漠然と静かになった。僕は何がなんなのかがわからなかった。ただわかるのはアニメの世界どころじゃないくらいのことが今起きている。
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