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第百六十七話:伝説のアイスクリーム争奪戦
しおりを挟むある日のワンダーコンビニ。店内の冷凍コーナーには、光り輝く「伝説のアイスクリーム」が新発売として並んでいた。パッケージには「一口食べれば心が涼む至福の味」と誇らしげに書かれている。
「アイスクリーム?それは夏の試練にぴったりだ!」と、入店してきたのは黄金の鎧をまとった騎士団長、アーサー卿。
「待て、そのアイスは私が狙っているんだ!」と横から声をかけてきたのは、真っ黒いマントを羽織った魔術師のグレムリン。
「なぜお前がアイスを食べるんだ、魔術師!」と、アーサー卿が叫ぶ。
「魔術の研究で火を操りすぎて、身体がずっと熱いんだよ!」とグレムリンが反論し、すぐにアイスの冷凍庫に手を伸ばす。
「そ、それならば僕だって必要だよ!」と、ちっこいドラゴンのドラゴリオが現れ、目をキラキラさせて見つめる。
その争いを見ていた店長は冷や汗をかきながら、店の放送で「お客様、お一人様一個まででお願いします!」とアナウンス。
しかし、誰もその注意を気にせず、アイスの争奪戦が始まる。騎士団長が剣を振るうと、それをグレムリンの魔法が防ぎ、氷の破片が飛び散る。
「おいおい!アイスにたどり着く前にお店が凍っちまう!」と店長が嘆くと、ドラゴリオが冷凍庫の上で小さく跳び、「いただきます!」と叫びながら、一個ゲット。
「ぐぬぬ…小さい体を活かしやがった!」と、アーサー卿とグレムリンは悔しそうに見つめる。
勝者のドラゴリオが一口食べ、「う~ん、うまい!」と大満足。
店内は結局、ほんの少し騒がしかったものの、最後はみんなでアイスを一口ずつ分け合って、夏の暑さを乗り切った。
店長はふっと微笑み、「次回は何が来ても驚かないぞ…たぶん」とつぶやいた。
次回も笑いと驚きのコンビニが待っている!
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