異世界でコンビニ経営したらなんか騎士様やら魔物やらも買い物にきた!?

みなと劉

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第七十九話:魔物のポイントカード争奪戦

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ある日の夕方、コンビニには騎士様や魔物たちが集まり、店内は賑やかだった。店長はレジに立ちつつ、今日も忙しい一日だとため息をついた。

「ポイントカードの特典はすごい!」と、オークのガーランドが興奮気味に話している。彼は最近、コンビニのポイントを貯めて得た限定グッズに夢中だったのだ。

そんなガーランドの話を聞きつけて、インキュバスのシルフィスが横から声をかけた。「ガーランド、そのグッズって『魔界プリン』の特製スプーンセットのことか?俺も狙ってるんだが、ポイントがあと5点足りなくてな…」

すると、魔力溢れる雰囲気をまとったヴァンパイアのヴラッドが現れ、「フフ、ポイントなんて一気に貯めればいい。特売の日にまとめ買いするんだ」と上から目線で語り始めた。

店長はこの流れを見て、内心ドキドキしていた。「これ、また何か騒ぎになるんじゃ…」と思っていると、案の定、ポイントカードを巡って魔物たちの争奪戦が勃発した。

「そのポイントは俺のものだ!」、「いや、私が先に貯める!」と、魔物たちがカードを手に店内を駆け巡る。商品棚が揺れ、カップ麺が一斉に倒れそうになる。

慌てた店長は、冷静さを保ちながらマイクを取ってアナウンスした。「お客様、ポイントカードの争奪はご遠慮ください。ルールを守ってお楽しみください!」

魔物たちは一瞬動きを止め、「す、すまん、店長…」と反省の色を見せた。そして、店内はようやくいつもの落ち着きを取り戻した。

「ポイントは平和に貯めるものだよな…」とガーランドがつぶやくと、みんなは「それな!」と笑い合い、また新しい商品を手に取ったのだった。

こうして、魔物たちのポイント争奪戦は一件落着。店長はほっと一息つきながら、「今日もコンビニは平和だな…?」と首をかしげた。

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