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百ニ十話

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完最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百ニ十話
「勇者……」
「……ん?なんだ?」
「いや、さっきからぼーっとしてるなと思ってな」
「ナイト…ごめん」
「謝ることじゃないよ。でも、何かあったのか?」
「実は……」
勇者は自分の身におこったことをナイトに話した。
「なるほど……」
「うん……」
「勇者?今日はこの後都合いいか?」
「なんで?」
「久しぶりに…その…なんだ……お前としたくてな」
勇者は顔を真っ赤にする
「ばっ……馬鹿野郎!そういう意味で言ったんじゃねぇ!ただ単に訓練したいだけだ!」
「わかってるよ。で、どうかな?」
「別に良いぞ。俺もそのつもりだったし。」
「そうか……なら、早速行くか」
「ああ。」
二人は宿屋を出る。
外に出るとあることに気がついた。
「あれ?カグラがいない」
「だからそのカグラってのは誰のことなんだ?」
「先にギルドに行ったのかな」
「いやだからな」
勇者達はギルドに向かった。
でもカグラはいなかった。
百ニ十話完
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