78 / 153
78 アキトとユウキ
しおりを挟む
『それとこれは私からのお主に送るプレゼントです』
「これは?」
『貴方にとって今後大切になっていくものです。」
【機神システム】
機神システムは特定の武器などに宿る力を解放し10~15メートル級の機械の巨人を呼び出すためのシステム。
機神とは
特定の条件の揃った者と武器または防具が心を通わせた時に発現、具現する機械巨人である。
基本名称を『エクスマキナ』という。
そして、それらを超越した存在は『デウスエクスマキナ』という
(なるほど……過去にも呼び出した方はいるのかな?)
『(はい、過去にこの機神システムでエクスマキナ及びデウスエクスマキナを呼び出した者は『ユウキ・ルヴァン』という方だそうです。)』
(へぇ、でもその人はもういない存在なんだよな?)
『(いえ、それが……)』
『そろそろ出てもいい頃合だと思うけど……どうかな?アーガス?』
『ちょ、ユウキ様!?』
「え?」
後ろを振り向くと可愛い女性がいたので挨拶をする事にした。
「あ、僕はアキト。アキト・オミンクレイといいます」
「あ、俺はユウキ。ユウキ・ルヴァンだ……にしても
ルシフェル様?俺という存在があるのになんでアキトくんとエッチなことしちゃう訳?」
(ユウキ様は……女性?だよな??)
するとルシフェルは
「ユウキ……久しぶりだな……500年振りか?」
(ご!?500!?え!?一体いくつなんだこの人)
「あ、俺の事いま『女性』って思っただろ!?……俺男だからな!」
(え!?男なの!?……女の人にしか)
「昔から俺……女に見える……女なんだろ?……って『人間』の頃から言われていたんだよ。いまは俺は『神様』だけどね」
(うえ!?神様なの?)
「ふふ……お主は変わらんな相変わらず」
「ルシフェル様それ……褒めてるの?それとアキトと性行為したこと……俺怒ってるからね。俺は」
「我の『嫁』だから」
「分かってんじゃん!ルシフェル・ラファーガ!!……たくっ」
(嫁!?男なのに)
「男なのに嫁……俺……とんでもない光景を見ているような」
グラウディウスがいう。
「なぁにいってる?お前だってアキトの『恋人』だろうが?グラウディウスくん」
ユウキが言うのでグラウディウスは押し黙る。
「まあ、それはいいとして
俺が来た理由は機神システムと今後俺もお前について行くことにしたから
なんでって?」
こくりと皆が頷く
「俺は機神を呼び出せるしルシフェル様も呼び出せるんだよ」
「うむ」
「「「「「「ええ!?」」」」」」
ユウキとルシフェル以外の全員が声を出す。
「それと呼び出せるやつはまだいるけどそいつらとはまだ会うことは出来ない」
(何人いるんだ)
「ところでなんで機神システムを『アーガス様』はいま僕に解放させたのです?」
「実は異世界の脅威が迫っていると言ったはずです。その異世界は機械巨人を主体に使うのです」
「それで機神システムの出番というわけ……もう使わなくていいと思ったんだけどなぁ」
「そうも言っていられません」
「それって昔もあったのですか?」
僕が言うと
ユウキさんが
「いまから800年前、俺はこの世界アドクリフの第14代目主神だったんだ。
その頃に1度異世界の脅威は起こった。
異世界『ルドアルド』という世界から沢山の機械巨人所謂機神エクスマキナの大襲来が起こったんだ。」
「あ、それ、、俺魔界にいた頃に勉強しました。第1世界から第19世界までを巻き込んだ戦いがあったと」
「それが当時俺が主神だった頃に起こった異世界の脅威だ。
まさかまた起こる可能性があるとは思わなかったがな」
「、、。なるほど、、。わかりました。ユウキさん……ルシフェルさん……共に世界を驚異から救いましょう」
「え?」
「どうしたの?グラウディウス?」
「800年前と言うと俺の親父が丁度魔界七将だったころの主神様なのです!?」
グラウディウスが言う。
「んー?お前に似てるって言うと『エルボルグ』か?」
「あ、俺の親父の名前」
「あー、やっぱ風貌似てるから『エルボルグ』が若くなったのかと思ったが親子だったか」
「はいそうです!まさかユウキ殿も『機神』を?」
「そうだ。ちょっとあいつを呼び出すから…………こい!……『デュランダル』!」
ユウキがそう叫ぶとどこからともなく一振の剣が現れ
そして光り輝く。光を収まるとそこには紅い髪をした身長の高い男がいた。
「えと?どちら様?」
「ん?俺か?俺はユウキの物だ」
「お前なぁ!前にオーディン様に言ったのと同じこと言ってどうすんの?……あー、コイツ『デュランダル』、俺のデウスエクスマキナを呼び出すための武器なんだわ」
「人間が武器!?」
「いや、コイツは元々武器でな……それが俺を好きすぎて『人間体』になったらしい」
「ちなみに俺は過去にユウキとヤッてる」
どやぁする
ばしんと頭を平手打ちされるデュランダル。
「いてーなユウキ」
「いてーなユウキじゃねーよ」
その光景を唖然として見るしかないアキトにグラウディウス、アキゾメトル、ルディア、リクセル、ナレッジ。
「ふふふ……相変わらずだ」
と、微笑むルシフェル。
(ユウキ様……なんか微笑ましいなぁ)
神威の遺跡から外へ出る。
神威の遺跡の番人は
最初より人が増えてることに驚く。
「増えてません?」
「あ、中で仲間になった」
「あたしは『破壊神ナレッジ・ディナーレ』っていうの」
「金色の破壊神様!?」
「あ、そう呼ばれていた頃が懐かしいわね」
「我はルシフェル・ラファーガである。アキトは我の主なり」
「ちょ!?救世主ユウキ様の側にいたあのルシフェル様!?」
「そうだ」
「で?そちらの可愛い女性は?」
辺りを見るが可愛い女性なんていない。
「まさか俺じゃねーだろな!?俺は男だ。それと俺はユウキ!ユウキ・ルヴァンだ。」
「救世主ユウキ様!?」
「おうよ!」
見た目は女性だけど中身完全男だし。
「なんか失礼なこと言われた感じするんだが?」
(どき!?、、感が鋭くて適わない)
「これは?」
『貴方にとって今後大切になっていくものです。」
【機神システム】
機神システムは特定の武器などに宿る力を解放し10~15メートル級の機械の巨人を呼び出すためのシステム。
機神とは
特定の条件の揃った者と武器または防具が心を通わせた時に発現、具現する機械巨人である。
基本名称を『エクスマキナ』という。
そして、それらを超越した存在は『デウスエクスマキナ』という
(なるほど……過去にも呼び出した方はいるのかな?)
『(はい、過去にこの機神システムでエクスマキナ及びデウスエクスマキナを呼び出した者は『ユウキ・ルヴァン』という方だそうです。)』
(へぇ、でもその人はもういない存在なんだよな?)
『(いえ、それが……)』
『そろそろ出てもいい頃合だと思うけど……どうかな?アーガス?』
『ちょ、ユウキ様!?』
「え?」
後ろを振り向くと可愛い女性がいたので挨拶をする事にした。
「あ、僕はアキト。アキト・オミンクレイといいます」
「あ、俺はユウキ。ユウキ・ルヴァンだ……にしても
ルシフェル様?俺という存在があるのになんでアキトくんとエッチなことしちゃう訳?」
(ユウキ様は……女性?だよな??)
するとルシフェルは
「ユウキ……久しぶりだな……500年振りか?」
(ご!?500!?え!?一体いくつなんだこの人)
「あ、俺の事いま『女性』って思っただろ!?……俺男だからな!」
(え!?男なの!?……女の人にしか)
「昔から俺……女に見える……女なんだろ?……って『人間』の頃から言われていたんだよ。いまは俺は『神様』だけどね」
(うえ!?神様なの?)
「ふふ……お主は変わらんな相変わらず」
「ルシフェル様それ……褒めてるの?それとアキトと性行為したこと……俺怒ってるからね。俺は」
「我の『嫁』だから」
「分かってんじゃん!ルシフェル・ラファーガ!!……たくっ」
(嫁!?男なのに)
「男なのに嫁……俺……とんでもない光景を見ているような」
グラウディウスがいう。
「なぁにいってる?お前だってアキトの『恋人』だろうが?グラウディウスくん」
ユウキが言うのでグラウディウスは押し黙る。
「まあ、それはいいとして
俺が来た理由は機神システムと今後俺もお前について行くことにしたから
なんでって?」
こくりと皆が頷く
「俺は機神を呼び出せるしルシフェル様も呼び出せるんだよ」
「うむ」
「「「「「「ええ!?」」」」」」
ユウキとルシフェル以外の全員が声を出す。
「それと呼び出せるやつはまだいるけどそいつらとはまだ会うことは出来ない」
(何人いるんだ)
「ところでなんで機神システムを『アーガス様』はいま僕に解放させたのです?」
「実は異世界の脅威が迫っていると言ったはずです。その異世界は機械巨人を主体に使うのです」
「それで機神システムの出番というわけ……もう使わなくていいと思ったんだけどなぁ」
「そうも言っていられません」
「それって昔もあったのですか?」
僕が言うと
ユウキさんが
「いまから800年前、俺はこの世界アドクリフの第14代目主神だったんだ。
その頃に1度異世界の脅威は起こった。
異世界『ルドアルド』という世界から沢山の機械巨人所謂機神エクスマキナの大襲来が起こったんだ。」
「あ、それ、、俺魔界にいた頃に勉強しました。第1世界から第19世界までを巻き込んだ戦いがあったと」
「それが当時俺が主神だった頃に起こった異世界の脅威だ。
まさかまた起こる可能性があるとは思わなかったがな」
「、、。なるほど、、。わかりました。ユウキさん……ルシフェルさん……共に世界を驚異から救いましょう」
「え?」
「どうしたの?グラウディウス?」
「800年前と言うと俺の親父が丁度魔界七将だったころの主神様なのです!?」
グラウディウスが言う。
「んー?お前に似てるって言うと『エルボルグ』か?」
「あ、俺の親父の名前」
「あー、やっぱ風貌似てるから『エルボルグ』が若くなったのかと思ったが親子だったか」
「はいそうです!まさかユウキ殿も『機神』を?」
「そうだ。ちょっとあいつを呼び出すから…………こい!……『デュランダル』!」
ユウキがそう叫ぶとどこからともなく一振の剣が現れ
そして光り輝く。光を収まるとそこには紅い髪をした身長の高い男がいた。
「えと?どちら様?」
「ん?俺か?俺はユウキの物だ」
「お前なぁ!前にオーディン様に言ったのと同じこと言ってどうすんの?……あー、コイツ『デュランダル』、俺のデウスエクスマキナを呼び出すための武器なんだわ」
「人間が武器!?」
「いや、コイツは元々武器でな……それが俺を好きすぎて『人間体』になったらしい」
「ちなみに俺は過去にユウキとヤッてる」
どやぁする
ばしんと頭を平手打ちされるデュランダル。
「いてーなユウキ」
「いてーなユウキじゃねーよ」
その光景を唖然として見るしかないアキトにグラウディウス、アキゾメトル、ルディア、リクセル、ナレッジ。
「ふふふ……相変わらずだ」
と、微笑むルシフェル。
(ユウキ様……なんか微笑ましいなぁ)
神威の遺跡から外へ出る。
神威の遺跡の番人は
最初より人が増えてることに驚く。
「増えてません?」
「あ、中で仲間になった」
「あたしは『破壊神ナレッジ・ディナーレ』っていうの」
「金色の破壊神様!?」
「あ、そう呼ばれていた頃が懐かしいわね」
「我はルシフェル・ラファーガである。アキトは我の主なり」
「ちょ!?救世主ユウキ様の側にいたあのルシフェル様!?」
「そうだ」
「で?そちらの可愛い女性は?」
辺りを見るが可愛い女性なんていない。
「まさか俺じゃねーだろな!?俺は男だ。それと俺はユウキ!ユウキ・ルヴァンだ。」
「救世主ユウキ様!?」
「おうよ!」
見た目は女性だけど中身完全男だし。
「なんか失礼なこと言われた感じするんだが?」
(どき!?、、感が鋭くて適わない)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!
石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。
クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に!
だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。
だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。
※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる