異世界で気づけば世界最強になっていた

みなと劉

文字の大きさ

大中小

137 / 153

137 風呂、親戚、眷属との契

しおりを挟む

服を脱いで洗濯籠へと入れる。
久しぶりのアキトの裸にグラウディウスは鼻血が出そうになる。
「なあに？僕の裸なんて今更でしょ。一応は男だから」
「女性でもあるでしょアキト様は」
「まあ、そうだけどいいじゃん夫婦なんだからたまには一緒に入ろうよ。」
エルフェメリーは本日はユウキ宅に預けている。
髪の毛と身体を洗いっこして大きな風呂の湯船に2人で久しぶりに浸かる。
「ねえ？グラウディウス」
「なんですアキト様」
「異世界の脅威が起きてもし僕の身に何かあったらこの世界の人間達のことを頼むよ」
「ちょっと！アキト様！？」
「もしもの話だ」
「いくらなんでもそれは俺が悲しくなっちゃいます。それに」
「ルミナスとエルフェメリー」
「そうです！俺達の子供にもあまりよくありません」
「でも有り得ることだから」
「そうですけど」
グラウディウスはアキトを抱きしめる。
「アキト様俺は貴方様をどのような事があっても守ります」
「うん」
「ずっと一緒ですアキト様」
「うん、そうだね。約束するよ」
守ることが出来るか不明な約束を交わしてしまうアキト。
それから数ヶ月後
エルフェメリーが人間の年齢で約8歳になる。
ルミナスは来年4月から第三世界の神になる。
それとユウキのところのメルティムとの恋愛が発展して
来年2月に2人は結婚する。
夫婦になるのだがメルティムは第5世界の神である。
なので夫婦で会えるのは当分は年末年始のみである。
ユウキは
「いやまさかお前と親戚になるとは思わなかったな」
「僕もですよ。メルティムちゃんとルミナスが結婚とはね」
「本当だな。まあこれからは親戚であり家族としてよろしくなアキト」
「はいユウキさん」
その１ヶ月後
2人は結婚しなんと子供を授かるのだ。
出産時のみルミナスは第5世界へ行けることになる。
「ルミナス手を握ってて欲しいの」
「いいよメルティム」
メルティムは男の子を出産する。
名前は
勇気の象徴
『アポロニア』と名付ける。
『アポロニア・ルヴァン・オミンクレイ』の誕生である。
『アポロニア』とは太陽を象徴する希望に満ちた存在、天界の神から与えられた名前を貰った。
この名前はユウキが命名したのである。
そして産まれたアポロニアはユウキたち夫婦が基本面倒見る形となる。
新規神様登録をされた者は10年間は年末年始しか帰れないので
一部の例外あり
今回の場合は夏と秋に一度1週間程度帰れるようになったので
ルミナスとメルティムは里帰りでアドクリフに帰ることが出来るのである。
4月となり
ルミナスが第三世界へ向かう。
帰ってくるのは夏の8月9日から約1週間である。
メルティムも同じである。
それまではアポロニアにも夫婦間でも会えないのである。
神の座にアポロニアが付くまでの2年間はそのような形となる。
最近カグヤのシーン錬成でテレビとパソコンが一部の神にのみ与えられた。
それを使うことで世界を越えて会話などが可能なのである。
まさにカグヤは天才いや神業といえよう。
アキトは、カグヤに感謝すると
「私は笑顔のためにやっています」
と笑顔で答える。
アキトはカグヤの笑顔に顔を赤くして照れる。
カグヤはアキトに抱きついて耳元で
「アキトくん、たまには相手してもいいですよ？」
（お？ラッキーカグヤちゃんて可愛いし）
（『アキト様？』）
（う、ルナなんで少し怒ってるの？）
（『貴方様にはグラウディウス様が』）
（いいじゃんか。僕だって男なんだから）
カグヤを部屋に通すアキト。
ベッド付近まで行くとアキトはカグヤを優しく寝かせて彼女にキスをする。
ピコン
『百合キス』を取得しました。←百合！？
『女が女と』を取得しました。←いやいや僕は男。
『女の部分があることを自覚してないおバカさん』を取得しました。←あ？
「カグヤちゃん、、いいの？」
カグヤの胸を軽く揉むアキト。
「ぁ、ん、、はい、アキトくんと一度してみたかったので」
「僕は男であり女でもある。それでも君は僕のことを認識してくれる？さっきステータス見ちゃったんだけどカグヤちゃんは僕の眷属になってるから」
そこまで言うとカグヤはアキトの唇を指で押さえる。
「それもひっくるめてですよアキトくん」
「それは例えば僕の子を成してしまったとしても？」
アキトの眷属ならアキトの子を成してしまう危険性が極めて高い。
「それなら私は貴方の子を産みますよ」
がちゃりとそこで部屋の扉が開いてしまう。
グラウディウスは2人のやり取りを見てしまった。
「あ、あ、アキト様！？カグヤ様！？」
「「あ」」
まだ胸揉みとキスまでしかしてないけどこれからしようとしてる行為は分かったらしく
「貴方様は、、」
「だって！僕だって男なんだよ女の子としたくなるよ」
「女の子、、嬉しい」
カグヤはいままで自分を研究者とかとしか見てくれなかったらしくかなり嬉しそうにしている。
ピコン
『極限女の子たらしその名はアキト』を取得しました。←え！？
『女の子たらし』を取得しました。
カグヤがアキトの股間を触り出す。
「ひゃ！？カグヤちゃん！？」
触り方が気持ちよくアキトの陰茎が勃ち上がってしまう。
「アキト様気持ちよさそうですね。俺もアキト様を気持ちよくしてあげますよ」
首筋を舐めてくるグラウディウス。
「あ、、んや、、あ！？、、カグヤちゃん！？」
スボンのファスナーを下ろして勃ち上がったアキトの陰茎を口に含む。

しおりを挟む