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七十六話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
七十六話 前回までのあらすじ お泊まり館で食事をしている途中、勇者が甘えてくるため少しエッチなことをした。
「おはよう」
「……うん……おはよう」
「朝ごはんを食べに行くか」
「そうだね……」
食堂へ行くとそこには村長ともう一人の男が座っていた。
「お待ちしておりました」
「どうも」
「早速ですが出発の準備ができております」
「わかりました」
荷物をまとめて外に出る。すると村人達が見送りに来てくれた。
「お気をつけて」
「行ってらっしゃいませ」
「いってきます」
馬車に乗り込んで出発する。
「お兄さん達のおかげで助かったよ」
「そう言って貰えると嬉しいですね」
「ところであんたらはどこへ向かっているんだい?」
「カースト洞窟という所です」
「おぉ、あそこかい」
「何かあるんですか?」
「あそこは昔からオーガが住んでいてな前は人に対してそこまで襲うとかもなかったんだが最近になって人にも襲うようになったんだよ」
「なるほど」
「まあ、頑張ってくれよ」
「はい!」
七十六話完
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