異世界で気づけば世界最強になっていた

みなと劉

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85 機神と英雄たち

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「アキトたちはまだ機神を呼び出す条件が揃っていないようですね」
「ええ、機神を呼び出す条件はいろいろと存在するのですか?」
アキトが言うとユウキが
「ああそうだ。俺はデュランダルを使えば『ルキフェルス』を呼び出せるがグングニールを使うと『ヴァルナス』を呼び出せる。エクスカリバーを使うと『アマデウス・エボルブド』を呼び出せる」
(そ、そんなに呼び出せるんですねユウキさんは)
「僕はこの時空の剣クロノスで『クロノフェーズ』を呼び出せる。それからこのマサムネを使うと『エルクーラリオ』を呼び出すことができるんだ」
ルドガーが言う。
(この人も2体も呼び出せるんだ)
「まあ、エルクーラリオはあまり呼び出したくないけどね」
「なんで!?」
ユウキさんが大声で言う。
僕もユウキさんの大声が気になる。
ルドガーさんははぁってため息をするので
「君は僕に何を求めてるんだい?」
「そりゃ!ルドガーとヤる」
「え!?ユウキさんってルシフェルさんのお嫁さんでしょ!?ルドガーさんともしてるの?」
「昔はされる側だったよ。でもエルクーラリオに乗ってるルドガーは可愛いもん。
襲いたくなっちゃう️♡」
(可愛い?たしかに綺麗系イケメンではあるけど)
「君ね説明してないでしょ」
「ん?あ!?」
「ばあか、、」
「??」
「あのね、アキトくん、、僕ねエルクーラリオに乗ると女の子になっちゃうの」
「え!?」
ルドガーさんからすごいことを聞いてしまう。
「理由は不明なんだけど女の子になるの、、それでユウキくんはその時の僕に惚れてて、、2回以上したかな」
(へ、へえ、、ユウキさんって女の子に興味あったんだ)
「なんかいま強烈に失礼なこと言われたような」
「いいえ」
話を聞くうちに
ルシフェルさんも
「我はこの誓の指輪で『カイゼルアークナイト』を呼び出せるぞ」
(ルシフェルさんまで)
「俺も呼び出せる。この剣、名前を聖剣ファルシオンと言うんだが『プラティーナ合金』で出来ているんだ。俺はこの剣で『ベルゼアーク』を呼び出すことが出来るぞ」
(ゴードンさんもなのか……ということはガブリエルさんも)
「期待に応えたいが……俺は呼び出せないぜ」
ガブリエルさんが言う。
(そうなのか)
アキトもいずれは呼び出してみたいと思っているっぽい。
『うぃーん!うぃーん』
警報が流れる
「どうした?」
「イチイバルからです。結界突破されたようです」
(やはりイチイバルだけでの維持ではさほど持たない感じなんだな)
「ユウキさんたち頼みました!」
「はい!ゼンダリム様!皆!機神を呼ぶぞ」
「「「おう!」」」
『デュランダル!』
「おう!」
デュランダルさんが剣に変化した
(本当に剣になっちゃった!?)
「本当に剣になるとは」
グラウディウスもアキトと同じことを思ったらしい。
「『デュランダル……力をいま!……!こい!デウスエクスマキナルキフェルス!』」
すると巨大な機械巨人が降臨する。
デウスエクスマキナルキフェルス
属性

この世を終焉に導くと言われる機神。
扱うもの次第で世界が終わる。
神々が作ったされる最高傑作。
全長
12メートル
重量
8t
(大きい……これがデウスエクスマキナ)
「『誓の指輪よ我に力を……来るがいい……エクスマキナカイゼルアークナイト』」
エクスマキナアイオーンが誓の指輪の覚醒により進化した姿。
神々しい程に白く輝きそして美しい翼が生えている。
全長
12メートル
重量
7t
「『時空の剣クロノス僕に力を貸して……おいで!クロノフェーズ!』」
時空の剣とルドガーが共鳴して誕生した
機神。
全長
10メートル
重量
6t
「『聖剣ファルシオン……ちょっと俺に付き合えよ……!こい!ベルゼアーク!』
聖剣ファルシオンから呼び出された機神。
その見た目はアークエンジェルを醸しだす。
全長
13メートル
重量
7t
(す、すごいユウキさんたちすごい!)
グラウディウス、エルメゾ、リクセルたちもこれには驚きを隠せない。
「俺たちは過去の英雄譚の記録で見た光景を再度見ているようだ」
と、グラウディウスとリクセルが言うので
(過去の英雄譚の記録?教えて)
『(はい、過去この世界に召喚されて英雄となったものたちが残した記録のことです。その中に過去の英雄との戦い方や 英雄が呼び出したとされる異世界の技術、道具などの記録もあるのです)』
(そうなんだ。あ!ユウキさんたちは?)
『(いまあそこにいます)』
(あ、いた)
異世界の機神とユウキさんたちの機神が対峙している所だった。
(僕も参加出来たら)
だがアキト達にはその術は無かった。
「くそ!俺たちが……俺たちにも力があれば」
グラウディウスがいう。
アキトたちは見守るしか出来なかったのだ。
『いくぞ!ルキフェルス』
剣を出し異世界の機神と戦う。
『いくぞカイゼルアークナイト……ファンネル!そしてチェンバーガン!』
ファンネルという遠隔武器を駆使してチェンバーガンというビーム兵器で異世界の機神と戦う。
『クロノフェーズ!いくよ!……ガブリエルくんは支援頼むよ』
『分かった……機体に魔術支援を行うぞ!プリズムを使用する!』
プリズムで敵の行動力などを弱らせてクロノフェーズは異世界の機神と戦う。
『いくぞ!ベルゼアーク!』
剣を出し、牽制でビーム兵器を使う
そして牽制後に異世界の機神と戦う。
ぼとなくして
異世界の機神はほぼ全滅させたくらいに
ボス機らしきものが投下されてきた。
「『あれは!?エクスマキナカルラ!』」
ゼンダリムさんが叫び出す。
(なんだ?エクスマキナカルラ?)
『(はい、エクスマキナカルラは異世界にある機械人形をコピー、量産、強化したもの。機神様と同じ強さを持っているとされますが……)』
そしてカルラは異世界の機神よりも強く機神さまと同じくらいの強さがあるとされる
(でも……何故?)
『(それはですねエクスマキナは創造者でありその世界を管理をするいわば神なのですよ)』
ユウキさんたちがその機体とやり合っていて苦戦しているようだ!そしてカルラは手強いようで
……機神の1機が大破して墜落する
「まずい!」「あれはゴードンの!」
『ベルゼアーク!』
「俺は大丈夫だ!離脱はしてる!ファルシオンも無事だ……ユウキ!あとは頼む……アイツは手強い」
カルラは手強いらしい。
(僕に力があれば……僕に……僕に!)
すると
アキトの剣
『蓮刃剣』から迸るほどの光が出る。
「これは!?」
「アキト……貴方様も……『聖剣覚醒』に目覚めたようですね」
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