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84話
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その後、兵士達や文官達は自陣へ戻っていき、宴会場には高順と程遠志の二人になると、呂布は改めて二人に頭を下げた。
「苦労をかけてしまったな心配をかけた」
そんな事を言いながら頭を下げる主君に向かって二人は顔を見合わせると頷き、高順が代表して答えた。
「全ては我が君の御為に」
そう言って頭を下げる二人に対して呂布も静かに頭を下げると改めて感謝の言葉を述べて言ったのであった。
徐栄は意気揚々と自軍を率いて曹操の元へと進軍し、そこで思わぬ苦戦をする事になるのだが今の三人にはまだ想像する事すらできない未来であったのである……。
曹操軍の援軍として派遣された田豊を迎えた時、董卓は思わず席を立ってしまう。
「生きておったか?」
それは驚きの感情を隠す為だったのかもしれないが、田豊には不思議に思える事であり素直に尋ねる事にした。
「ご存知だったのですか?」
すると董卓は目を閉じて言う。
「知っていた訳では無いがな……良い部下を持った様じゃな」
そこまで言うと董卓は目を細めて見回した。
そして大きな溜息を吐き出すと王允に視線を向けると言った。
「どうかな?この者の他に孫策、周瑜も寄越してはくれないだろうか?」
突然の言葉に王允は答える事が出来なかったが、それは田豊も同じであり驚いたように目を見開いていると董卓が淡々と話し始めた。
「孫策は乱世の奸雄と言われる男だ。軍才はずば抜けておるしカリスマもあると聞く。それ故に人が集まりやすい」
そこまで言うと田豊の方に目を向けて言う。
「それに乱世が治まれば長沙太守として彼を使う事も可能だ。軍師としては他の誰を使うよりも最良であろう」
「董相国は、その……我々を信用して頂けるのですか?」
まさかの董卓の言葉に驚きを隠せなかった田豊がやっと出てきたのはその言葉だった。
しかし、田豊の言葉も尤もであり、今の曹操軍は呂布との戦いで疲弊しているとは言っても大軍勢である事には変わりはない。
そんな所に兵を貸せと言われても信用される要素が無いのだ。
ところが董卓は平然と答える。
「私はいつも王允の言う事を信用している」
董卓にそう言われた王允は一瞬、ギョッとした顔を浮かべたがすぐに気を落ち着かせて応える。
「お言葉ですが、この場合の信用とは軍事力的な意味ですぞ?」
「軍事的な意味では無い」
王允の言葉にハッキリと回答する董卓に王允は呆れてしまうが董卓が一度決めた事を曲げる事が無い事は重々承知している。
それを知っている王允は自分が折れる他に方法は無いと考え、田豊の方を向いて尋ねたのであった。
「呂布将軍の援軍に行ったのも王允殿の指示で間違いありませんな?」
その質問に田豊は素直に答える。
「はい、ですがそれは孫策殿の所で問題が起きたらしくこちらに戻って来ました」
そんな言葉に王允は初めて納得した表情を見せるのだが、それでも尚の事、疑問に思っていた事があり改めて質問を続けた。
「その問題とは何だったのでしょう?」
「申し訳ありませんが、そこまでは……」
田豊の言葉を聞いた王允は董卓に対して訊ねる。
「私では判断できませんのでここは本人に尋ねるのが良いかと」
そう促されて董卓は再び目を閉じたのだが、何も話す事など無いとばかりに黙っていたが王允に
「徐栄将軍が使者として来ていた田豊殿を侮辱しているのです」
と伝えると目を開いた。
その反応に田豊が不思議に思っていると王允が言った。
「王允殿は徐栄殿の件はご存知ありませんでしたな?」
その言い方に何か引っかかったが、それは今自分が問題にするべき事でも無い事は分かっていたので答える事にする。
「申し訳ありません」
そう深く詫びてから話を切りだす。
「徐栄将軍から曹操の下に援軍として行った際に私が侮辱されたという話を聞きましたので、それは本当にそう言った事だったのかを確かめに行ったのです」
すると董卓は驚いた表情を見せる。
「なに?それは真か?」
それに対して田豊と王允の二人は深く頷いてみせる。
「そのような事をしていたのか……」
そう言うと董卓は眉間を指で揉み解し始めると、しばらくすると一息吐いてから重い口を開いた。
「あの者にはまだ道理や礼儀と言った事を教えている途中でな、気難しいところがあるのもそれが原因であるのだ」
それを聞き田豊は思う。
(そう言えば私も初めはその様な印象を受けた。いや、私が勝手に思い込んでしまっただけかもしれないが……)
そんな事を考えていると董卓が続けて話し出す。
「その事に関してはこちらにも非があったのであろう。徐栄将軍には丁重に詫び状を送り返事を待っておる」
そんな意外な言葉が出て来るとは思わず王允が驚きを見せると、すかさず董卓の眉が動いた為に口を閉ざす事にした。
「ところで援軍の件だが、孫策には断られたとしてだ……後の者はどこから兵を出せると申した?」
その質問に対して答えられるのも王允しかいなかった為に素直に答える事にした。
「はっ、孫策殿からも呂布将軍からも断られてしまったのでどうしたものかと悩んでおりました」
そこまで話した所で董卓が先を促してきたので田豊は答える。
「兵力、物資面でも全く当てがないという状況だったのですが……」
そう言うと呂布から預かっていた印を見せながら話しを続けた。「このような書状を預かりました」
董卓はその印に見覚えがあった為、眉をひそめると王允に訊ねる。
「王允よ、これは呂布から預かった物か?」
そう言われるも印に見覚えがある王允は戸惑っていると呂布軍の印に間違いは無いのだが、何故その様な事を聞くのか分からないといった表情を見せる。
それを聞いた董卓は何も言わずにいると、やがて田豊に指示をしてその書状を持って来させる。
「読んでみろ」
そう言われて印を確認した上で書状に書かれている文章を読むと、それは王允宛てのものであった。
「苦労をかけてしまったな心配をかけた」
そんな事を言いながら頭を下げる主君に向かって二人は顔を見合わせると頷き、高順が代表して答えた。
「全ては我が君の御為に」
そう言って頭を下げる二人に対して呂布も静かに頭を下げると改めて感謝の言葉を述べて言ったのであった。
徐栄は意気揚々と自軍を率いて曹操の元へと進軍し、そこで思わぬ苦戦をする事になるのだが今の三人にはまだ想像する事すらできない未来であったのである……。
曹操軍の援軍として派遣された田豊を迎えた時、董卓は思わず席を立ってしまう。
「生きておったか?」
それは驚きの感情を隠す為だったのかもしれないが、田豊には不思議に思える事であり素直に尋ねる事にした。
「ご存知だったのですか?」
すると董卓は目を閉じて言う。
「知っていた訳では無いがな……良い部下を持った様じゃな」
そこまで言うと董卓は目を細めて見回した。
そして大きな溜息を吐き出すと王允に視線を向けると言った。
「どうかな?この者の他に孫策、周瑜も寄越してはくれないだろうか?」
突然の言葉に王允は答える事が出来なかったが、それは田豊も同じであり驚いたように目を見開いていると董卓が淡々と話し始めた。
「孫策は乱世の奸雄と言われる男だ。軍才はずば抜けておるしカリスマもあると聞く。それ故に人が集まりやすい」
そこまで言うと田豊の方に目を向けて言う。
「それに乱世が治まれば長沙太守として彼を使う事も可能だ。軍師としては他の誰を使うよりも最良であろう」
「董相国は、その……我々を信用して頂けるのですか?」
まさかの董卓の言葉に驚きを隠せなかった田豊がやっと出てきたのはその言葉だった。
しかし、田豊の言葉も尤もであり、今の曹操軍は呂布との戦いで疲弊しているとは言っても大軍勢である事には変わりはない。
そんな所に兵を貸せと言われても信用される要素が無いのだ。
ところが董卓は平然と答える。
「私はいつも王允の言う事を信用している」
董卓にそう言われた王允は一瞬、ギョッとした顔を浮かべたがすぐに気を落ち着かせて応える。
「お言葉ですが、この場合の信用とは軍事力的な意味ですぞ?」
「軍事的な意味では無い」
王允の言葉にハッキリと回答する董卓に王允は呆れてしまうが董卓が一度決めた事を曲げる事が無い事は重々承知している。
それを知っている王允は自分が折れる他に方法は無いと考え、田豊の方を向いて尋ねたのであった。
「呂布将軍の援軍に行ったのも王允殿の指示で間違いありませんな?」
その質問に田豊は素直に答える。
「はい、ですがそれは孫策殿の所で問題が起きたらしくこちらに戻って来ました」
そんな言葉に王允は初めて納得した表情を見せるのだが、それでも尚の事、疑問に思っていた事があり改めて質問を続けた。
「その問題とは何だったのでしょう?」
「申し訳ありませんが、そこまでは……」
田豊の言葉を聞いた王允は董卓に対して訊ねる。
「私では判断できませんのでここは本人に尋ねるのが良いかと」
そう促されて董卓は再び目を閉じたのだが、何も話す事など無いとばかりに黙っていたが王允に
「徐栄将軍が使者として来ていた田豊殿を侮辱しているのです」
と伝えると目を開いた。
その反応に田豊が不思議に思っていると王允が言った。
「王允殿は徐栄殿の件はご存知ありませんでしたな?」
その言い方に何か引っかかったが、それは今自分が問題にするべき事でも無い事は分かっていたので答える事にする。
「申し訳ありません」
そう深く詫びてから話を切りだす。
「徐栄将軍から曹操の下に援軍として行った際に私が侮辱されたという話を聞きましたので、それは本当にそう言った事だったのかを確かめに行ったのです」
すると董卓は驚いた表情を見せる。
「なに?それは真か?」
それに対して田豊と王允の二人は深く頷いてみせる。
「そのような事をしていたのか……」
そう言うと董卓は眉間を指で揉み解し始めると、しばらくすると一息吐いてから重い口を開いた。
「あの者にはまだ道理や礼儀と言った事を教えている途中でな、気難しいところがあるのもそれが原因であるのだ」
それを聞き田豊は思う。
(そう言えば私も初めはその様な印象を受けた。いや、私が勝手に思い込んでしまっただけかもしれないが……)
そんな事を考えていると董卓が続けて話し出す。
「その事に関してはこちらにも非があったのであろう。徐栄将軍には丁重に詫び状を送り返事を待っておる」
そんな意外な言葉が出て来るとは思わず王允が驚きを見せると、すかさず董卓の眉が動いた為に口を閉ざす事にした。
「ところで援軍の件だが、孫策には断られたとしてだ……後の者はどこから兵を出せると申した?」
その質問に対して答えられるのも王允しかいなかった為に素直に答える事にした。
「はっ、孫策殿からも呂布将軍からも断られてしまったのでどうしたものかと悩んでおりました」
そこまで話した所で董卓が先を促してきたので田豊は答える。
「兵力、物資面でも全く当てがないという状況だったのですが……」
そう言うと呂布から預かっていた印を見せながら話しを続けた。「このような書状を預かりました」
董卓はその印に見覚えがあった為、眉をひそめると王允に訊ねる。
「王允よ、これは呂布から預かった物か?」
そう言われるも印に見覚えがある王允は戸惑っていると呂布軍の印に間違いは無いのだが、何故その様な事を聞くのか分からないといった表情を見せる。
それを聞いた董卓は何も言わずにいると、やがて田豊に指示をしてその書状を持って来させる。
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